【完結】理想の美女7人に愛される生活。ベーシックインカムで儲けた「カセイダード王国」に移住して正解でした。

サアロフィア

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第27章 アリムの無理とクラスター制度

171 二重人格制御者とは

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2023年8月28日(月) 19:14

宝物庫の準備室前の空いたスペースに、真々美、冬香、オルア、アリムが戻ってきた。

アリムは顔を真っ赤にしていた。
真々美、冬香、オルアは、満腹感を感じている様子だった。

絵美、シュウピン、メラニィ、セーラ こころの声
『あれ? 逆に食べられちゃったの?』x4

☆ ひとことで言うと、アリム様のタイムリバイバルが早まったので、御三方がアリム様の餌食、いいえ、アリム様の慈しみを受け止めて欲しいのです。

☆ 168 アリムのタイムリバイバル

アリム
「ご心配お掛けしました。
 待っててくれて、ありがとうございます。」

絵美
「おかえりなさい。
 アリムさん、わたしたちのために頑張ってくれて、とてもうれしいわ。
 でも、無理はしないでね。

 いいえ、明日に伸ばせる話を、
「明日にしましょう。」
と止められなかったワタシに責めがあるわ。」

シュウピン
「それでしたら、わたしも同じです。
 アリム様、待てなかったワタシをお許しください。」

シュウピンは、45度のお辞儀をして不手際を詫びた。

アリム
「いえ、シュウピンさん、あたまを上げてください。
 自分自身の限界を読めなかったボクにも責任が有ります。」

アリムは、いつもの高い声を出していた。

シュウピン
「アリム様、お言葉ありがとうございます。
 ですが、シュウピンと呼び捨てで呼んでくださいませんか?
 さん付けで距離を置かれると、悲しくなります。」

アリム
「シュウピン、そんなふうに思わないで。
 ボクの人生には、女性の名前を呼び捨てにする機会は無かったんだ。
 さん付けで、名前を呼べる関係がボクの人生の中で、ベストだったというだけだから。」

シュウピン
「アリム様、優しいお言葉、ありがとうございます。」

絵美
「途中で抜けていた4人に話のあらすじを説明するわね。

 クラスター制度にある、トラスファーとシフターについての説明を、スリーカーさんから受けるところよ。
 良いタイミングで戻ってきたわ。」

↓ 左側の表、見出し「男性」の列2行目 Trasfer が、トラスファーです。
↓ 左側の表、見出し「女性」の列2行目 Shifter が、シフターです。



冬香
「その情報を教えてもらえるのですか?」

絵美
「ええ、そうよ。
 冬香さんは、そんなに知りたかったの?」

冬香
「ええ、ものすごく知りたいです。」

☆  必要とされない情報が省略された事例は、他にもある。
☆ 
☆  例えば、クラスター制度のクラス表だが、一般向けとクラスター認定者向けの2種類がある。
☆  最高位の存在が「女神」と呼ばれ、その対に「少年」のクラスがあること。
☆  女の人のすぐ上に、「Shifter」(※1)のクラスがあること、
☆  男の子のすぐ上に、「Trasfer」(※2)のクラスがあること、
☆ 
☆ (※1)
☆  栄語の Shift(交代、入れ替える)を実行する者という意味と予想するが、
☆ なにを交代するのか? 入れ替えるのか? 理解できない。
☆ 
☆ (※2)
☆  栄語の Transfer(変換)から 「n」 が抜けたタイプミスではない。
☆  カセイダード王国では、なぜか、「n」 を省くことが多い。
☆  省かれた場合、なにか特別な意味を持たせている。
☆ 
☆ 013 【挿絵】 医師(白石冬香)の検証 スリーカーなど


スリーカー
「では、ご説明します。」

真々美
「すこし待ってくれ。スリーカーさん。
 機密事項になるから、場所を移したい。」

スリーカー
「ご配慮ありがとうございます。」

シュウピン
「真々美様、机の移動を手伝います。」

真々美とシュウピンは、机を執務室に運んで行った。

冬香
「シュウピンさんは、さすがね。
 となると、わたしは、メラニィさん。
 じゃなくて、理香さん、手伝ってくれるかな?」

メラニィ(理香の転生体)
「黄花様、さん付けしないでください。
 理香はもちろん手伝います。」

冬香
「ありがとう。」

冬香とメラニィは、机を執務室に運んで行った。

オルア
「とすると、わたしは・・・」

セーラ
「オルア様、お願いします。」

オルア
「ありがとう。」

オルアとセーラは、机を執務室に運んで行った。

アリム
「とすると、ボクは・・・」

絵美
「竜くん、よろしくね。」

アリム
「よろこんで。」

絵美
「うーん、素直ね。
 スリーカーさんは、なにも運ばなくて良いから、いっしょに付いてきてくれますか?」

スリーカー
「ええ、助かります。
 この世界では実体がないので、なにも持てませんから。」



真々美の執務室へ荷物の移動を完了させた。


 会議室。

 絵美、真々美、冬香、オルア、アリム、シュウピン、メラニィ、セーラの8人が集まっていた。
 丸いテーブルを囲んでいる。

ディスプレイの位置を、時計の12時とすれば、

スリーカーさんは、11時、

絵美は10時、
真々美は9時、
冬香は8時、
オルアは7時、

アリムは6時、

シュウピンさんは3時、
メラニィさんは4時、
セーラさんは5時

の席に座っている。


スリーカー
「多重人格者の問題は、他の人格の存在を気付いていないことにあります。

 幼少期の虐待や非常に悲しい経験などから精神を守るために、脳内の領域にパーティッションという間仕切りが発生すると言われています。

 それに対して、二重人格制御者は、2つ以上の人格が連絡を取り合っていて、協力関係に有ります。

 ここまでは大丈夫ですか?」

みんなは冬香とオルアの方を見た。

冬香
「ええ、大丈夫よ。 オルアは?」

オルア
「もちろん、大丈夫よ。 冬香。」

つづく


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