406 / 869
連載
合流②
しおりを挟む
数日後、無事にイシス達と合流。
久しぶりに走ったアリス。体調は問題ないようやね。ある程度進み、周囲に誰もいないのを確認してもらい、サブ・ドアを通り、イシス達の元に。
「イシスー?」
サブ・ドアを出るが、姿がない。どこに行ったんやろ?
「ビアンカ、ルージュ、イシスとオシリス、近くにおらん?」
『こちらにも来ているのです』
『大丈夫よ』
「そうな、良かった」
アレスがアリスにスキンシップをしている。
『妻よ、妻よ、疲れていないか? 我がそばにいるぞっ』
アリスは、あーはいはい、と言いたそう。
頭上に影が指す。見上げるとイシスだ。なんかぶら下げてる。何あれ? 黒っぽいフォルム、オルクかな? ゆっくり着地し、お座りの体勢になる。うん、いつ見ても堂々としている。オシリスは隣に着地。イシスと比較してはいけないが、小柄に見えてしまう。
『ヌシヨ』
「イシスさんや、それは?」
『オークダ』
ファンタジー。でも、イメージ的に、頭はぶたさんだけど、オルクと同じような人型だけど、かなり筋肉隆々だ。
『オークジェネラルダ。食エタモノデハナイガ、魔石ハ要ルノダロウ』
「そうやね、ありがとうイシス。晃太入れて」
「ん」
晃太がオークをアイテムボックスに入れているのを見て、聞いてみる。
「ねえ、オークって巣とか作らんよね?」
人型って、巣を作ることがあるようやし。
『作るのですね』
『作っているでしょうね。これはオークジェネラルだもの。そこそこの数がいるはずよ』
ああ、やっぱり。
オークは魔の森の奥方面に生息し、巣を形成して生活している。人間の生息圏にわざわざ出るような事はしない。なら、わざわざ巣に行かんでもいいかな。
『ソレニハイニナリカケテイル。オソラク、間ヲ置カズ、狂ウハズ』
「あー、この展開ー」
いつものパターン。だけど、ほっておけん。
仕方ない。ホークさんと相談。
「オークの巣に行く事になりそうですが、いいですか?」
「はい、構いません」
よし、許可あり。
「イシス、このオークの巣はそのまま?」
『アア、壊滅サセテクルカ?』
軽いな、元魔境のエリアボス。
「あー、姉ちゃん、わい、支援魔法で試したい事がある」
「そうな。うーん、とにかく巣に行ってみるかね。イシス、場所わかる? 案内してくれる?」
『分カッタ。飛ブト目立ツカラ歩キダ』
「分かった」
サブ・ドアを解除して、ぞろぞろと移動する。イシスが飛べば、直ぐの距離だが、歩くとなるとそうはいかない。おそらく私の歩くペースなら、1週間かかると言われて、ノワールに騎乗して進む事にした。そっちが早いし、近くに他の冒険者の皆さんいれば、このメンツが気がつかないわけないしね。
しっかり餃子の具になって、皮のホークさんに包まる。うん、安心感ー。
4時間程で到着する。う、くさかっ。イシスの案内で覗くと、さっきの黒いオークがわじゃわじゃ。しかし、オルクとあんまり区別がつかん。そっとルームに入ると、ホークさんが違いの説明をしてくれる。オークはオルクより体格が少し大きく、目がつり上がり、耳も尖っていると。確かに、よく見たらオルクの方がまだ人型って感じに見える。それにビール腹。まあ、恐いのは変わらないけどね。
『ねえね~、ひすい、やっつけるの~』
と、早く早くとせっつくように、ヒスイがすりすりしてきた。いや、あの、オークさ。気色悪くない? 強そうやし。
「うーん、ヒスイちゃんや、出来ればねえねの近くに避難してほしいんやけど」
『ぶー』
『ユイ、何を甘いことを』
ルージュが呆れたように言ってくる。
「そうかもしれんけど……………」
『これくらいの巣でどうにもならないわよ。ヒスイだけじゃない。コハクや元気達だっているんだし。私達もいるわ。魔境なら、これくらい当たり前よ』
「そ、そうな。なら、そうなんやね」
きっとルージュが正しいんやろう。だけど、ますます仔達がバトルジャンキー臭してきた。ルームのドアの前では、元気とコハクとホルスの三人衆がそわそわと待ち、以前はボス部屋の前で私をちら、ちら、と不安そうに見ていたルリとクリスもまだかまだかと待っている。
「なら、どうすると? 皆で一斉にかかるん? 晃太がスキルアップしたいみたいやけど」
『そうなのですね』
『アリスの錆び落とししたいけど』
『妻よ、妻よ、我に任せるのだ。我が全て排除してくるのだ』
『だから。アリスの錆び落としなのです』
『もう、黙ってなさい』
結局。
アリスが突っ込んで、奥の方で展開。残りが打ち漏らしがないようにする事になった。私と晃太、鷹の目の皆さんは手前で展開することになる。アリスにはアレスとビアンカが付き、私達にはルージュが着いてくれる。イシス達グリフォン飛行部隊は空から援護してくれると。
水分補給とストレッチ済み。シルフィ達のいる従魔の部屋の柵確認、よし。
そっとルームを出る。
『あくまでアリスが主体なのですよ』
『先走らないのよ』
『しかし~』
ビアンカとルージュが注意しているが、ごねるアレス。アリスが心配なんやろうね。
『モウ、オマエ、ルームニイロ』
なかなかハッキリ言うイシス。
『嫌だ嫌だ~、妻は我が守るのだ~』
ごねごね。
当のアリスは無視。オークの巣を前にしてお座りの体勢に。
その横顔が、静かに引き締まる。
『私は、アーマークイーンウルフ、牙持ちし者達の女王なり』
いつの間にかビアンカが私の側で通訳してくれる。
『光を塗りつぶし闇の力、側に控え、妾の爪を磨げ』
ルージュに通訳が変わるが内容、物騒やな。あ、アリスの足元から真っ黒なラインが浮かび上がり、身体を覆う。まるで鎧のパーツのような模様となる。
『戦闘モード 闇牙娘(ゾルフ・ダークネス)』
アリスがクラウチングスタートで突っ込んでいく。オークが振り返った瞬間、弾き飛ばされていく。あはははん、凄かあ。正に暴走車が走り抜ける。
『サア、行クゾ』
イシスが翼を広げて、飛び上がり、オシリスとホルスが続く。
『待つのだ、妻よーっ』
アレスが飛び出して行く。
『全く、世話が焼けるのです』
ビアンカも続く。
「アップ」
晃太が支援魔法を発動する。いつもなら細かくかけているが、たった一回のみ。ふわり、と暖かくなる。効果はあるみたいや。
『さあ、行くわよ。ノワールは今日は発現系だけよ』
「ブルブルッ」
ノワールは不服そうだけど、ルージュの後に続く。
「わんわんっ」
「がるぅっ」
元気とコハクが飛び出していき、三人娘も続く。
私はフライパンを握りしめた。
久しぶりに走ったアリス。体調は問題ないようやね。ある程度進み、周囲に誰もいないのを確認してもらい、サブ・ドアを通り、イシス達の元に。
「イシスー?」
サブ・ドアを出るが、姿がない。どこに行ったんやろ?
「ビアンカ、ルージュ、イシスとオシリス、近くにおらん?」
『こちらにも来ているのです』
『大丈夫よ』
「そうな、良かった」
アレスがアリスにスキンシップをしている。
『妻よ、妻よ、疲れていないか? 我がそばにいるぞっ』
アリスは、あーはいはい、と言いたそう。
頭上に影が指す。見上げるとイシスだ。なんかぶら下げてる。何あれ? 黒っぽいフォルム、オルクかな? ゆっくり着地し、お座りの体勢になる。うん、いつ見ても堂々としている。オシリスは隣に着地。イシスと比較してはいけないが、小柄に見えてしまう。
『ヌシヨ』
「イシスさんや、それは?」
『オークダ』
ファンタジー。でも、イメージ的に、頭はぶたさんだけど、オルクと同じような人型だけど、かなり筋肉隆々だ。
『オークジェネラルダ。食エタモノデハナイガ、魔石ハ要ルノダロウ』
「そうやね、ありがとうイシス。晃太入れて」
「ん」
晃太がオークをアイテムボックスに入れているのを見て、聞いてみる。
「ねえ、オークって巣とか作らんよね?」
人型って、巣を作ることがあるようやし。
『作るのですね』
『作っているでしょうね。これはオークジェネラルだもの。そこそこの数がいるはずよ』
ああ、やっぱり。
オークは魔の森の奥方面に生息し、巣を形成して生活している。人間の生息圏にわざわざ出るような事はしない。なら、わざわざ巣に行かんでもいいかな。
『ソレニハイニナリカケテイル。オソラク、間ヲ置カズ、狂ウハズ』
「あー、この展開ー」
いつものパターン。だけど、ほっておけん。
仕方ない。ホークさんと相談。
「オークの巣に行く事になりそうですが、いいですか?」
「はい、構いません」
よし、許可あり。
「イシス、このオークの巣はそのまま?」
『アア、壊滅サセテクルカ?』
軽いな、元魔境のエリアボス。
「あー、姉ちゃん、わい、支援魔法で試したい事がある」
「そうな。うーん、とにかく巣に行ってみるかね。イシス、場所わかる? 案内してくれる?」
『分カッタ。飛ブト目立ツカラ歩キダ』
「分かった」
サブ・ドアを解除して、ぞろぞろと移動する。イシスが飛べば、直ぐの距離だが、歩くとなるとそうはいかない。おそらく私の歩くペースなら、1週間かかると言われて、ノワールに騎乗して進む事にした。そっちが早いし、近くに他の冒険者の皆さんいれば、このメンツが気がつかないわけないしね。
しっかり餃子の具になって、皮のホークさんに包まる。うん、安心感ー。
4時間程で到着する。う、くさかっ。イシスの案内で覗くと、さっきの黒いオークがわじゃわじゃ。しかし、オルクとあんまり区別がつかん。そっとルームに入ると、ホークさんが違いの説明をしてくれる。オークはオルクより体格が少し大きく、目がつり上がり、耳も尖っていると。確かに、よく見たらオルクの方がまだ人型って感じに見える。それにビール腹。まあ、恐いのは変わらないけどね。
『ねえね~、ひすい、やっつけるの~』
と、早く早くとせっつくように、ヒスイがすりすりしてきた。いや、あの、オークさ。気色悪くない? 強そうやし。
「うーん、ヒスイちゃんや、出来ればねえねの近くに避難してほしいんやけど」
『ぶー』
『ユイ、何を甘いことを』
ルージュが呆れたように言ってくる。
「そうかもしれんけど……………」
『これくらいの巣でどうにもならないわよ。ヒスイだけじゃない。コハクや元気達だっているんだし。私達もいるわ。魔境なら、これくらい当たり前よ』
「そ、そうな。なら、そうなんやね」
きっとルージュが正しいんやろう。だけど、ますます仔達がバトルジャンキー臭してきた。ルームのドアの前では、元気とコハクとホルスの三人衆がそわそわと待ち、以前はボス部屋の前で私をちら、ちら、と不安そうに見ていたルリとクリスもまだかまだかと待っている。
「なら、どうすると? 皆で一斉にかかるん? 晃太がスキルアップしたいみたいやけど」
『そうなのですね』
『アリスの錆び落とししたいけど』
『妻よ、妻よ、我に任せるのだ。我が全て排除してくるのだ』
『だから。アリスの錆び落としなのです』
『もう、黙ってなさい』
結局。
アリスが突っ込んで、奥の方で展開。残りが打ち漏らしがないようにする事になった。私と晃太、鷹の目の皆さんは手前で展開することになる。アリスにはアレスとビアンカが付き、私達にはルージュが着いてくれる。イシス達グリフォン飛行部隊は空から援護してくれると。
水分補給とストレッチ済み。シルフィ達のいる従魔の部屋の柵確認、よし。
そっとルームを出る。
『あくまでアリスが主体なのですよ』
『先走らないのよ』
『しかし~』
ビアンカとルージュが注意しているが、ごねるアレス。アリスが心配なんやろうね。
『モウ、オマエ、ルームニイロ』
なかなかハッキリ言うイシス。
『嫌だ嫌だ~、妻は我が守るのだ~』
ごねごね。
当のアリスは無視。オークの巣を前にしてお座りの体勢に。
その横顔が、静かに引き締まる。
『私は、アーマークイーンウルフ、牙持ちし者達の女王なり』
いつの間にかビアンカが私の側で通訳してくれる。
『光を塗りつぶし闇の力、側に控え、妾の爪を磨げ』
ルージュに通訳が変わるが内容、物騒やな。あ、アリスの足元から真っ黒なラインが浮かび上がり、身体を覆う。まるで鎧のパーツのような模様となる。
『戦闘モード 闇牙娘(ゾルフ・ダークネス)』
アリスがクラウチングスタートで突っ込んでいく。オークが振り返った瞬間、弾き飛ばされていく。あはははん、凄かあ。正に暴走車が走り抜ける。
『サア、行クゾ』
イシスが翼を広げて、飛び上がり、オシリスとホルスが続く。
『待つのだ、妻よーっ』
アレスが飛び出して行く。
『全く、世話が焼けるのです』
ビアンカも続く。
「アップ」
晃太が支援魔法を発動する。いつもなら細かくかけているが、たった一回のみ。ふわり、と暖かくなる。効果はあるみたいや。
『さあ、行くわよ。ノワールは今日は発現系だけよ』
「ブルブルッ」
ノワールは不服そうだけど、ルージュの後に続く。
「わんわんっ」
「がるぅっ」
元気とコハクが飛び出していき、三人娘も続く。
私はフライパンを握りしめた。
2,974
あなたにおすすめの小説
私を裏切った夫が、後悔しているようですが知りません
藤原遊
恋愛
政略結婚として、公爵家に嫁いだ私は
愛のない夫婦関係を「仕事」だと思い、正妻の役目を果たしてきた。
夫が愛人を持つことも、
その子を屋敷に迎え入れることも、黙って受け入れてきた。
けれど――
跡取りを、正妻の子ではなく愛人の子にする。
その言葉を、人前で軽く口にした瞬間。
私は悟ったのだ。
この家では、息子を守れないと。
元々、実家との間には
「嫡子以外の子は実家の跡取りにする」という取り決めがあった。
ならば話は簡単だ。
役目を終えた私は、離縁を選ぶ。
息子と共に、この家を去るだけ。
後悔しているようですが――
もう、私の知るところではありません。
恋は、母をやめてから始まる――正体を隠したまま、仮の婚約者になりました
あい
恋愛
両親を失ったあの日、
赤子の弟を抱いて家を出た少女がいた。
それが、アリア。
世間からは「若い母」と呼ばれながらも、
彼女は否定しなかった。
十六年間、弟を守るためだけに生きてきたから。
恋も未来も、すべて後回し。
けれど弟は成長し、ついに巣立つ。
「今度は、自分の人生を生きて」
その一言が、
止まっていた時間を動かした。
役目を終えた夜。
アリアは初めて、自分のために扉を開く。
向かった先は、婚姻仲介所。
愛を求めたわけではない。
ただ、このまま立ち止まりたくなかった。
――けれどその名前は、
結婚を急かされていた若き当主のもとへと届く。
これは、
十六年“母”だった女性が、
もう一度“ひとりの女”として歩き出す物語。
「君は完璧だから、放っておいても大丈夫」と笑った夫。~王宮から私が去ったあと「愛していた」と泣きついても、もう手遅れです~
水上
恋愛
「君は完璧だから、放っておいても大丈夫だ」
夫である王太子はそう笑い、泣き真似が得意な見習い令嬢ばかりを優先した。
王太子妃セシリアは、怒り狂うこともなく、静かに心を閉ざす。
「左様でございますか」
彼女は夫への期待というノイズを遮断し、離縁の準備を始めた。
「わざわざ始まるまでまたないで、今のうちに手を打ったってよくない?」
イチイ アキラ
恋愛
アスター公爵令嬢エステルは、夢をみる。それは先を映す夢。
ある日、夢をみた。
この国の未来を。
それをアルフレッド王太子に相談する。彼女を愛して止まない婚約者に。
彼は言う。
愛する君とぼくの国のためなら、未来を変えるのも仕方なくない?
聖女召喚されて『お前なんか聖女じゃない』って断罪されているけど、そんなことよりこの国が私を召喚したせいで滅びそうなのがこわい
金田のん
恋愛
自室で普通にお茶をしていたら、聖女召喚されました。
私と一緒に聖女召喚されたのは、若くてかわいい女の子。
勝手に召喚しといて「平凡顔の年増」とかいう王族の暴言はこの際、置いておこう。
なぜなら、この国・・・・私を召喚したせいで・・・・いまにも滅びそうだから・・・・・。
※小説家になろうさんにも投稿しています。
【完結】聖女になり損なった刺繍令嬢は逃亡先で幸福を知る。
みやこ嬢
恋愛
「ルーナ嬢、神聖なる聖女選定の場で不正を働くとは何事だ!」
魔法国アルケイミアでは魔力の多い貴族令嬢の中から聖女を選出し、王子の妃とするという古くからの習わしがある。
ところが、最終試験まで残ったクレモント侯爵家令嬢ルーナは不正を疑われて聖女候補から外されてしまう。聖女になり損なった失意のルーナは義兄から襲われたり高齢宰相の後妻に差し出されそうになるが、身を守るために侍女ティカと共に逃げ出した。
あてのない旅に出たルーナは、身を寄せた隣国シュベルトの街で一人の騎士と運命的な出会いをする。
【2024年3月16日完結、全58話】
白い結婚の末、離婚を選んだ公爵夫人は二度と戻らない』
鍛高譚
恋愛
白い結婚の末、「白い結婚」の末、私は冷遇され、夫は愛人を溺愛していた――ならば、もう要らないわ」
公爵令嬢 ジェニファー・ランカスター は、王弟 エドワード・クラレンス公爵 のもとへ政略結婚として嫁ぐ。
だが、その結婚生活は冷たく空虚なものだった。夫は愛人 ローザ・フィッツジェラルド に夢中になり、公爵夫人であるジェニファーは侮辱され、無視され続ける日々。
――それでも、貴族の娘は耐えなければならないの?
何の愛もなく、ただ飾り物として扱われる結婚に見切りをつけたジェニファーは 「離婚」 を決意する。
しかし、王弟であるエドワードとの離婚は容易ではない。実家のランカスター家は猛反対し、王宮の重臣たちも彼女の決断を 「公爵家の恥」 と揶揄する。
それでも、ジェニファーは負けない。弁護士と協力し、着々と準備を進めていく。
そんな折、彼女は北方の大国 ヴォルフ公国の大公、アレクサンダー・ヴォルフ と出会う。
温かく誠実な彼との交流を通じて、ジェニファーは 「本当に大切にされること」 を知る。
そして、彼女の決断は、王都の社交界に大きな波紋を呼ぶこととなる――。
「公爵夫人を手放したことを、いつか後悔しても遅いわ」
「私はもう、あなたたちの飾り人形じゃない」
離婚を巡る策略、愛人の凋落、元夫の後悔――。
そして、新たな地で手にした 「愛される結婚」。
悪役令嬢は調理場に左遷されましたが、激ウマご飯で氷の魔公爵様を餌付けしてしまったようです~「もう離さない」って、胃袋の話ですか?~
咲月ねむと
恋愛
「君のような地味な女は、王太子妃にふさわしくない。辺境の『魔公爵』のもとへ嫁げ!」
卒業パーティーで婚約破棄を突きつけられた悪役令嬢レティシア。
しかし、前世で日本人調理師だった彼女にとって、堅苦しい王妃教育から解放されることはご褒美でしかなかった。
「これで好きな料理が作れる!」
ウキウキで辺境へ向かった彼女を待っていたのは、荒れ果てた別邸と「氷の魔公爵」と恐れられるジルベール公爵。
冷酷無慈悲と噂される彼だったが――その正体は、ただの「極度の偏食家で、常に空腹で不機嫌なだけ」だった!?
レティシアが作る『肉汁溢れるハンバーグ』『とろとろオムライス』『伝説のプリン』に公爵の胃袋は即陥落。
「君の料理なしでは生きられない」
「一生そばにいてくれ」
と求愛されるが、色気より食い気のレティシアは「最高の就職先ゲット!」と勘違いして……?
一方、レティシアを追放した王太子たちは、王宮の食事が不味くなりすぎて絶望の淵に。今さら「戻ってきてくれ」と言われても、もう遅いです!
美味しいご飯で幸せを掴む、空腹厳禁の異世界クッキング・ファンタジー!
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。