423 / 824
連載
合流③
しおりを挟む
戦闘しています、ご注意ください。
私達の回りに光のリンゴが浮かび上がる。
「ダウンッ」
晃太がデバフの魔法を発動。いつもなら連発しているけど、一回のみ。多分試行錯誤しているんやろう。だけど効果あるみたいや、こちらに向かってくるオーク達の動きが緩慢になる。
そこにノワールと仔達が魔法を連発する。ホークさんは弓、マデリーンさんは火の矢、チュアンさんは土の塊。ほとんど命中している。
『元気、他の属性魔法を使いなさいっ』
「わんわんっ」
ルージュの指示が飛ぶ。
元気は答えるように吼えると、オークがスパスパ切れている。恐ろしか。負けじとコハクは戦闘モード。ベビージャガーパンチでオークの首がぼっきり折れてる。恐ろしか。
『ルリッ、クリスッ、精度を上げなさいッ』
「ワンワンッ」
「ワンワンッ」
ルリが水の矢、クリスは火の矢を放つ。貫通してるよ、一撃よ。恐ろしか。
『ヒスイッ、全身に魔力を流しなさいッ』
「ガルウッ」
ヒスイは緑色のラインを浮かび上がらせて、ベビージャガーパンチを放つと、スパッと首が切り飛ばされる。恐ろしかっ。
恐ろしかけど、私も頑張らんとっ。
久しぶりのフライパン。私は魔力をホークさんとマデリーンさんの指導のたまもので、全身に流すことができる。
ルージュの光のリンゴに守られての接待戦闘だけど、負傷しながらも向かってくるオークに、私はフライパンを振り抜く。
ガツンッ
手応えと供にオークが吹き飛んでいく。結構、腕に衝撃が来たっ。こりゃ、あんまり何回もできなさそうや。
『ユイッ、魔力の流れにムラがあるわよっ。もっと集中してっ、圧縮してっ』
ひーっ、鬼教官やーっ。晃太も必死にフライパンを振ってる。
奥方面のアリス達の様子は、自分が必死過ぎて分からないが、ちらっと見えた。アリスの突撃にオークがなす術なく弾き飛ばされている。さすが、アレスの伴侶になるだけある。
ホークさんは弓から剣に持ち変え、チュアンさんは槍を手にしている。マデリーンさんは魔法を駆使し、ミゲル君とエマちゃん、テオ君を援護。ノワールは風の刃を飛ばし、時々脚でオークを蹴り飛ばす。
私と晃太はひーひー言いながらフライパンを振り回す。ルージュの檄がかなり厳しいっ、ひーっ。
ほどなくして終了したけど、つ、疲れた。
「ユイさん、コウタさん、お怪我はありませんか?」
チュアンさんが心配して来てくれた。
「わ、私は大丈夫です、はい……………」
「わいも、大丈夫です」
息を整え水分補給。
アリスは大丈夫かな? あ、帰って来た。色んな液体付いてるぅ。
「アリス、怪我はないね?」
「がうぅ」
『怪我はないのですが、疲れているのです。休ませたいのです』
『妻よ、妻よ、我に寄りかかるのだ』
「ルーム開けるね」
私はルームを開けて、アリスと張り付くアレスを誘導する。従魔の部屋で水分補給後、横になるアリス。シルフィ達が、アリスにすがり付いてる。私はエマちゃんとテオ君とでアリスに付いた汚れを、わんこのウェットティッシュで拭き取る。よし、こんなもんかな。
「アレス、アリス疲れとるから、静かにね」
『わ、分かっているのだっ』
横になったアリスに、アレスはそわそわしながら、側に張り付く。
ルームを出ると、落ち着いた晃太が、魔石のあるオークを回収している。
ルージュが仔達にあれこれ指導している。
『ヌシヨ、周囲ハ問題ナイゾ』
ゆっくり着地するイシスグリフォン飛行部隊。
「ありがとうイシス」
イシスはとことこと、元気の前に。
『ビアンカノ仔ヨ、チョット来イ』
「くうん?」
なんやなんや? まるで体育館裏に呼び出された感じやけどっ。
慌てるが、イシスは元気に言う。
『オ前ガ使ウ魔法ヲ撃ッテミロ』
「くうん? わんわんっ、わんわんっ」
首を傾げたけど、元気は元気よく吼えて、イシスに魔法を披露する。
雷、風、土、氷。
元気はどうどう、見た?みたいに尻尾を振るが、イシスは無表情。
『イツ、生ンダ?』
無表情でビアンカに迫っている。
『2年前なのですよ』
困ったようにビアンカは答える。
『嘘ダッ、幼体ガコンナ複数属性、シカモ上位属性ヲッ』
『そんな事言われても困るのです。私が一番驚いているのですから』
やはり元気の属性魔法覚醒は、早すぎるようだ。グリフォンの魔法の覚醒は似たような感じだが、種族的に風属性が基本的にあるそうだ。まずそれが生後1年前後で覚醒し、成体になる5年から15歳になるまでに他の属性が覚醒するんだって。
イシスは、ふう、と息をつく。
『先々代ハ、ウルフデモ飛ビ抜ケタ方ダッタ。才能ヲ受ケ継イダノダナ』
ビアンカとアレスのお父さんやね。確か、先祖返りの特殊個体のウルフ。でも、元気はフォレストガーディアンウルフなんだよね。
『それならいいのですが、元気は指導してもよく忘れているのです』
ため息をつくビアンカ。元気はへっへっ言ってる。
イシスも釣られてため息。
『魔力操作訓練ハドウナッテイル? コレニハ想像以上ノ潜在能力ガアルハズ』
『毎日やってるのですが、なかなか戦闘モードにならないのです』
『コレダケノ属性魔法ガアルノニカ?』
『そうなのです』
なんやなんや、主婦の子育て相談みたいになってきた。私には分からん。元気がほっとかれたようで寂しそうに私にすり寄って来た。
「くうーん」
「よしよし。元気の才能ばどうしたらいいか話しようとよ」
「くうん?」
「難しいかな?さ、今日はたくさん魔法使って疲れたろう? ご馳走にしようね」
「わふんっ」
ペロペロしてくる、かわいか。
魔石のあるオークを全て回収。残りはビアンカの魔法で埋めた。
「でも、なんかおかしくなる魔物多かね」
『そういう時期があるのです』
『そうね、あるわね。しばらくしたら収まるのだけど』
「理由は? 分からんの? あの蜘蛛達も関係しとらん?」
『分からないのです』
『私達はハイにならないし』
「イシスは? 心当たりはないん?」
『ウーン、蜘蛛達ニ関シテハ、確証ハナイガ、ダンジョンデハナイカ?』
「ダンジョン?」
『え? でも、あの野良ダンジョンは入り口が潰れたのです』
『他にあるの?』
イシスの説明はこうだ。
あの魔境には野良ダンジョンがある。よく、リルさんに入れられたダンジョン。スカイランの軍隊ダンジョンのように下に下るタイプのダンジョンがあったそうだ。だけど、ある日、ゲリラ豪雨による土砂崩れにより、ダンジョンの入り口が分からなくなってしまった。何年も前の話で、ビアンカとルージュは当然餓死したものと思っていた。イシスはこのダンジョンではなく別のではないかと言う。魔境は広い、どこになにがあるかなんて、完全に把握は出来ない。イシスの知らない場所で野良ダンジョンがあって、あの蜘蛛達を先導した特殊個体達はそこから出たのではないかと。その特殊個体達は、妙な魔法を使ったそうだ、精神を操作するような魔法。そんな特殊魔法を使う個体は珍しく、複数体が同じ場所には絶対に存在しない。所謂女王蜂みたいなもんかな。ダンジョンから複数体が何かしらの理由で出てきて、蜘蛛の巣を発見して、事に至ったのではないかと。ホークさん曰く、その時点で魔物の氾濫(スタンピード)だそうだ。今回は魔境内で収まっているが、もし人々が暮らす町の近くで起きたら大惨事。大型のダンジョンを抱える町は、騎士団を有する事が許されているのも、これが起きた時の為だ。で、その魔法で操られた、本来縄張りから出ない蜘蛛達が、エリアボスの間に侵入した。しかし、厄災クラスに強いイシスとアレスにはさすがに手足が出なかったようだ。特殊個体は倒されたし、ビアンカとルージュの加勢で圧倒的な不利になってようやく正気になり、撤退したのではないかと。
「なんか、恐かね。理由が分からんの」
あのオルク達も、ハイになりかけていた。もし、パーヴェルさん達が、押しきられていたら、カルーラに襲いかかっていたはず。ハイになった魔物は、餓死するか、その直前にならないと正気にならない。そのハイになる理由が分かれば、対応できると思うけど。
神様に聞いてみようかな?
私達の回りに光のリンゴが浮かび上がる。
「ダウンッ」
晃太がデバフの魔法を発動。いつもなら連発しているけど、一回のみ。多分試行錯誤しているんやろう。だけど効果あるみたいや、こちらに向かってくるオーク達の動きが緩慢になる。
そこにノワールと仔達が魔法を連発する。ホークさんは弓、マデリーンさんは火の矢、チュアンさんは土の塊。ほとんど命中している。
『元気、他の属性魔法を使いなさいっ』
「わんわんっ」
ルージュの指示が飛ぶ。
元気は答えるように吼えると、オークがスパスパ切れている。恐ろしか。負けじとコハクは戦闘モード。ベビージャガーパンチでオークの首がぼっきり折れてる。恐ろしか。
『ルリッ、クリスッ、精度を上げなさいッ』
「ワンワンッ」
「ワンワンッ」
ルリが水の矢、クリスは火の矢を放つ。貫通してるよ、一撃よ。恐ろしか。
『ヒスイッ、全身に魔力を流しなさいッ』
「ガルウッ」
ヒスイは緑色のラインを浮かび上がらせて、ベビージャガーパンチを放つと、スパッと首が切り飛ばされる。恐ろしかっ。
恐ろしかけど、私も頑張らんとっ。
久しぶりのフライパン。私は魔力をホークさんとマデリーンさんの指導のたまもので、全身に流すことができる。
ルージュの光のリンゴに守られての接待戦闘だけど、負傷しながらも向かってくるオークに、私はフライパンを振り抜く。
ガツンッ
手応えと供にオークが吹き飛んでいく。結構、腕に衝撃が来たっ。こりゃ、あんまり何回もできなさそうや。
『ユイッ、魔力の流れにムラがあるわよっ。もっと集中してっ、圧縮してっ』
ひーっ、鬼教官やーっ。晃太も必死にフライパンを振ってる。
奥方面のアリス達の様子は、自分が必死過ぎて分からないが、ちらっと見えた。アリスの突撃にオークがなす術なく弾き飛ばされている。さすが、アレスの伴侶になるだけある。
ホークさんは弓から剣に持ち変え、チュアンさんは槍を手にしている。マデリーンさんは魔法を駆使し、ミゲル君とエマちゃん、テオ君を援護。ノワールは風の刃を飛ばし、時々脚でオークを蹴り飛ばす。
私と晃太はひーひー言いながらフライパンを振り回す。ルージュの檄がかなり厳しいっ、ひーっ。
ほどなくして終了したけど、つ、疲れた。
「ユイさん、コウタさん、お怪我はありませんか?」
チュアンさんが心配して来てくれた。
「わ、私は大丈夫です、はい……………」
「わいも、大丈夫です」
息を整え水分補給。
アリスは大丈夫かな? あ、帰って来た。色んな液体付いてるぅ。
「アリス、怪我はないね?」
「がうぅ」
『怪我はないのですが、疲れているのです。休ませたいのです』
『妻よ、妻よ、我に寄りかかるのだ』
「ルーム開けるね」
私はルームを開けて、アリスと張り付くアレスを誘導する。従魔の部屋で水分補給後、横になるアリス。シルフィ達が、アリスにすがり付いてる。私はエマちゃんとテオ君とでアリスに付いた汚れを、わんこのウェットティッシュで拭き取る。よし、こんなもんかな。
「アレス、アリス疲れとるから、静かにね」
『わ、分かっているのだっ』
横になったアリスに、アレスはそわそわしながら、側に張り付く。
ルームを出ると、落ち着いた晃太が、魔石のあるオークを回収している。
ルージュが仔達にあれこれ指導している。
『ヌシヨ、周囲ハ問題ナイゾ』
ゆっくり着地するイシスグリフォン飛行部隊。
「ありがとうイシス」
イシスはとことこと、元気の前に。
『ビアンカノ仔ヨ、チョット来イ』
「くうん?」
なんやなんや? まるで体育館裏に呼び出された感じやけどっ。
慌てるが、イシスは元気に言う。
『オ前ガ使ウ魔法ヲ撃ッテミロ』
「くうん? わんわんっ、わんわんっ」
首を傾げたけど、元気は元気よく吼えて、イシスに魔法を披露する。
雷、風、土、氷。
元気はどうどう、見た?みたいに尻尾を振るが、イシスは無表情。
『イツ、生ンダ?』
無表情でビアンカに迫っている。
『2年前なのですよ』
困ったようにビアンカは答える。
『嘘ダッ、幼体ガコンナ複数属性、シカモ上位属性ヲッ』
『そんな事言われても困るのです。私が一番驚いているのですから』
やはり元気の属性魔法覚醒は、早すぎるようだ。グリフォンの魔法の覚醒は似たような感じだが、種族的に風属性が基本的にあるそうだ。まずそれが生後1年前後で覚醒し、成体になる5年から15歳になるまでに他の属性が覚醒するんだって。
イシスは、ふう、と息をつく。
『先々代ハ、ウルフデモ飛ビ抜ケタ方ダッタ。才能ヲ受ケ継イダノダナ』
ビアンカとアレスのお父さんやね。確か、先祖返りの特殊個体のウルフ。でも、元気はフォレストガーディアンウルフなんだよね。
『それならいいのですが、元気は指導してもよく忘れているのです』
ため息をつくビアンカ。元気はへっへっ言ってる。
イシスも釣られてため息。
『魔力操作訓練ハドウナッテイル? コレニハ想像以上ノ潜在能力ガアルハズ』
『毎日やってるのですが、なかなか戦闘モードにならないのです』
『コレダケノ属性魔法ガアルノニカ?』
『そうなのです』
なんやなんや、主婦の子育て相談みたいになってきた。私には分からん。元気がほっとかれたようで寂しそうに私にすり寄って来た。
「くうーん」
「よしよし。元気の才能ばどうしたらいいか話しようとよ」
「くうん?」
「難しいかな?さ、今日はたくさん魔法使って疲れたろう? ご馳走にしようね」
「わふんっ」
ペロペロしてくる、かわいか。
魔石のあるオークを全て回収。残りはビアンカの魔法で埋めた。
「でも、なんかおかしくなる魔物多かね」
『そういう時期があるのです』
『そうね、あるわね。しばらくしたら収まるのだけど』
「理由は? 分からんの? あの蜘蛛達も関係しとらん?」
『分からないのです』
『私達はハイにならないし』
「イシスは? 心当たりはないん?」
『ウーン、蜘蛛達ニ関シテハ、確証ハナイガ、ダンジョンデハナイカ?』
「ダンジョン?」
『え? でも、あの野良ダンジョンは入り口が潰れたのです』
『他にあるの?』
イシスの説明はこうだ。
あの魔境には野良ダンジョンがある。よく、リルさんに入れられたダンジョン。スカイランの軍隊ダンジョンのように下に下るタイプのダンジョンがあったそうだ。だけど、ある日、ゲリラ豪雨による土砂崩れにより、ダンジョンの入り口が分からなくなってしまった。何年も前の話で、ビアンカとルージュは当然餓死したものと思っていた。イシスはこのダンジョンではなく別のではないかと言う。魔境は広い、どこになにがあるかなんて、完全に把握は出来ない。イシスの知らない場所で野良ダンジョンがあって、あの蜘蛛達を先導した特殊個体達はそこから出たのではないかと。その特殊個体達は、妙な魔法を使ったそうだ、精神を操作するような魔法。そんな特殊魔法を使う個体は珍しく、複数体が同じ場所には絶対に存在しない。所謂女王蜂みたいなもんかな。ダンジョンから複数体が何かしらの理由で出てきて、蜘蛛の巣を発見して、事に至ったのではないかと。ホークさん曰く、その時点で魔物の氾濫(スタンピード)だそうだ。今回は魔境内で収まっているが、もし人々が暮らす町の近くで起きたら大惨事。大型のダンジョンを抱える町は、騎士団を有する事が許されているのも、これが起きた時の為だ。で、その魔法で操られた、本来縄張りから出ない蜘蛛達が、エリアボスの間に侵入した。しかし、厄災クラスに強いイシスとアレスにはさすがに手足が出なかったようだ。特殊個体は倒されたし、ビアンカとルージュの加勢で圧倒的な不利になってようやく正気になり、撤退したのではないかと。
「なんか、恐かね。理由が分からんの」
あのオルク達も、ハイになりかけていた。もし、パーヴェルさん達が、押しきられていたら、カルーラに襲いかかっていたはず。ハイになった魔物は、餓死するか、その直前にならないと正気にならない。そのハイになる理由が分かれば、対応できると思うけど。
神様に聞いてみようかな?
1,939
お気に入りに追加
7,756
あなたにおすすめの小説
【完結】家族にサヨナラ。皆様ゴキゲンヨウ。
くま
恋愛
「すまない、アデライトを愛してしまった」
「ソフィア、私の事許してくれるわよね?」
いきなり婚約破棄をする婚約者と、それが当たり前だと言い張る姉。そしてその事を家族は姉達を責めない。
「病弱なアデライトに譲ってあげなさい」と……
私は昔から家族からは二番目扱いをされていた。いや、二番目どころでもなかった。私だって、兄や姉、妹達のように愛されたかった……だけど、いつも優先されるのは他のキョウダイばかり……我慢ばかりの毎日。
「マカロン家の長男であり次期当主のジェイコブをきちんと、敬い立てなさい」
「はい、お父様、お母様」
「長女のアデライトは体が弱いのですよ。ソフィア、貴女がきちんと長女の代わりに動くのですよ」
「……はい」
「妹のアメリーはまだ幼い。お前は我慢しなさい。下の子を面倒見るのは当然なのだから」
「はい、わかりました」
パーティー、私の誕生日、どれも私だけのなんてなかった。親はいつも私以外のキョウダイばかり、
兄も姉や妹ばかり構ってばかり。姉は病弱だからと言い私に八つ当たりするばかり。妹は我儘放題。
誰も私の言葉を聞いてくれない。
誰も私を見てくれない。
そして婚約者だったオスカー様もその一人だ。病弱な姉を守ってあげたいと婚約破棄してすぐに姉と婚約をした。家族は姉を祝福していた。私に一言も…慰めもせず。
ある日、熱にうなされ誰もお見舞いにきてくれなかった時、前世を思い出す。前世の私は家族と仲良くもしており、色々と明るい性格の持ち主さん。
「……なんか、馬鹿みたいだわ!」
もう、我慢もやめよう!家族の前で良い子になるのはもうやめる!
ふるゆわ設定です。
※家族という呪縛から解き放たれ自分自身を見つめ、好きな事を見つけだすソフィアを応援して下さい!
※ざまあ話とか読むのは好きだけど書くとなると難しいので…読者様が望むような結末に納得いかないかもしれません。🙇♀️でも頑張るます。それでもよければ、どうぞ!
追加文
番外編も現在進行中です。こちらはまた別な主人公です。
巻添え召喚されたので、引きこもりスローライフを希望します!
あきづきみなと
ファンタジー
階段から女の子が降ってきた!?
資料を抱えて歩いていた紗江は、階段から飛び下りてきた転校生に巻き込まれて転倒する。気がついたらその彼女と二人、全く知らない場所にいた。
そしてその場にいた人達は、聖女を召喚したのだという。
どちらが『聖女』なのか、と問われる前に転校生の少女が声をあげる。
「私、ガンバる!」
だったら私は帰してもらえない?ダメ?
聖女の扱いを他所に、巻き込まれた紗江が『食』を元に自分の居場所を見つける話。
スローライフまでは到達しなかったよ……。
緩いざまああり。
注意
いわゆる『キラキラネーム』への苦言というか、マイナス感情の描写があります。気にされる方には申し訳ありませんが、作中人物の説明には必要と考えました。
いきなり異世界って理不尽だ!
みーか
ファンタジー
三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。
自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!
何でも奪っていく妹が森まで押しかけてきた ~今更私の言ったことを理解しても、もう遅い~
秋鷺 照
ファンタジー
「お姉さま、それちょうだい!」
妹のアリアにそう言われ奪われ続け、果ては婚約者まで奪われたロメリアは、首でも吊ろうかと思いながら森の奥深くへ歩いて行く。そうしてたどり着いてしまった森の深層には屋敷があった。
ロメリアは屋敷の主に見初められ、捕らえられてしまう。
どうやって逃げ出そう……悩んでいるところに、妹が押しかけてきた。
ぬいぐるみばかり作っていたら実家を追い出された件〜だけど作ったぬいぐるみが意志を持ったので何も不自由してません〜
望月かれん
ファンタジー
中流貴族シーラ・カロンは、ある日勘当された。理由はぬいぐるみ作りしかしないから。
戸惑いながらも少量の荷物と作りかけのぬいぐるみ1つを持って家を出たシーラは1番近い町を目指すが、その日のうちに辿り着けず野宿をすることに。
暇だったので、ぬいぐるみを完成させようと意気込み、ついに夜更けに完成させる。
疲れから眠りこけていると聞き慣れない低い声。
なんと、ぬいぐるみが喋っていた。
しかもぬいぐるみには帰りたい場所があるようで……。
天真爛漫娘✕ワケアリぬいぐるみのドタバタ冒険ファンタジー。
※この作品は小説家になろう・ノベルアップ+にも掲載しています。
【完結】間違えたなら謝ってよね! ~悔しいので羨ましがられるほど幸せになります~
綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
ファンタジー
「こんな役立たずは要らん! 捨ててこい!!」
何が起きたのか分からず、茫然とする。要らない? 捨てる? きょとんとしたまま捨てられた私は、なぜか幼くなっていた。ハイキングに行って少し道に迷っただけなのに?
後に聖女召喚で間違われたと知るが、だったら責任取って育てるなり、元に戻すなりしてよ! 謝罪のひとつもないのは、納得できない!!
負けん気の強いサラは、見返すために幸せになることを誓う。途端に幸せが舞い込み続けて? いつも笑顔のサラの周りには、聖獣達が集った。
やっぱり聖女だから戻ってくれ? 絶対にお断りします(*´艸`*)
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2022/06/22……完結
2022/03/26……アルファポリス、HOT女性向け 11位
2022/03/19……小説家になろう、異世界転生/転移(ファンタジー)日間 26位
2022/03/18……エブリスタ、トレンド(ファンタジー)1位
【完結24万pt感謝】子息の廃嫡? そんなことは家でやれ! 国には関係ないぞ!
宇水涼麻
ファンタジー
貴族達が会する場で、四人の青年が高らかに婚約解消を宣った。
そこに国王陛下が登場し、有無を言わさずそれを認めた。
慌てて否定した青年たちの親に、国王陛下は騒ぎを起こした責任として罰金を課した。その金額があまりに高額で、親たちは青年たちの廃嫡することで免れようとする。
貴族家として、これまで後継者として育ててきた者を廃嫡するのは大変な決断である。
しかし、国王陛下はそれを意味なしと袖にした。それは今回の集会に理由がある。
〰️ 〰️ 〰️
中世ヨーロッパ風の婚約破棄物語です。
完結しました。いつもありがとうございます!
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。