私が猫又族のお姫様!?

モルガナ

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3章 マジョルカ学園編

名前が決まりました

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私は懐に忍ばせていたラッピングしておいた私お手製のクッキーを取り出し彼等に差し出した。

地球にいた頃から彼等の機嫌を直すにはこれが1番なのだ。

彼等は甘いお菓子が大好きで、お菓子作りが趣味な私の試作品や創作料理などのよく試食をかってでてくれた。

ナツメはただ彼等が甘いお菓子が好きだとしか思っていないが、彼等的には好きな女の子が作った手作りお菓子が好きで、他の野郎達に食べられるのが嫌だったのだ。

だからバレンタインでもナツメは女友達に渡す友チョコ以外は彼等の口車に乗せられて2人のチョコしか作らなかった。


その為バレンタイン時は、ナツメから貰ったチョコしか受け取らない2人にチョコを貰って羨ましがる男子とチョコを渡せず悔しがりながらも、自分達が姫(ナツメ)を慕うナイト達(雹、霙)から選ばれないのは当然で美男美女の3人がお似合いだと思われていた。



「入寮する際にレオナに調理器具やお菓子作りの材料を密かに運びこんでもらったの。

まだ6歳だからか姫という立場だからか両親やメイド、料理長達が調理場に入れてくれなくて…

私はお菓子作りが趣味なのに困ったけど、レオナがいてくれて助かったわ。というわけで、はい!早速作って来ました。チョコチップクッキーにしてみたよ2人ともチョコ好きでしょ?」

と地球にいた頃から慣れ親しんだ、彼女のお手製クッキーを手に入れた俺達は


『おぉ!物に釣られたわけじゃないけどお前のクッキー上手いんだよな!うんっ、やっぱうめー』

とサクサクの食感とクッキーの甘み、チョコチップの弱化の苦手のバランスが絶妙だった。


【ちょっと雹ばっかり食べないでよね!僕にも食べさせて…パクッ  うん、いつものナツメの味だね美味しいよナツメまた料理の腕あげたんじゃない?】


「ふふっ、ありがとう!」



とじっと誰かに見られている視線を辿れば、フェンリルとユニコーンが目をキラキラとさせクッキーを欲しがり、クッキーの香りを察知したカーバンクルとサラマンダーも今まで見たこともない食べ物に釣られ颯とナイト君を引き連れてこちらにやって来た。


うーむ、地球にいた頃チョコは犬とかにあげるとチョコレート中毒とかになるって聞いたし、この子達がまだ大人になって免疫力がつくまではやめておいた方がいいかも…なら彼等にはこっちをあげましょう。



《サラマンダー急にどうしたんだ?ナツメの傍から離れないが…あとナツメお前の手に持っている袋は何だ?美味そうな匂いがするが…》


<カーバンクルも急にナツメ様の元に走り出してどうしたの?ナツメ様の持っているその食べ物は何ですか?2種類あるようですが…>

とそれぞれ颯とナイト君に質問された私は

「これはチョコチップクッキーとフィナンシェだよ!どっちもクッキーと呼ばれるお菓子だよ。私の手作りなの…良かったら食べる?この子達には大人になるまでチョコはあげない方が病気にもなりにくいと思うから、チョコの入ってないフィナンシェをあげるわね」


と空間魔法使いそれぞれの彼らの身長に合わせて口元まで持っていってあげると甘い香りに我慢できなくなったのであろうパクパク食べ出した。


"美味しいわ!"

“私の好きな味です”


この光景は癒されるわね…


颯とナイト君にもチョコチップクッキーを渡すと雹と霙は、なぜか悔しげに彼等を見ていた。


私は地球にいた頃から他の男子に手作りお菓子をあげると機嫌が悪くなり2人に慣れていた為いつものことだと気にすることなくカーバンクルやサラマンダーにもフィナンシェを渡した。

"甘いお菓子初めて食べたけど美味しい"

'お、俺も…うめーーやばい手が止まらん'



《ナツメこれ美味いな!すぐにでも嫁にいけるな》


<ナツメ様美味しいです!!今まで食べたお菓子の中で1番です>


「そんなに大したものじゃないけど喜んでもらえて嬉しいな」
と笑顔で返した。

ナツメは自分に対してではなくても差別する相手や虐める相手が地球にいた頃から大嫌いな為、嫌われるのを恐れ何も言うことはなかった…


彼等の食べている姿が羨ましくなったのか綿飴やレオも

<僕(我)にも食べさせて(させろ)>と言うのでそれぞれ手渡しするとリスのように頬袋をパンパンにさせながら小さな口で一所懸命に食べる姿にまた癒された。

彼等の食べる姿を見ながら、お菓子の名前や関連した名前にしたらどうだろうかと名案が浮かんだ。


「今この子達の名前を考えていたんだけど、フェンリルの名前はキャラメリゼ、ユニコーンはショコラ、カーバンクルはメイプル、サラマンダーはジャムってどうかしら?気に入らなかったら気にせず言ってちょうだい」

と召喚獣達に聞くと

'可愛い名前ですわ'

"悪くない名前ですね"

‘気に入りました!ナツメ様’

“そ、そう呼ぶことを許してやらんでもない”

とみんなそれぞれ気に入ってくれたようだった。



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