ドSで浮気性の彼氏とドMな俺

神野犬

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第二章 依存

18話 束縛

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「琳冬、昨日どこにいた?」



帰って早々、玄関先で燈真が待ち構えていた。仁王立ちで突き刺さるような目をしている。



「え、っと…昨日は、友達とデ○ズニーに、、」


「なんで?どうして教えてくれなかったの?せっかくの休日なのに朝早くから出かけて帰りは21時すぎってさ、いくらなんでも遅いよね?

ていうか、オレとの約束破っただろ。携帯貸して」



燈真は手を出しながら言う。約束も何も燈真が勝手にそう言っているだけだろ。



「や、やだ」


「やだじゃない。早く貸して?なんなら携帯壊すよ?」


「そ、それはダメ。わかったよ、、」



俺は燈真の手の上に携帯を乗せる。燈真は容易くスマホのロックを外し、俺の携帯の中身を見る。


 
「…ほら、やっぱり連絡先交換してる。ダメだって言ったよな?

どうしてオレとの約束守れないの?」


「…友達くらい、いいじゃん。なんでそんなに束縛されなきゃいけないの?

…燈真のそういうとこ嫌い」


「は?琳冬、今嫌いって言った?なんでそんなこと言うの?オレは琳冬のことを愛してるから束縛するんだよ?琳冬に悪い虫がつかないようにしてるの。ねぇ、それでも嫌い?」


「……だって、燈真理不尽なんだもん。俺にはそうやって束縛するくせに、自分は女の子と毎日毎日遊んでばっかりじゃん。

だから、嫌い」



思ったことを素直に言うと、なんだかスッキリする。

俺は少しスカッとしたが、燈真は逆だった。



「へぇ、そう。ずっとそう思ってたんだ?躾直さないとダメかな?」


「ぇ、?痛っ…!?と、とうま?」



右手を強く掴まれ、燈真の部屋に連れ込まれる。



「……ッ」



ぽす、とベッドにダイブする。



「はぁ…本当はこんなことしたくなかったんだけど。仕方ないよね?」


「や、やだ、ごめんなさい、とうま、おれ、とぉまのことだいすきだから、、!」


「琳冬っていつも口先だけ達者だよね?

大丈夫、オレが帰ってくる頃にはもっとオレのこと大好きになってるから♡」



燈真の顔は楽しそうに歪んでいた。
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