偏食王子は食用奴隷を師匠にしました

白い靴下の猫

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46※なぶり責め

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「きうぅっ」

体力の限界を超えて完全に防御がきれた体も。サフラに弛緩した心も。事故のように襲った心臓裏からの衝撃に、当然ながら耐えられなかった。

私の体は、勝手に獣のような唸り声をあげて、なんども反り返る。

「っ。今の、なに?」

サフラは、とても驚いたようにそう聞いた。全身が搾り上げられるみたいだったから、きっと胎内も硬直して、激痛だったのがバレバレだったのだろう。
ゆっくりと引き出される楔が、胎内にこだまする苦痛を引っ掻いて、じっとして居られない。

「・・・焼き孔のあと?」

ばれた。

ユオの死因と同じ傷が、いや、傷は見えないけれど、それでも、同じ空洞が、同じ場所に開いていること。
ユオとの同化が進むにつれて、耐えがたくなっていったソレは、サフラが知りたがっていた真相を私が見つけた証でもあった。

焼き孔は、ユオが長年サフラに隠していた秘密で、サフラの心を深く傷つけた傷で、サフラの逆鱗だ。私は、この空洞が、ユオの最後、ユオの苦悩につながっていて。サフラが、正気を失う程にその真相を求めていることを知っている。

「まさか、腎臓の裏も、二つとも?」

本当に、小さな点なのに。
サフラの指は、ウエストの後ろの、苦しくてたまらない空洞の場所を、本当に微かにそよいだ。

「ううーっ」

軽い力だったのに。氷の棘が、胎内をガリガリと削り回って、悍ましい刺激が脳を締め上げ、手足の先まで震える。

とても、やり過ごせる刺激ではなく、力を入れ過ぎて真っ白になった爪で、シーツを掻きむしって苦悶した。

「・・・この場所に、傷ができたときの話をして?」

「し、知らない。傷、なんて、ない・・」

バレたとわかっていながら、そう答えたのは、見逃してくれという哀願で、甘えだったのだと思う。

冷たい沈黙が、落ちて。
サフラの怒りが、満ちてくるのがわかった。

爪をシーツに食い込ませたまま、力の抜けた私の体を、無言で引きずり上げて。
サフラの指は、いちばん最初の時のように、空洞の少し下をさわさわと撫でて、私の両腕の下に腕を巻き付けて、胸をなぶった。

「傷にピンポイントで触れなければ、気持ち良くなれるんだ?」

体が凍り付いて、とても気持ちよくなんてなれる気がしないのに。サフラの指が浅い挿入を再開して、強引な刺激を送りこんでくる。

「ねぇ、体に聞いてほしいってやつ?」

苛立った声とは裏腹に、過敏な所に触れる指は、甘えたくなる程にやさしい。
サフラのやさしさは、麻酔のようで、ぬるいお風呂のようでもあって。
氷の棘に刺されてふるえあがった体を宥めてしまう。

体からあの耐え難い不快感がおさまると、サフラは私を抱きしめた。
同時に、圧倒的な質量がねじ込まれてくる。

「う、ぐ、ひぅうっ」

耳障りな悲鳴を垂れ流しながら、身体が硬直する。
抱きしめられていなくても、きっと動けなかった。
身をよじろうとしても、入れたはずの力はすべて震えになって、動いてほしい場所には一切力が入らない。

胎内にねじ込まれた楔だけでなく、呼気だけじゃなく、サフラは、唇と舌まで使って、私の体を隅々まで嬲る。

意識がおかしな方向に逃避しようとして、混乱、しているのだと思う。耐えがたいのに、気持ちが良くて。そのたまらない感覚は、焦れたつらさを、甘い補正つきで塗りたくった。

「僕が狂う前に、答えて、ユオ」

ユオ、か。同じ呼びかけでも、私を呼ぶときと、本体のユオを呼ぶ時では、響きが違う。今は、多分、本体のユオを呼んでいる。

私が、答えるべきではない。
ユオが何を恐れたか。なぜこんなにも愛したサフラに、何も告げられなかったのか。

サフラが人の枠組みから外れること、この愛しい命が、生命樹という寂しい存在に成り果てることを、ユオが絶対に許容できなかったから。
それでも、事実を知ったが最後、サフラがその道を進むだろうから。

ユオに捨てられたサフラの傷の深さは、ユオの死を受け入れられずに生命樹へと向かう執着そのものだった。今のサフラの荒々しさ自体が、ユオの恐れが正しかった証拠で、私がサフラに答えをあげられない理由みたいなものだ。

私が何も答えないと決めたのがわかったのだろうか。
サフラの怒りが振り切れた。

唇がギュッとひきむすばれて、目に憎悪があふれて、すごく怖い顔。

「僕に秘密をもったまま、気持ちよくなれると思わないで」

柔らかな動きにあわない、低い声。

「僕の質問に答えるまで、イってる間中、傷、抉ったり掻きむしったりしながらなぶり責めにしてあげる。きっと、ひどい拷問になるよ?」

耳から送り込まれる毒のように、恐ろしい目論見をつげられて目を見開く。そんなの耐えられるはずがない。

「やだ・・」
サフラの指から逃げようとみじろいだいけれど、逆にサフラは自分の両手とも、私の足の間にもってきてしまった。

全身を使って逃げられないように私を包み込み、私より随分長い足を絡めて、私の脚をひらくと、とろとろをかき回していた指はそのままに、もう一方の手で花芯を転がしはじめた。

「んん、んんっ」

サフラの体温で私の体は暖まっていて、怖いことを沢山言われたのに、いとも簡単に気持ちいいを拾ってくる。

「ほら、早く言わないと。苦しいのと気持ちいいのが一遍に来るよ?」

「やめて・・怖い、やだ、おねがい・・」

本当に、怖かった。
いつサフラの指が滑って空洞を抉られるかと思うと、緊張が心臓を絞り上げた。

意識も、無意識も、ありったけの感覚がサフラの指先を注力して指の動きを追い、その指に触られた皮膚は、神経の束にでもなったように、与えられる刺激をのこらず拾う。

サフラはそれをよくわかっていた。
耳を、乳首を、腰のえくぼを、お臍のまわりを。
脚の付け根を、隙間の入り口を、花びらを。残酷なほど執拗に嬲る。

そして、水音が高くなると、私の懇願をあざわらうように、花芯を虐めぬいた。

「あうう。あう、うううーっ」

イってる間中、空洞を責めぬくと脅された私は、はじけそうな快感がせりあがるたびに、足先を丸め、体を揺すって必死で耐えるしかない。

サフラは、ベタベタになった手を私に見せた。

「こんなになってるのに、がまん、したいの?冷ます?氷でなぜてあげようか?」

枕元のウォータークーラーから、取り出された氷は、とけて、丸みを帯びて、やさしそうにみえたのに。

「ひゃ、ん、くぅ」

サフラの手のひらから、落ちてくるしずくは、肌に突き刺さるように冷たい。
それを花芯に花びらにと振りかけられて悩乱する。

そして
ざりざりざりっ

「ぃっ、ぎぃぃ!」

氷の、白く濁った面で、花芯をこすられたのだとわかるまで、数秒かかった。
滑らかで透明な見かけからは想像できない程きつい刺激が、花芯を噛む。

ざざっ、ざりざり

「あうっ、ああううっ」

氷が濁っているのは、小さな気泡がたくさん口を開けてるせいで、やすりで磨き込まれるような暴虐が、過敏な突起を休みなく襲った。
痺れるような冷たさが通り過ぎると、こすられた刺激で燃えるようで、とてもじっとして居られない。

息を詰めて、必死にサフラの手を抑えた。

「なあに?『尋問してください』?それとも『我慢させてください』?他は、答える一択」

抑えた手など、なんの障害にもならないとわからせるように、意地悪な氷の動かしかたをする。

ざり、ざり、ざりざり

「ぐう。うくーーっ」

そして、空いた手を私の背中にまわして、わざとらしくそよがせた。いつでも、空洞を抉れるのだと、思い知らせるように。

「いや、いや、それだけはっ。あああ、が、がまんさせて、がまんさせてぇぇ!」

涙を散らしながら、何度も叫んだ。

サフラは、自分の背中と頭の下にまくらや毛布を詰め込んで半身を起こすと、小さくなった氷を、隘路に沈めて、その上から自分の楔をぐさりと刺した。そして、圧迫感で動けない私を、自分の下腹の上に乗せたのだ。

「自分で調節できた方が、我慢しやすいよね?ああ、でも、ズルはなし。止まると虐めるよ?」

がまんさせてくれると言ったのに、楔の突き上げはきつく、乳首も花芯もギリギリと虐められる。その上、必死で快感に抗う私の腰をもって、前後にゆすりたてた。

中の楔が動くと、氷も動いて、暖められた水が、私とサフラの間を伝い、その妖しい感覚がさらに私を追い詰めていく。

「いっちゃう・・」

弱音が口をつくと、カチカチになった右の乳首を二本の指できつくつままれた。

それでも動けないでいると、右の乳首をつままれたまま、最後は脇の下だよ、とわからせるように、順番に、背中のくぼみや首を擽っていく。
我慢できなくなる寸前のくすぐったさで、体の内側も外側も、びくびくと痙攣して、サフラの楔に絡みついた。

「んんっ、んーっ」

壮絶な刺激をうけて悶える私を、サフラはさらに下からも突き上げてゆすった。
破裂寸前の快感が炙られて、もう我慢できないのだと泣き叫ぶ。

「だからなに?ほら、うごいて」

ジリジリと炙られるような責苦に耐えられずに動き始めると、乳首を虐めていたサフラの指の力は抜けて、かわりにさわさわと快感を送り込んでくる。

すっかり術中に嵌った体は、優しくされるとすぐにイキそうになるから。
何度も止まり、そのたびに突き上げと乳首の痛みで甚振られた。

「ぐちゃぐちゃだね。そんなにがまんが気持ちいい?もっとさせてあげたいけど、どうしたらいいかな。あぁ、僕を怒らせてみる?」

もう充分怒っているくせに、意味がわからない。

「簡単だよ?僕の質問に、全部、はいって答えて?」

??

「質問です、中央の、あいつ等の前で、こんな風に、助けてって、さけびましたか?」

「はい・・」

ぎりぎりっ
今までにない力で、両方の乳首がこすられた。

「ああっ」

引き延ばされた乳首が痛くて身をよじってもさけんでも、指は決して離れない。

「質問です、キルヤ様、には相談しましたか?」

「は・・・い」

ぎぎぎっ

「やっ、いたいよぉっ」

「質問です、暴漢どもに、どうされてもいいと思いましたか?」

「は、はい・・・」

ぎちぎちっ

「ぃ、あうーーっ」

「・・・うわ、痛いのも、苦しいのも、めちゃくちゃ締まるんだね。僕は、気持ちいだけだから、いいよ?いくらでも意地を張って」

しつもんです、
しつもんです
ごめんなさい、
ごめんなさい

意識が遠のくたびに、キスのように、口を合わせて、送り込まれる、借り物の気力。

「気絶なんて、させてあげない。何度でも治癒して、二度と嘘がいえなくなるまでやめないから」

意識を無理矢理保たせられるのは、壮絶な責め苦だった。

辛すぎて、体も心も、気を紛らわせられる快楽が少しでお投げ与えられれば、蜘蛛の糸に群がるようにそれを拾う。

口では許してくれと繰り返しながら、処刑者と化したサフラの指と楔に、狂ったように体を擦り付けて、あえいだ。

「ほんと、ぐちゃぐちゃ。虐められるのが好き?痛くされるのが気持ちいいの?」

言葉でも甚振られて哀しいはずなのに、せき止められて倦んだ熱が、体中を暴れ回って解放をねだる。

「あ、あ、あ、いき、たい、よ・・・」

「さっきは、すこし掠っただけで、あんな苦しんだのに?いっちゃったら、心臓の裏も腎臓の裏も、めちゃくちゃに責められるんだよ?いいの?」

そんなの、だめに、決まってる。

「答えたほうが良くない?それとも、もっと我慢させてほしい?」

恐ろしい脅しに、喉がからからに乾いて。
ひたすらに首を振ってイヤイヤを繰り返す。

「いや・・しんじゃう」

「僕の前で、死ねるなんて、本当に思うの?ユオができたから?僕が、二度もそんな無能をさらすと思ってる?」

ごめんなさい、ごめんなさい

朦朧とした意識の中で、泣きながら謝った気がする。
それでも、サフラは、飽くことなく私をさわり続けて、足の間から出るとろとろは、止まることがない。

「ぎ、ぃ、んうっ」

「こんなに、なって・・・僕を怒らせて、悦んでいるの?」

順番に、それから、いっぺんに。
たっぷりと時間をかけて、両方の乳首先と花芯の先が虐め抜かれていく。

かりかり、かりかり

「ほらもう一度、ぎりぎりでおしまい、つらいね?」

「あああっ、ひ、やだ、やだぁっ」

さりさり、がりっ、かりかりかり

「うう、ううううう」

自分の惨めなうめき声の中を、サフラの声がこだまする。

もう一度、もう一度、もういちど。

キスを、されたのだと思う。
治癒、だったのかもしれない。
周りの景色が、斜めに、ゆがみ、からだが、かしいで。

ごりごりっ めりっ

胎内に突きたてられていたそれが、倒れようとする体を引き裂いていき。
処刑具と化した楔に酷く擦られた粘膜はいとも簡単に私の意志を裏切って、快楽の塊をつき飛ばした。

そして、そんな刺激に耐える力は、もう体中のどこにも残っていなかった。

せき止められ、膨らみ切った大きな波が、私の体を持ち上げ、牙を剥いて。
快楽というにはあまりに苦しい絶頂へとつれていった。

暴力的な快感から逃げようと、限界を超えた体が、無意識の痙攣を繰り返して暴れたと思う。

今度こそ、意識を失えると思った、死んだのかもとも。

でも、そんな平穏は幻で、心臓の後ろの激痛が、地獄の到来を気づかせた。

もうこれ以上苦しむことはできないなんて、なぜ思えたのだろう。
閉じていた触覚と痛覚を、強引に開かされて。この世のものともおもえない痛苦がねじ込まれてくる。

もう、声なんて出ないと思っていたのに。

「ぎゃーーーっ!ああっ、やめて、やめてぇっ!!」

絶叫と、必死の懇願がほとばしり出る。

手加減は、されていたのだと思う。そんなに強い力でもなかったかもしれない。

それでも、そこを彼の手がかすめた途端。
空洞から生まれた劇痛は、数えきれない氷の棘に変わって、からだの内側を、情け容赦なくぶすぶすとさした。心臓も胎内も脳みそも、ドライアイスのたわし擦られているようだ。

それでも、地獄の痛苦をあざ笑うように、快感の波が、終わりなく揺り返して、体中を絞り上げては、奈落の底に叩きおとす。

快楽と痛苦が脳を分捕りあっていつまでも収まらず、からだを反らして絶叫し、狂ったように身悶えた。

苦しすぎる体から逃げようとでもするように、視界があちこちへ飛んでいく。

それでも、転がり回っていると思ったのは幻覚だったようだ。
外側から見た私は、サフラの両腕に潰されるようにして拘束されていた。

次の、責め苦を想像すると、奥歯が勝手に噛みしめられてえずく。

身を縮めて、なるべく小さくなって、恐怖から距離をとりたかった。
あの地獄に見つからないように、消えてしまいたかった。
たすけて、だれか・・・

次の地獄は、なかなかやって来なかった。
それでも消えてしまいたくて、小さく小さく縮こまり、時間がすぎるのをひたすら待った。

・・・

なんだか、ふわふわする。

気絶は、させてもらえないはずだったから、時間の感覚の方が、おかしくなったのだろうか。

夢を見おわって次の夢を待っているような、時間の狭間で揺りかごにのせられているみたい。

ふわふわ、ゆらゆら。

これが狂うと言うことならば、悪い気分ではない。

顔にすりすりと優しい感触。
サフラのほっぺかな、やわらかいな。
次は、カンガルーの赤ちゃんにでもうまれかわるのかな。

冷たく強張った指も、ふにふにされて、暖められているのだと思う。
怖いのも、苦しいのも、愛おしいのも。頭の中が、サフラだけになって。
同じくらい、頭の中がサフラのことばかりだったユオに、引っ張られる。本体のユオの想いがひび割れた隙間を埋めていく。

ユオが、サフラとはなれて平気な訳ないじゃない。
サフラが心配で、放っておけなくて、クレーム係さんの夢入場券まで狙って、彼女を引っ張り出したのよ?

『呼び水に、なって』
あの声が、耳によみがえって、何度もぎゅぎゅっとユオを引っ張る。

うん、私は本体のユオとつながっている。
薄い私と濃いユオは。引っ張り合う。

サフラの激情が、私の中に、ユオを降り積もらせた。
サフラの想いで、私も、私のつけた跡も、濃くなった。
だからユオは、優しくしてもらえといったのだ。
サフラの激情を注がれて、濃くなった私は、ユオの、帰り道になる。

けふ。
口から、なまあたたかい液体が、零れた。
血、かもしれないし、いのち、かもしれない。

ユオの、空洞は、本当に長いこと開いていた。
だからなのか、血が流れる感覚は、とても慣れ親しんだもので。

右の腎臓は、蓄積のはく奪。
決して、死ぬつもりで、穿たれたわけじゃない。
生きるため。ものすごく単純に、食べるため。

左の腎臓は、魔力のはく奪。
これだって、決して、死ぬつもりで、穿たれたわけじゃない。
自由のため。権力の横やりを避けて、サフラとふたり、一緒にいるため。

必要なものの対価だったから、後悔も、負い目もなく。

心臓だけは、事故だったけれど。
それでも、まぁ、大切な人のため。
サフラを裏切った訳じゃない。捨てたわけでも、ない。
独りぼっちの生命樹に、したくなかっただけだ。

ユオ自体、もともとチープなクローン体で、長く生きられるとも思えなかったから。
生死に頓着が薄くて。サフラにのめり込むのが生の満喫方法で。
自分の死後も、サフラには、幸せに、笑っていてほしかった。

ああ、また、口の端から血が滑り落ちていく。
大丈夫、もうほとんど器はできている。誘い水の量だって、なかなかのもの。
私の命など、零れてしまっても何も困らない。

私は、ユオを受けて、彼女の一部に還る。
怖くはない。寂しくもない。・・・ただ、ほんのちょっとだけ、今が惜しい、かな。
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