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19☆ユオが弱っていく
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はぁぁぁ。
最近、僕のため息は深い。
出会った瞬間からユオが好きだった。
サフラと呼んでくれる声も、撫でてくれる手も、抱きしめてくれる腕も、見つめてくれる目も、すみっこのはじっこまで全部大好きだった。
僕が彼女を守る気だったし、どんな男がユオに言い寄って来ても渡す気はなかった。
それなのに。当の本人ときたら、何年経っても、僕の姉気分で保護者気分だ。
むちゃくちゃブラコンな姉弟設定というのも良くなかったかもしれない。僕がどんな愛情表現をしても、人目もはばからず倍返しされる勢い。
告白?毎日のようにしてみたとも。
好きだと言っても愛していると言っても、『私も!!』と元気良く返される。
本当に煮詰まって、キス、してみたことだってある。
どうなったかって?・・・・お赤飯なるものを焚かれたよ!
そのユオが、弱っていく。
僕は、気が気じゃなくて、水をかけられる塩の柱にでもなった気分だというのに、あの師匠と来たら!休暇がてら男漁りにいくだぁ?ふざけんなよ。
クローンの寿命がほぼ20年と短い原因は、中央の研究機関でもまだわかっていない。
それでも、最高クラスの能力者になれば大抵の病気は治せるし、歴史上には人形に生命力を注げるほどの手練れもいた。
僕がかなり強引なトレーニングをするのは、早くソレになりたいから。
ユオを丈夫にしたい。
正直、能力的にはそろそろ、というか、随分前から行けると思う。けど、当のユオが嫌がるのだ。人体実験する気かと言って、頑として僕の力を吸わない。
実験なら大量にしたのに!
大物の魔物を狩りすぎてめだつなというから、厄災余波とか、人間とのバトルとかで瀕死になった魔物に力を注いで治癒する方が多いくらい。ゆっとくけど、壊すより治す方が数倍難しいからな!
トレーニング兼ねた実験だったのに、恩義感じてくれる高知能の魔物なんかもいて、逆に申し訳なくなった僕と、一緒に温泉入ったり贈り物合戦になったりするんだぞ。どれだけ腕がいいか分かろうというものでは?
あと、1度だけだけれど、寿命が尽きかけたクローンの女の子を治癒した。その子は、盗難されたクローンだったそうだ。物理的にも傷だらけの生き方だったみたいで、すごく大変だったけれど、たぶん彼女はまだご存命だし、今のユオよりは元気だとおもう。
成果には満足しているけれど、あの時は、本当に最悪だった。
クローンの女の子はもう本当に体の中がスカスカな感じで、ひび割れているみたいに力が漏れていくから。それをふさがなきゃと思って服を脱がして、あちこち転がして。
で、その治癒の最中をユオに見られた。
ユオは、その子と僕が、その・・・いやらしいことをしていると、思ったようだ。
それなのに、ユオは微笑んで、背を向けた。
毎日ユオに告白している僕が、他の女の子と、そう言うことをしていると普通に思うのも、微笑んだのも、背を向けたのも、ぜんぶぜんぶ腹が立つ。
ユオの体が辛そうな時とか、押さえつけてでも治癒してやろうかと思うけど、うちの師匠と来たら、腹が立つほど強いんだ。
あとは、本気でおこらせたらどうしようって、どこかで思っている。一度も本気で怒った顔、みたことないのに、長年の弟子根性がたたって強く出られない。
ぜったいに、どんなことをしてでも、僕は一生ユオと一緒にすごすからな!って、毎日遠吠えながらトレーニングしている。
それなのに、師匠なユオは、毎日のように僕をさぼりに誘ってくる。遊びに行こう、山菜取りに行こう、冷めてもおいしい唐揚げの作り方を開発しよう、と、まぁ、多様な誘惑の数々。
くっそぉ、今日も遊んじゃったじゃないかぁ!!
最近、僕のため息は深い。
出会った瞬間からユオが好きだった。
サフラと呼んでくれる声も、撫でてくれる手も、抱きしめてくれる腕も、見つめてくれる目も、すみっこのはじっこまで全部大好きだった。
僕が彼女を守る気だったし、どんな男がユオに言い寄って来ても渡す気はなかった。
それなのに。当の本人ときたら、何年経っても、僕の姉気分で保護者気分だ。
むちゃくちゃブラコンな姉弟設定というのも良くなかったかもしれない。僕がどんな愛情表現をしても、人目もはばからず倍返しされる勢い。
告白?毎日のようにしてみたとも。
好きだと言っても愛していると言っても、『私も!!』と元気良く返される。
本当に煮詰まって、キス、してみたことだってある。
どうなったかって?・・・・お赤飯なるものを焚かれたよ!
そのユオが、弱っていく。
僕は、気が気じゃなくて、水をかけられる塩の柱にでもなった気分だというのに、あの師匠と来たら!休暇がてら男漁りにいくだぁ?ふざけんなよ。
クローンの寿命がほぼ20年と短い原因は、中央の研究機関でもまだわかっていない。
それでも、最高クラスの能力者になれば大抵の病気は治せるし、歴史上には人形に生命力を注げるほどの手練れもいた。
僕がかなり強引なトレーニングをするのは、早くソレになりたいから。
ユオを丈夫にしたい。
正直、能力的にはそろそろ、というか、随分前から行けると思う。けど、当のユオが嫌がるのだ。人体実験する気かと言って、頑として僕の力を吸わない。
実験なら大量にしたのに!
大物の魔物を狩りすぎてめだつなというから、厄災余波とか、人間とのバトルとかで瀕死になった魔物に力を注いで治癒する方が多いくらい。ゆっとくけど、壊すより治す方が数倍難しいからな!
トレーニング兼ねた実験だったのに、恩義感じてくれる高知能の魔物なんかもいて、逆に申し訳なくなった僕と、一緒に温泉入ったり贈り物合戦になったりするんだぞ。どれだけ腕がいいか分かろうというものでは?
あと、1度だけだけれど、寿命が尽きかけたクローンの女の子を治癒した。その子は、盗難されたクローンだったそうだ。物理的にも傷だらけの生き方だったみたいで、すごく大変だったけれど、たぶん彼女はまだご存命だし、今のユオよりは元気だとおもう。
成果には満足しているけれど、あの時は、本当に最悪だった。
クローンの女の子はもう本当に体の中がスカスカな感じで、ひび割れているみたいに力が漏れていくから。それをふさがなきゃと思って服を脱がして、あちこち転がして。
で、その治癒の最中をユオに見られた。
ユオは、その子と僕が、その・・・いやらしいことをしていると、思ったようだ。
それなのに、ユオは微笑んで、背を向けた。
毎日ユオに告白している僕が、他の女の子と、そう言うことをしていると普通に思うのも、微笑んだのも、背を向けたのも、ぜんぶぜんぶ腹が立つ。
ユオの体が辛そうな時とか、押さえつけてでも治癒してやろうかと思うけど、うちの師匠と来たら、腹が立つほど強いんだ。
あとは、本気でおこらせたらどうしようって、どこかで思っている。一度も本気で怒った顔、みたことないのに、長年の弟子根性がたたって強く出られない。
ぜったいに、どんなことをしてでも、僕は一生ユオと一緒にすごすからな!って、毎日遠吠えながらトレーニングしている。
それなのに、師匠なユオは、毎日のように僕をさぼりに誘ってくる。遊びに行こう、山菜取りに行こう、冷めてもおいしい唐揚げの作り方を開発しよう、と、まぁ、多様な誘惑の数々。
くっそぉ、今日も遊んじゃったじゃないかぁ!!
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