悪役令嬢に転生したら溺愛された。(なぜだろうか)

どくりんご

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第五章 第二のヒロインが現れた!

番外編 ユカ様おめでとうぅー!(泣)

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 かきたいフラグを回収!( ・`ω・´)
 フリガナつけてません。
 わたくしが私になってます。
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 ユカ視点

「皆様、泣かないで下さい」

「「「「「「だって~!」」」」」」

 ぐずぐずと泣く皆様には届かないのか泣き止みません。どうしてこんなことになったのだろう。





 昨日の午前、半年に一度あるテストの順位が発表されるため皆様、こぞって見に行きます。

「ユカ様~!見に行きましょう!」

「そんな急ぐことじゃありませんわ。落ち着きなさい」

 つい、キツイ言葉を言ってしまって後悔するがそれでもルカは気にせず私の側にいてくれた優しい方です。活発で私なんかとなぜいるのかよく不思議に思います。

「ルカ、ユカ様の迷惑になるでしょう、考えなさい」

 注意しているのはリカでルカと真反対の性格をしているといっても過言ではないでしょう。
 そんなリカもこんな私の側にいてくれた友人です。

 私が社交に出て一人の時話しかけてくれたのがこの二人でした。その頃から二人は仲が良かった……訳ではなく、一人の私に話しかけてくれたのが出会いでしょう。

 ずっと仲良くしてくれるといいななんて本人の前で絶対に言えないようなことを考えながら廊下を歩く。

 そして人が賑わった場所につくとその順位が信じられず思わず声をあげてしまう。

「えっ?」

 五位、ユカ・ルルリックと、そうかいてあった。

 思わず涙が出そうになるけど必死でこらえる。

 努力が認められた気がして嬉しかった。

 その後、Sクラス昇格のお知らせを聞いて少し気が沈む。嬉しいような、悲しいような気持ちが混ざり会う。

 最近仲良くなれた、クラスメートと離ればなれになってしまうのではないかと、私は不安になりました。

 その事をクラスメートに伝えたら「一日くれ」と懇願されてなぜだか悲しくなりました。休日が明けたらもうクラスは変わるのですから。
 ですが、私に来た連絡は休日の明日の三時からお別れ会をするという連絡でした。


 一日後、教室を開けると色とりどりに飾ってある教室が目にはいりました。

「「「「「「ユカ様、おめでとうございます!」」」」」」

「ユカ様~!Sクラスにいっても頑張ってください!」

「いつでもAクラスに帰ってきてもいいですからね」

 リカ、ルカを筆頭に次々と泣きながら思いを伝えてきて胸が暖かくなっていきます。こんなにも私を思ってくれるなんてと嬉しくなりました。
 でも、さすがに泣きすぎじゃないでしょうか?

「皆様、泣かないで下さい」

「「「「「「だって~!」」」」」」

 お別れ会だと言うのにしまらない、Aクラスらしさに少し笑ってしまいました。

 やっぱり、私はこのクラスが大好きですよ。思いを聞けて嬉しかったです。

 声には出ないけどいつか言えたら言いなってえっ!?

 鼻から血が出てますよ!!
 大丈夫ですか!?


 最後までしまらなかった1年A組だった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 Aクラは個人的に好き。
 大号泣が笑顔で止まる所がマジで可愛い。
 初登場
 取り巻きA ルカ
 取り巻きB リカ
 
 滅茶苦茶いい子たち
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