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第六章
互いの気持ちを確かめて③
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「三条、さん……」
驚き呟いたまま動けないでいると、こちらに駆けてきた三条さんにぎゅっと強く抱きしめられた。
胸が一段と大きく跳ねる。
それと同時に、大好きな彼の香りが鼻をかすめた。
「好きだ。大好きだ。だから、離婚するなんて言わないでくれ」
信じられない彼からの言葉。
だけど、私を抱きしめる腕の力が、ピッタリと合わさった胸から聞こえる彼の鼓動の速さが、それを嘘じゃないと私に伝える。
「でも三条さん、私に『離婚しよう』って――」
「あれはこれ以上、杷留を巻き込みたくないと思ったからだ。言葉が足りなくて、申し訳なかった」
こぼした疑問は、すぐに優しさに包みこまれた。
「あの日、俺は杷留の優しさに甘えすぎて、呆れられたのだと思っていた。だから、これ以上杷留の負担になりたくないと思ったんだ」
「そんな……負担なわけないです! むしろ、私の方が……」
言いながら、気がついた。
私たちは、どうやら互いに相手の負担だと思い込み、離れようとしていたのだ、と。
言葉の途中で黙ってしまうと、三条さんは腕の力を緩める。代わりに、私の瞳をじっと見つめた。
その瞳は、優しく慈愛に満ちている。
「杷留がいないと、寂しくてたまらない。好きだったんだ。最初から、ずっと」
「最初から……?」
思わずこぼすと、三条さんはほんのり頬を赤らめ頷いた。
「思い出したんだ。あの夜のことを、全部」
「え……?」
思わず彼をじっと見てしまう。
三条さんはバツが悪そうに一度視線を逸らしたが、もう一度私と目を合わせて口を開いた。
「俺はあの夜、杷留にプロポーズした。世界で一番幸せにすると誓った。……俺の勝手な妄想と思われても仕方ないが」
突然告げられた事実に目をしばたたかせていると、三条さんは私の背に回していた腕を解き、自嘲するように笑った。
「杷留が好きだと言っていた富永さんの広告は、俺が学生の頃、インターンで作成したものだったんだ。それで、俺は杷留なら過去の自分までも全て愛してくれるのだと、そう感じたんだ」
彼の言葉に、頬が熱くなるのを感じた。
恥ずかしすぎる。私はあの夜、あの広告にどれだけ心を動かされたか、どれだけ自分を救ってくれたのかを力説していたところまでの記憶はあるのだ。
「結婚したのは、困っている杷留を助けたかったから。それ以上に、杷留と一緒にいる未来は幸せで満ちていると思ったんだ」
三条さんはそう言うと、私の頬をそっと撫でる。
彼のひんやりとした手が、愛しい。
「でも、これは俺の勝手な想いだ。杷留は同じじゃない、だから離婚届を置いて出て行ったのだと思った。だが――」
三条さんは愛しいと伝えるようにじっと私を見つめ、続きを紡ぐ。
「杷留も、俺と同じでいてくれたんだよな」
「……はい」
こくりと頷くと、三条さんの腕が再び私を包んだ。
温かい彼の腕の中で、幸せに満たされる。私は三条さんの背に、そっと手を伸ばした。
「私、三条さんは結婚した記憶がないことに対する責任感で、私に優しく接してくれていたんだろうって思ってました」
そう言うと、三条さんは私を抱きしめたまま、髪を優しく撫でてくれる。
思わず涙が溢れ出しそうになるが、三条さんが思いを伝えてくれたのだから、今度は私の番だと必死に言葉を紡ぐ。
「好きだって伝えたら、きっと三条さんはそれを受け止めて優しくしてくれる。でもそれじゃ三条さんを苦しめるだけだって思って……。でも、そばにいたらどんどん離れがたくなるって思って、離婚届を置いて、家を出たんです。勝手なことをして、ごめんなさい」
言いながら、自身の身勝手さに気が付いた。
三条さんの気持ちを、きちんと聞けばよかった。
話すことから逃げて、勝手に勘違いして、彼を傷つけた。
涙声の私の謝罪を、三条さんは優しく髪を撫でながら聞いてくれた。
「いいんだ。こうして、見つけられたから」
三条さんはそう言うと、私を抱きしめる力を強くする。
「言葉足らずだったのは、お互い様だ。だから――」
ふと黙ってしまった三条さんを見上げる。
彼は揺れるような瞳で、私をじっと見つめていた。
「もう、離れないでくれ。離婚もしたくない。そばにいて欲しいんだ」
「三条さん……」
必死に愛を伝えてくれる彼に、私は彼の背に回す腕に力を込めた。
「もちろんです。そばに、いさせてください」
「ありがとう」
三条さんが噛み締めるようにそう言って、私の背を強く抱く。
どうしよう、ものすごく――幸せだ。
「あの、これ」
しばらく抱き合っていたが、聞こえてきた声にはっとした。
声の主は都路くんだった。彼はいつの間にか、私のスーツケースを手にしている。
「帰るだろ、だから。笹山に言ったら、荷造りしてくれた。笹山、一人で大泣きしてたみたいで、帰ったら落ち着いてたよ」
どうやら、都路くんは私たちが話している間にビールを買って南江の家に戻り、それから私の荷物を持ってきてくれたらしい。
「ありがとう……」
先ほど告白されてしまった手前、うまく返せない。
曖昧に答えると、都路くんは私ににこっと笑った。
それから、三条さんに真剣な顔をする。
「三条さん、早苗のこと絶対に幸せにしてくださいよ。じゃないと、俺――」
「ああ。色々と、ありがとう」
なにか言いかけたまま都路くんが黙ってしまうと、三条さんは真剣な顔で都路くんにそう返した。
それから、都路くんは会釈すると、私たちに背を向け去って行った。
「三条さん、都路くんと何を?」
「気にするな、こっちの話だ。それから――」
三条さんは突然、私の顎をくいっと持ち上げた。目の前で満足そうな笑みを浮かべ、私に短いキスを落とす。
ぽっと頬が熱を持つ。三条さんは口を開いた。
「俺たちは〝夫婦〟だ。だから……名前で呼んでくれないか?」
三条さんは優しい笑みのまま、私をじっと見つめる。
鼓動が早まり、うまく息ができない。
だけど、愛しい彼の名前を呼びたい。
「……悠互、さん」
小さく、呟くような声しか出なかった。目の前で、彼が幸せを噛み占めるみたいに笑う。
だけどその瞬間、私は目をしばたたかせた。
頭の中から記憶の渦が溢れ出すみたいに、怒涛のようにあの夜の記憶が戻ってきたのだ。
「どうした?」
固まってしまった私を見て、悠互さんが心配そうに私の顔を覗く。
「……思い出しました。あの夜のこと」
彼の名前を呼び、幸せに包まれて抱かれたあの夜。
それだけじゃない。三条さんからの、熱烈なプロポーズ。夢見心地で提出した、婚姻届。
どうして失ってしまっていたのだろう。
こんなに、愛しい記憶を。
「私、悠互さんと結婚できて……すごく、嬉しかった。あの夜、ものすごく幸せでした」
あの夜から――彼の広告だったと知った時から。熱心にあの広告について、語る彼を見た時から。
彼のことが、私はずっと好きだった。憧れたのが彼だと知って、嬉しかった。
私たちは互いに、ちゃんと想いを通わせていたんだ。
嬉しさ、申し訳なさ、色々な感情がないまぜになって、私を襲う。
だけどそのどれもが幸せな色をしていて、そのことをちゃんと彼に伝えたいと思った。
「あの……」
私は姿勢を正し、彼を見つめた。
「……大好きです。ずっと、大好きでした。悠互さん」
改めて告げると、悠互さんは目を丸くする。
だけどそれは一瞬で、すぐに私の手を取り指を絡めると、幸せそうな笑みを浮かべてくれた。
「俺も、杷留が大好きだ。帰ろうか、俺たちの家に」
「はい」
驚き呟いたまま動けないでいると、こちらに駆けてきた三条さんにぎゅっと強く抱きしめられた。
胸が一段と大きく跳ねる。
それと同時に、大好きな彼の香りが鼻をかすめた。
「好きだ。大好きだ。だから、離婚するなんて言わないでくれ」
信じられない彼からの言葉。
だけど、私を抱きしめる腕の力が、ピッタリと合わさった胸から聞こえる彼の鼓動の速さが、それを嘘じゃないと私に伝える。
「でも三条さん、私に『離婚しよう』って――」
「あれはこれ以上、杷留を巻き込みたくないと思ったからだ。言葉が足りなくて、申し訳なかった」
こぼした疑問は、すぐに優しさに包みこまれた。
「あの日、俺は杷留の優しさに甘えすぎて、呆れられたのだと思っていた。だから、これ以上杷留の負担になりたくないと思ったんだ」
「そんな……負担なわけないです! むしろ、私の方が……」
言いながら、気がついた。
私たちは、どうやら互いに相手の負担だと思い込み、離れようとしていたのだ、と。
言葉の途中で黙ってしまうと、三条さんは腕の力を緩める。代わりに、私の瞳をじっと見つめた。
その瞳は、優しく慈愛に満ちている。
「杷留がいないと、寂しくてたまらない。好きだったんだ。最初から、ずっと」
「最初から……?」
思わずこぼすと、三条さんはほんのり頬を赤らめ頷いた。
「思い出したんだ。あの夜のことを、全部」
「え……?」
思わず彼をじっと見てしまう。
三条さんはバツが悪そうに一度視線を逸らしたが、もう一度私と目を合わせて口を開いた。
「俺はあの夜、杷留にプロポーズした。世界で一番幸せにすると誓った。……俺の勝手な妄想と思われても仕方ないが」
突然告げられた事実に目をしばたたかせていると、三条さんは私の背に回していた腕を解き、自嘲するように笑った。
「杷留が好きだと言っていた富永さんの広告は、俺が学生の頃、インターンで作成したものだったんだ。それで、俺は杷留なら過去の自分までも全て愛してくれるのだと、そう感じたんだ」
彼の言葉に、頬が熱くなるのを感じた。
恥ずかしすぎる。私はあの夜、あの広告にどれだけ心を動かされたか、どれだけ自分を救ってくれたのかを力説していたところまでの記憶はあるのだ。
「結婚したのは、困っている杷留を助けたかったから。それ以上に、杷留と一緒にいる未来は幸せで満ちていると思ったんだ」
三条さんはそう言うと、私の頬をそっと撫でる。
彼のひんやりとした手が、愛しい。
「でも、これは俺の勝手な想いだ。杷留は同じじゃない、だから離婚届を置いて出て行ったのだと思った。だが――」
三条さんは愛しいと伝えるようにじっと私を見つめ、続きを紡ぐ。
「杷留も、俺と同じでいてくれたんだよな」
「……はい」
こくりと頷くと、三条さんの腕が再び私を包んだ。
温かい彼の腕の中で、幸せに満たされる。私は三条さんの背に、そっと手を伸ばした。
「私、三条さんは結婚した記憶がないことに対する責任感で、私に優しく接してくれていたんだろうって思ってました」
そう言うと、三条さんは私を抱きしめたまま、髪を優しく撫でてくれる。
思わず涙が溢れ出しそうになるが、三条さんが思いを伝えてくれたのだから、今度は私の番だと必死に言葉を紡ぐ。
「好きだって伝えたら、きっと三条さんはそれを受け止めて優しくしてくれる。でもそれじゃ三条さんを苦しめるだけだって思って……。でも、そばにいたらどんどん離れがたくなるって思って、離婚届を置いて、家を出たんです。勝手なことをして、ごめんなさい」
言いながら、自身の身勝手さに気が付いた。
三条さんの気持ちを、きちんと聞けばよかった。
話すことから逃げて、勝手に勘違いして、彼を傷つけた。
涙声の私の謝罪を、三条さんは優しく髪を撫でながら聞いてくれた。
「いいんだ。こうして、見つけられたから」
三条さんはそう言うと、私を抱きしめる力を強くする。
「言葉足らずだったのは、お互い様だ。だから――」
ふと黙ってしまった三条さんを見上げる。
彼は揺れるような瞳で、私をじっと見つめていた。
「もう、離れないでくれ。離婚もしたくない。そばにいて欲しいんだ」
「三条さん……」
必死に愛を伝えてくれる彼に、私は彼の背に回す腕に力を込めた。
「もちろんです。そばに、いさせてください」
「ありがとう」
三条さんが噛み締めるようにそう言って、私の背を強く抱く。
どうしよう、ものすごく――幸せだ。
「あの、これ」
しばらく抱き合っていたが、聞こえてきた声にはっとした。
声の主は都路くんだった。彼はいつの間にか、私のスーツケースを手にしている。
「帰るだろ、だから。笹山に言ったら、荷造りしてくれた。笹山、一人で大泣きしてたみたいで、帰ったら落ち着いてたよ」
どうやら、都路くんは私たちが話している間にビールを買って南江の家に戻り、それから私の荷物を持ってきてくれたらしい。
「ありがとう……」
先ほど告白されてしまった手前、うまく返せない。
曖昧に答えると、都路くんは私ににこっと笑った。
それから、三条さんに真剣な顔をする。
「三条さん、早苗のこと絶対に幸せにしてくださいよ。じゃないと、俺――」
「ああ。色々と、ありがとう」
なにか言いかけたまま都路くんが黙ってしまうと、三条さんは真剣な顔で都路くんにそう返した。
それから、都路くんは会釈すると、私たちに背を向け去って行った。
「三条さん、都路くんと何を?」
「気にするな、こっちの話だ。それから――」
三条さんは突然、私の顎をくいっと持ち上げた。目の前で満足そうな笑みを浮かべ、私に短いキスを落とす。
ぽっと頬が熱を持つ。三条さんは口を開いた。
「俺たちは〝夫婦〟だ。だから……名前で呼んでくれないか?」
三条さんは優しい笑みのまま、私をじっと見つめる。
鼓動が早まり、うまく息ができない。
だけど、愛しい彼の名前を呼びたい。
「……悠互、さん」
小さく、呟くような声しか出なかった。目の前で、彼が幸せを噛み占めるみたいに笑う。
だけどその瞬間、私は目をしばたたかせた。
頭の中から記憶の渦が溢れ出すみたいに、怒涛のようにあの夜の記憶が戻ってきたのだ。
「どうした?」
固まってしまった私を見て、悠互さんが心配そうに私の顔を覗く。
「……思い出しました。あの夜のこと」
彼の名前を呼び、幸せに包まれて抱かれたあの夜。
それだけじゃない。三条さんからの、熱烈なプロポーズ。夢見心地で提出した、婚姻届。
どうして失ってしまっていたのだろう。
こんなに、愛しい記憶を。
「私、悠互さんと結婚できて……すごく、嬉しかった。あの夜、ものすごく幸せでした」
あの夜から――彼の広告だったと知った時から。熱心にあの広告について、語る彼を見た時から。
彼のことが、私はずっと好きだった。憧れたのが彼だと知って、嬉しかった。
私たちは互いに、ちゃんと想いを通わせていたんだ。
嬉しさ、申し訳なさ、色々な感情がないまぜになって、私を襲う。
だけどそのどれもが幸せな色をしていて、そのことをちゃんと彼に伝えたいと思った。
「あの……」
私は姿勢を正し、彼を見つめた。
「……大好きです。ずっと、大好きでした。悠互さん」
改めて告げると、悠互さんは目を丸くする。
だけどそれは一瞬で、すぐに私の手を取り指を絡めると、幸せそうな笑みを浮かべてくれた。
「俺も、杷留が大好きだ。帰ろうか、俺たちの家に」
「はい」
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