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第一章 入学編
入学編第十話 鬱憤
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ジークとリムが来校した次の日の朝、ラノハはミリアと共に自分たちの教室に向かって廊下を歩いている。
昨日の放課後、家に帰ったミリアは夕食中に、ジークとリムがラノハの過去について話したことをラノハに伝えた。
それをラノハは黙って聞いて、言った言葉は最後に言った『……そうか』だけだ。
心底、興味がないのだろう。ラノハはそれを聞いた後、さっさと自分の部屋に戻ってしまった。
ミリアは昨日の話で、ラノハとクラスメイトの関係が少しでも進むのではないかと期待したが、当人のラノハがこの調子では難しいだろう。
そこまで考えていたミリアは、ラノハの前途多難さに、はぁ……とため息を吐いた。
「……どうした?ため息なんか吐きやがって……」
「……ごめん。なんでもないから、大丈夫だよ。ほら、もう教室に着くよ」
「……ああ。分かった」
ラノハはミリアにそう返事をして、教室のドアを開ける。
するとそのドアから入ってきたラノハに、先に来ていたリディオが話しかけた。
「おはようラノハ」
「おう。……おう?」
始めは適当に挨拶を返したラノハであったが、違和感を感じたのでリディオの方に顔を向けて聞き返した。
「ん?どうかしたか?」
「いや……今俺のこと、名前で呼ばなかったか?」
そう。リディオはとても自然にラノハと呼んだのだ。前まではオタール呼びであったのに。
そんなリディオはラノハの小さな驚きを置き去って、ラノハの問に答える。
「呼んだが……駄目だったか?」
「いや、別にどうでもいいが……」
「……ならこれからラノハと呼ばせてもらおう。よろしくな」
「……好きにしろ」
リディオにそう返したラノハは自分の席に荷物を置く。
すると、ラノハの列の最後尾、つまりリディオの後ろの席に座る人物であるヴァルサが、ラノハに話しかけてきた。
「……ちょっといいか?」
「……なんだ」
「……少し、話したいことがある。ついて来てくれ」
「……それは、二人じゃなきゃ話せないことなのか?」
「ああ」
「……分かった」
そう返事をしたラノハは、荷物をその場においてヴァルサを追って教室から出る。
そんなラノハを、ミリアは心配そうに見送った。
教室から出たラノハは、ヴァルサの後についていく。
しばらく廊下を歩き、階段を登った。そして、目の前に現れたドアを開ける。
すると、そのドアの向こうには空が広がっていた。
その空は多くの雲に覆われており、まさしく曇天であった。いつ、雨が降り出してもおかしくない天気だ。
そう。たどり着いた場所は、屋上であった。
ラノハは、ヴァルサの後に続いて屋上のドアをくぐる。
そして、ラノハとヴァルサは向かい合った。
しばらく黙っていた両者であったが、ヴァルサが一息吐いてから、ラノハを鋭い眼光で睨んで口を開いた。
「……お前、エリス村の生き残りなんだってな」
「……それがどうした」
「……前から怪しいとは思っていたんだ。あそこまで復讐に執着するのなら、エリス村の生き残りなんじゃないかと。それで昨日、ジークさんから聞いて確信した」
「……俺がエリス村の生き残りで、お前になんの関係があるんだよ。関係ねえだろ」
「……関係ないだと?ああ、そうか。知らねえなら教えてやるよ。まず、お前はなんで今生きている?助けられたからだろ?じゃあ、お前は誰に助けられたんだよ?ええ?」
「……ジークさんがかつて率いていたスミーナ国軍第十四部隊だよ。十年前の記憶で、しかもその時のことはほぼほぼ邪装竜機のことしか見えてなかったから詳しくは覚えてねえけど……」
「……俺の父さんは、その第十四部隊の副隊長だよ。親父は、お前とジークさんを逃して、死んだんだ」
「……は?」
ラノハは、ヴァルサのこの言葉を聞いて、開いた口が塞がらなかった。
当然だ。まさか、同級生の父親が自分を救ってくれた兵士の中の一人とは思わなかったのだ。
そんな呆然としているラノハに、ヴァルサは更に言葉を重ねる。
「ジークさんはさ、託されたものを背負って戦うって言ってくれたよ。……だが、お前はどうだ?復讐に囚われ、聖装竜機も動かせない。ホーリーエネルギーすら出せない。更に、誰かを守る覚悟すらない。……なにをしてるんだお前は」
「お、俺は……邪装竜機を……」
ラノハがそう小さい声で呟いたが、それを聞いたヴァルサは声を荒ら上げて、ラノハに向かって怒鳴った。
「……こんなところで、止まってんじゃねえよ!お前には、進み続けてもらわないと困るんだよ!そうじゃなきゃ俺が!お前を恨んじまう!お前がいなけりゃ、父さんが生きてたんじゃないかって!」
ヴァルサは泣きそうな顔で、ラノハにそう訴えかける。
ラノハは、顔を下に向け、口を小さく開いて呼吸をしながら体を小刻みに震わせながらヴァルサの話を聞いていた。
そして、十年前のあの日、ジークから言われた言葉を思い出す。
『彼等に生かされた私達は、前に進み続けるしかない。彼等から託されたものを、想いを受け継いで、進み続けるしかないんだ』
そのジークの言葉と、ヴァルサの言葉が重なる。
ラノハが下を向きながらそんなことを考えていると、ヴァルサが目から涙を流してラノハの胸ぐらをつかみ、ドアの横あたりの壁にラノハを押し付けた。
「立ち上がって一歩踏み出せ!怖いものから逃げるな!立ち向かえ!向かい合え!父さんたちは逃げなかった!ジークさんも逃げなかった!立ち向かったんだ!向かい合ったんだ!自分が怖いと思うものに!自分の後悔に!お前も!お前もそうしろ!」
ヴァルサはそう言い切ると、はぁはぁ……と息を荒げ、ラノハの胸ぐらから手を離した。
するとラノハは、壁にもたれかかったまま、ズルズルと落ちていき、尻をついた。
「……先に帰る。お前をずっと待ってる奴がいるんだから、さっさと来いよ。向こうから来てもらうだけじゃなくてさ」
ヴァルサはそう言って、屋上から出ていった。
だが、ヴァルサが屋上から出ても、ラノハは動かない。
すると、曇天な空から雨がポツリ、ポツリと降ってきて、やがて土砂降りな雨となった。
それでも、ラノハは微動だにせず、雨に濡れながらその場に留まるのみであった。
結局、心配して屋上まで来たミリアがラノハを動かすまで、ラノハがその場から動くことはなかった。
昨日の放課後、家に帰ったミリアは夕食中に、ジークとリムがラノハの過去について話したことをラノハに伝えた。
それをラノハは黙って聞いて、言った言葉は最後に言った『……そうか』だけだ。
心底、興味がないのだろう。ラノハはそれを聞いた後、さっさと自分の部屋に戻ってしまった。
ミリアは昨日の話で、ラノハとクラスメイトの関係が少しでも進むのではないかと期待したが、当人のラノハがこの調子では難しいだろう。
そこまで考えていたミリアは、ラノハの前途多難さに、はぁ……とため息を吐いた。
「……どうした?ため息なんか吐きやがって……」
「……ごめん。なんでもないから、大丈夫だよ。ほら、もう教室に着くよ」
「……ああ。分かった」
ラノハはミリアにそう返事をして、教室のドアを開ける。
するとそのドアから入ってきたラノハに、先に来ていたリディオが話しかけた。
「おはようラノハ」
「おう。……おう?」
始めは適当に挨拶を返したラノハであったが、違和感を感じたのでリディオの方に顔を向けて聞き返した。
「ん?どうかしたか?」
「いや……今俺のこと、名前で呼ばなかったか?」
そう。リディオはとても自然にラノハと呼んだのだ。前まではオタール呼びであったのに。
そんなリディオはラノハの小さな驚きを置き去って、ラノハの問に答える。
「呼んだが……駄目だったか?」
「いや、別にどうでもいいが……」
「……ならこれからラノハと呼ばせてもらおう。よろしくな」
「……好きにしろ」
リディオにそう返したラノハは自分の席に荷物を置く。
すると、ラノハの列の最後尾、つまりリディオの後ろの席に座る人物であるヴァルサが、ラノハに話しかけてきた。
「……ちょっといいか?」
「……なんだ」
「……少し、話したいことがある。ついて来てくれ」
「……それは、二人じゃなきゃ話せないことなのか?」
「ああ」
「……分かった」
そう返事をしたラノハは、荷物をその場においてヴァルサを追って教室から出る。
そんなラノハを、ミリアは心配そうに見送った。
教室から出たラノハは、ヴァルサの後についていく。
しばらく廊下を歩き、階段を登った。そして、目の前に現れたドアを開ける。
すると、そのドアの向こうには空が広がっていた。
その空は多くの雲に覆われており、まさしく曇天であった。いつ、雨が降り出してもおかしくない天気だ。
そう。たどり着いた場所は、屋上であった。
ラノハは、ヴァルサの後に続いて屋上のドアをくぐる。
そして、ラノハとヴァルサは向かい合った。
しばらく黙っていた両者であったが、ヴァルサが一息吐いてから、ラノハを鋭い眼光で睨んで口を開いた。
「……お前、エリス村の生き残りなんだってな」
「……それがどうした」
「……前から怪しいとは思っていたんだ。あそこまで復讐に執着するのなら、エリス村の生き残りなんじゃないかと。それで昨日、ジークさんから聞いて確信した」
「……俺がエリス村の生き残りで、お前になんの関係があるんだよ。関係ねえだろ」
「……関係ないだと?ああ、そうか。知らねえなら教えてやるよ。まず、お前はなんで今生きている?助けられたからだろ?じゃあ、お前は誰に助けられたんだよ?ええ?」
「……ジークさんがかつて率いていたスミーナ国軍第十四部隊だよ。十年前の記憶で、しかもその時のことはほぼほぼ邪装竜機のことしか見えてなかったから詳しくは覚えてねえけど……」
「……俺の父さんは、その第十四部隊の副隊長だよ。親父は、お前とジークさんを逃して、死んだんだ」
「……は?」
ラノハは、ヴァルサのこの言葉を聞いて、開いた口が塞がらなかった。
当然だ。まさか、同級生の父親が自分を救ってくれた兵士の中の一人とは思わなかったのだ。
そんな呆然としているラノハに、ヴァルサは更に言葉を重ねる。
「ジークさんはさ、託されたものを背負って戦うって言ってくれたよ。……だが、お前はどうだ?復讐に囚われ、聖装竜機も動かせない。ホーリーエネルギーすら出せない。更に、誰かを守る覚悟すらない。……なにをしてるんだお前は」
「お、俺は……邪装竜機を……」
ラノハがそう小さい声で呟いたが、それを聞いたヴァルサは声を荒ら上げて、ラノハに向かって怒鳴った。
「……こんなところで、止まってんじゃねえよ!お前には、進み続けてもらわないと困るんだよ!そうじゃなきゃ俺が!お前を恨んじまう!お前がいなけりゃ、父さんが生きてたんじゃないかって!」
ヴァルサは泣きそうな顔で、ラノハにそう訴えかける。
ラノハは、顔を下に向け、口を小さく開いて呼吸をしながら体を小刻みに震わせながらヴァルサの話を聞いていた。
そして、十年前のあの日、ジークから言われた言葉を思い出す。
『彼等に生かされた私達は、前に進み続けるしかない。彼等から託されたものを、想いを受け継いで、進み続けるしかないんだ』
そのジークの言葉と、ヴァルサの言葉が重なる。
ラノハが下を向きながらそんなことを考えていると、ヴァルサが目から涙を流してラノハの胸ぐらをつかみ、ドアの横あたりの壁にラノハを押し付けた。
「立ち上がって一歩踏み出せ!怖いものから逃げるな!立ち向かえ!向かい合え!父さんたちは逃げなかった!ジークさんも逃げなかった!立ち向かったんだ!向かい合ったんだ!自分が怖いと思うものに!自分の後悔に!お前も!お前もそうしろ!」
ヴァルサはそう言い切ると、はぁはぁ……と息を荒げ、ラノハの胸ぐらから手を離した。
するとラノハは、壁にもたれかかったまま、ズルズルと落ちていき、尻をついた。
「……先に帰る。お前をずっと待ってる奴がいるんだから、さっさと来いよ。向こうから来てもらうだけじゃなくてさ」
ヴァルサはそう言って、屋上から出ていった。
だが、ヴァルサが屋上から出ても、ラノハは動かない。
すると、曇天な空から雨がポツリ、ポツリと降ってきて、やがて土砂降りな雨となった。
それでも、ラノハは微動だにせず、雨に濡れながらその場に留まるのみであった。
結局、心配して屋上まで来たミリアがラノハを動かすまで、ラノハがその場から動くことはなかった。
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