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⌘3章 征服されざる眼差し 《せいふくされざるまなざし》
52.雲雀東風《ひばりこち》
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十一は橄欖に呼ばれて、朝方宮城に向かった。
宮城から皇帝陛下よりお召しありと知らせを受けた執事が、残雪の部屋で一夜を過ごした主人に遠慮がちに告げたのに、十一は後で行くと伝えるようにと返した。
「すぐに行ってさし上げて。緊急でしょう」
困り果てた様子の執事を見かねて、残雪がそう声をかけると、十一は渋々準備を始めた。
執事が、感謝しますと残雪に会釈をした。
残雪は多少、いや、かなり気まずい気持ちでガウンを着込んで、銀青色のブランケットを引き寄せてベッドの端で静かにしていた。
どう見ても、自分とこの屋敷の主人に何かあったのかが一目瞭然の状態だろう。
王族や貴族の人間はこうした時も気にせず堂々としているそうだ。
そう言えば、蛍石もそうだった。
私生活を晒すのを大して気に留めない。
着替えも、裸のままでいて家令や女官にやらせるようなところがあった。
自分が裸なのは平気なのに、家令の子供達が裸なのを、恥ずかしいわね、不躾ねと咎めてみたり。
それは、歴然とした上下関係から来る感覚なのだろうけど、残雪には理解し難いものだ。
十一も上半身裸のまま、執事にあれこれ指示していた。
「棕梠様、まだ早いので、お茶を用意させるので、またお休みください」
「・・・大丈夫。私、お茶自分でいれますので。お気遣いいただいてすみません・・・」
コックやメイドも叩き起こされては気の毒だ。
「雪は、どうせ茶も酒も食い物の類もリスのようにあちこちにしまってあるんだから」
十一が茶化したのに残雪も口を開いた。
「そうなの。災害が来ても大丈夫よ。缶詰も瓶詰も沢山あるから。・・・ただ全部果物のだから、毎日三食、みかんと桃よ」
残雪がそう言ったのに、執事もつい笑みを浮かべた。
そうは言ったが、十一は残雪にも軽食を用意するように指示して出かけて言った。
翌日の午後近くになって、残雪は、やっとベッドから起き上がれるようになった。
なかなか起きれない様子の残雪を心配したメイドが医師を呼ぶかと聞いていたが、大丈夫、疲れただけだから少し休みますと言うと、それ以上は踏み込んで来なかった。
あの執事は勿論だが、メイド達も教育が行き届いているのには感心する。
自分と主人の関係についても特に何の感情も表に見せない。
十一は貴族の令嬢と離婚してまだ日が浅いだろうし、更には現在、妹弟子の家令と婚約中なのは知っているだろうに。
前の結婚では別に邸宅を構えて、新婚生活はそちらで過ごしたそうだ。
残雪は部屋に残る情事の跡を眺めていた。
十一の情熱に飲まれてしまって、自分もそれに応えたけれど。
山雀には申し訳ない事をした。
純粋に伯爵夫人という立場に憧れて食指を動かしたのもあるだろうが、あの子は昔から十一の事が大好きなのだ。
日雀が死んだ時、その身に成り代わろうと即断できたのは、きっとそれまでも日雀のように、自分も将来において十一と生きていける理由があればと何度も考えた事があったからに違いない。
体はどうにでもなるが、気力が湧かなかった。
蛍石と五位鷺の訃報を知った時は、あんなに必死になれたのに。
銀星と春北斗を殺させない為に夢中だった。
身動き出来ない時期もあり、彼等の存在を恨んだ事もある。
だが、だからこそ短慮に走らず、生きてこれたとも言える。
でも、結局、自分が出来た事と言えば。
蛍石の子供達から、夫達から、母であり妻である彼女を奪い。
それだけの事をさせた夫と恋人も亡くし。
復讐の為かどうなのか、確かに千人殺したそうだ。
もう一度手に入れたかもしれないと思った愛する人も失った。
残雪はデスクの書類に目を落とした。
なんと固い守備であろう。
もはやほぼ攻撃だ。
自分の進退がそのままあの父を殺された少年の生死を左右する。
自分だけでなく、フィンもまた担保にされては、短気はは起こせない。
十一の抜かり無い仕事につい笑いが込み上げる。
これでは、どんなに自分が太刀打ちしても逃げられない。
なぜか、愛してくれると貴方は言うけど。
でも、十一。
私、もう人の都合で便利に使われるなんて、真っ平ごめんだわ。
自分や自分の生死や身の安全を担保に、何か迫られるなんてこりごり。
私に連なるものは、人も物も自分自身も、私が守ってみせよう。
でもさて。意欲はあるけど、どうしたものだろう。
あの家令に太刀打ちできるものなんて、もはや自分には何もない。
いっそ死んでしまうか。
何もかも煩わしい。面倒だ。
けれど、挫けてしまうには、何か違う、まだ違う、と、どこかで声がする。
残雪は窓を開け放ち、風を入れた。
雲雀東風と言えば何だか穏やかな気がするが、時に時化、季節を替える春の嵐ともなる。
残雪は、希望の星と名付けられたワインの初搾りの最後の1本を開けて飲み干した。
週に一度くらいの頻度で、花鶏が東目張邸を訪れるようになっていた。
他の家令は許されないが、まだ若い彼ならば他の家令よりはマシ、と許されたのだろう。
勿論、余計な情報を与えるなと指示されているのだろうが。
誰から、と言えば。
宮廷の意思と言うより、おそらく十一だろう。
良かった事と言えば、この邸宅で、花鶏と春北斗が再会し、たまに姉弟のように楽し気に過ごす事が出来た事。
離宮に居た時も、銀星や春北斗は一番小さな花鶏を可愛がっていた。
花鶏は、"オランジュリーの薔薇”の状況確認の為の宮廷からの遣いという名目で、残雪と会える、それだけでも嬉しい。
「雪様、蜂鳥姉上が女官と喧嘩したんですよ。蜂鳥姉上、蓮角姉上に人道支援だと言われてお仕置きで血を抜かれたんです」
「聞いたわ。献血したって」
「500cc抜かれて、頭来たって言ってそのまま休暇申請して、海外にヴァカンスに行きましたよ。・・・血の気が多すぎるわけだ」
「500cc?普通400までよ?・・・蜂鳥、大丈夫なの・・・?」
花鶏が小さな包みを取り出した。
「・・・雪様、これは最近、宮廷で流行っているお菓子なんです」
「まあ、すてき。・・・貴方、まだ若いのにこんなに気が利いて。それはそれで心配だわ・・・」
小包みに見覚えのある封蝋があった。
尾白鷲が好んで使っていたものだった。
ではこれは、あの女家令からか。
きっと、菓子だけではあるまい。
残雪は包みを開けた。
小さな菫の砂糖菓子と、カードが入っていた。
『牡鹿生存。どうぞ希望をお持ちになって』とだけ書いてあった。
残雪はそれを読むと、泣き出した。
「・・・まあ、どうしましょう。・・・泣いちゃったわ・・・ごめんなさいね」
何よりも嬉しい知らせだった。
何が何だかわからないけれど、でも、あの女家令がそう伝えて寄越したのだ。
確実、もしくはそれに限りなく近い事実なのだろう。
あの不思議な青菫色の瞳をした、一人残された最後の牡鹿が殺されずに生きていたのかと思うだけで、胸がいっぱいになった。
「・・・あなたのお姉さんにありがとうと伝えてね。・・・そうね、こうして。私、嬉しくて何と言ってお礼を伝えればいいのかわからないほどだから」
そう言って、残雪は少年を抱きしめた。
花鶏には、この女性に何があったのか実のところはよくわからないし、この先、何が起きるのか兄弟子や姉弟子達が何をしようとしているのか、はっきりとはわからない。
でも、この先、どうか彼女が幸せになってくれるようにと願った。
『ねえ、あなた。これからいいこといっぱいよ』
幼い頃、辛く、苦しい日々の果てに、彼女がそう自分に言ってくれた言葉を頼りに生きて来た。
どれほど救われたか。
きっとそれに報いてみせる。
少年家令はそっと呟いた。
宮城から皇帝陛下よりお召しありと知らせを受けた執事が、残雪の部屋で一夜を過ごした主人に遠慮がちに告げたのに、十一は後で行くと伝えるようにと返した。
「すぐに行ってさし上げて。緊急でしょう」
困り果てた様子の執事を見かねて、残雪がそう声をかけると、十一は渋々準備を始めた。
執事が、感謝しますと残雪に会釈をした。
残雪は多少、いや、かなり気まずい気持ちでガウンを着込んで、銀青色のブランケットを引き寄せてベッドの端で静かにしていた。
どう見ても、自分とこの屋敷の主人に何かあったのかが一目瞭然の状態だろう。
王族や貴族の人間はこうした時も気にせず堂々としているそうだ。
そう言えば、蛍石もそうだった。
私生活を晒すのを大して気に留めない。
着替えも、裸のままでいて家令や女官にやらせるようなところがあった。
自分が裸なのは平気なのに、家令の子供達が裸なのを、恥ずかしいわね、不躾ねと咎めてみたり。
それは、歴然とした上下関係から来る感覚なのだろうけど、残雪には理解し難いものだ。
十一も上半身裸のまま、執事にあれこれ指示していた。
「棕梠様、まだ早いので、お茶を用意させるので、またお休みください」
「・・・大丈夫。私、お茶自分でいれますので。お気遣いいただいてすみません・・・」
コックやメイドも叩き起こされては気の毒だ。
「雪は、どうせ茶も酒も食い物の類もリスのようにあちこちにしまってあるんだから」
十一が茶化したのに残雪も口を開いた。
「そうなの。災害が来ても大丈夫よ。缶詰も瓶詰も沢山あるから。・・・ただ全部果物のだから、毎日三食、みかんと桃よ」
残雪がそう言ったのに、執事もつい笑みを浮かべた。
そうは言ったが、十一は残雪にも軽食を用意するように指示して出かけて言った。
翌日の午後近くになって、残雪は、やっとベッドから起き上がれるようになった。
なかなか起きれない様子の残雪を心配したメイドが医師を呼ぶかと聞いていたが、大丈夫、疲れただけだから少し休みますと言うと、それ以上は踏み込んで来なかった。
あの執事は勿論だが、メイド達も教育が行き届いているのには感心する。
自分と主人の関係についても特に何の感情も表に見せない。
十一は貴族の令嬢と離婚してまだ日が浅いだろうし、更には現在、妹弟子の家令と婚約中なのは知っているだろうに。
前の結婚では別に邸宅を構えて、新婚生活はそちらで過ごしたそうだ。
残雪は部屋に残る情事の跡を眺めていた。
十一の情熱に飲まれてしまって、自分もそれに応えたけれど。
山雀には申し訳ない事をした。
純粋に伯爵夫人という立場に憧れて食指を動かしたのもあるだろうが、あの子は昔から十一の事が大好きなのだ。
日雀が死んだ時、その身に成り代わろうと即断できたのは、きっとそれまでも日雀のように、自分も将来において十一と生きていける理由があればと何度も考えた事があったからに違いない。
体はどうにでもなるが、気力が湧かなかった。
蛍石と五位鷺の訃報を知った時は、あんなに必死になれたのに。
銀星と春北斗を殺させない為に夢中だった。
身動き出来ない時期もあり、彼等の存在を恨んだ事もある。
だが、だからこそ短慮に走らず、生きてこれたとも言える。
でも、結局、自分が出来た事と言えば。
蛍石の子供達から、夫達から、母であり妻である彼女を奪い。
それだけの事をさせた夫と恋人も亡くし。
復讐の為かどうなのか、確かに千人殺したそうだ。
もう一度手に入れたかもしれないと思った愛する人も失った。
残雪はデスクの書類に目を落とした。
なんと固い守備であろう。
もはやほぼ攻撃だ。
自分の進退がそのままあの父を殺された少年の生死を左右する。
自分だけでなく、フィンもまた担保にされては、短気はは起こせない。
十一の抜かり無い仕事につい笑いが込み上げる。
これでは、どんなに自分が太刀打ちしても逃げられない。
なぜか、愛してくれると貴方は言うけど。
でも、十一。
私、もう人の都合で便利に使われるなんて、真っ平ごめんだわ。
自分や自分の生死や身の安全を担保に、何か迫られるなんてこりごり。
私に連なるものは、人も物も自分自身も、私が守ってみせよう。
でもさて。意欲はあるけど、どうしたものだろう。
あの家令に太刀打ちできるものなんて、もはや自分には何もない。
いっそ死んでしまうか。
何もかも煩わしい。面倒だ。
けれど、挫けてしまうには、何か違う、まだ違う、と、どこかで声がする。
残雪は窓を開け放ち、風を入れた。
雲雀東風と言えば何だか穏やかな気がするが、時に時化、季節を替える春の嵐ともなる。
残雪は、希望の星と名付けられたワインの初搾りの最後の1本を開けて飲み干した。
週に一度くらいの頻度で、花鶏が東目張邸を訪れるようになっていた。
他の家令は許されないが、まだ若い彼ならば他の家令よりはマシ、と許されたのだろう。
勿論、余計な情報を与えるなと指示されているのだろうが。
誰から、と言えば。
宮廷の意思と言うより、おそらく十一だろう。
良かった事と言えば、この邸宅で、花鶏と春北斗が再会し、たまに姉弟のように楽し気に過ごす事が出来た事。
離宮に居た時も、銀星や春北斗は一番小さな花鶏を可愛がっていた。
花鶏は、"オランジュリーの薔薇”の状況確認の為の宮廷からの遣いという名目で、残雪と会える、それだけでも嬉しい。
「雪様、蜂鳥姉上が女官と喧嘩したんですよ。蜂鳥姉上、蓮角姉上に人道支援だと言われてお仕置きで血を抜かれたんです」
「聞いたわ。献血したって」
「500cc抜かれて、頭来たって言ってそのまま休暇申請して、海外にヴァカンスに行きましたよ。・・・血の気が多すぎるわけだ」
「500cc?普通400までよ?・・・蜂鳥、大丈夫なの・・・?」
花鶏が小さな包みを取り出した。
「・・・雪様、これは最近、宮廷で流行っているお菓子なんです」
「まあ、すてき。・・・貴方、まだ若いのにこんなに気が利いて。それはそれで心配だわ・・・」
小包みに見覚えのある封蝋があった。
尾白鷲が好んで使っていたものだった。
ではこれは、あの女家令からか。
きっと、菓子だけではあるまい。
残雪は包みを開けた。
小さな菫の砂糖菓子と、カードが入っていた。
『牡鹿生存。どうぞ希望をお持ちになって』とだけ書いてあった。
残雪はそれを読むと、泣き出した。
「・・・まあ、どうしましょう。・・・泣いちゃったわ・・・ごめんなさいね」
何よりも嬉しい知らせだった。
何が何だかわからないけれど、でも、あの女家令がそう伝えて寄越したのだ。
確実、もしくはそれに限りなく近い事実なのだろう。
あの不思議な青菫色の瞳をした、一人残された最後の牡鹿が殺されずに生きていたのかと思うだけで、胸がいっぱいになった。
「・・・あなたのお姉さんにありがとうと伝えてね。・・・そうね、こうして。私、嬉しくて何と言ってお礼を伝えればいいのかわからないほどだから」
そう言って、残雪は少年を抱きしめた。
花鶏には、この女性に何があったのか実のところはよくわからないし、この先、何が起きるのか兄弟子や姉弟子達が何をしようとしているのか、はっきりとはわからない。
でも、この先、どうか彼女が幸せになってくれるようにと願った。
『ねえ、あなた。これからいいこといっぱいよ』
幼い頃、辛く、苦しい日々の果てに、彼女がそう自分に言ってくれた言葉を頼りに生きて来た。
どれほど救われたか。
きっとそれに報いてみせる。
少年家令はそっと呟いた。
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