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115.スナイパー
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意識が戻ってすぐに激痛が走った。左耳の鼓膜が破れているし、左肩も動かせないくらいに痛い。何とか立てるが走れはしないだろう。周囲を見渡して自分は屋上から落とされたのだと理解した。エイルとアリエ隊長はどこだろう?
朦朧とした視界でやっと見つけた二人は同じ場所で倒れていた。触ってみると何とか生きているようだった。鼓動は敵を撃ち落とす動機になっていた。
「エイル、起きろ」
「うぅ……あれ?無事だ」
エイルは怪我が無いらしい。襟を摘んで立たせた。
「今から屋上にもう一度上がる。周囲から仲間の位置が分からない。多分殺された。だからエイルと私でアイツらを殺す。同じことをしてやるんだ、出来るだろ?」
ミセットは最後に笑いかけた。エイルは自らの頬を叩いて分かりましたと言った。
「すまないな撤退じゃなくて」
「分かってます。今退いてもここから後ろは皆殺しですもんね」
「私たち含めてな」
会話中に左肩を治した。さっきよりは動くようになった。アリエさんのピアスを取ってポケットを入れ、ストレージからスナイパーライフルを取り出してフックショットでビルを登っていく。
「到着したらすぐに構える。後は1人ずつ撃ち抜く。守りも任せる」
「了解!」
コンクリートを踏みつけて着地、座るようにしてライフルを左膝辺りに乗せる。横を銃を向けるように構えた。ミセットの後ろでエイルが魔法陣を展開した。
「まずは魔術師からだ。二人だったな!」
「はい、2人組が二つ……いえ、4組に増えてます!」
「一番近いところを撃ち抜く、射程強化、よろしく!」
言い終わったところで無音の弾丸が目の前で弾けた。アリエさんのアクセサリーとエイルの魔力が無ければ今死んでいた。
「ビックリした……」
場所が分かった。息を抜いてトリガーを引く。
「大丈夫です、当たってます。1人やりました」
「ふぅ……」
ライフルをコッキングしたあとまた構える。今度は隣の魔術師にしよう。
トリガーを引き切る前に砲弾が飛んできた。無音の砲弾は魔力のこもった弾丸であり、爆音とともに私たちの魔力シールドを破った。
「ミセットさん!破られました!」
「修復に集中しろ!」
次の弾が飛んでくる前に仕留める。すぐにトリガーを引いた。
「すまない……」
「当たってません!」
死ぬならここかと思った。あと魔力弾を正面からうければ今度こそ意識は保てない。そしてライヴは進行を再開して飛空艇まですぐにたどり着く。だからここは退けない。
私は歯を食いしばった。
「エイル!防御はいい!アイツらと同じ弾をくれ!」
力強くコッキングして匍匐、スコープを覗いた。
「……分かりました!」
エイルが魔法陣を取り消してミセットの背中に手を乗せた。バシンと音を立てて乗せられた手から魔力を感じる。
「死んだら私の責任だな」
放たれた弾丸は大砲といってもいいほどの光るエネルギーとなった。反動で身体にひびが入りそうだ。
弾速は音速を超えて建物を巻き込みながら対象に直撃した。
「……次いくぞ!」
「大丈夫です、多分生きてません!」
あと2人組と1人のスナイパーのはずだ。銃身を移動させて再度砲弾を撃ち込む。衝撃が体に響く。
次の射撃で手は使い物にならなくなるだろう。リロードしている隣で弾丸が通った。自分の背中からエイルの手が離れる。濁った声が微かに聞こえた。
「エイルッ!」
「最後の1人だ!構わないで!」
私は最後の標的に標準を合わせる。エイルの魔力は少し残っている。これで長距離射撃を可能にさせる。
「必ず当てる」
撃鉄を起こした。すぐに私は意識を失った。
ーーーーーー
「ご武運を……!」
「早く行け」
ツルギ達がキリカ隊を援護しながら先へ通した。というより立ち塞がっただけだった。すぐにアキタが疑問を呈した。
「あれ?撃ってもこないや。通しちゃったよ!いいのか!?」
ツルギが少し小柄なロケットランチャーを右手に持った。
「……何にせよアイツらを通したところで俺たちが有利。それぞれ武器を切り替えろ。合図があるまでは当初の作戦通りに。いけ!散開!」
ビヨンドが巨大なライフルをツルギに向けた瞬間、ツルギもまたロケットランチャーをビヨンドへ向ける。互いに発射発砲。ライフル弾の着弾地点にはツルギはいなかった。ロケット弾はビヨンド右肩に当たったが、破壊には至っていない。
後ろに瞬間移動したツルギはもう1発の弾頭を装着した。
「効いてる……がまだ足りないな」
振り返るビヨンドは再度ツルギを追うが、今度のツルギは雷の刀「迅雷」を装備していた。
乱射されビルを揺らす弾丸の雨はツルギを襲う。迅雷を盾にするが、すべての威力を相殺仕切れない。
「……さっさとぶっ壊せ!」
「承知!」
ビヨンドの背後側から等間隔に離れた4人がロケットランチャーを放つ、ビヨンドの背中で大爆発を引き起こした。4人はすぐに次の弾を込めて放つ。
一発目の時点でビヨンドはよろけた。ツルギはその隙に見逃さずにロケットランチャーを装備して正面から発射した。
前後からすべてのロケット弾をうち尽した。耳からキーンとした音が暫く離れなかった。
「ふぅ……これで俺の出番なしだな!ははは!」
「おい調子にのるな。まだ動き出すかもしれない」
「意外と上手くいくのもですね」
「ツルギ、囮役すまない」
ギンジが言うように、ツルギの至る所から血が流れていた。対物ライフルの弾丸の雨を生身で生きていられる方が異常である。
「いや……上手くいけばそれでいい」
フラフラのツルギは回復薬を一口飲んだ。そしてヨタヨタと歩き出してビヨンドの上の乗るとコックピットがありそうな場所目掛けて刀を差し込んだ。
ガキンと金属音を立てたが開く気配はない。
「畜生、中身は多分生きてるぞ。おいギンジ、ここを二人でボコボコにするぞ。それで無理やり引き出す」
「……わかった」
「再度動かれちゃたまったものじゃねぇよ」
アキタはよかったーと息を吐いていた。
「じゃあ俺要らなかったですねぇ。じゃあ……」
ビヨンドが熱を持ち始めた。ツルギはすぐにそれを感知して近づいてきたギンジを抱えて瞬間移動で距離をとった。
「離れろ!」
甲高い音と爆風がビヨンドから発生し、黒い機体は薄く赤色を放ち始めた。
「やべ~って!弾丸足りねぇよ!」
「余力があるってことですね」
ミチルがアキタの肩を叩く。
「じゃあ任せますよ」
「……了解、じゃあ皆さん援護お願いします」
「バカヤロー、準備なんて一瞬だろ」
トキは頭をペチンと叩いた。髪はサラサラと揺れていた。
ビヨンドが完全復活したタイミングでアキタが左目の眼帯を取り外す。瞳孔は紫色に光っていた。
「アキタ、後は任せろ」
ツルギの合図の後でアキタが叫んだ。
『停止』
台詞の後すぐに起き上がったビヨンドが硬直、4人は右手に新たな武器を持っていた。直径20cm、全長2メートルの杭を仕込んだ所謂パイルバンカーだ。個人携行できるサイズで腕に装着する。力はいるが、打ち出した後もリロード出来れば何度でも打ち出すことが可能。完全近距離武器なので、ゼロ距離から打ち出す必要がある。
「早くして!」
アキタが叫ぶ間もなく4人はビヨンドにパイルバンカーを構えた。それぞれが四肢の付け根を目掛けて一斉に発射した。
使用者はその威力を体で受け止めるため、対象によってはこちらの方がダメージを受ける。
今回に限っては4人全員が黒い装甲に差し込み成功していた。
「……なんだこれ痺れる」
「いってぇ……」
「おいツルギ、こいつら二人連発は無理だぞ」
ギンジは既にもう1発を装填していた。
「かなり効いてるさすがスギだな。ギンジ、中心からずらした位置で貫く。脇腹2箇所だ、合わせろ」
ツルギが瞬間移動してビヨンドの背後に回り込み左脇腹を、ギンジが正面から右脇腹を狙った。
「出て来やがれ!」
ガキンという金属音と共に二本の杭が黒い機体を貫いた。
「チッ……これで動けないだろ。アキタもういいぞ!」
ツルギの言葉を聞いてアキタは大きく息を吐き眼帯をつけ直した。直後に2m先に血を吐き散らした。
「ヴェええ……はぁはぁ……上手くいきましたね」
「22秒だった。感謝する」
「そりゃどうも。今回に限っては俺の能力がドンピシャでしたから活躍の機会感謝ですよ」
「一秒につきHP1パーセントの消費……命を削る呪いの力だ。今から少し休憩をとった後、トキとミチル、ギンジは後退しろ。武器の補充を忘れるな。俺は単独で上に行く……その前に」
ツルギはコックピットをこじ開けてパイロットと対面した。
「会いたかったぜ」
「……クソどもが!」
パイロットは少女だった。ヘルメットで篭った声はツルギに届きはしなかった。
朦朧とした視界でやっと見つけた二人は同じ場所で倒れていた。触ってみると何とか生きているようだった。鼓動は敵を撃ち落とす動機になっていた。
「エイル、起きろ」
「うぅ……あれ?無事だ」
エイルは怪我が無いらしい。襟を摘んで立たせた。
「今から屋上にもう一度上がる。周囲から仲間の位置が分からない。多分殺された。だからエイルと私でアイツらを殺す。同じことをしてやるんだ、出来るだろ?」
ミセットは最後に笑いかけた。エイルは自らの頬を叩いて分かりましたと言った。
「すまないな撤退じゃなくて」
「分かってます。今退いてもここから後ろは皆殺しですもんね」
「私たち含めてな」
会話中に左肩を治した。さっきよりは動くようになった。アリエさんのピアスを取ってポケットを入れ、ストレージからスナイパーライフルを取り出してフックショットでビルを登っていく。
「到着したらすぐに構える。後は1人ずつ撃ち抜く。守りも任せる」
「了解!」
コンクリートを踏みつけて着地、座るようにしてライフルを左膝辺りに乗せる。横を銃を向けるように構えた。ミセットの後ろでエイルが魔法陣を展開した。
「まずは魔術師からだ。二人だったな!」
「はい、2人組が二つ……いえ、4組に増えてます!」
「一番近いところを撃ち抜く、射程強化、よろしく!」
言い終わったところで無音の弾丸が目の前で弾けた。アリエさんのアクセサリーとエイルの魔力が無ければ今死んでいた。
「ビックリした……」
場所が分かった。息を抜いてトリガーを引く。
「大丈夫です、当たってます。1人やりました」
「ふぅ……」
ライフルをコッキングしたあとまた構える。今度は隣の魔術師にしよう。
トリガーを引き切る前に砲弾が飛んできた。無音の砲弾は魔力のこもった弾丸であり、爆音とともに私たちの魔力シールドを破った。
「ミセットさん!破られました!」
「修復に集中しろ!」
次の弾が飛んでくる前に仕留める。すぐにトリガーを引いた。
「すまない……」
「当たってません!」
死ぬならここかと思った。あと魔力弾を正面からうければ今度こそ意識は保てない。そしてライヴは進行を再開して飛空艇まですぐにたどり着く。だからここは退けない。
私は歯を食いしばった。
「エイル!防御はいい!アイツらと同じ弾をくれ!」
力強くコッキングして匍匐、スコープを覗いた。
「……分かりました!」
エイルが魔法陣を取り消してミセットの背中に手を乗せた。バシンと音を立てて乗せられた手から魔力を感じる。
「死んだら私の責任だな」
放たれた弾丸は大砲といってもいいほどの光るエネルギーとなった。反動で身体にひびが入りそうだ。
弾速は音速を超えて建物を巻き込みながら対象に直撃した。
「……次いくぞ!」
「大丈夫です、多分生きてません!」
あと2人組と1人のスナイパーのはずだ。銃身を移動させて再度砲弾を撃ち込む。衝撃が体に響く。
次の射撃で手は使い物にならなくなるだろう。リロードしている隣で弾丸が通った。自分の背中からエイルの手が離れる。濁った声が微かに聞こえた。
「エイルッ!」
「最後の1人だ!構わないで!」
私は最後の標的に標準を合わせる。エイルの魔力は少し残っている。これで長距離射撃を可能にさせる。
「必ず当てる」
撃鉄を起こした。すぐに私は意識を失った。
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「ご武運を……!」
「早く行け」
ツルギ達がキリカ隊を援護しながら先へ通した。というより立ち塞がっただけだった。すぐにアキタが疑問を呈した。
「あれ?撃ってもこないや。通しちゃったよ!いいのか!?」
ツルギが少し小柄なロケットランチャーを右手に持った。
「……何にせよアイツらを通したところで俺たちが有利。それぞれ武器を切り替えろ。合図があるまでは当初の作戦通りに。いけ!散開!」
ビヨンドが巨大なライフルをツルギに向けた瞬間、ツルギもまたロケットランチャーをビヨンドへ向ける。互いに発射発砲。ライフル弾の着弾地点にはツルギはいなかった。ロケット弾はビヨンド右肩に当たったが、破壊には至っていない。
後ろに瞬間移動したツルギはもう1発の弾頭を装着した。
「効いてる……がまだ足りないな」
振り返るビヨンドは再度ツルギを追うが、今度のツルギは雷の刀「迅雷」を装備していた。
乱射されビルを揺らす弾丸の雨はツルギを襲う。迅雷を盾にするが、すべての威力を相殺仕切れない。
「……さっさとぶっ壊せ!」
「承知!」
ビヨンドの背後側から等間隔に離れた4人がロケットランチャーを放つ、ビヨンドの背中で大爆発を引き起こした。4人はすぐに次の弾を込めて放つ。
一発目の時点でビヨンドはよろけた。ツルギはその隙に見逃さずにロケットランチャーを装備して正面から発射した。
前後からすべてのロケット弾をうち尽した。耳からキーンとした音が暫く離れなかった。
「ふぅ……これで俺の出番なしだな!ははは!」
「おい調子にのるな。まだ動き出すかもしれない」
「意外と上手くいくのもですね」
「ツルギ、囮役すまない」
ギンジが言うように、ツルギの至る所から血が流れていた。対物ライフルの弾丸の雨を生身で生きていられる方が異常である。
「いや……上手くいけばそれでいい」
フラフラのツルギは回復薬を一口飲んだ。そしてヨタヨタと歩き出してビヨンドの上の乗るとコックピットがありそうな場所目掛けて刀を差し込んだ。
ガキンと金属音を立てたが開く気配はない。
「畜生、中身は多分生きてるぞ。おいギンジ、ここを二人でボコボコにするぞ。それで無理やり引き出す」
「……わかった」
「再度動かれちゃたまったものじゃねぇよ」
アキタはよかったーと息を吐いていた。
「じゃあ俺要らなかったですねぇ。じゃあ……」
ビヨンドが熱を持ち始めた。ツルギはすぐにそれを感知して近づいてきたギンジを抱えて瞬間移動で距離をとった。
「離れろ!」
甲高い音と爆風がビヨンドから発生し、黒い機体は薄く赤色を放ち始めた。
「やべ~って!弾丸足りねぇよ!」
「余力があるってことですね」
ミチルがアキタの肩を叩く。
「じゃあ任せますよ」
「……了解、じゃあ皆さん援護お願いします」
「バカヤロー、準備なんて一瞬だろ」
トキは頭をペチンと叩いた。髪はサラサラと揺れていた。
ビヨンドが完全復活したタイミングでアキタが左目の眼帯を取り外す。瞳孔は紫色に光っていた。
「アキタ、後は任せろ」
ツルギの合図の後でアキタが叫んだ。
『停止』
台詞の後すぐに起き上がったビヨンドが硬直、4人は右手に新たな武器を持っていた。直径20cm、全長2メートルの杭を仕込んだ所謂パイルバンカーだ。個人携行できるサイズで腕に装着する。力はいるが、打ち出した後もリロード出来れば何度でも打ち出すことが可能。完全近距離武器なので、ゼロ距離から打ち出す必要がある。
「早くして!」
アキタが叫ぶ間もなく4人はビヨンドにパイルバンカーを構えた。それぞれが四肢の付け根を目掛けて一斉に発射した。
使用者はその威力を体で受け止めるため、対象によってはこちらの方がダメージを受ける。
今回に限っては4人全員が黒い装甲に差し込み成功していた。
「……なんだこれ痺れる」
「いってぇ……」
「おいツルギ、こいつら二人連発は無理だぞ」
ギンジは既にもう1発を装填していた。
「かなり効いてるさすがスギだな。ギンジ、中心からずらした位置で貫く。脇腹2箇所だ、合わせろ」
ツルギが瞬間移動してビヨンドの背後に回り込み左脇腹を、ギンジが正面から右脇腹を狙った。
「出て来やがれ!」
ガキンという金属音と共に二本の杭が黒い機体を貫いた。
「チッ……これで動けないだろ。アキタもういいぞ!」
ツルギの言葉を聞いてアキタは大きく息を吐き眼帯をつけ直した。直後に2m先に血を吐き散らした。
「ヴェええ……はぁはぁ……上手くいきましたね」
「22秒だった。感謝する」
「そりゃどうも。今回に限っては俺の能力がドンピシャでしたから活躍の機会感謝ですよ」
「一秒につきHP1パーセントの消費……命を削る呪いの力だ。今から少し休憩をとった後、トキとミチル、ギンジは後退しろ。武器の補充を忘れるな。俺は単独で上に行く……その前に」
ツルギはコックピットをこじ開けてパイロットと対面した。
「会いたかったぜ」
「……クソどもが!」
パイロットは少女だった。ヘルメットで篭った声はツルギに届きはしなかった。
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