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89.アサシンハント
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少女が僕の戦闘態度について、殺意が感じられないと言っていたが、それをいうなら彼女の方こそ殺意が感じられない。最初の一撃の全てをかけていたような気がする。僕を殺すと言っていたが、本当にできるのか?
アサシンナイフをもう一本握った。
「どこから出した!?」
「黒霧……」
ポケットから黒い石を取り出して砕き、詠唱のようなセリフを吐く。
「アイテム使用、黒霧、発動」
「霧?」
空気が抜けるような音がして周囲が煙たくなる。辺りが灰色に包まれて、これでは右と左が分からなくなった。
「キョウスケ、お前に任せる」
「了解」
視界を奪ってからの攻撃だろう、それでもキョウスケの能力があれば問題はない。
さて、少女の気配を探ろう。
「集音、熱源感知、視界に表示します」
霧の中で風景が緑の輪郭で表れる。
「丸見えだな」
「(なんでこっちに剣を向けてるの?霧で見えないはずなのに)」
「コッチから行くぞ」
剣を水平に構えてからの高速突き刺し攻撃。スキルでもなくてただの突き。速さの秘訣は魔力による身体強化と筋力である。
身体強化は最近身につけた。いや、もっと早く気づくべきだった。最近よく奇襲を受けるからかもしれないけど。
イメージは体の内のエネルギーを攻撃や身体動作に変換して爆発させる。そもそも誰かに教えられたわけでもなく訓練の賜物だ、詳しいことはよく分からない。魔力を使いすぎてエーテル場が乱れることもないだろう。これからもガンガン磨いていく。
「外した?」
「速い」
この少女はこの視界で見えているのか、僕の突きを避けてみせた。追い討ちをかけなければ。
続けて「エリアルマジック」を発動して少女に斬り掛かる。しかしこの娘は高速四連撃を少ない動作と武器で回避し尽くした。
霧が晴れる。
「あんた、やるな」
「はぁ……はぁ、そんなもん?」
言葉とは裏腹に打つ手なしの表情をした。ナイフを握る手もほとんど脱力仕切っていて、つつけば落ちそうだ。
「そんなものとはこちらの台詞だ。霧を展開しながら大した攻撃も出来てないじゃないか」
速い、ならば頭でも使う。
ハンドガンを構える。
「遂にそうきた……」
少女が突っ込んでくる、僕の射撃を待っているように見えた。構わず射撃する。
発砲音と共に少女は疾走、僕の数センチ前まで来ていた。妙だ、ここまでの身体強化なら多少空間の歪みを生じさせる。しかし微塵も歪みを感じない。自前の身体能力のみで実現させているのか?
「キョウスケ!」
攻撃予測で回避して愁と絶叫を装備、ナイフと打ち合う。手放したハンドガンが地面に落ちるまで12回打ち合った。
単純な戦闘では決着がつかない。相手の防御と回避が上手すぎるのだ。きっとキリカなら一瞬で首を吹き飛ばしていただろうけど。
「あなた、強いね」
「そうかい」
少女が待っているとされる剣士、彼がここに来るのにあと何分かかる?いや何時間かかる?それまで持ちこたえて加勢してもらうか。いや実現性がない。
「なぁ、あんたは僕が死ねばいいんだよね?」
「え、え?えぇそうだけど……」
「ほら見て、僕の短剣の一本、キミの足元に転がっちゃった。もう為す術なく僕は死ぬ」
「諦め速いね」
「だから……」
僕は右手に残った青い短剣を喉に近づける。刃を輝かせて深く深く入れる。
「な、何してんの!」
フリをした。
「せいっや」
いつもの手法だが、いつも通り。短剣から伸びる魔糸を力いっぱい引っ張る。狙うは足の腱だ。
「(ヒット)」
魔糸は足を貫通していた。実体化したそれに引っ張られて黒い短剣が少女の足に引っかかる。バランスを崩して転落、その間に短剣が足を貫き爆弾のように肉が弾けた。手には固く鈍い感覚が残った。
「うっ────!!痛い……クソッ!」
狙ったのは左足、完全に潰した。
諦めが悪い、転倒しても、傷が深くてもナイフを構えて後ずさりする。闘志が薄れないのは才能だ。
「足はダメになっただろう。もう戦えないよ。その戦法じゃあ致命的だろ?」
「うるさい!まだ死んでいない、戦える」
涙目でも睨みつける眼光がキョウスケのスキャン無しでも僕をうろたえさせる。
小声が聞こえた。
「小細工しやがって……」
「お前もな」
舌打ちが聞こえた。
僕は少し前に障害は全て殺すと決めた。けど、ライヴと関係ない外部までそうなのかと問われると分からない。正直殺したくない。彼女の殺意もほとんど僕に向けられていないのにここで命を奪うのは違う。甘いのではない。ならば。
「あんたは……お前は……死にたいか?」
「殺すならさっさと殺しなよ。あなたどうせライヴとかいう連中でしょ」
「僕は……倫理委員会ECF、ツルギ隊所属、ツルギ隊長直下の部下、オトメだ。ライヴではないよ」
「倫理委員会?それってあの……なんで」
「目的は大雑把にいえばあの向こうに行きたい。壁の先」
ストレージからポーションを取り出して、膝立ちで少女に差し出す。
横からナイフが襲ってきたが、手をひねって落とした。
「うぅ……」
「えぇと、あんたは強いから、この街にいる間、僕がこの街にいる間だけでいいから道案内してくれないか?承諾したなら受け取ってほしい」
「倫理委員会って……」
もう片方のナイフを離して出血した部分を押さえながら俯いた。
「あのライヴと争ってるって噂を聞く。街の人達、ほとんどこのことを知る人間はいないけど。いや、皆幻だと思ってる、ここでの生活が安定しているからじゃないかな。私みたいな暗殺者がいても皆容赦なく外に出かけて、笑っちゃう。あなたはその倫理委員会の人なんだね。どうして殺さないの」
「どうしてって……だってあんた強いから、敵じゃないなら、なんて言うの?味方……みたいな。違うけど。少なくとも争いたくない」
「殺す相手に条件を求めすぎ、仕事でしょ」
「あんたもな。僕に対する殺意が薄いよ。霧を出した時、僕が逃げるの待ってなかった?それか自分が逃げようとしてなかったか?」
これはカマをかけたつもりだ。そんな素振りはしていなかった。
「そんなこと……してないよ」
「そ、そうだよね」
「私はあなたを信用することなんて出来ない。私にはやらないといけないことがある。死んでも」
「ここで待って、そいつが来るのをまだ待つっていうのか」
「そう。必ず殺さないといけないの!」
止血をやめてナイフを掴み、僕の喉を狙った。人を拒み続けるような剣閃に見えた。『殺さないといけない』これほど言わせる相手がいる。僕には関係ないことだが、これほどの力ある人間が一時的に仲間になってくれるなら、僕の秘密も開示する。僕が最も人に悟られるのを恐れる秘密だ。
ポーションを持っていない手でナイフは簡単に掴めた。
「僕は……PE所有者だ」
ナイフの威力が弱まった。
「え?はぁ?苦し紛れの大嘘?」
「……セツナ」
「嘘」
「あんたの名前はセツナだ。SEのスキャン能力では相手の名前を見ることは出来ない」
「本当に、本当にPE使いなの?」
「だから、ポーションを受け取ってくれれば、あんたの狙う敵の首を取る手伝いが出来る」
僕が言いたかったのは、さっさとポーションを受け取ってくれということだった。遠回しに遠回しに台詞を繋げて納得してもらおうとしていた。初対面だからかも。それでも、この場が鎮まればなんでもいい。
「わかった」
セツナは乱暴にポーションを取り上げて傷に液体をかけた。どうやら傷のダメージは局所的ですぐに回復、歩けるようだ。あとは自然回復に頼ろう。
「セツナ、暗殺者。よろしく」
「オトメだ。PEの名前はキョウスケ、よろしく」
「目に名前付けてるの?ちょっとキモイ」
「うるせぇ」
「一時共闘だから。お互い目的が終わったら今後関わりを持たないこと」
「分かった」
パーティーメンバー一覧が左上に表情されている。ここにセツナを入れると分隊になんて言われるか……ここは隠していこうと決めた。
「相手の名前は分かるのか?その……殺す相手」
「分からない、凄い剣を持っている、くらいしか」
「どうして狙うんだ?そんなに、血相変えて」
「私の暗殺集団、名前は無いけど、そこの……仲間が殺された……から」
力が抜ける感覚がした。仇討ちだった。僕だって過去にそうした経験がある。暗殺者は褒められた職業ではないかもしれないけど、関係なく僕と同じ感情があるのではないか。そう感じた。
「僕も昔に敵討ちみたいなことしたんだ。結果は散々だったよ。締まりも悪いし、様々な方面の方に怒られて、懲罰らしいものはなかったけど……決して許された行為ではないけど、そういって黙っていることも出来なかった。だからセツナさん?の言っていること、少しは分かるよ」
「同情しないでよ。オトメだっけ?あなた気持ち悪い、キモイんだから」
「失礼なやつ」
「オトメ……が、あなたがいれば、目標を殺せるかも」
「任せろ。それよりもこの上のPE使い、そこまで行かないといけない。着いてきてくれよ。一応、雇い主というか、命の恩人的な存在ですからぁ!」
セツナは不満そうに先を歩き始めた。
アサシンナイフをもう一本握った。
「どこから出した!?」
「黒霧……」
ポケットから黒い石を取り出して砕き、詠唱のようなセリフを吐く。
「アイテム使用、黒霧、発動」
「霧?」
空気が抜けるような音がして周囲が煙たくなる。辺りが灰色に包まれて、これでは右と左が分からなくなった。
「キョウスケ、お前に任せる」
「了解」
視界を奪ってからの攻撃だろう、それでもキョウスケの能力があれば問題はない。
さて、少女の気配を探ろう。
「集音、熱源感知、視界に表示します」
霧の中で風景が緑の輪郭で表れる。
「丸見えだな」
「(なんでこっちに剣を向けてるの?霧で見えないはずなのに)」
「コッチから行くぞ」
剣を水平に構えてからの高速突き刺し攻撃。スキルでもなくてただの突き。速さの秘訣は魔力による身体強化と筋力である。
身体強化は最近身につけた。いや、もっと早く気づくべきだった。最近よく奇襲を受けるからかもしれないけど。
イメージは体の内のエネルギーを攻撃や身体動作に変換して爆発させる。そもそも誰かに教えられたわけでもなく訓練の賜物だ、詳しいことはよく分からない。魔力を使いすぎてエーテル場が乱れることもないだろう。これからもガンガン磨いていく。
「外した?」
「速い」
この少女はこの視界で見えているのか、僕の突きを避けてみせた。追い討ちをかけなければ。
続けて「エリアルマジック」を発動して少女に斬り掛かる。しかしこの娘は高速四連撃を少ない動作と武器で回避し尽くした。
霧が晴れる。
「あんた、やるな」
「はぁ……はぁ、そんなもん?」
言葉とは裏腹に打つ手なしの表情をした。ナイフを握る手もほとんど脱力仕切っていて、つつけば落ちそうだ。
「そんなものとはこちらの台詞だ。霧を展開しながら大した攻撃も出来てないじゃないか」
速い、ならば頭でも使う。
ハンドガンを構える。
「遂にそうきた……」
少女が突っ込んでくる、僕の射撃を待っているように見えた。構わず射撃する。
発砲音と共に少女は疾走、僕の数センチ前まで来ていた。妙だ、ここまでの身体強化なら多少空間の歪みを生じさせる。しかし微塵も歪みを感じない。自前の身体能力のみで実現させているのか?
「キョウスケ!」
攻撃予測で回避して愁と絶叫を装備、ナイフと打ち合う。手放したハンドガンが地面に落ちるまで12回打ち合った。
単純な戦闘では決着がつかない。相手の防御と回避が上手すぎるのだ。きっとキリカなら一瞬で首を吹き飛ばしていただろうけど。
「あなた、強いね」
「そうかい」
少女が待っているとされる剣士、彼がここに来るのにあと何分かかる?いや何時間かかる?それまで持ちこたえて加勢してもらうか。いや実現性がない。
「なぁ、あんたは僕が死ねばいいんだよね?」
「え、え?えぇそうだけど……」
「ほら見て、僕の短剣の一本、キミの足元に転がっちゃった。もう為す術なく僕は死ぬ」
「諦め速いね」
「だから……」
僕は右手に残った青い短剣を喉に近づける。刃を輝かせて深く深く入れる。
「な、何してんの!」
フリをした。
「せいっや」
いつもの手法だが、いつも通り。短剣から伸びる魔糸を力いっぱい引っ張る。狙うは足の腱だ。
「(ヒット)」
魔糸は足を貫通していた。実体化したそれに引っ張られて黒い短剣が少女の足に引っかかる。バランスを崩して転落、その間に短剣が足を貫き爆弾のように肉が弾けた。手には固く鈍い感覚が残った。
「うっ────!!痛い……クソッ!」
狙ったのは左足、完全に潰した。
諦めが悪い、転倒しても、傷が深くてもナイフを構えて後ずさりする。闘志が薄れないのは才能だ。
「足はダメになっただろう。もう戦えないよ。その戦法じゃあ致命的だろ?」
「うるさい!まだ死んでいない、戦える」
涙目でも睨みつける眼光がキョウスケのスキャン無しでも僕をうろたえさせる。
小声が聞こえた。
「小細工しやがって……」
「お前もな」
舌打ちが聞こえた。
僕は少し前に障害は全て殺すと決めた。けど、ライヴと関係ない外部までそうなのかと問われると分からない。正直殺したくない。彼女の殺意もほとんど僕に向けられていないのにここで命を奪うのは違う。甘いのではない。ならば。
「あんたは……お前は……死にたいか?」
「殺すならさっさと殺しなよ。あなたどうせライヴとかいう連中でしょ」
「僕は……倫理委員会ECF、ツルギ隊所属、ツルギ隊長直下の部下、オトメだ。ライヴではないよ」
「倫理委員会?それってあの……なんで」
「目的は大雑把にいえばあの向こうに行きたい。壁の先」
ストレージからポーションを取り出して、膝立ちで少女に差し出す。
横からナイフが襲ってきたが、手をひねって落とした。
「うぅ……」
「えぇと、あんたは強いから、この街にいる間、僕がこの街にいる間だけでいいから道案内してくれないか?承諾したなら受け取ってほしい」
「倫理委員会って……」
もう片方のナイフを離して出血した部分を押さえながら俯いた。
「あのライヴと争ってるって噂を聞く。街の人達、ほとんどこのことを知る人間はいないけど。いや、皆幻だと思ってる、ここでの生活が安定しているからじゃないかな。私みたいな暗殺者がいても皆容赦なく外に出かけて、笑っちゃう。あなたはその倫理委員会の人なんだね。どうして殺さないの」
「どうしてって……だってあんた強いから、敵じゃないなら、なんて言うの?味方……みたいな。違うけど。少なくとも争いたくない」
「殺す相手に条件を求めすぎ、仕事でしょ」
「あんたもな。僕に対する殺意が薄いよ。霧を出した時、僕が逃げるの待ってなかった?それか自分が逃げようとしてなかったか?」
これはカマをかけたつもりだ。そんな素振りはしていなかった。
「そんなこと……してないよ」
「そ、そうだよね」
「私はあなたを信用することなんて出来ない。私にはやらないといけないことがある。死んでも」
「ここで待って、そいつが来るのをまだ待つっていうのか」
「そう。必ず殺さないといけないの!」
止血をやめてナイフを掴み、僕の喉を狙った。人を拒み続けるような剣閃に見えた。『殺さないといけない』これほど言わせる相手がいる。僕には関係ないことだが、これほどの力ある人間が一時的に仲間になってくれるなら、僕の秘密も開示する。僕が最も人に悟られるのを恐れる秘密だ。
ポーションを持っていない手でナイフは簡単に掴めた。
「僕は……PE所有者だ」
ナイフの威力が弱まった。
「え?はぁ?苦し紛れの大嘘?」
「……セツナ」
「嘘」
「あんたの名前はセツナだ。SEのスキャン能力では相手の名前を見ることは出来ない」
「本当に、本当にPE使いなの?」
「だから、ポーションを受け取ってくれれば、あんたの狙う敵の首を取る手伝いが出来る」
僕が言いたかったのは、さっさとポーションを受け取ってくれということだった。遠回しに遠回しに台詞を繋げて納得してもらおうとしていた。初対面だからかも。それでも、この場が鎮まればなんでもいい。
「わかった」
セツナは乱暴にポーションを取り上げて傷に液体をかけた。どうやら傷のダメージは局所的ですぐに回復、歩けるようだ。あとは自然回復に頼ろう。
「セツナ、暗殺者。よろしく」
「オトメだ。PEの名前はキョウスケ、よろしく」
「目に名前付けてるの?ちょっとキモイ」
「うるせぇ」
「一時共闘だから。お互い目的が終わったら今後関わりを持たないこと」
「分かった」
パーティーメンバー一覧が左上に表情されている。ここにセツナを入れると分隊になんて言われるか……ここは隠していこうと決めた。
「相手の名前は分かるのか?その……殺す相手」
「分からない、凄い剣を持っている、くらいしか」
「どうして狙うんだ?そんなに、血相変えて」
「私の暗殺集団、名前は無いけど、そこの……仲間が殺された……から」
力が抜ける感覚がした。仇討ちだった。僕だって過去にそうした経験がある。暗殺者は褒められた職業ではないかもしれないけど、関係なく僕と同じ感情があるのではないか。そう感じた。
「僕も昔に敵討ちみたいなことしたんだ。結果は散々だったよ。締まりも悪いし、様々な方面の方に怒られて、懲罰らしいものはなかったけど……決して許された行為ではないけど、そういって黙っていることも出来なかった。だからセツナさん?の言っていること、少しは分かるよ」
「同情しないでよ。オトメだっけ?あなた気持ち悪い、キモイんだから」
「失礼なやつ」
「オトメ……が、あなたがいれば、目標を殺せるかも」
「任せろ。それよりもこの上のPE使い、そこまで行かないといけない。着いてきてくれよ。一応、雇い主というか、命の恩人的な存在ですからぁ!」
セツナは不満そうに先を歩き始めた。
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