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王位を目指す者の力
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『梓馬視点』
「よし、こんなもんかな」
料理が出来て、二人を呼びに行こうと厨房を出ようとした時外でガシャン!となにかが割れる音がした。
驚いて料理に蓋をして、慌てて厨房を出て音がした方向に向かって走った。
その方向は俺の部屋がある場所で、嫌な予感しかしない。
部屋のドアを開けると、そこには変わり果てた姿があった。
俺の部屋って、壁に大きな穴が開いてただろうか。
物は散乱していて、穴の前にはレオンハルトが立っていてレオンハルトの拳に電流がまとっていた。
レオンハルトは俺の存在に気付いて、表情がない顔で「梓馬の部屋を壊してすまない」と淡々と謝っていた。
いや、そういう事を心配してるんじゃなくていったい何してるんだよ。
俺も壁に近付き、下を覗き込むと寮の裏庭が見えた。
地面には氷が張っていて、下を向いているナイトの姿があった。
レオンハルトは俺に「そこにいろ」とだけ言って、下に降りていった。
レオンハルトは電流が流れる拳をナイトにぶつけて、ナイトは氷の盾を作り受け止めているが、とっさの防御ではレオンハルトの拳を受け止める事は出来ずすぐに壊れてしまう。
「な、何やってんだ二人共!!」
「…梓馬、これは必要な事だ」
「レオンハルト、いったいどういう事なんだ」
「梓馬の事情からして、王位継承者が二人も近くにいるのは危険だ……でも、ナイトは梓馬から離れる気はないと言っていた…ならば梓馬を守れる力があるか確かめているんだ、王位継承者になったばかりだと言っても甘くはないぞ」
「ぐっ…!!」
レオンハルトの力は俺の借り物の力なんかとは全然違った。
一撃がとても重くて強い、二階にいる俺のところまで衝撃が伝わってくるほどだ。
そしてそれを受け止めるナイトの力もかなりの力だが、白猫と契約したばかりで白猫の力を上手く使いこなせていないみたいだ。
レオンハルトの動きも早く、全く隙がない…これが王位継承者の実力だ。
お互い一歩も譲らない戦いで、体力が続くかぎり終わりそうにない。
レオンハルトがナイトから距離を取り、ため息を吐いた。
「これ以上続けていたら梓馬の料理が冷めてしまうな、これで終わりにしよう」
レオンハルトがそう言って、指に触れていてレオンハルトがいつも付けている指輪を外した。
その瞬間、足元から突風が吹きレオンハルトの全身が雷で覆われた。
レオンハルトの後ろに、獅子が見えた…あれはレオンハルトの神獣だ。
獅子は煙になり、レオンハルトの中に吸収された。
ナイトの周りにいつもいる白猫がいないから白猫の力を使っていると分かったが、レオンハルトは神獣の力なしであんなに戦っていたのか?
離れている俺のところまでレオンハルトの雷が届くほどさっきと比べ物にならないほどの魔力だ。
ビリビリ体が痺れて一歩も動けない。
こんな力の差が激しすぎると、ナイトの魔法じゃ受け止められない。
ナイトは生徒会と戦ったあの力を使おうとレオンハルトに向かって手をかざした。
そして、二人の王位継承者の力が激しくぶつかり合った。
寮の周りに結界が張っているのか、大きな被害はなさそうだが、二人の周りは物凄い事になっている。
雷と氷で目がチカチカしていて一瞬目を瞑ったがすぐにその光は消えて立っていたのは、レオンハルトだった。
ナイトは膝を地面に付いていて、ポタポタと真っ赤な血が地面を染めていた。
俺も飛び降りて転げながらナイトに駆け寄ると、息が荒くてまだ少しナイトの身体が痺れていた。
白猫もいつの間にかナイトから離れて傍で気絶していて、レオンハルトの本気は恐ろしいものだと分かる。
レオンハルトが近付いてきて、ナイトの前に出て両手を広げた。
これをするのは短時間で二回目だ。
「もう勝負がついただろ、これ以上は…」
「これで最後だと言っただろ、久々に力を解放したから僕も疲れた」
そう言ったレオンハルトの頬には切り傷が出来ていた。
地面に落ちた指輪を拾って嵌めると、獅子はレオンハルトから抜けて消えていった。
レオンハルトはナイトに手を差し伸ばして「王位継承者になったばかりで僕に傷を付けられるほどなら合格だ」と微笑んでいた。
ナイトはレオンハルトの手を掴み、とりあえず戦いは終わったそうだ。
それにしてもなんで戦っていたのか全く分からない、なにがあったんだ?
ナイトに肩を貸して、寮の中に入った…あの激しい戦いで寮が崩壊しなくて良かった…俺の部屋は悲惨なものだったが…
寮内にある医務室に入り、ナイトを椅子に座らせて怪我の手当をした。
上半身を脱いでもらうと、青黒い打撲の痕とかが痛々しい。
「レオンハルト、いったいなにがあったんだ?」
「梓馬が悪い、僕という恋人がいながら他の男を夫にしたんだろ?」
「……い、いや…それは俺にもよく」
レオンハルトとは恋人ごっこ…というか、真剣に考え中の段階でナイトが俺達の関係を夫婦だと言ったのならびっくりするよな。
言われた俺でもびっくりしている、告白をしたとかされたとかすっ飛ばしてとんでもない事になっていたんだから…
レオンハルトは俺の耳元に唇を寄せてきて、くすぐったくてビクッとした。
自分で傷の手当てをするナイトに気付かれないくらいの小さな声で「梓馬の身体には僕の力が宿っているんだ…なのに他の…しかも王位継承者の力を梓馬の中に入れたらどうなるか僕にも分からない」と言っていた。
なるほど、それでレオンハルトは俺の身体を凄く心配して怒っていたのか。
あれ?でも力を入れる方法って……
「ちょ、ちょっと待て!俺とナイトはそんな事していない!」
「夫婦だと言っていたから僕はてっきり…」
「ナイトは、ほら…友達なんだよ!歩夢を大切に思う心は同じだから!」
いきなり俺が大声を出したから、ナイトは首を傾げていた。
夫婦って言った意味は本人しか分からないから俺が勝手に決めつけるわけにもいかない。
でも、レオンハルトとしたような事をしてはいない!
そもそも俺がレオンハルトに抱いている気持ちがふわふわした状態で他の男とそういう事は…
レオンハルトは、俺とナイトを交互に見つめていた。
そして、理解してくれたのか「すまなかった」とナイトに頭を下げていた。
「ぼくの早とちりだったようだ、梓馬の身体になにかあってからだと遅いと思って梓馬の事を言わなくては……それには秘密と梓馬を守る力があるか試す必要があった」
「俺もレオンハルトに説明していなかったからごめん」
「二人して何の話をしているんだ?」
俺も悪いところがあった……そもそも俺がちゃんとしていたらこんな事にはならなかった。
俺達がお互い謝っていたら、ナイトが不満そうに俺達を見つめていた。
ナイトに俺の事を話していないから、そうなるのは当然だ。
ナイトが俺の秘密を言いふらすとも思えないし、歩夢の事をナイトに話した方が歩夢を守りやすくなる。
歩夢のためにレオンハルトに「ナイトにも言っていいか?」と確認したらレオンハルトは「それで彼が納得して今後余計な事をしなければな」と言っていた。
仲が悪いのか、なんかいつもと違ってレオンハルトの言葉に棘がある。
二人は俺がここに連れてくる前より知り合いみたいだったけど、あまり仲良くは見えない。
俺はナイトに全て話した。
俺が学園に人間として通わなくてはいけない理由、レオンハルトに協力してもらっている事、そして歩夢の事。
まさか俺が人間だと思わなかったのか、驚いた顔をしていた。
そして肩を落としているナイトに俺は心が苦しくなった。
秘密にしなきゃいけないという事は嘘を付かないといけないんだ……これからも、仲良くなった友達にも…
覚悟していたのに、ナイトの姿を実際に見ると心が揺らいでしまう。
「ごめん、ナイト…内緒にしていて…ナイトの事を信じられないから言わなかったんじゃなくて…何言っても言い訳だよな、ごめん」
「まさか梓馬が…」
「でも、人間っていう事だけ内緒にしてただけでナイトに言った事は本心だから!!」
「…男を知ってる身体とは」
「………ん?」
「はぁ……」
ナイトはため息を吐いていて、腹に包帯を巻いていた。
えっと…ナイトが何に落ち込んでいるのか分からなくなったぞ。
俺が人間だという事を隠していた事にショックを受けたんじゃないのか?
「よし、こんなもんかな」
料理が出来て、二人を呼びに行こうと厨房を出ようとした時外でガシャン!となにかが割れる音がした。
驚いて料理に蓋をして、慌てて厨房を出て音がした方向に向かって走った。
その方向は俺の部屋がある場所で、嫌な予感しかしない。
部屋のドアを開けると、そこには変わり果てた姿があった。
俺の部屋って、壁に大きな穴が開いてただろうか。
物は散乱していて、穴の前にはレオンハルトが立っていてレオンハルトの拳に電流がまとっていた。
レオンハルトは俺の存在に気付いて、表情がない顔で「梓馬の部屋を壊してすまない」と淡々と謝っていた。
いや、そういう事を心配してるんじゃなくていったい何してるんだよ。
俺も壁に近付き、下を覗き込むと寮の裏庭が見えた。
地面には氷が張っていて、下を向いているナイトの姿があった。
レオンハルトは俺に「そこにいろ」とだけ言って、下に降りていった。
レオンハルトは電流が流れる拳をナイトにぶつけて、ナイトは氷の盾を作り受け止めているが、とっさの防御ではレオンハルトの拳を受け止める事は出来ずすぐに壊れてしまう。
「な、何やってんだ二人共!!」
「…梓馬、これは必要な事だ」
「レオンハルト、いったいどういう事なんだ」
「梓馬の事情からして、王位継承者が二人も近くにいるのは危険だ……でも、ナイトは梓馬から離れる気はないと言っていた…ならば梓馬を守れる力があるか確かめているんだ、王位継承者になったばかりだと言っても甘くはないぞ」
「ぐっ…!!」
レオンハルトの力は俺の借り物の力なんかとは全然違った。
一撃がとても重くて強い、二階にいる俺のところまで衝撃が伝わってくるほどだ。
そしてそれを受け止めるナイトの力もかなりの力だが、白猫と契約したばかりで白猫の力を上手く使いこなせていないみたいだ。
レオンハルトの動きも早く、全く隙がない…これが王位継承者の実力だ。
お互い一歩も譲らない戦いで、体力が続くかぎり終わりそうにない。
レオンハルトがナイトから距離を取り、ため息を吐いた。
「これ以上続けていたら梓馬の料理が冷めてしまうな、これで終わりにしよう」
レオンハルトがそう言って、指に触れていてレオンハルトがいつも付けている指輪を外した。
その瞬間、足元から突風が吹きレオンハルトの全身が雷で覆われた。
レオンハルトの後ろに、獅子が見えた…あれはレオンハルトの神獣だ。
獅子は煙になり、レオンハルトの中に吸収された。
ナイトの周りにいつもいる白猫がいないから白猫の力を使っていると分かったが、レオンハルトは神獣の力なしであんなに戦っていたのか?
離れている俺のところまでレオンハルトの雷が届くほどさっきと比べ物にならないほどの魔力だ。
ビリビリ体が痺れて一歩も動けない。
こんな力の差が激しすぎると、ナイトの魔法じゃ受け止められない。
ナイトは生徒会と戦ったあの力を使おうとレオンハルトに向かって手をかざした。
そして、二人の王位継承者の力が激しくぶつかり合った。
寮の周りに結界が張っているのか、大きな被害はなさそうだが、二人の周りは物凄い事になっている。
雷と氷で目がチカチカしていて一瞬目を瞑ったがすぐにその光は消えて立っていたのは、レオンハルトだった。
ナイトは膝を地面に付いていて、ポタポタと真っ赤な血が地面を染めていた。
俺も飛び降りて転げながらナイトに駆け寄ると、息が荒くてまだ少しナイトの身体が痺れていた。
白猫もいつの間にかナイトから離れて傍で気絶していて、レオンハルトの本気は恐ろしいものだと分かる。
レオンハルトが近付いてきて、ナイトの前に出て両手を広げた。
これをするのは短時間で二回目だ。
「もう勝負がついただろ、これ以上は…」
「これで最後だと言っただろ、久々に力を解放したから僕も疲れた」
そう言ったレオンハルトの頬には切り傷が出来ていた。
地面に落ちた指輪を拾って嵌めると、獅子はレオンハルトから抜けて消えていった。
レオンハルトはナイトに手を差し伸ばして「王位継承者になったばかりで僕に傷を付けられるほどなら合格だ」と微笑んでいた。
ナイトはレオンハルトの手を掴み、とりあえず戦いは終わったそうだ。
それにしてもなんで戦っていたのか全く分からない、なにがあったんだ?
ナイトに肩を貸して、寮の中に入った…あの激しい戦いで寮が崩壊しなくて良かった…俺の部屋は悲惨なものだったが…
寮内にある医務室に入り、ナイトを椅子に座らせて怪我の手当をした。
上半身を脱いでもらうと、青黒い打撲の痕とかが痛々しい。
「レオンハルト、いったいなにがあったんだ?」
「梓馬が悪い、僕という恋人がいながら他の男を夫にしたんだろ?」
「……い、いや…それは俺にもよく」
レオンハルトとは恋人ごっこ…というか、真剣に考え中の段階でナイトが俺達の関係を夫婦だと言ったのならびっくりするよな。
言われた俺でもびっくりしている、告白をしたとかされたとかすっ飛ばしてとんでもない事になっていたんだから…
レオンハルトは俺の耳元に唇を寄せてきて、くすぐったくてビクッとした。
自分で傷の手当てをするナイトに気付かれないくらいの小さな声で「梓馬の身体には僕の力が宿っているんだ…なのに他の…しかも王位継承者の力を梓馬の中に入れたらどうなるか僕にも分からない」と言っていた。
なるほど、それでレオンハルトは俺の身体を凄く心配して怒っていたのか。
あれ?でも力を入れる方法って……
「ちょ、ちょっと待て!俺とナイトはそんな事していない!」
「夫婦だと言っていたから僕はてっきり…」
「ナイトは、ほら…友達なんだよ!歩夢を大切に思う心は同じだから!」
いきなり俺が大声を出したから、ナイトは首を傾げていた。
夫婦って言った意味は本人しか分からないから俺が勝手に決めつけるわけにもいかない。
でも、レオンハルトとしたような事をしてはいない!
そもそも俺がレオンハルトに抱いている気持ちがふわふわした状態で他の男とそういう事は…
レオンハルトは、俺とナイトを交互に見つめていた。
そして、理解してくれたのか「すまなかった」とナイトに頭を下げていた。
「ぼくの早とちりだったようだ、梓馬の身体になにかあってからだと遅いと思って梓馬の事を言わなくては……それには秘密と梓馬を守る力があるか試す必要があった」
「俺もレオンハルトに説明していなかったからごめん」
「二人して何の話をしているんだ?」
俺も悪いところがあった……そもそも俺がちゃんとしていたらこんな事にはならなかった。
俺達がお互い謝っていたら、ナイトが不満そうに俺達を見つめていた。
ナイトに俺の事を話していないから、そうなるのは当然だ。
ナイトが俺の秘密を言いふらすとも思えないし、歩夢の事をナイトに話した方が歩夢を守りやすくなる。
歩夢のためにレオンハルトに「ナイトにも言っていいか?」と確認したらレオンハルトは「それで彼が納得して今後余計な事をしなければな」と言っていた。
仲が悪いのか、なんかいつもと違ってレオンハルトの言葉に棘がある。
二人は俺がここに連れてくる前より知り合いみたいだったけど、あまり仲良くは見えない。
俺はナイトに全て話した。
俺が学園に人間として通わなくてはいけない理由、レオンハルトに協力してもらっている事、そして歩夢の事。
まさか俺が人間だと思わなかったのか、驚いた顔をしていた。
そして肩を落としているナイトに俺は心が苦しくなった。
秘密にしなきゃいけないという事は嘘を付かないといけないんだ……これからも、仲良くなった友達にも…
覚悟していたのに、ナイトの姿を実際に見ると心が揺らいでしまう。
「ごめん、ナイト…内緒にしていて…ナイトの事を信じられないから言わなかったんじゃなくて…何言っても言い訳だよな、ごめん」
「まさか梓馬が…」
「でも、人間っていう事だけ内緒にしてただけでナイトに言った事は本心だから!!」
「…男を知ってる身体とは」
「………ん?」
「はぁ……」
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