59 / 81
残酷な現実
しおりを挟む
俺が少し黙っただけで、レオンハルトは声のトーンを少し下げて言ってくれた。
ありがたいけど、まだ少し一人で考えたかった。
もうすぐ寮だから大丈夫だと言って通話は終わった。
蹴られた時に切れた唇が痛いな、怪我のまま帰ったらレオンハルトがまた心配する。
一度学校の保健室で手当してから帰ろうかと学校に向かった。
もう空も薄暗いし、生徒は一人も残っていないだろう。
でも、なにかあった時のために重要な施設は年中無休で開いていると今朝保健室に来た時に壁に貼ってあった貼り紙を見た。
校舎に入らずに、直接保健室に入るドアは開いていた。
こんな時間だから保健室には誰もいなくて、いや万が一の場合を考える。
まさかこんな時間までいるとは思っていないが、ベッドのカーテンを開けた。
いないならいないでいいが、いたらいたでいろいろと問題が出てしまう。
「なんでいるんだよ」
そこにいたのは、気持ちよさそうに眠っているナイトの姿だった。
今朝はいなかった白猫はナイトの横で丸まって寝ていた。
あの真面目な白猫の事だ、ナイトを起こすのに失敗して諦めたという事が想像出来る。
まさかずっとここで寝てたのか?いくら年中無休の保健室でも寮のベッドの方がいいだろう。
同じ寮だし、放っておくわけにもいかず…ナイトの肩を軽く揺すった。
こんな事で起きるわけがない、初めてナイトと会った時を思い出す。
あの時は雷が出て起こそうとしたらナイトが起きた。
雷で起こしたわけではないが、魔力を感じて起きたのだろう。
そして今の俺は雷が発動しなくなった、ただの人間だ。
レオンハルトを呼びたいが、そうなると保健室になんでいるのか理由を聞かれる。
どうすればいいんだ…とりあえずナイトはほっといて傷の手当てを先にする事にした。
もしかしたら眩しくて起きるかも…と期待を込めて電気を付けるとベッドからなにかが下りる影があった。
人間ではないその影は欠伸をしながら俺の前に座った。
『誰かと思ったらお前か、ふぁぁ』
「ナイト、寮で寝た方がいいよ」
『分かってる、でもちょっとの事で起きないのもアイツだ』
そう言った白猫は椅子の上に飛び乗って毛ずくろいをしていた。
俺は消毒液を持って、白猫のいる椅子と向かい側にある椅子に座って口の端の切れている部分に綿を押し付けた。
ピリッと痛みが走ったが、我慢出来る痛みではなく続ける。
絆創膏を貼って、これで大丈夫だがレオンハルトには一発でバレるなと鏡を見つめる。
喧嘩をした傷みたいだが、転んだって言えば通じるか?
生徒会を庇うわけではない、レオンハルトが怒ると怖いし…何より心配掛けたくないから言わないだけだ。
『お前はナイトの事どう思ってんだ?』
「どうって…」
『アイツ、恋愛より家族を優先するタイプだから今まで好意を寄せられた事はあるが初めてお前に抱いた恋愛感情に戸惑ってるんだぜ』
「ナイトの場合、鈍感なところもあるからな」
俺だって恋愛慣れしていないんだ、そんな事を言われても分からない。
でも、俺はレオンハルトに抱くような気持ちをナイトに抱いているような気すらする。
キスをされても嫌ではなかった、教室で襲われた時は鳥肌が凄かったのにな。
男が好きがどうかなんて、分からない…ただ俺は頭で考えるのは苦手みたいだ。
白猫を見ると、不安そうに俺を見つめていた…俺の答えがナイトを傷付けるかもしれないと思ってだろう。
確かに俺だけを好きで居てくれるナイトを傷付けるかもしれない。
それでも俺は自分の気持ちに偽ってこのままあやふやにしたくない。
「ナイトの事、好きだよ」
『本当か?あの金髪よりもか?』
白猫の瞳がキラキラと輝いていて申し訳なく思う。
俺が好きなのは一人ではない、二人の事を好きなんて我ながら自分勝手なもんだと思う。
でも、自分勝手なら自分勝手でちゃんと責任を持つつもりだ。
俺は男だからな、ちゃんと考えているつもりだ。
先の事なんて誰も分からないが、俺を愛してくれる限り俺も愛で応えるつもりだ。
それが俺が決めた、俺の人生だ。
そしてその人生には当然歩夢も含まれている、歩夢は恋愛感情ではないが家族として俺は生徒会長から歩夢を返してもらう。
歩夢のあの姿を見て、俺はここに来た時よりも強くそう思った。
俺をこんな気持ちにさせたんだ、アイツらには感謝してる…そして俺はお礼に一発ぶん殴ろうと思う。
拳を握り締めると、白猫は不思議そうな顔をしていた。
「俺はレオンハルトとナイト、同じくらい愛してる」
『はぁ!?どういう意味だよ!』
「言葉の通りだ、でも安心してくれ…俺は二人共幸せにするって約束する、悲しませたりなんてしない」
『…それを信用しろと?』
「今は言葉で信用してもらうしかないが、必ず実現させる…だから信じてくれ」
白猫の目線に合わすようにしゃがんで、まっすぐ見つめた。
レオンハルトもナイトも歩夢も俺は一人一人幸せにする。
かもしれないやと思うではない、俺は絶対にするとこの命に誓う。
俺を愛してくれた、そして俺が愛した気持ちに嘘偽りは一つもない。
白猫は『分かった、分かったからそんな目で見るな!』と言われてそっぽ向かれた。
今、俺がどんな顔をしてるか分からないがそんな変な顔をしていたか?
椅子から飛び降りた白猫はベッドの方に歩いていて、ベッドのカーテンが開いている事に今更気付いた。
俺が覗いた時はちゃんとカーテンを閉めたから、開いているわけがない。
立っている足も見えて、立ち上がるとナイトがそこにいた。
「起きたのか、声を掛けてくれたら良かったのに」
「いや、真面目な話をしてたから邪魔しちゃ悪いかと思ってな」
ナイトを起こす手間は省けたけど、あの話を聞かれたと思うと恥ずかしい。
本人を前にしていないから言えた事だったから、顔に火がついたように赤くなる。
一つ咳払いをして、気持ちを落ち着かせてからナイトの方を見つめる。
ナイトは「俺の事、愛してるって本当?」と信じられないと言いたげな顔をして言っていた。
俺はナイトの顔を見て、ちゃんと自分の気持ちを伝えた。
もっと早く伝えていれば、ナイトももっと楽になっただろう。
ナイトの身体を引き寄せて、ギュッと抱きしめた。
「悪かった、早く言えば良かったのに…自分の事が自分でも分からなかったんだ」
「梓馬…」
「愛してる、ナイト…俺は必ず幸せにしてやる……俺を好きになって良かったって言ってもらえるように」
「…なんか、複雑で悔しい」
「なんで?」
「俺が幸せにするからだ」
「それは譲れないな、俺が幸せにしたいから」
ナイトの顔は見えないが、肩を震わせて笑っているようで俺もつられて笑う。
白猫は俺達を見て『ナイトがいいなら俺は言わないけど、ナイトを悲しませたら許さないからな!』と念を押された。
分かってる、俺だって俺の好きな奴を悲しませる奴は許さない。
もう遅いから帰ろうと、寮の道を歩いていたら向かい側から誰かが歩いているのが見えた。
よく見てみると、歩く姿も優雅でさすが王子とか思っていた。
すぐ帰ると言っていたのに、遅くなってしまった。
ナイトから離れてレオンハルトに駆け寄ると、レオンハルトは心配を顔に出さずニコッと笑っていた。
でも、雰囲気がバシバシ心配していたオーラを放っていた。
「レオンハルト、ごめん…遅くなった」
「梓馬が無事ならそれでいいが、頭の怪我と顔の傷は説明してくれるよな」
「…えっ…あーっと」
口の横の絆創膏は転んだ事にしようとしていたが、頭の包帯の事をすっかり忘れていた。
これも転んだとか言ったら大事故になるよな。
どうしよう、上手い誤魔化し方が思いつかない。
下手な事を言っても、レオンハルトには見破られる。
本当の事を言うしかないかと思っていたら、追いついてきたナイトが俺の肩を軽く叩いた。
レオンハルトは視線をナイトに向けた。
「梓馬は歩夢を見ていて、壁に激突しただけだ」
「そうなのか?」
「いつもの事だ」
ありがたいけど、まだ少し一人で考えたかった。
もうすぐ寮だから大丈夫だと言って通話は終わった。
蹴られた時に切れた唇が痛いな、怪我のまま帰ったらレオンハルトがまた心配する。
一度学校の保健室で手当してから帰ろうかと学校に向かった。
もう空も薄暗いし、生徒は一人も残っていないだろう。
でも、なにかあった時のために重要な施設は年中無休で開いていると今朝保健室に来た時に壁に貼ってあった貼り紙を見た。
校舎に入らずに、直接保健室に入るドアは開いていた。
こんな時間だから保健室には誰もいなくて、いや万が一の場合を考える。
まさかこんな時間までいるとは思っていないが、ベッドのカーテンを開けた。
いないならいないでいいが、いたらいたでいろいろと問題が出てしまう。
「なんでいるんだよ」
そこにいたのは、気持ちよさそうに眠っているナイトの姿だった。
今朝はいなかった白猫はナイトの横で丸まって寝ていた。
あの真面目な白猫の事だ、ナイトを起こすのに失敗して諦めたという事が想像出来る。
まさかずっとここで寝てたのか?いくら年中無休の保健室でも寮のベッドの方がいいだろう。
同じ寮だし、放っておくわけにもいかず…ナイトの肩を軽く揺すった。
こんな事で起きるわけがない、初めてナイトと会った時を思い出す。
あの時は雷が出て起こそうとしたらナイトが起きた。
雷で起こしたわけではないが、魔力を感じて起きたのだろう。
そして今の俺は雷が発動しなくなった、ただの人間だ。
レオンハルトを呼びたいが、そうなると保健室になんでいるのか理由を聞かれる。
どうすればいいんだ…とりあえずナイトはほっといて傷の手当てを先にする事にした。
もしかしたら眩しくて起きるかも…と期待を込めて電気を付けるとベッドからなにかが下りる影があった。
人間ではないその影は欠伸をしながら俺の前に座った。
『誰かと思ったらお前か、ふぁぁ』
「ナイト、寮で寝た方がいいよ」
『分かってる、でもちょっとの事で起きないのもアイツだ』
そう言った白猫は椅子の上に飛び乗って毛ずくろいをしていた。
俺は消毒液を持って、白猫のいる椅子と向かい側にある椅子に座って口の端の切れている部分に綿を押し付けた。
ピリッと痛みが走ったが、我慢出来る痛みではなく続ける。
絆創膏を貼って、これで大丈夫だがレオンハルトには一発でバレるなと鏡を見つめる。
喧嘩をした傷みたいだが、転んだって言えば通じるか?
生徒会を庇うわけではない、レオンハルトが怒ると怖いし…何より心配掛けたくないから言わないだけだ。
『お前はナイトの事どう思ってんだ?』
「どうって…」
『アイツ、恋愛より家族を優先するタイプだから今まで好意を寄せられた事はあるが初めてお前に抱いた恋愛感情に戸惑ってるんだぜ』
「ナイトの場合、鈍感なところもあるからな」
俺だって恋愛慣れしていないんだ、そんな事を言われても分からない。
でも、俺はレオンハルトに抱くような気持ちをナイトに抱いているような気すらする。
キスをされても嫌ではなかった、教室で襲われた時は鳥肌が凄かったのにな。
男が好きがどうかなんて、分からない…ただ俺は頭で考えるのは苦手みたいだ。
白猫を見ると、不安そうに俺を見つめていた…俺の答えがナイトを傷付けるかもしれないと思ってだろう。
確かに俺だけを好きで居てくれるナイトを傷付けるかもしれない。
それでも俺は自分の気持ちに偽ってこのままあやふやにしたくない。
「ナイトの事、好きだよ」
『本当か?あの金髪よりもか?』
白猫の瞳がキラキラと輝いていて申し訳なく思う。
俺が好きなのは一人ではない、二人の事を好きなんて我ながら自分勝手なもんだと思う。
でも、自分勝手なら自分勝手でちゃんと責任を持つつもりだ。
俺は男だからな、ちゃんと考えているつもりだ。
先の事なんて誰も分からないが、俺を愛してくれる限り俺も愛で応えるつもりだ。
それが俺が決めた、俺の人生だ。
そしてその人生には当然歩夢も含まれている、歩夢は恋愛感情ではないが家族として俺は生徒会長から歩夢を返してもらう。
歩夢のあの姿を見て、俺はここに来た時よりも強くそう思った。
俺をこんな気持ちにさせたんだ、アイツらには感謝してる…そして俺はお礼に一発ぶん殴ろうと思う。
拳を握り締めると、白猫は不思議そうな顔をしていた。
「俺はレオンハルトとナイト、同じくらい愛してる」
『はぁ!?どういう意味だよ!』
「言葉の通りだ、でも安心してくれ…俺は二人共幸せにするって約束する、悲しませたりなんてしない」
『…それを信用しろと?』
「今は言葉で信用してもらうしかないが、必ず実現させる…だから信じてくれ」
白猫の目線に合わすようにしゃがんで、まっすぐ見つめた。
レオンハルトもナイトも歩夢も俺は一人一人幸せにする。
かもしれないやと思うではない、俺は絶対にするとこの命に誓う。
俺を愛してくれた、そして俺が愛した気持ちに嘘偽りは一つもない。
白猫は『分かった、分かったからそんな目で見るな!』と言われてそっぽ向かれた。
今、俺がどんな顔をしてるか分からないがそんな変な顔をしていたか?
椅子から飛び降りた白猫はベッドの方に歩いていて、ベッドのカーテンが開いている事に今更気付いた。
俺が覗いた時はちゃんとカーテンを閉めたから、開いているわけがない。
立っている足も見えて、立ち上がるとナイトがそこにいた。
「起きたのか、声を掛けてくれたら良かったのに」
「いや、真面目な話をしてたから邪魔しちゃ悪いかと思ってな」
ナイトを起こす手間は省けたけど、あの話を聞かれたと思うと恥ずかしい。
本人を前にしていないから言えた事だったから、顔に火がついたように赤くなる。
一つ咳払いをして、気持ちを落ち着かせてからナイトの方を見つめる。
ナイトは「俺の事、愛してるって本当?」と信じられないと言いたげな顔をして言っていた。
俺はナイトの顔を見て、ちゃんと自分の気持ちを伝えた。
もっと早く伝えていれば、ナイトももっと楽になっただろう。
ナイトの身体を引き寄せて、ギュッと抱きしめた。
「悪かった、早く言えば良かったのに…自分の事が自分でも分からなかったんだ」
「梓馬…」
「愛してる、ナイト…俺は必ず幸せにしてやる……俺を好きになって良かったって言ってもらえるように」
「…なんか、複雑で悔しい」
「なんで?」
「俺が幸せにするからだ」
「それは譲れないな、俺が幸せにしたいから」
ナイトの顔は見えないが、肩を震わせて笑っているようで俺もつられて笑う。
白猫は俺達を見て『ナイトがいいなら俺は言わないけど、ナイトを悲しませたら許さないからな!』と念を押された。
分かってる、俺だって俺の好きな奴を悲しませる奴は許さない。
もう遅いから帰ろうと、寮の道を歩いていたら向かい側から誰かが歩いているのが見えた。
よく見てみると、歩く姿も優雅でさすが王子とか思っていた。
すぐ帰ると言っていたのに、遅くなってしまった。
ナイトから離れてレオンハルトに駆け寄ると、レオンハルトは心配を顔に出さずニコッと笑っていた。
でも、雰囲気がバシバシ心配していたオーラを放っていた。
「レオンハルト、ごめん…遅くなった」
「梓馬が無事ならそれでいいが、頭の怪我と顔の傷は説明してくれるよな」
「…えっ…あーっと」
口の横の絆創膏は転んだ事にしようとしていたが、頭の包帯の事をすっかり忘れていた。
これも転んだとか言ったら大事故になるよな。
どうしよう、上手い誤魔化し方が思いつかない。
下手な事を言っても、レオンハルトには見破られる。
本当の事を言うしかないかと思っていたら、追いついてきたナイトが俺の肩を軽く叩いた。
レオンハルトは視線をナイトに向けた。
「梓馬は歩夢を見ていて、壁に激突しただけだ」
「そうなのか?」
「いつもの事だ」
11
あなたにおすすめの小説
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
逃げた弟のかわりに溺愛アルファに差し出されました。初夜で抱かれたら身代わりがばれてしまいます💦
雪代鞠絵/15分で萌えるBL小説
BL
逃げた弟の身代わりとなり、
隣国の国王である溺愛アルファに嫁いだオメガ。
しかし実は、我儘で結婚から逃げ出した双子の弟の身代わりなのです…
オメガだからと王宮で冷遇されていたので、身代わり結婚にも拒否権が
なかたのでした。
本当の花嫁じゃない。
だから何としても初夜は回避しなければと思うのですが、
だんだん王様に惹かれてしまい、苦しくなる…という
お話です。よろしくお願いします<(_ _)>
悪役令息シャルル様はドSな家から脱出したい
椿
BL
ドSな両親から生まれ、使用人がほぼ全員ドMなせいで、本人に特殊な嗜好はないにも関わらずSの振る舞いが発作のように出てしまう(不本意)シャルル。
その悪癖を正しく自覚し、学園でも息を潜めるように過ごしていた彼だが、ひょんなことからみんなのアイドルことミシェル(ドM)に懐かれてしまい、ついつい出てしまう暴言に周囲からの勘違いは加速。婚約者である王子の二コラにも「甘えるな」と冷たく突き放され、「このままなら婚約を破棄する」と言われてしまって……。
婚約破棄は…それだけは困る!!王子との、ニコラとの結婚だけが、俺があのドSな実家から安全に抜け出すことができる唯一の希望なのに!!
婚約破棄、もとい安全な家出計画の破綻を回避するために、SとかMとかに囲まれてる悪役令息(勘違い)受けが頑張る話。
攻めズ
ノーマルなクール王子
ドMぶりっ子
ドS従者
×
Sムーブに悩むツッコミぼっち受け
作者はSMについて無知です。温かい目で見てください。
モテる兄貴を持つと……(三人称改訂版)
夏目碧央
BL
兄、海斗(かいと)と同じ高校に入学した城崎岳斗(きのさきやまと)は、兄がモテるがゆえに様々な苦難に遭う。だが、カッコよくて優しい兄を実は自慢に思っている。兄は弟が大好きで、少々過保護気味。
ある日、岳斗は両親の血液型と自分の血液型がおかしい事に気づく。海斗は「覚えてないのか?」と驚いた様子。岳斗は何を忘れているのか?一体どんな秘密が?
穏やかに生きたい(隠れ)夢魔の俺が、癖強イケメンたちに執着されてます。〜平穏な学園生活はどこにありますか?〜
春凪アラシ
BL
「平穏に生きたい」だけなのに、
癖強イケメンたちが俺を狙ってくるのは、なぜ!?
トラブルを避ける為、夢魔の血を隠して学園生活を送るフレン(2年)。
彼は見た目は天使、でも本人はごく平凡に過ごしたい穏健派。
なのに、登校初日から出会ったのは最凶の邪竜後輩(1年)!?
他にも幼馴染で完璧すぎる優等生騎士(3年)に、不良だけど面倒見のいい悪友ワーウルフ(同級生)まで……なぜか異種族イケメンたちが次々と接近してきて――
運命の2人を繋ぐ「刻印制度」なんて知らない!
恋愛感情もまだわからない!
それでも、騒がしい日々の中で、少しずつ何かが変わっていく。
個性バラバラな異種族イケメンたちに囲まれて、フレンの学園生活は今日も波乱の予感!?
甘くて可笑しい、そして時々執着も見え隠れする
愛され体質な主人公の青春ファンタジー学園BLラブコメディ!
月、水、金、日曜日更新予定!(番外編は更新とは別枠で不定期更新)
基本的にフレン視点、他キャラ視点の話はside〇〇って表記にしてます!
Q.親友のブラコン兄弟から敵意を向けられています。どうすれば助かりますか?
書鈴 夏(ショベルカー)
BL
平々凡々な高校生、茂部正人«もぶまさと»にはひとつの悩みがある。
それは、親友である八乙女楓真«やおとめふうま»の兄と弟から、尋常でない敵意を向けられることであった。ブラコンである彼らは、大切な彼と仲良くしている茂部を警戒しているのだ──そう考える茂部は悩みつつも、楓真と仲を深めていく。
友達関係を続けるため、たまに折れそうにもなるけど圧には負けない!!頑張れ、茂部!!
なお、兄弟は三人とも好意を茂部に向けているものとする。
7/28
一度完結しました。小ネタなど書けたら追加していきたいと思います。
虚ろな檻と翡翠の魔石
篠雨
BL
「本来の寿命まで、悪役の身体に入ってやり過ごしてよ」
不慮の事故で死んだ僕は、いい加減な神様の身勝手な都合により、異世界の悪役・レリルの器へ転生させられてしまう。
待っていたのは、一生を塔で過ごし、魔力を搾取され続ける孤独な日々。だが、僕を管理する強面の辺境伯・ヨハンが運んでくる薪や食事、そして不器用な優しさが、凍てついた僕の心を次第に溶かしていく。
しかし、穏やかな時間は長くは続かない。魔力を捧げるたびに脳内に流れ込む本物のレリルの記憶と領地を襲う未曾有の魔物の群れ。
「僕が、この場所と彼を守る方法はこれしかない」
記憶に翻弄され頭は混乱する中、魔石化するという残酷な決断を下そうとするが――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる