93 / 98
第11部 グリーンドレイク来襲
第93話 追撃
しおりを挟む
「ドンッ!」「ドンッ!」「ドンッ!」「ドンッ!」
「ドンッ!」「ドンッ!」「ドンッ!」「ドンッ!」「ドンッ!」
「ドンッ!」「ドンッ!」「ドンッ!」「ドンッ!」「ドンッ!」
俺はimpactを打っている。
だがグリーンドレイクには効かない。
分かっている。
俺が今まで戦って一番強かった魔物はレッドキャップだ。
だが所詮はゴブリンの上位種。
まがいなりにもグリーンドレイクは、ドラゴンの下級竜だ。
レッドキャップ程度のimpactが効くわけがない。
分かっているさ。
でも足止めならできる。
「我は汝と契約を結ぶ、風を司る神よ複数の刃となりて、砂塵の嵐で埋め尽くせ」
〈〈〈〈〈 エア アロー!! 〉〉〉〉〉
「ドォ、ドォ、ドォ、ドォ!!」
「ドォ、ドォ、ドォ、ドォ!!」
「ドォ、ドォ、ドォ、ドォ!!」
「ドォ、ドォ、ドォ、ドォ!!」
「ドォ、ドォ、ドォ、ドォ!!」
パメラさんの複数の風の矢を成型し、目標に放つ魔法だ。
まるで機関銃だ。
〈〈〈〈〈 グワァ~~~~~ン!! 〉〉〉〉〉
グリーンドレイクに当たり、苦しそうに鳴き後ずさる。
「「「「 ブォ~~~~~!! 」」」」
グリーンドレイクも負けじと、ブレスを吐いた。
屋敷が周りの建物が、跡形もなく消え地面に穴が開いていく。
〈〈〈〈〈 Air shotバースト 〉〉〉〉〉
弓矢が風を纏い勢いよく飛んで行く。
「シュッ!」「シュッ!」「シュッ!」「シュッ!」
そして当たった瞬間に圧縮した空気が爆発する。
「「 バンッ! 」」「「 バンッ! 」」「「 バンッ! 」」「「 バンッ! 」」
普段は使わないルイディナさんの新しい技だ。
ルイディナさんのクロスボウは専用の矢を使っており、これだと矢も破壊され回収できない。
後の事を考えない攻撃と言う事だ。
〈〈〈〈〈 Wind slash 〉〉〉〉〉
オルガさんの声が響く。
直径2mくらいの扇の形をした風の刃が飛んでいく。
その瞬間、グリーンドレイクが翼をはためかせ舞い上がった。
Wind slashは足首辺りを切り裂き消えた。
グリーンドレイクは空に舞い上り逃げていく。
「エリアスっち、逃げていくわ」
「あぁ」
俺は迷った。
村をこのままにして、奴を追うのか。
だが怪我人が居る。
「行け~エリアス様。このまま逃がせば、やつはまた来る。追ってコーネリア達の、みんなの仇を取ってくれ」
後ろを振り返ると頭からを流し、バスターソードを手にしたアルマンさんが居た。
アルマンさんは元冒険者だ。
自宅から持ってきたのだろう。
「アルマンさん、教えてください。どうしたのですか?」
「あぁ、突然大きな音がしたんだ。そして外に出た俺達が見たのはドラゴンだった」
一呼吸置き、アルマンさんはこう言った。
「最初に店から出たコーネリアとニーナは、出た途端に奴に食われちまった。こう、パクッ、パクッてな」
右手の人指しい指と親指を動かし、なにかを食べているような仕草をする。
アルマンさんは泣きながら、さらに続ける。
「それから店から近かった雑貨屋のマティも、マティも…」
後は涙声になり、続かなかった。
「アルマンさん、分かりましたから。ここをお願いします」
俺はストレージから、持っていたハイポーションを3本渡した。
「死ぬなよ。エリアス様」
「はい、行ってきます」
俺達はグリーンドレイクを追い走っている。
奴は住民を喰らいお腹が膨れていた。
そのため重くなり、スピードが落ちているようだった。
以前見た速さなら追い付けない。
俺達が何とか追いつける速さで飛んでおり、奴の住処まで付いて行けるかだった。
もう1時間は走っていると思う。
奴は空を飛び、俺達は障害物のある地上を上を見ながら走っている。
木々の間を走りながら追うため、段々と距離が離されていく。
そう思った時だった。
奴はひときわ高い山脈の上を目指し始めた。
この山の上か。
【スキル】鑑定サーチ!
俺は奴を見落とさないように、鑑定サーチで奴の持つ魔石を確認した。
体と同じ緑の魔石だった。
これで奴を見失っても探し出すことができる。
奴は山頂を目指して飛んで行ったようだった。
俺達は立ち止まり、休むことにした。
はあ、はあ、はあ、
みんな肩で息をしている。
こんなペースで今まで走ったことはない。
よく着いてこれたと思う。
持っていたハイポーションはアルマンさんに渡してきた。
だから俺達には回復手段がない。
あの場は仕方なかったことだ。
いくらパメラさんがヒールを使えても体力までは回復できない。
だが奴はしばらく街には来ないだろう。
あれだけの食料を確保したのだから。
一度引くか。
それともこのまま行くのか、俺は迷っていた。
「ドンッ!」「ドンッ!」「ドンッ!」「ドンッ!」「ドンッ!」
「ドンッ!」「ドンッ!」「ドンッ!」「ドンッ!」「ドンッ!」
俺はimpactを打っている。
だがグリーンドレイクには効かない。
分かっている。
俺が今まで戦って一番強かった魔物はレッドキャップだ。
だが所詮はゴブリンの上位種。
まがいなりにもグリーンドレイクは、ドラゴンの下級竜だ。
レッドキャップ程度のimpactが効くわけがない。
分かっているさ。
でも足止めならできる。
「我は汝と契約を結ぶ、風を司る神よ複数の刃となりて、砂塵の嵐で埋め尽くせ」
〈〈〈〈〈 エア アロー!! 〉〉〉〉〉
「ドォ、ドォ、ドォ、ドォ!!」
「ドォ、ドォ、ドォ、ドォ!!」
「ドォ、ドォ、ドォ、ドォ!!」
「ドォ、ドォ、ドォ、ドォ!!」
「ドォ、ドォ、ドォ、ドォ!!」
パメラさんの複数の風の矢を成型し、目標に放つ魔法だ。
まるで機関銃だ。
〈〈〈〈〈 グワァ~~~~~ン!! 〉〉〉〉〉
グリーンドレイクに当たり、苦しそうに鳴き後ずさる。
「「「「 ブォ~~~~~!! 」」」」
グリーンドレイクも負けじと、ブレスを吐いた。
屋敷が周りの建物が、跡形もなく消え地面に穴が開いていく。
〈〈〈〈〈 Air shotバースト 〉〉〉〉〉
弓矢が風を纏い勢いよく飛んで行く。
「シュッ!」「シュッ!」「シュッ!」「シュッ!」
そして当たった瞬間に圧縮した空気が爆発する。
「「 バンッ! 」」「「 バンッ! 」」「「 バンッ! 」」「「 バンッ! 」」
普段は使わないルイディナさんの新しい技だ。
ルイディナさんのクロスボウは専用の矢を使っており、これだと矢も破壊され回収できない。
後の事を考えない攻撃と言う事だ。
〈〈〈〈〈 Wind slash 〉〉〉〉〉
オルガさんの声が響く。
直径2mくらいの扇の形をした風の刃が飛んでいく。
その瞬間、グリーンドレイクが翼をはためかせ舞い上がった。
Wind slashは足首辺りを切り裂き消えた。
グリーンドレイクは空に舞い上り逃げていく。
「エリアスっち、逃げていくわ」
「あぁ」
俺は迷った。
村をこのままにして、奴を追うのか。
だが怪我人が居る。
「行け~エリアス様。このまま逃がせば、やつはまた来る。追ってコーネリア達の、みんなの仇を取ってくれ」
後ろを振り返ると頭からを流し、バスターソードを手にしたアルマンさんが居た。
アルマンさんは元冒険者だ。
自宅から持ってきたのだろう。
「アルマンさん、教えてください。どうしたのですか?」
「あぁ、突然大きな音がしたんだ。そして外に出た俺達が見たのはドラゴンだった」
一呼吸置き、アルマンさんはこう言った。
「最初に店から出たコーネリアとニーナは、出た途端に奴に食われちまった。こう、パクッ、パクッてな」
右手の人指しい指と親指を動かし、なにかを食べているような仕草をする。
アルマンさんは泣きながら、さらに続ける。
「それから店から近かった雑貨屋のマティも、マティも…」
後は涙声になり、続かなかった。
「アルマンさん、分かりましたから。ここをお願いします」
俺はストレージから、持っていたハイポーションを3本渡した。
「死ぬなよ。エリアス様」
「はい、行ってきます」
俺達はグリーンドレイクを追い走っている。
奴は住民を喰らいお腹が膨れていた。
そのため重くなり、スピードが落ちているようだった。
以前見た速さなら追い付けない。
俺達が何とか追いつける速さで飛んでおり、奴の住処まで付いて行けるかだった。
もう1時間は走っていると思う。
奴は空を飛び、俺達は障害物のある地上を上を見ながら走っている。
木々の間を走りながら追うため、段々と距離が離されていく。
そう思った時だった。
奴はひときわ高い山脈の上を目指し始めた。
この山の上か。
【スキル】鑑定サーチ!
俺は奴を見落とさないように、鑑定サーチで奴の持つ魔石を確認した。
体と同じ緑の魔石だった。
これで奴を見失っても探し出すことができる。
奴は山頂を目指して飛んで行ったようだった。
俺達は立ち止まり、休むことにした。
はあ、はあ、はあ、
みんな肩で息をしている。
こんなペースで今まで走ったことはない。
よく着いてこれたと思う。
持っていたハイポーションはアルマンさんに渡してきた。
だから俺達には回復手段がない。
あの場は仕方なかったことだ。
いくらパメラさんがヒールを使えても体力までは回復できない。
だが奴はしばらく街には来ないだろう。
あれだけの食料を確保したのだから。
一度引くか。
それともこのまま行くのか、俺は迷っていた。
32
あなたにおすすめの小説
劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?
はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、
強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。
母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、
その少年に、突然の困難が立ちはだかる。
理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。
一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。
それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。
そんな少年の物語。
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
勝手にダンジョンを創られ魔法のある生活が始まりました
久遠 れんり
ファンタジー
別の世界からの侵略を機に地球にばらまかれた魔素、元々なかった魔素の影響を受け徐々に人間は進化をする。
魔法が使えるようになった人類。
侵略者の想像を超え人類は魔改造されていく。
カクヨム公開中。
はずれスキル『本日一粒万倍日』で金も魔法も作物もなんでも一万倍 ~はぐれサラリーマンのスキル頼みな異世界満喫日記~
緋色優希
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて異世界へやってきたサラリーマン麦野一穂(むぎのかずほ)。得たスキルは屑(ランクレス)スキルの『本日一粒万倍日』。あまりの内容に爆笑され、同じように召喚に巻き込まれてきた連中にも馬鹿にされ、一人だけ何一つ持たされず荒城にそのまま置き去りにされた。ある物と言えば、水の樽といくらかの焼き締めパン。どうする事もできずに途方に暮れたが、スキルを唱えたら水樽が一万個に増えてしまった。また城で見つけた、たった一枚の銀貨も、なんと銀貨一万枚になった。どうやら、あれこれと一万倍にしてくれる不思議なスキルらしい。こんな世界で王様の助けもなく、たった一人どうやって生きたらいいのか。だが開き直った彼は『住めば都』とばかりに、スキル頼みでこの異世界での生活を思いっきり楽しむ事に決めたのだった。
完結【進】ご都合主義で生きてます。-通販サイトで異世界スローライフのはずが?!-
ジェルミ
ファンタジー
32歳でこの世を去った相川涼香は、異世界の女神ゼクシーにより転移を誘われる。
断ると今度生まれ変わる時は、虫やダニかもしれないと脅され転移を選んだ。
彼女は女神に不便を感じない様に通販サイトの能力と、しばらく暮らせるだけのお金が欲しい、と願った。
通販サイトなんて知らない女神は、知っている振りをして安易に了承する。そして授かったのは、町のスーパーレベルの能力だった。
お惣菜お安いですよ?いかがです?
物語はまったり、のんびりと進みます。
※本作はカクヨム様にも掲載しております。
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
異世界へ行って帰って来た
バルサック
ファンタジー
ダンジョンの出現した日本で、じいさんの形見となった指輪で異世界へ行ってしまった。
そして帰って来た。2つの世界を往来できる力で様々な体験をする神須勇だった。
目つきが悪いと仲間に捨てられてから、魔眼で全てを射貫くまで。
桐山じゃろ
ファンタジー
高校二年生の横伏藤太はある日突然、あまり接点のないクラスメイトと一緒に元いた世界からファンタジーな世界へ召喚された。初めのうちは同じ災難にあった者同士仲良くしていたが、横伏だけが強くならない。召喚した連中から「勇者の再来」と言われている不東に「目つきが怖い上に弱すぎる」という理由で、森で魔物にやられた後、そのまま捨てられた。……こんなところで死んでたまるか! 奮起と同時に意味不明理解不能だったスキル[魔眼]が覚醒し無双モードへ突入。その後は別の国で召喚されていた同じ学校の女の子たちに囲まれて一緒に暮らすことに。一方、捨てた連中はなんだか勝手に酷い目に遭っているようです。※小説家になろう、カクヨムにも同じものを掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる