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番外編5 恐怖の説得(お仕置き)部屋
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全面を白いガラスで覆われた円形のドーム、それが説得部屋のまず最初の外観だった。表面が白い為、中を見る事は出来ないがこれ位なら問題は無いだろう。護以外の面々はそう油断していた。
「この部屋の本領はここから発揮されるのだよ♪」
護がやけに嬉しそうに話す時は大抵やり過ぎだったり斜め上の方向に進むかのどちらかだという事は皆承知していた。しかし、次の瞬間に見せられたものは想像を光年単位でかけ離れていた。
護が指を鳴らすとドームのガラスが徐々に透明となり中が丸見えになる、部屋の中にはベッドしか置かれておらず護がこの部屋の中で何をしようとしているかは明白だった。
「あの・・・これは一体?」
「これはな、スパウダの女隊長などを捕らえた際に部下達の目の前で手篭めにする様子を見せ付ける為の細工なのさ!」
護がドヤ顔で説明するが、女性陣にとっては破廉恥極まりない部屋である。手篭めにされている所を見られるだけでも姿を消したくなるのだが、護のやり過ぎ度は更に上だった。
「この部屋には更に仕掛けが施されていて、中の声が外に筒抜けなのだ~!!」
護のやりたい事はこうだ、まずスパウダの部隊長クラスの女性神族をなんらかの方法で捕らえこの部屋に連れ込む。そして手篭めにして自分の物に変えられていく姿を部下達に見せ付けて戦意を奪い投降させる。確かに当初の計画では女性神族を全員手篭めにして自分の物にすると言っていた、それに比べればこの計画で護の餌食となる女性神族の数は減るだろう。しかし・・・
「ここで説得(お仕置き)される女性神族は精神的に再起不能にされるかもしれませんね」
トリーの言葉に護以外の面々は一斉に頷いた。
「まあ、とりあえず実演して見せるよ」
(実演!?)
周囲の反応に気付いていないのか護はエマを呼び出した。
「今まで褒美を与えていなかったから、この機会に与えようと思う。この部屋に入れ」
「やっと・・・やっと、わらわに褒美をくれる気になってくれたのだな!無論、断る訳無かろう。何度でも褒美を欲しいのじゃ」
部屋にどんどん入っていく、護とエマ。外に居る天照達に聞こえる様にだろうか中で裸になろうとしている護達の衣擦れの音がドームの表面から聞こえ始めた。
「共鳴の作用などを利用して、内部の音をドームの表面のガラスで大きくして外に流しているんだ。だから小さな声で話しても外に丸聞こえになってしまう」
そこからの護とエマは猛獣の様な声を出しながら己の欲求をぶつける護の声と、それを受け止めるエマの嬌声が大音量でドームから周囲に響き渡った。レミアは天照達が野獣化と言っていた護の実際の様子を目の当たりにして顔を真っ赤にしていた。
(何アレ!?タケミカヅチやラメルが私にしてくれていたのは、まるで草食動物みたいだったとでも言うの?アレを丸1日されたら確かに寝込んでも不思議は無いわ)
両手で顔を隠すレミアの肩にタケミカヅチとラメルが手を乗せ落ち着かせる。ようやく落ち着いたレミアが見た物は護に触発されて野獣化の片鱗を見せ始めた2人の姿だった。
「レミア、俺は今まで大切にしようとするあまり本当の愛をぶつける事を躊躇していたようだ」
「護殿の行為を見て深く反省した、2人でこれからはレミアと全力で愛し合える様にスキルを磨いていくつもりだ。だから、今すぐ新居で愛を確かめ合おう!」
タケミカヅチに肩で担がれて新居の寝室に連れて行かれようとしているレミア。
「2人共、落ち着いて!護を見習わなくても私は十分愛して貰えているし愛し合えているわ、だから冷静になって」
「「レミア、2人の本当の愛を受け止めてくれ!!」」
「いやぁあああ!!護のバカたれ、覚えていなさいよ~!!」
それからレミアは野獣化をマスターしようとする、タケミカヅチとラメルの2人分の愛を夜が明けるまで受け止める羽目となり翌朝当然の事だが寝込んでしまった。
「護、レミアに本当の愛をぶつける大切さを教えて頂いた気がする。俺にもコツを教えて貰えないだろうか?」
「護殿、タケミカヅチに負けていられないんだ。私にも上達する方法を教えてくれないか?」
天照達はレミアの身体が心配になった、護1人が野獣化するだけで天照達4人が寝込む羽目になっているのにタケミカヅチとラメルの2人が野獣化してしまうとレミアは単純計算で1人で天照達の倍の相手をしないといけない事となる。
本当に死ぬかもしれない、しかしレミアもまた負けたままでいるのが耐えられない性格だった。プライドが高い分、2人に寝込まされた事を悔しく思い借りを返そうと独学で竜の力と組み合わせる【サキュバス化】という女性版野獣化を会得する。そしてレミアのリベンジ当日、タケミカヅチとラメルは野獣化したにも関わらず顔がすっかりやつれてしまったが、対するレミアは肌がツヤツヤテカテカとなっていた。
護の作った説得部屋は、レミア達新婚夫婦に良い刺激を与えたのだった。
「良い刺激では無く、悪い影響でしかありません!!」 by天照
「この部屋の本領はここから発揮されるのだよ♪」
護がやけに嬉しそうに話す時は大抵やり過ぎだったり斜め上の方向に進むかのどちらかだという事は皆承知していた。しかし、次の瞬間に見せられたものは想像を光年単位でかけ離れていた。
護が指を鳴らすとドームのガラスが徐々に透明となり中が丸見えになる、部屋の中にはベッドしか置かれておらず護がこの部屋の中で何をしようとしているかは明白だった。
「あの・・・これは一体?」
「これはな、スパウダの女隊長などを捕らえた際に部下達の目の前で手篭めにする様子を見せ付ける為の細工なのさ!」
護がドヤ顔で説明するが、女性陣にとっては破廉恥極まりない部屋である。手篭めにされている所を見られるだけでも姿を消したくなるのだが、護のやり過ぎ度は更に上だった。
「この部屋には更に仕掛けが施されていて、中の声が外に筒抜けなのだ~!!」
護のやりたい事はこうだ、まずスパウダの部隊長クラスの女性神族をなんらかの方法で捕らえこの部屋に連れ込む。そして手篭めにして自分の物に変えられていく姿を部下達に見せ付けて戦意を奪い投降させる。確かに当初の計画では女性神族を全員手篭めにして自分の物にすると言っていた、それに比べればこの計画で護の餌食となる女性神族の数は減るだろう。しかし・・・
「ここで説得(お仕置き)される女性神族は精神的に再起不能にされるかもしれませんね」
トリーの言葉に護以外の面々は一斉に頷いた。
「まあ、とりあえず実演して見せるよ」
(実演!?)
周囲の反応に気付いていないのか護はエマを呼び出した。
「今まで褒美を与えていなかったから、この機会に与えようと思う。この部屋に入れ」
「やっと・・・やっと、わらわに褒美をくれる気になってくれたのだな!無論、断る訳無かろう。何度でも褒美を欲しいのじゃ」
部屋にどんどん入っていく、護とエマ。外に居る天照達に聞こえる様にだろうか中で裸になろうとしている護達の衣擦れの音がドームの表面から聞こえ始めた。
「共鳴の作用などを利用して、内部の音をドームの表面のガラスで大きくして外に流しているんだ。だから小さな声で話しても外に丸聞こえになってしまう」
そこからの護とエマは猛獣の様な声を出しながら己の欲求をぶつける護の声と、それを受け止めるエマの嬌声が大音量でドームから周囲に響き渡った。レミアは天照達が野獣化と言っていた護の実際の様子を目の当たりにして顔を真っ赤にしていた。
(何アレ!?タケミカヅチやラメルが私にしてくれていたのは、まるで草食動物みたいだったとでも言うの?アレを丸1日されたら確かに寝込んでも不思議は無いわ)
両手で顔を隠すレミアの肩にタケミカヅチとラメルが手を乗せ落ち着かせる。ようやく落ち着いたレミアが見た物は護に触発されて野獣化の片鱗を見せ始めた2人の姿だった。
「レミア、俺は今まで大切にしようとするあまり本当の愛をぶつける事を躊躇していたようだ」
「護殿の行為を見て深く反省した、2人でこれからはレミアと全力で愛し合える様にスキルを磨いていくつもりだ。だから、今すぐ新居で愛を確かめ合おう!」
タケミカヅチに肩で担がれて新居の寝室に連れて行かれようとしているレミア。
「2人共、落ち着いて!護を見習わなくても私は十分愛して貰えているし愛し合えているわ、だから冷静になって」
「「レミア、2人の本当の愛を受け止めてくれ!!」」
「いやぁあああ!!護のバカたれ、覚えていなさいよ~!!」
それからレミアは野獣化をマスターしようとする、タケミカヅチとラメルの2人分の愛を夜が明けるまで受け止める羽目となり翌朝当然の事だが寝込んでしまった。
「護、レミアに本当の愛をぶつける大切さを教えて頂いた気がする。俺にもコツを教えて貰えないだろうか?」
「護殿、タケミカヅチに負けていられないんだ。私にも上達する方法を教えてくれないか?」
天照達はレミアの身体が心配になった、護1人が野獣化するだけで天照達4人が寝込む羽目になっているのにタケミカヅチとラメルの2人が野獣化してしまうとレミアは単純計算で1人で天照達の倍の相手をしないといけない事となる。
本当に死ぬかもしれない、しかしレミアもまた負けたままでいるのが耐えられない性格だった。プライドが高い分、2人に寝込まされた事を悔しく思い借りを返そうと独学で竜の力と組み合わせる【サキュバス化】という女性版野獣化を会得する。そしてレミアのリベンジ当日、タケミカヅチとラメルは野獣化したにも関わらず顔がすっかりやつれてしまったが、対するレミアは肌がツヤツヤテカテカとなっていた。
護の作った説得部屋は、レミア達新婚夫婦に良い刺激を与えたのだった。
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