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木枯らしの魔女
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いつまでもこの場所で待っていると
シャレさえならない嘘を言った
なでた後ろ髪に玉結びができていた
心臓に蔦の葉が絡みついたよう
つかまえて あの鳥に奪われる前に
臆病な唇が冷たく震え
カプリーヌ埃かぶって雨風窓を叩く
最後の一葉も信じられない
啼いておくれ
遥かな旅路のたむけに
いつまでも嗄れるまで
啼いておくれ
美しいわたしのため写真をとって
落ち窪んだ蒼い眼差しで言った
必ず戻ってくると覚悟決めたつもりで
乾きかけのマニキュア台無しにする
つかまえて あの鳥に狙われる前に
切なげなまつ毛がしとどに震え
せがまれたわけでもないのに魔法かけられたよう
それとも呪いを打ち込まれたよう
僕は泣かない
きみはちょっぴり出かけるだけ
どうせ戻ってくる
僕は泣けない
シャレさえならない嘘を言った
なでた後ろ髪に玉結びができていた
心臓に蔦の葉が絡みついたよう
つかまえて あの鳥に奪われる前に
臆病な唇が冷たく震え
カプリーヌ埃かぶって雨風窓を叩く
最後の一葉も信じられない
啼いておくれ
遥かな旅路のたむけに
いつまでも嗄れるまで
啼いておくれ
美しいわたしのため写真をとって
落ち窪んだ蒼い眼差しで言った
必ず戻ってくると覚悟決めたつもりで
乾きかけのマニキュア台無しにする
つかまえて あの鳥に狙われる前に
切なげなまつ毛がしとどに震え
せがまれたわけでもないのに魔法かけられたよう
それとも呪いを打ち込まれたよう
僕は泣かない
きみはちょっぴり出かけるだけ
どうせ戻ってくる
僕は泣けない
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