308 / 530
第11章 甘えるということ
・
しおりを挟む
ベッドに行くのも正直しんどいな・・と思って机の上に突っ伏せた。
「廉ちゃん?」
「廉くんしんどい?」
百々と理紗さんが聞いてくる。
「動きたくない・・・」
「じゃなくて動けないのね。」
「んー・・・。」
「ちょっとだけ甘えてくれてるのかな?」
「まだ足りないけどなぁ。」
理紗さんが少し支えてくれてベッドに横になった。
「廉ちゃん、アイスノン持ってきたから頭の下にいれるわよ?」
少しひんやりして気持ちいい・・・。
「ちょっと寝たらすぐよくなると思うから、二人とも自分のことして大丈夫よ?」
母さんは慣れてるのですぐに俺が楽になるようにしたら降りて行った。
「廉ちゃんほんと心と体が直通だからすぐにメンタルがお熱とか頭痛で出るからわかりやすいよね。」
そう言って百々が笑った。
「うるさい・・・」
「ほらほら、百々ちゃん勉強に戻ろ。」
「はーい」
二人がペンを走らす音を聞きいていたらいつの間にか俺は夢の中で、「お前は本当に役立たずだな!!」そう言って親父に蹴られる夢を見た。
その顔がなぜかどんどん直人さんの顔に変わって行く。
『いたいよ・・・・やめてよ・・・。』
「廉ちゃんからだ起こすよ。お着替えしようね。」
そんな声で現実の世界に引き戻された。
「ん・・・・。」
「あ、廉ちゃん起きた。」
「もう夕方の17時だよ。」
「・・・・。」
「熱、38℃いってるけど理由はたぶんメンタルだから病院へは行かないけど、翔君が帰ったら診察ね。」
「・・・・。診察しなくていい。」
「まあ今回は百々もなんかそう思ってしまうのわかるわ。」
「廉ちゃん何が今この状況にさせてるかわかる?」
「・・・・。」
「夢の内容かな?」
理紗さんに言われてしまった。
恥ずかしいな・・・。夢で熱出ましたなんて。
「百々がいるから大丈夫!」
そう言って抱き着いてくる百々も原因わかってるからだろうし・・・。
子供みたいな理由ですぐに体調に出てしまうのが嫌で仕方がない。
夢で親父に言われたことは正しいと思うから、親父に言われた内容で傷ついているのではなく親父が怖くて熱が出ているのだろうか・・。と思う。
「百々重い・・・・。」
「レディーに重いなんて言っちゃいけません!」
そう言って百々が離れない。
「廉ちゃん、ママにどんな夢見たか教えてくれない?」
「・・・・。いい。ただ変な夢見てるだけ。」
「廉ちゃん。」
ボスがこれ以上今は聞かない方がいいと咎めるかの様に母親の前でお座りをした。
「もうすぐ翔君帰ってくるから、誰でもいいから話すのよ?」
親父が怖くて熱出てますって・・・20歳の男が言えるとでも・・・?
自分の黒い感情があふれ出てくる。
それをグッと飲みこむために俺はもう一度目を閉じた。
「廉ちゃん?」
「廉くんしんどい?」
百々と理紗さんが聞いてくる。
「動きたくない・・・」
「じゃなくて動けないのね。」
「んー・・・。」
「ちょっとだけ甘えてくれてるのかな?」
「まだ足りないけどなぁ。」
理紗さんが少し支えてくれてベッドに横になった。
「廉ちゃん、アイスノン持ってきたから頭の下にいれるわよ?」
少しひんやりして気持ちいい・・・。
「ちょっと寝たらすぐよくなると思うから、二人とも自分のことして大丈夫よ?」
母さんは慣れてるのですぐに俺が楽になるようにしたら降りて行った。
「廉ちゃんほんと心と体が直通だからすぐにメンタルがお熱とか頭痛で出るからわかりやすいよね。」
そう言って百々が笑った。
「うるさい・・・」
「ほらほら、百々ちゃん勉強に戻ろ。」
「はーい」
二人がペンを走らす音を聞きいていたらいつの間にか俺は夢の中で、「お前は本当に役立たずだな!!」そう言って親父に蹴られる夢を見た。
その顔がなぜかどんどん直人さんの顔に変わって行く。
『いたいよ・・・・やめてよ・・・。』
「廉ちゃんからだ起こすよ。お着替えしようね。」
そんな声で現実の世界に引き戻された。
「ん・・・・。」
「あ、廉ちゃん起きた。」
「もう夕方の17時だよ。」
「・・・・。」
「熱、38℃いってるけど理由はたぶんメンタルだから病院へは行かないけど、翔君が帰ったら診察ね。」
「・・・・。診察しなくていい。」
「まあ今回は百々もなんかそう思ってしまうのわかるわ。」
「廉ちゃん何が今この状況にさせてるかわかる?」
「・・・・。」
「夢の内容かな?」
理紗さんに言われてしまった。
恥ずかしいな・・・。夢で熱出ましたなんて。
「百々がいるから大丈夫!」
そう言って抱き着いてくる百々も原因わかってるからだろうし・・・。
子供みたいな理由ですぐに体調に出てしまうのが嫌で仕方がない。
夢で親父に言われたことは正しいと思うから、親父に言われた内容で傷ついているのではなく親父が怖くて熱が出ているのだろうか・・。と思う。
「百々重い・・・・。」
「レディーに重いなんて言っちゃいけません!」
そう言って百々が離れない。
「廉ちゃん、ママにどんな夢見たか教えてくれない?」
「・・・・。いい。ただ変な夢見てるだけ。」
「廉ちゃん。」
ボスがこれ以上今は聞かない方がいいと咎めるかの様に母親の前でお座りをした。
「もうすぐ翔君帰ってくるから、誰でもいいから話すのよ?」
親父が怖くて熱出てますって・・・20歳の男が言えるとでも・・・?
自分の黒い感情があふれ出てくる。
それをグッと飲みこむために俺はもう一度目を閉じた。
12
あなたにおすすめの小説
月弥総合病院
御月様(旧名 僕君☽☽︎)
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。
また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。
(小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!
大丈夫のその先は…
水姫
恋愛
実来はシングルマザーの母が再婚すると聞いた。母が嬉しそうにしているのを見るとこれまで苦労かけた分幸せになって欲しいと思う。
新しくできた父はよりにもよって医者だった。新しくできた兄たちも同様で…。
バレないように、バレないように。
「大丈夫だよ」
すいません。ゆっくりお待ち下さい。m(_ _)m
怒られるのが怖くて体調不良を言えない大人
こじらせた処女
BL
幼少期、風邪を引いて学校を休むと母親に怒られていた経験から、体調不良を誰かに伝えることが苦手になってしまった佐倉憂(さくらうい)。
しんどいことを訴えると仕事に行けないとヒステリックを起こされ怒られていたため、次第に我慢して学校に行くようになった。
「風邪をひくことは悪いこと」
社会人になって1人暮らしを始めてもその認識は治らないまま。多少の熱や頭痛があっても怒られることを危惧して出勤している。
とある日、いつものように会社に行って業務をこなしていた時。午前では無視できていただるけが無視できないものになっていた。
それでも、自己管理がなっていない、日頃ちゃんと体調管理が出来てない、そう怒られるのが怖くて、言えずにいると…?
たとえば、俺が幸せになってもいいのなら
夜月るな
BL
全てを1人で抱え込む高校生の少年が、誰かに頼り甘えることを覚えていくまでの物語―――
父を目の前で亡くし、母に突き放され、たった一人寄り添ってくれた兄もいなくなっていまった。
弟を守り、罪悪感も自責の念もたった1人で抱える新谷 律の心が、少しずつほぐれていく。
助けてほしいと言葉にする権利すらないと笑う少年が、救われるまでのお話。
嫌われ者の長男
りんか
BL
学校ではいじめられ、家でも誰からも愛してもらえない少年 岬。彼の家族は弟達だけ母親は幼い時に他界。一つずつ離れた五人の弟がいる。だけど弟達は岬には無関心で岬もそれはわかってるけど弟達の役に立つために頑張ってるそんな時とある事件が起きて.....
診察室の午後<菜の花の丘編>その1
スピカナ
恋愛
神的イケメン医師・北原春樹と、病弱で天才的なアーティストである妻・莉子。
そして二人を愛してしまったイケメン御曹司・浅田夏輝。
「菜の花クリニック」と「サテライトセンター」を舞台に、三人の愛と日常が描かれます。
時に泣けて、時に笑える――溺愛とBL要素を含む、ほのぼの愛の物語。
多くのスタッフの人生がここで楽しく花開いていきます。
この小説は「医師の兄が溺愛する病弱な義妹を毎日診察する甘~い愛の物語」の1000話以降の続編です。
※医学描写はすべて架空です。
お兄ちゃんはお兄ちゃんだけど、お兄ちゃんなのにお兄ちゃんじゃない!?
すずなり。
恋愛
幼いころ、母に施設に預けられた鈴(すず)。
お母さん「病気を治して迎えにくるから待ってて?」
その母は・・迎えにくることは無かった。
代わりに迎えに来た『父』と『兄』。
私の引き取り先は『本当の家』だった。
お父さん「鈴の家だよ?」
鈴「私・・一緒に暮らしていいんでしょうか・・。」
新しい家で始まる生活。
でも私は・・・お母さんの病気の遺伝子を受け継いでる・・・。
鈴「うぁ・・・・。」
兄「鈴!?」
倒れることが多くなっていく日々・・・。
そんな中でも『恋』は私の都合なんて考えてくれない。
『もう・・妹にみれない・・・。』
『お兄ちゃん・・・。』
「お前のこと、施設にいたころから好きだった・・・!」
「ーーーーっ!」
※本編には病名や治療法、薬などいろいろ出てきますが、全て想像の世界のお話です。現実世界とは一切関係ありません。
※コメントや感想などは受け付けることはできません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
※孤児、脱字などチェックはしてますが漏れもあります。ご容赦ください。
※表現不足なども重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけたら幸いです。(それはもう『へぇー・・』ぐらいに。)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる