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第8章 彼女と空
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警察を本当に呼ぼうとすると女の子の父親が「すみません!!警察だけは!すぐに連れて帰りますので!!」
と言って女の子を引っ張り出て行った。
それと同時に床に座り込んだ俺を母親が抱きしめた。
「廉ちゃんすごいじゃない!頑張ったわね!」
「廉君偉いね!怖がらずに言えたね!」
「・・・。」
言葉を返す力は残っていない。
すでに興奮から体が震えて力が入らない状況になっていた。
「病院行って安定剤打とうか。」
「しんどいものね、これは。」
「僕が病院つれて面倒見るから、百合さんは百々ちゃんと予定通りおせち作ってもらってて構わないよ。」
「そう?百々ちゃん?おせち作る?」
「・・・。」
「あら、こっちは不貞腐れちゃった?」
「百々頑張ったのに、廉ちゃん言うこと聞かなかった!!」
そう言って泣き始める百々。
「うん、百々ちゃんは廉ちゃん守るために頑張ってくれたのよね!」
「ありがとう、百々ちゃん。」
直人さんがそういうと百々がもっと泣き始めて、直人さんが頭を撫でているのが視界に入った。
「直人さん廉ちゃんお願いね。」
「うん。もちろん。」
「廉くん、抱っこするからね。」
身体が浮く感覚。視点を動かすだけで精一杯。
「相変わらず軽いね。でも前よりは少しだけ重たくなったかな。」
夜の寒い外の空気に触れてぶるっとなった。
「直人さん、廉ちゃんに毛布。」
そういって車に乗せられた後に母親が毛布を体全体にかけてくれた。
「じゃ、また明日一緒に帰ってくるよ。」
「ええ。おせち用意して待ってるわ。」
「百々ちゃんの事お願いします。」
「任せて!」
車の扉が閉まり、病院へ向かった。
「百々ちゃん?廉ちゃんいっちゃったわよ?」
「うん・・・。」
「百々ちゃん、最近の廉ちゃんが急に幼くなったから混乱気味?」
「そうかも・・・。3人だったときは廉ちゃんに頼りっぱなしだったのに、廉ちゃん最近幼児返りというかなんか幼くて私が守らなきゃって思ってしまう・・・・。」
「それは悪い事じゃないし、百々ちゃんがいうこと聞いてくれない!って怒っちゃうのも悪い事じゃないのよ?」
「でも・・・。廉ちゃんだって好きであんなに気持ちが弱くなって幼児返りみたいになってるわけじゃないのに・・・。百々強いいい方した。」
「廉ちゃんはたぶん何とも思ってないわ。」
「どうして?」
「自分が変わってしまった違和感は廉ちゃん自身が一番感じていることだからね。百々ちゃんを困らせてしまってる自覚があるはずだしね。」
「・・・。」
「廉ちゃん来年からはカウンセリングも始めるし、ちゃんと前のしっかり者の廉ちゃんに戻るから。」
「うん・・。」
「でも、ママは今の廉ちゃんのままでも大好きよ」
と言って女の子を引っ張り出て行った。
それと同時に床に座り込んだ俺を母親が抱きしめた。
「廉ちゃんすごいじゃない!頑張ったわね!」
「廉君偉いね!怖がらずに言えたね!」
「・・・。」
言葉を返す力は残っていない。
すでに興奮から体が震えて力が入らない状況になっていた。
「病院行って安定剤打とうか。」
「しんどいものね、これは。」
「僕が病院つれて面倒見るから、百合さんは百々ちゃんと予定通りおせち作ってもらってて構わないよ。」
「そう?百々ちゃん?おせち作る?」
「・・・。」
「あら、こっちは不貞腐れちゃった?」
「百々頑張ったのに、廉ちゃん言うこと聞かなかった!!」
そう言って泣き始める百々。
「うん、百々ちゃんは廉ちゃん守るために頑張ってくれたのよね!」
「ありがとう、百々ちゃん。」
直人さんがそういうと百々がもっと泣き始めて、直人さんが頭を撫でているのが視界に入った。
「直人さん廉ちゃんお願いね。」
「うん。もちろん。」
「廉くん、抱っこするからね。」
身体が浮く感覚。視点を動かすだけで精一杯。
「相変わらず軽いね。でも前よりは少しだけ重たくなったかな。」
夜の寒い外の空気に触れてぶるっとなった。
「直人さん、廉ちゃんに毛布。」
そういって車に乗せられた後に母親が毛布を体全体にかけてくれた。
「じゃ、また明日一緒に帰ってくるよ。」
「ええ。おせち用意して待ってるわ。」
「百々ちゃんの事お願いします。」
「任せて!」
車の扉が閉まり、病院へ向かった。
「百々ちゃん?廉ちゃんいっちゃったわよ?」
「うん・・・。」
「百々ちゃん、最近の廉ちゃんが急に幼くなったから混乱気味?」
「そうかも・・・。3人だったときは廉ちゃんに頼りっぱなしだったのに、廉ちゃん最近幼児返りというかなんか幼くて私が守らなきゃって思ってしまう・・・・。」
「それは悪い事じゃないし、百々ちゃんがいうこと聞いてくれない!って怒っちゃうのも悪い事じゃないのよ?」
「でも・・・。廉ちゃんだって好きであんなに気持ちが弱くなって幼児返りみたいになってるわけじゃないのに・・・。百々強いいい方した。」
「廉ちゃんはたぶん何とも思ってないわ。」
「どうして?」
「自分が変わってしまった違和感は廉ちゃん自身が一番感じていることだからね。百々ちゃんを困らせてしまってる自覚があるはずだしね。」
「・・・。」
「廉ちゃん来年からはカウンセリングも始めるし、ちゃんと前のしっかり者の廉ちゃんに戻るから。」
「うん・・。」
「でも、ママは今の廉ちゃんのままでも大好きよ」
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