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第8章 彼女と空
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「廉ちゃん!?大丈夫!?」
母親が慌てて家に入ってきた。
ボスが立ち上がってしっぽをぶんぶん振っている。
「怖かった・・。」
放心状態で泣いた跡がある俺を母親はギュッと抱きしめた。
「怖かったわね。」
そう言ってヨシヨシと頭を撫でる。
「そこから見てたのはこないだの子?」
「たぶん・・・。」
「そっかぁ・・・。翔くんに女の子に家に来ないようにいってもらったほうがいいかしらね。」
「翔さんの事好きな風には・・・見えなかった・・・・なんか違う・・・」
「気づいてないだけでやっぱりストーカーとかそっちの子なのかもしれないわね。」
「怖かった・・・。」
「でも、廉ちゃんにはみんな怖く見えるからね。」
そう言って笑う母親。
「たしかに・・・。」
納得してしまった俺。
今の自分はほぼすべての人が怖く見えてる自覚がある。
「直人さんが心配だから着いたら連絡してって言ってたから電話してもいい?」
「うん・・・。」
母親がそっと俺から離れて直人さんに電話をかける。
ボスは俺と絶妙な距離に座りこっちを向いて伏せている。
でもたまに目線が母親に行くのはおやつを狙っているのだろうか・・。
「もしもし?」
『もしもし』
母親がスピーカーにする。
『廉くん大丈夫かい?』
「うん、案外大丈夫そう。」
『そっか、よかった。』
「廉ちゃんそっちに一階連れていこうかしら。」
『廉くんが大丈夫なら少しだけ連れてくるかい?』
「廉ちゃん今年病院たくさんお世話になったから皆に挨拶しなきゃね。」
あれ?心配されてたはずなのに、なんか話が変わってきてない!?
『そうだね』
直人さんが笑っている。
『じゃあ待ってるよ。』
「はーい。」
百々が帰ってくるまであと1時間半くらい。
「百々が寂しがるから家にいる。」
「廉ちゃん挨拶はちゃんとしなさい。」
ばれてる・・・。
挨拶は緊張する・・・。でもきっと来年もお世話になる気がするからしといたほうがいいかもしれない・・。
「カウンセラーの先生今日いたはずだからついでに会ってみたら?」
「・・・。」
「このままだと来年の大学無理かもしれないわね。卒業いつになるのかしら。お金かかるわよ?」
「・・・会ってみる・・・。」
大学は卒業したいと思ってるからそれを出されたらさ・・・。
「それに翔くんもきっと心配してるわよ。」
「うん・・。」
いつの間にかあんなに怖かった翔が平気になっているんだから、きっと大丈夫になるよね。
トラウマもきっと治るはず・・・。
でも、翔さんの近くにあの女がいる気がする・・・。
母親が慌てて家に入ってきた。
ボスが立ち上がってしっぽをぶんぶん振っている。
「怖かった・・。」
放心状態で泣いた跡がある俺を母親はギュッと抱きしめた。
「怖かったわね。」
そう言ってヨシヨシと頭を撫でる。
「そこから見てたのはこないだの子?」
「たぶん・・・。」
「そっかぁ・・・。翔くんに女の子に家に来ないようにいってもらったほうがいいかしらね。」
「翔さんの事好きな風には・・・見えなかった・・・・なんか違う・・・」
「気づいてないだけでやっぱりストーカーとかそっちの子なのかもしれないわね。」
「怖かった・・・。」
「でも、廉ちゃんにはみんな怖く見えるからね。」
そう言って笑う母親。
「たしかに・・・。」
納得してしまった俺。
今の自分はほぼすべての人が怖く見えてる自覚がある。
「直人さんが心配だから着いたら連絡してって言ってたから電話してもいい?」
「うん・・・。」
母親がそっと俺から離れて直人さんに電話をかける。
ボスは俺と絶妙な距離に座りこっちを向いて伏せている。
でもたまに目線が母親に行くのはおやつを狙っているのだろうか・・。
「もしもし?」
『もしもし』
母親がスピーカーにする。
『廉くん大丈夫かい?』
「うん、案外大丈夫そう。」
『そっか、よかった。』
「廉ちゃんそっちに一階連れていこうかしら。」
『廉くんが大丈夫なら少しだけ連れてくるかい?』
「廉ちゃん今年病院たくさんお世話になったから皆に挨拶しなきゃね。」
あれ?心配されてたはずなのに、なんか話が変わってきてない!?
『そうだね』
直人さんが笑っている。
『じゃあ待ってるよ。』
「はーい。」
百々が帰ってくるまであと1時間半くらい。
「百々が寂しがるから家にいる。」
「廉ちゃん挨拶はちゃんとしなさい。」
ばれてる・・・。
挨拶は緊張する・・・。でもきっと来年もお世話になる気がするからしといたほうがいいかもしれない・・。
「カウンセラーの先生今日いたはずだからついでに会ってみたら?」
「・・・。」
「このままだと来年の大学無理かもしれないわね。卒業いつになるのかしら。お金かかるわよ?」
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大学は卒業したいと思ってるからそれを出されたらさ・・・。
「それに翔くんもきっと心配してるわよ。」
「うん・・。」
いつの間にかあんなに怖かった翔が平気になっているんだから、きっと大丈夫になるよね。
トラウマもきっと治るはず・・・。
でも、翔さんの近くにあの女がいる気がする・・・。
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