14 / 237
第1章 はじめまして。家族になった日
・
しおりを挟む
百々と俺はそれぞれ部屋の隅に置かれた段ボールの荷物を片付けることにした。
荷物が重たいので百々の方には翔さんが着いて行った。
「片付けめんどくさい」
ぼやきながらもスマホで洋楽のメドレーを流しながら頑張る。
元々細々したものは、段ボール4箱しかなく、それ以外は服。
便利なことに机はカフェの窓側みたいに長机があって少しおしゃれな雰囲気だった。
少し勉強やる気出やすくなるかもとパソコンとあとからやりたい課題を置いておく。
ペン立ても用意されていて、これまた白で統一されていた。
服をウォークインクローゼットにしまい、
ベッドの上で一息ついた。
疲れから眠気がきて...気づいたらちゃんと布団の中で寝ていた。
「廉ちゃん!!また油断して!この家には狼がいるんだから可愛い顔でねちゃダメでしょ!!」
百々が起きて早々なんか怒ってる。
「おはよう、廉くん。疲れたかな?」
なぜか翔さんもいる。
百々が怒ってる理由は、どうやら翔さんがうたた寝した俺を布団の中に入れたことらしい。
聞かなきゃ良かった。
「廉くん、今度からちゃんと寝るなら布団の中で寝るんだよ?風邪ひいちゃうからね」
「...」
「廉ちゃんの部屋は百々とママ以外入室禁止!!」
「あははは!そりゃ困るな。お仕事のお話もあるからね」
「百々がいる時以外は廉ちゃんに3m以上近づかないでよね!」
「それも困るかな。廉くんはオリーブのモデルさんだからね!」
百々が泣きそうになっている。
「百々、守ってくれてありがとう。今日は百々と一緒に寝ようかな。映画、観るでしょ?」
「ほんとに!!廉ちゃんお布団持って来るのめんどくさいから入れてね!」
「はいはい。」
「俺も入りたいなー」
「「だめ。」」
「3人とも!パーティー始めるわよ~」
「「「はーい」」」
荷物が重たいので百々の方には翔さんが着いて行った。
「片付けめんどくさい」
ぼやきながらもスマホで洋楽のメドレーを流しながら頑張る。
元々細々したものは、段ボール4箱しかなく、それ以外は服。
便利なことに机はカフェの窓側みたいに長机があって少しおしゃれな雰囲気だった。
少し勉強やる気出やすくなるかもとパソコンとあとからやりたい課題を置いておく。
ペン立ても用意されていて、これまた白で統一されていた。
服をウォークインクローゼットにしまい、
ベッドの上で一息ついた。
疲れから眠気がきて...気づいたらちゃんと布団の中で寝ていた。
「廉ちゃん!!また油断して!この家には狼がいるんだから可愛い顔でねちゃダメでしょ!!」
百々が起きて早々なんか怒ってる。
「おはよう、廉くん。疲れたかな?」
なぜか翔さんもいる。
百々が怒ってる理由は、どうやら翔さんがうたた寝した俺を布団の中に入れたことらしい。
聞かなきゃ良かった。
「廉くん、今度からちゃんと寝るなら布団の中で寝るんだよ?風邪ひいちゃうからね」
「...」
「廉ちゃんの部屋は百々とママ以外入室禁止!!」
「あははは!そりゃ困るな。お仕事のお話もあるからね」
「百々がいる時以外は廉ちゃんに3m以上近づかないでよね!」
「それも困るかな。廉くんはオリーブのモデルさんだからね!」
百々が泣きそうになっている。
「百々、守ってくれてありがとう。今日は百々と一緒に寝ようかな。映画、観るでしょ?」
「ほんとに!!廉ちゃんお布団持って来るのめんどくさいから入れてね!」
「はいはい。」
「俺も入りたいなー」
「「だめ。」」
「3人とも!パーティー始めるわよ~」
「「「はーい」」」
11
お気に入りに追加
14
あなたにおすすめの小説
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
転生令息は冒険者を目指す!?
葛城 惶
BL
ある時、日本に大規模災害が発生した。
救助活動中に取り残された少女を助けた自衛官、天海隆司は直後に土砂の崩落に巻き込まれ、意識を失う。
再び目を開けた時、彼は全く知らない世界に転生していた。
異世界で美貌の貴族令息に転生した脳筋の元自衛官は憧れの冒険者になれるのか?!
とってもお馬鹿なコメディです(;^_^A
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
兄たちが溺愛するのは当たり前だと思ってました
不知火
BL
温かい家族に包まれた1人の男の子のお話
爵位などを使った設定がありますが、わたしの知識不足で実際とは異なった表現を使用している場合がございます。ご了承ください。追々、しっかり事実に沿った設定に変更していきたいと思います。
主人公の兄になったなんて知らない
さつき
BL
レインは知らない弟があるゲームの主人公だったという事を
レインは知らないゲームでは自分が登場しなかった事を
レインは知らない自分が神に愛されている事を
表紙イラストは マサキさんの「キミの世界メーカー」で作成してお借りしています⬇ https://picrew.me/image_maker/54346
『 ゆりかご 』
設樂理沙
ライト文芸
" 揺り篭 " 不倫の後で 2016.02.26 連載開始
の加筆修正有版になります。
2022.7.30 再掲載
・・・・・・・・・・・
夫の不倫で、信頼もプライドも根こそぎ奪われてしまった・・
その後で私に残されたものは・・。
・・・・・・・・・・
💛イラストはAI生成画像自作
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる