181 / 217
俺のスパダリはギャップがすごい ー立花蓮sideー
真司の忘れ物 ④
しおりを挟む
真司はそう言ってたが、本当にいいんだろうか…?
俺はどこからどうみても男だ。
引かれるに決まってる。
真司が変な目で見られるに決まってる…
今からでも、持っていくのやめようか…
蓮の中で色々な思いが渦巻く中、蓮は真司と真司の職場の後輩のところへやってきた。
あの男性…確か真司とバーで飲んでいた後輩くん…
彼は俺の事、覚えてるんだろうか?
蓮をみた後輩は驚き目を見開く。
「真司…これ…」
蓮は小声になりながら、蓮は真司に合鍵を渡す。
「わざわざありがとう」
後輩くんは…
蓮がチラッと後輩の方を見ると、驚きのあまり言葉を失っていた。
そりゃそうだよな…
仕事の先輩が男と付き合っていたら、驚くよな…
蓮はそんな後輩の様子を見て、気まずそうにしていた。
「じゃあ、俺はこれで…」
蓮はさっとその場を立ち去ろうとした時、
「蓮、もし帰りが遅くなりそうだったら連絡して」
!!
そんな事言ったら余計に真司の立場が…
でも俺の事を隠さずいてくれて、本当に嬉しい。
真司が蓮に声をかけると、蓮は嬉しそうに振り返り微笑みその場を後にした。
蓮の心は暖かくなり、真司に会うまであったトゲトゲした気持ちが無くなる。
ありがとう、真司…
蓮の中には、この言葉しかなかった。
俺はどこからどうみても男だ。
引かれるに決まってる。
真司が変な目で見られるに決まってる…
今からでも、持っていくのやめようか…
蓮の中で色々な思いが渦巻く中、蓮は真司と真司の職場の後輩のところへやってきた。
あの男性…確か真司とバーで飲んでいた後輩くん…
彼は俺の事、覚えてるんだろうか?
蓮をみた後輩は驚き目を見開く。
「真司…これ…」
蓮は小声になりながら、蓮は真司に合鍵を渡す。
「わざわざありがとう」
後輩くんは…
蓮がチラッと後輩の方を見ると、驚きのあまり言葉を失っていた。
そりゃそうだよな…
仕事の先輩が男と付き合っていたら、驚くよな…
蓮はそんな後輩の様子を見て、気まずそうにしていた。
「じゃあ、俺はこれで…」
蓮はさっとその場を立ち去ろうとした時、
「蓮、もし帰りが遅くなりそうだったら連絡して」
!!
そんな事言ったら余計に真司の立場が…
でも俺の事を隠さずいてくれて、本当に嬉しい。
真司が蓮に声をかけると、蓮は嬉しそうに振り返り微笑みその場を後にした。
蓮の心は暖かくなり、真司に会うまであったトゲトゲした気持ちが無くなる。
ありがとう、真司…
蓮の中には、この言葉しかなかった。
0
お気に入りに追加
502
あなたにおすすめの小説

【完結】ぎゅって抱っこして
かずえ
BL
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。
でも、頼れる者は誰もいない。
自分で頑張らなきゃ。
本気なら何でもできるはず。
でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。

社畜サラリーマン、異世界で竜帝陛下のペットになる
ひよこ麺
BL
30歳の誕生日を深夜のオフィスで迎えた生粋の社畜サラリーマン、立花志鶴(たちばな しづる)。家庭の都合で誰かに助けを求めることが苦手な志鶴がひとり涙を流していた時、誰かの呼び声と共にパソコンが光り輝き、奇妙な世界に召喚されてしまう。
その世界は人類よりも高度な種族である竜人とそれに従うもの達が支配する世界でその世界で一番偉い竜帝陛下のラムセス様に『可愛い子ちゃん』と呼ばれて溺愛されることになった志鶴。
いままでの人生では想像もできないほどに甘やかされて溺愛される志鶴。
しかし、『異世界からきた人間が元の世界に戻れない』という事実ならくる責任感で可愛がられてるだけと思い竜帝陛下に心を開かないと誓うが……。
「余の大切な可愛い子ちゃん、ずっと大切にしたい」
「……その感情は恋愛ではなく、ペットに対してのものですよね」
溺愛系スパダリ竜帝陛下×傷だらけ猫系社畜リーマンのふたりの愛の行方は……??
ついでに志鶴の居ない世界でもいままでにない変化が??
第11回BL小説大賞に応募させて頂きます。今回も何卒宜しくお願いいたします。
※いつも通り竜帝陛下には変態みがありますのでご注意ください。また「※」付きの回は性的な要素を含みます


浜薔薇の耳掃除
Toki Jijyaku 時 自若
大衆娯楽
人気の地域紹介ブログ「コニーのおすすめ」にて紹介された浜薔薇の耳掃除、それをきっかけに新しい常連客は確かに増えた。
しかしこの先どうしようかと思う蘆根(ろこん)と、なるようにしかならねえよという職人気質のタモツ、その二人を中心にした耳かき、ひげ剃り、マッサージの話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる