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冷遇妻編
番外編 脳筋はお仕置きされる
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脳筋ムキムキ筋肉達への制裁とは
メニラ姫に対する婚約破棄事件、その賠償と制裁について改めてドラレイド帝国とレラージェ国での話し合いが行なわれる事となったが、実は皇帝とその重鎮にもお仕置きがなされる事を、フリード様経由で被害者であるおれに連絡が来た
室内密集筋肉祭りが恐ろしすぎて受け付けないおれの為に、とりあえず全員で改めて謝罪に行く前に書面で今回の迷惑を掛けたことに対する賠償と脳筋への制裁を知らせてくれるらしい…素晴らしい気遣いだ
別に冷遇妻生活についてそんなに気にしてなかったが、国としてはそうもいかない…根本的な原因はレラージェ国サイドが悪い、しかしおれは本気で巻き込まれた被害者な事から賠償云々を受け取って欲しいとの事だった
帝国の皇帝、そしてその重鎮でもある多数の筋肉達が余りにも脳筋過ぎる事、今後も何かしら問題を起こすかもしれないからと…そんな裏事情も含まれているらしい
どうしてそんな事になってしまったのかと、フリード様に聞いてみると、以外な答えが返ってきた
物事を拳でしか考えられず、これまでとんでもなく素晴らしいカリスマ性でなんとか誤魔化してきたが流石に無実の人を冷遇し、あまつさえ冷遇に耐えきれなければ抹殺し、レラージェ国と戦争を起こそうとした事は許されない…と怒りをあらわにした人物が居たそうな…
その人物こそ、ドラレイド帝国皇帝の第一妃であるガーネット様(男)であった
そう、正妃ポジションが男であった、野郎な妻がそこにもいたのか!!てかあのムキムキ皇帝は男女頂けると獅子だったと言うのか…!
そして、なんとこのガーネット様、ドラレイド帝国らしくないとんでもなく知的な脳筋らしく、難しい外交で1年ほど前から遠い島国に行っていたらしい…なので今回の婚約破棄騒動の事は知らず、先日帰国したら笑い話のように皇帝が伝えてくるもんだからブチギレたと…
…………な、……なるほど…?
レラージェ国の第二王子と聖女の事を言えないくらいとんでもない事をしているのにその自覚が無いのかとお怒りだったそうな…
そんな事からおれへの賠償とお仕置きと言うなの制裁目録を呼んで調印して欲しいとの事…
尚、賠償とお仕置きについてはもっと大きくは出来るが、減らすことは出来ないと念を押された
最低限おれが受けた無意味な冷遇生活、無駄にしてしまった時間に対する賠償なのだと…
とても楽しく冷遇されてましたって状況だったけど…それじゃ国として示しがつかないのかもしれない
同じく巻き添えを食らっていたフリード様と一緒に目録を見て、おれはそっと目録を閉じた…
人と獣人の国では色々法や賠償も違う違うのはわかるけどさ…?なんか変なの見えた気がした
「リデン…?まだ一瞬しか見てないが内容は理解できたのか?調印もあるししっかりと詳細を確認したほうがいいぞ?」
「え、いや…うん…あの…お、おれ的には全然賠償とかいらないんだよ???フリード様…??
ね、ねえ?この目録恐ろしい事書かれるんだけど…これで最低限ってドラレイド帝国怖くない…?」
そう言って逃げようとしたが、これはおれの為だけでなくドラレイド帝国の誠実さに関わるのだと言われたら断れなかった…
再びフリード様と目録を確認し、そっと目を閉じたおれは悪くないと思う
おれが見た目録内容抜粋
皇帝所持の金鉱山×1
重鎮所有の領土内の屋敷×人数分
※観光や宿泊施設として利用可、維持費清掃費無料
今回の冷遇事件に関わった者への処置
特殊魔法を陰茎と陰嚢に施す
他者の意見や真実を聞かず脳筋を発症した場合、1回に付き生殖機能の1割を失う
(サイズ的な意味で)
半年間の生殖活動禁止、貞操帯着用にて公務を行う
(我がドラレイド帝国は獣の本能として性を大切にする国、性行為を禁じられる事は拷問されるよりも辛く耐え難いモノであるが為)
以上、上記内容に望む処置、賠償を追加可能
みたいな事が書いてありました
おれは想像してしまった発情期の犬猫を…とんでもない声を出して発情してる姿を…なんとしてでもスケベのために家から出たいともがく猫ちゃんが野良猫と会わないように隔離されて泣く姿を…
つまりそういう事だよね…?たぶんそういう事だよね?
てか生殖機能を失うとかどういう事!?サイズ的つてなに!?巨根が短小になるの!?こわっ、え、こわっ………
賠償って金とか権利とかそんな感じだと獣人の国…え!?!
「ふ、フリード様…これは本物の目録なんですよね…?内容がなんかおれの知ってる賠償じゃない…」
「ふむ…妥当な範囲だな…リデン、怒りが収まらないなら去勢など求めてもいいんだぞ?たぶんガーネット様なら通してくれる、皇帝には既に30人程子がいるしな
それだけ今回の事は大きいと対処してくれるんだ、内容は獣人の国特有のモノだから見るのは初めてだろう?驚くのは当然だ」
目録内容に同じ男として自分の息子までヒュンとしてしまい、震えるおれを友達から交流再開したフリード様は何故か抱きしめあやしてくれる…
あれか、怖い話聞いて怯える子供をあやす的なあれか!?!
獣人の国では生殖機能の強さも己の強さに含まれるのだと、だから罪人への罰や不祥事の賠償で己の強さを奪われる…
つまり酷い時は去勢されたり、今回みたいに立派な息子が哀れな姿になったりと拷問よりも精神的に大きなダメージを受け、今後いかなる場合があっても罪を犯さなくなる…そんな処罰的な制裁的な方法らしい
獣人の国ってある意味人の国より怖いかもしれないと学んだ日だった…
まさか本当にあの目録が実行され、おれの知らない所で、脳筋は自由に行動し…下半身ゆるゆるでざまぁされる男のような目に国のトップ達が合っていたなんて………
後日、ムキムキ皇帝と重鎮が泣きじゃくりながら、息子がもうすぐ女の子になってしまうと、おれに謝罪しにきたり、ガーネット妃が想像以上にドSを隠し持ってた美しき美男子だったりしたのはまた別の話
メニラ姫に対する婚約破棄事件、その賠償と制裁について改めてドラレイド帝国とレラージェ国での話し合いが行なわれる事となったが、実は皇帝とその重鎮にもお仕置きがなされる事を、フリード様経由で被害者であるおれに連絡が来た
室内密集筋肉祭りが恐ろしすぎて受け付けないおれの為に、とりあえず全員で改めて謝罪に行く前に書面で今回の迷惑を掛けたことに対する賠償と脳筋への制裁を知らせてくれるらしい…素晴らしい気遣いだ
別に冷遇妻生活についてそんなに気にしてなかったが、国としてはそうもいかない…根本的な原因はレラージェ国サイドが悪い、しかしおれは本気で巻き込まれた被害者な事から賠償云々を受け取って欲しいとの事だった
帝国の皇帝、そしてその重鎮でもある多数の筋肉達が余りにも脳筋過ぎる事、今後も何かしら問題を起こすかもしれないからと…そんな裏事情も含まれているらしい
どうしてそんな事になってしまったのかと、フリード様に聞いてみると、以外な答えが返ってきた
物事を拳でしか考えられず、これまでとんでもなく素晴らしいカリスマ性でなんとか誤魔化してきたが流石に無実の人を冷遇し、あまつさえ冷遇に耐えきれなければ抹殺し、レラージェ国と戦争を起こそうとした事は許されない…と怒りをあらわにした人物が居たそうな…
その人物こそ、ドラレイド帝国皇帝の第一妃であるガーネット様(男)であった
そう、正妃ポジションが男であった、野郎な妻がそこにもいたのか!!てかあのムキムキ皇帝は男女頂けると獅子だったと言うのか…!
そして、なんとこのガーネット様、ドラレイド帝国らしくないとんでもなく知的な脳筋らしく、難しい外交で1年ほど前から遠い島国に行っていたらしい…なので今回の婚約破棄騒動の事は知らず、先日帰国したら笑い話のように皇帝が伝えてくるもんだからブチギレたと…
…………な、……なるほど…?
レラージェ国の第二王子と聖女の事を言えないくらいとんでもない事をしているのにその自覚が無いのかとお怒りだったそうな…
そんな事からおれへの賠償とお仕置きと言うなの制裁目録を呼んで調印して欲しいとの事…
尚、賠償とお仕置きについてはもっと大きくは出来るが、減らすことは出来ないと念を押された
最低限おれが受けた無意味な冷遇生活、無駄にしてしまった時間に対する賠償なのだと…
とても楽しく冷遇されてましたって状況だったけど…それじゃ国として示しがつかないのかもしれない
同じく巻き添えを食らっていたフリード様と一緒に目録を見て、おれはそっと目録を閉じた…
人と獣人の国では色々法や賠償も違う違うのはわかるけどさ…?なんか変なの見えた気がした
「リデン…?まだ一瞬しか見てないが内容は理解できたのか?調印もあるししっかりと詳細を確認したほうがいいぞ?」
「え、いや…うん…あの…お、おれ的には全然賠償とかいらないんだよ???フリード様…??
ね、ねえ?この目録恐ろしい事書かれるんだけど…これで最低限ってドラレイド帝国怖くない…?」
そう言って逃げようとしたが、これはおれの為だけでなくドラレイド帝国の誠実さに関わるのだと言われたら断れなかった…
再びフリード様と目録を確認し、そっと目を閉じたおれは悪くないと思う
おれが見た目録内容抜粋
皇帝所持の金鉱山×1
重鎮所有の領土内の屋敷×人数分
※観光や宿泊施設として利用可、維持費清掃費無料
今回の冷遇事件に関わった者への処置
特殊魔法を陰茎と陰嚢に施す
他者の意見や真実を聞かず脳筋を発症した場合、1回に付き生殖機能の1割を失う
(サイズ的な意味で)
半年間の生殖活動禁止、貞操帯着用にて公務を行う
(我がドラレイド帝国は獣の本能として性を大切にする国、性行為を禁じられる事は拷問されるよりも辛く耐え難いモノであるが為)
以上、上記内容に望む処置、賠償を追加可能
みたいな事が書いてありました
おれは想像してしまった発情期の犬猫を…とんでもない声を出して発情してる姿を…なんとしてでもスケベのために家から出たいともがく猫ちゃんが野良猫と会わないように隔離されて泣く姿を…
つまりそういう事だよね…?たぶんそういう事だよね?
てか生殖機能を失うとかどういう事!?サイズ的つてなに!?巨根が短小になるの!?こわっ、え、こわっ………
賠償って金とか権利とかそんな感じだと獣人の国…え!?!
「ふ、フリード様…これは本物の目録なんですよね…?内容がなんかおれの知ってる賠償じゃない…」
「ふむ…妥当な範囲だな…リデン、怒りが収まらないなら去勢など求めてもいいんだぞ?たぶんガーネット様なら通してくれる、皇帝には既に30人程子がいるしな
それだけ今回の事は大きいと対処してくれるんだ、内容は獣人の国特有のモノだから見るのは初めてだろう?驚くのは当然だ」
目録内容に同じ男として自分の息子までヒュンとしてしまい、震えるおれを友達から交流再開したフリード様は何故か抱きしめあやしてくれる…
あれか、怖い話聞いて怯える子供をあやす的なあれか!?!
獣人の国では生殖機能の強さも己の強さに含まれるのだと、だから罪人への罰や不祥事の賠償で己の強さを奪われる…
つまり酷い時は去勢されたり、今回みたいに立派な息子が哀れな姿になったりと拷問よりも精神的に大きなダメージを受け、今後いかなる場合があっても罪を犯さなくなる…そんな処罰的な制裁的な方法らしい
獣人の国ってある意味人の国より怖いかもしれないと学んだ日だった…
まさか本当にあの目録が実行され、おれの知らない所で、脳筋は自由に行動し…下半身ゆるゆるでざまぁされる男のような目に国のトップ達が合っていたなんて………
後日、ムキムキ皇帝と重鎮が泣きじゃくりながら、息子がもうすぐ女の子になってしまうと、おれに謝罪しにきたり、ガーネット妃が想像以上にドSを隠し持ってた美しき美男子だったりしたのはまた別の話
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