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第133話 駆け出し冒険者たちは無理ゲーに挑む
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「よく持つな。」
アウデリアが振り下ろす斧から、衝撃波が走る。地が波打ち土石の津波となって打ち寄せる。
フィオリナが光の槍を生み出す。
ロウの手のひらから赤いビームが走る。
ボルテックが、数十の火球を投げつける。
すべては、障壁が遮る。
彼らはそのままじりじりと前進を続けている。
これほどの攻撃を行えば、消耗はこちらのほうが激しい、とでも思っているのだろうか。
残念ながら、それは不正解だ。
この程度の攻撃ならば一昼夜でも続けて見せる。
それにしても。
「魔法使いが優秀だ。どこからどこまでが本人の器量でどこからが魔素の嵩上げか。
それとも、あの杖の力か。」
フィオリナがつぶやく。
その目が冷たく輝いた。
「だが、その杖・・・もう限界だろう・・・そろそろ折れるんじゃないか?」
魔法使いの杖が微塵にくだけた。
呆然と、魔法使いが手に残ったわずかな木片を見つめた。
「杖がなければ、壁も保たないんじゃないか?」
障壁が崩壊する。
フィオリナの魔法。存在をだます。事象をだます。それがそれであることを否定する。
障壁にかわって、盾士の男の持つ盾が分裂し、一団を隠した。
「これは悪手だったかもしれんぞ。」
アウデリアがうめいた。
「どうせ障壁をはらせていると思うから、好き放題に遠距離攻撃ができたのだ。
一応、グランダの王があちらにいる以上、ここからは接近戦になる。」
「ザザリに魔族の族長、魔法師、槍師、盾使い、暗殺者。
こちらは、わたしとは・・・母上にボルテック、ロウ、ギムリウス、クロノ。
帳尻はあっている。
クロノは聖剣を届けてもらったようだしな。」
フィオリナは冷たく言った。
「あと、グランダ王に人質の価値があるかと言ったらまったくない、しな。」
「もう少し頭を使え。愛しい我が娘よ。」
アウデリアは笑った。
「お主の婿殿は、よいか、犠牲を『ひとりも出さずに』この問題を解決しようとしているのだ。」
は? 何を言っている。たしかにハルトが手の込んだ婚約破棄騒動から認識阻害などというトンデモ魔法を駆使して、暗躍していたのは、クローディアとグランダの全面的な衝突をさけるためであって・・・・・
視野の隅にとらえたルトとリウはいまも、かがみ込んでリヨンの手当にあたっている。
犠牲者をひとりもださずに。
ひとりもださずに。
ひとりも。
「やつらを殺さずに無力化しろという意味か!」
「うむうむ。やっと気がついたか。どうもあの坊やは本気でそれをやり遂げるつもりでいるらしい。
つまり、人質云々言い出せば、敵も味方もすべての命が人質だ。
あの魔族の暗殺者が自分の首に刃を当てて『降伏しないと自害するぞ』とでも迫られるのが実は、婿殿にとってはいちばん困るのかもしれん。まあ」
アウデリアは白い歯を見せて笑った。全力でスタートするときのように、前かがみの姿勢をとる。
つま先がぐい、と地面に押し込まれた。
ドン!
アウデリアのダッシュはそれ自体が爆発に近い。
またそれだけの勢いをつけねば、力場に覆われて突進してくる盾士の男を止めることはかなわなかっただろう。
両者は、ザザリたちと『愚者の盾』、その丁度、中間でぶつかりあった。
衝撃は、足元にクレーターを作り、二人が互角の力で推し合ううちに地面はさらにひび割れ、まわりの土砂が巻き上がる。
「ひとりも殺すな。ひとりの犠牲者もだすな。」
フィオリナは唱うように言った。
ばかな。ばかな、ルト。ばかなハルト。これは戦いであなたを殺すために集まったものたちと戦っているの。
それを殺すなと。
犠牲者を出さずに戦え、と。
あの魔族を? あの燭乱天使を? あの戦神を降ろしたクリュークを?
古の魔女、ザザリを?
ああ、無理だ。わたしとアウデリアと勇者とボルテック卿と「ぼく」のヨウィスにも無理だ。
だが。
そうだな。
魔王と神獣と古竜と真祖になら出来るのかもしれない。
だから、おまえはたったひとりで『魔王宮』を目指したんだ。おまえの目的は最初からこのパーティを作ることだったんだ。
ああ、バカなハルト。お人好しのルト。
わたしはあなたが大好き。
「安定しました。これであとは時間をかければ再生できます。
ヨウィス、あとは繭で、リヨンときみ自身の身の安全を。」
「承知。」
ぶっきらぼうに頷いてから、歯を見せて笑った。
「繭玉の中からだったら攻撃してもいいよね?」
「だめ。ヨウィスはすぐに殺したがる。いまは、防御に専念してくれ。『ぼく』なら攻撃魔法が流れてきても斬れるよね?」
「ああ、お見通しだ。承知した。だが、ひとつ頼みがある。」
「なんなりと。」
「おまえたちのパーティにぼくも入れてくれ。すぐじゃなくていい。まだ、魔道院でしたい研究もあるからな。将来の話だ。」
「約束する。」
リウとルト。
魔王と魔王の再来は、戦場へと歩みを向けた。
「6人めはフィオリナかと思っていたが?」
からかうようにリウが言った。
「予備のメンバーがいてもいいし、うちは実力主義でいきましょ?」
「賛成だ。だが、そういうことなら、オレだって推薦したい面子がいないわけじゃない。」
「千年ヒキコモリにいますか?そんな人」
「リアモンドの竜にはひとの姿をとれるのもいる。リンド配下の吸血鬼のなかには、もと冒険者もいたはずだ。」
「本気で言ってます?」
「ならばアレはどうだ?」
二人の目の前に、青銅の肌をもつ巨人が落ちてきた。
地面が体の形に陥没する。
だが、巨人は。
そう、軍神を身に宿したクリュークの体は、明らかに膨張を続けている。
「いい気になるなよ、竜姫。これは馴染みのよい体だ。
時間がたつほどに力を増す。」
さしたるダメージを負った様子もなく立ち上がる巨人の背丈は4メルトルを超え、さらに巨大化を続ける。
声もかつてのクリュークには似ても似つかぬ低い声にかわりつつあった。
「そして準備は整ったようだ。」
立ち上がった軍神の姿が、爆発したように膨らむ。
その身の丈は10メルトルを超え、腕は6本。
それぞれに剣、槍、鉾、ハンマーなどを握り、空手の2本腕を空に伸ばすと、そこから無数の稲妻が生じて、上空に走った。
「いつのまにか黒い雲に覆われていた天空を青白い稲光が走る。
「ルト…ハルト王子。」
呼びかけたのは、軍神の左のほお。そのに出来物のようについた顔だった。
その顔は、半ば軍神の顔に埋もれながらもかろうじて、目、鼻、口をそなえている。
「正直に申し上げて失敗でした。これを止めていただけるようお願いいたします。
すでにこれは、わたしの制御を離れました。
ほっておけば世界が滅ぶでしょう。」
濁った目はもはや視力も失っているのだろうか。
口元の皮肉げな笑みが、神に取り込まれていてもクリュークはクリュークである、とわずかに主張しているかのようだった。
「でしょうねえ。」
「だろうなあ。」
荒ぶる魔神を前に、構えを取ろうともしない。
「どれほどの術者かは知らぬが、我が前にたったことを後悔するがいい。」
割れ鐘の如き大音声で、軍神は喚いた。
「おまえの相手はリアモンドだ。忘れたのか、愚神。」
リウが牙の生えた顔を見上げて平然と言った。
「おまえの仲間の竜は我が雷のまえに潰えた。竜鱗の防御さえ打ち砕き我が雷の前にな!」
リウとルトは揃って上方を見上げた。
戦神の顔は頭上にあるがそのさらに上を。
「何を見ている!? 祈ってもおまえの仲間は戻ってはこない。我が神力の前には、神竜も、少々成長しすぎたトカゲに過ぎんのだ。」
リウがため息をついた。
「だ、そうだが? リアモンド。」
戦神は、同じ角度で空を見上げ、彼の頭上よりはるかに上方から、彼を見下ろす金色の目、牙を剥き出した顎、長い首、などを確認し、口をあんぐり開けた。
戦神に数倍する竜は、大気を乱しさえせず、そっと、そうっと音もなくその背後に降り立ったのだ。
“で、どうする?”
竜は笑った。
具体的には牙を剥き出したのだが、彼女の意図がどうあれ、それは恐ろしく残忍に見えた。
剣に槍、槌に鉾を振り上げ、戦神が襲い掛かる。
ペチ。
世にも無残な音がした。リアモンドの尻尾が神をしばいた音だった。
アウデリアが振り下ろす斧から、衝撃波が走る。地が波打ち土石の津波となって打ち寄せる。
フィオリナが光の槍を生み出す。
ロウの手のひらから赤いビームが走る。
ボルテックが、数十の火球を投げつける。
すべては、障壁が遮る。
彼らはそのままじりじりと前進を続けている。
これほどの攻撃を行えば、消耗はこちらのほうが激しい、とでも思っているのだろうか。
残念ながら、それは不正解だ。
この程度の攻撃ならば一昼夜でも続けて見せる。
それにしても。
「魔法使いが優秀だ。どこからどこまでが本人の器量でどこからが魔素の嵩上げか。
それとも、あの杖の力か。」
フィオリナがつぶやく。
その目が冷たく輝いた。
「だが、その杖・・・もう限界だろう・・・そろそろ折れるんじゃないか?」
魔法使いの杖が微塵にくだけた。
呆然と、魔法使いが手に残ったわずかな木片を見つめた。
「杖がなければ、壁も保たないんじゃないか?」
障壁が崩壊する。
フィオリナの魔法。存在をだます。事象をだます。それがそれであることを否定する。
障壁にかわって、盾士の男の持つ盾が分裂し、一団を隠した。
「これは悪手だったかもしれんぞ。」
アウデリアがうめいた。
「どうせ障壁をはらせていると思うから、好き放題に遠距離攻撃ができたのだ。
一応、グランダの王があちらにいる以上、ここからは接近戦になる。」
「ザザリに魔族の族長、魔法師、槍師、盾使い、暗殺者。
こちらは、わたしとは・・・母上にボルテック、ロウ、ギムリウス、クロノ。
帳尻はあっている。
クロノは聖剣を届けてもらったようだしな。」
フィオリナは冷たく言った。
「あと、グランダ王に人質の価値があるかと言ったらまったくない、しな。」
「もう少し頭を使え。愛しい我が娘よ。」
アウデリアは笑った。
「お主の婿殿は、よいか、犠牲を『ひとりも出さずに』この問題を解決しようとしているのだ。」
は? 何を言っている。たしかにハルトが手の込んだ婚約破棄騒動から認識阻害などというトンデモ魔法を駆使して、暗躍していたのは、クローディアとグランダの全面的な衝突をさけるためであって・・・・・
視野の隅にとらえたルトとリウはいまも、かがみ込んでリヨンの手当にあたっている。
犠牲者をひとりもださずに。
ひとりもださずに。
ひとりも。
「やつらを殺さずに無力化しろという意味か!」
「うむうむ。やっと気がついたか。どうもあの坊やは本気でそれをやり遂げるつもりでいるらしい。
つまり、人質云々言い出せば、敵も味方もすべての命が人質だ。
あの魔族の暗殺者が自分の首に刃を当てて『降伏しないと自害するぞ』とでも迫られるのが実は、婿殿にとってはいちばん困るのかもしれん。まあ」
アウデリアは白い歯を見せて笑った。全力でスタートするときのように、前かがみの姿勢をとる。
つま先がぐい、と地面に押し込まれた。
ドン!
アウデリアのダッシュはそれ自体が爆発に近い。
またそれだけの勢いをつけねば、力場に覆われて突進してくる盾士の男を止めることはかなわなかっただろう。
両者は、ザザリたちと『愚者の盾』、その丁度、中間でぶつかりあった。
衝撃は、足元にクレーターを作り、二人が互角の力で推し合ううちに地面はさらにひび割れ、まわりの土砂が巻き上がる。
「ひとりも殺すな。ひとりの犠牲者もだすな。」
フィオリナは唱うように言った。
ばかな。ばかな、ルト。ばかなハルト。これは戦いであなたを殺すために集まったものたちと戦っているの。
それを殺すなと。
犠牲者を出さずに戦え、と。
あの魔族を? あの燭乱天使を? あの戦神を降ろしたクリュークを?
古の魔女、ザザリを?
ああ、無理だ。わたしとアウデリアと勇者とボルテック卿と「ぼく」のヨウィスにも無理だ。
だが。
そうだな。
魔王と神獣と古竜と真祖になら出来るのかもしれない。
だから、おまえはたったひとりで『魔王宮』を目指したんだ。おまえの目的は最初からこのパーティを作ることだったんだ。
ああ、バカなハルト。お人好しのルト。
わたしはあなたが大好き。
「安定しました。これであとは時間をかければ再生できます。
ヨウィス、あとは繭で、リヨンときみ自身の身の安全を。」
「承知。」
ぶっきらぼうに頷いてから、歯を見せて笑った。
「繭玉の中からだったら攻撃してもいいよね?」
「だめ。ヨウィスはすぐに殺したがる。いまは、防御に専念してくれ。『ぼく』なら攻撃魔法が流れてきても斬れるよね?」
「ああ、お見通しだ。承知した。だが、ひとつ頼みがある。」
「なんなりと。」
「おまえたちのパーティにぼくも入れてくれ。すぐじゃなくていい。まだ、魔道院でしたい研究もあるからな。将来の話だ。」
「約束する。」
リウとルト。
魔王と魔王の再来は、戦場へと歩みを向けた。
「6人めはフィオリナかと思っていたが?」
からかうようにリウが言った。
「予備のメンバーがいてもいいし、うちは実力主義でいきましょ?」
「賛成だ。だが、そういうことなら、オレだって推薦したい面子がいないわけじゃない。」
「千年ヒキコモリにいますか?そんな人」
「リアモンドの竜にはひとの姿をとれるのもいる。リンド配下の吸血鬼のなかには、もと冒険者もいたはずだ。」
「本気で言ってます?」
「ならばアレはどうだ?」
二人の目の前に、青銅の肌をもつ巨人が落ちてきた。
地面が体の形に陥没する。
だが、巨人は。
そう、軍神を身に宿したクリュークの体は、明らかに膨張を続けている。
「いい気になるなよ、竜姫。これは馴染みのよい体だ。
時間がたつほどに力を増す。」
さしたるダメージを負った様子もなく立ち上がる巨人の背丈は4メルトルを超え、さらに巨大化を続ける。
声もかつてのクリュークには似ても似つかぬ低い声にかわりつつあった。
「そして準備は整ったようだ。」
立ち上がった軍神の姿が、爆発したように膨らむ。
その身の丈は10メルトルを超え、腕は6本。
それぞれに剣、槍、鉾、ハンマーなどを握り、空手の2本腕を空に伸ばすと、そこから無数の稲妻が生じて、上空に走った。
「いつのまにか黒い雲に覆われていた天空を青白い稲光が走る。
「ルト…ハルト王子。」
呼びかけたのは、軍神の左のほお。そのに出来物のようについた顔だった。
その顔は、半ば軍神の顔に埋もれながらもかろうじて、目、鼻、口をそなえている。
「正直に申し上げて失敗でした。これを止めていただけるようお願いいたします。
すでにこれは、わたしの制御を離れました。
ほっておけば世界が滅ぶでしょう。」
濁った目はもはや視力も失っているのだろうか。
口元の皮肉げな笑みが、神に取り込まれていてもクリュークはクリュークである、とわずかに主張しているかのようだった。
「でしょうねえ。」
「だろうなあ。」
荒ぶる魔神を前に、構えを取ろうともしない。
「どれほどの術者かは知らぬが、我が前にたったことを後悔するがいい。」
割れ鐘の如き大音声で、軍神は喚いた。
「おまえの相手はリアモンドだ。忘れたのか、愚神。」
リウが牙の生えた顔を見上げて平然と言った。
「おまえの仲間の竜は我が雷のまえに潰えた。竜鱗の防御さえ打ち砕き我が雷の前にな!」
リウとルトは揃って上方を見上げた。
戦神の顔は頭上にあるがそのさらに上を。
「何を見ている!? 祈ってもおまえの仲間は戻ってはこない。我が神力の前には、神竜も、少々成長しすぎたトカゲに過ぎんのだ。」
リウがため息をついた。
「だ、そうだが? リアモンド。」
戦神は、同じ角度で空を見上げ、彼の頭上よりはるかに上方から、彼を見下ろす金色の目、牙を剥き出した顎、長い首、などを確認し、口をあんぐり開けた。
戦神に数倍する竜は、大気を乱しさえせず、そっと、そうっと音もなくその背後に降り立ったのだ。
“で、どうする?”
竜は笑った。
具体的には牙を剥き出したのだが、彼女の意図がどうあれ、それは恐ろしく残忍に見えた。
剣に槍、槌に鉾を振り上げ、戦神が襲い掛かる。
ペチ。
世にも無残な音がした。リアモンドの尻尾が神をしばいた音だった。
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