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第十一章
『半島攻略戦と大陸側の清算』
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イル・カナン政府が気が付いたので半島へ増援を送る事になった。
向こうにも十分な戦力が存在するのだが、イル・カナン軍が旧イラ・カナン中央部になだれ込んで占領地域を広げ始めた為、対抗する形でこちらも動かねば損が出るからだ。もちろんオロシャ国としては関係ないのだが、将来に友好国となる国の土地である。今のうちにできるだけ確保する必要があるだろう。
よって南部軍から一部を割いて中央へ進軍し、代わりの戦力として諸島群から派遣することになったのである。
「ひとまず平野部の中で山に囲まれて守り易い場所を最優先した筈だ。後は可能であれば確保するのだろうが、難しいだろうな」
「それで良いかと思いますよ。イル・カナンも愚かじゃないですしね」
半島部でレオニード伯と合流。水棲種族の援軍を待って一気に攻略する。
代価は相当なものになるが、沿岸各地を同時に落とせる戦力を用意できるのは大きいし、何よりも新生イラ・カナンの正統性を主張できるのが大きい。水棲種族たちの存在はイル・カナン政府も認めているからな。彼らが『イラ・カナンの後継者として認めた』という事実は非常に大きいのだ。
同時にポーセス他、こちら側につく国家の使節におっつけやってくる筈である。
「いま確保しても維持できる兵が居ませんし、将来的には穀倉地帯全土よりも鉱山地帯の資源の方に価値が高まるでしょう。平野は食料を輸入に頼らない程度あれば十分、イザとなれば俺が開拓地を増やしますよ」
「そうだな。ポーセスがこちらに付けば鉄も手に入る。無理に敵対はせんか」
オロシャを始めとして各国がバックに付けば無理には攻めてこないだろう。
その背景として戦力もあるが、鉄鉱や炭を大量に手に入れることが出来る。ポーセスは小国だがその辺りの山が豊かな資源地帯だし、イラ・カナン社会主義共和国となるべき場所もかなり有望な山はある。食料が採れる穀倉地帯は人口に影響するが、将来的には加工販売できるし、質の高い武具を用意できる資源地帯はジワジワ効いてくるはずだった。抑える平野部はその利益を守る為、最低限の畑を確保する為である。
ちなみにこの目論見は図に当たるのだが、俺たちはイル・カナンのしたたかさを舐めていたことを何十年か後に知ることになる。
「旧イラ・カナンの半分以上を向こうが手に入れるので大国化しますが、滅びたカザック国ほかの歳をまとめてカザフ=スタン社会主義共和国をでっちあげます。社会主義連邦を組ませれば、同等の国力になりますからおいそれと手を出せないでしょう」
「まあイザとなれば緩衝地帯を我々が租借地にして借り受ければ良いしな」
この流れ自体は正しかったのだが、イル・カナンはそこに相乗りして来た。
同じ地域をこちらの労をねぎらうと称して、一時的に向こうも数十年ほど租借地として貸出して来たのだ。てっきり俺たちの手で開拓させるつもりかと思ったが、後に『貸した地方を返せ。あの土地だけ? 何を言っている、あの地方そのものが我が国の土地だろう』と平原全体の返却を迫ったのである。しかもご丁寧にこちらが切り取らないと口にした条約を再度持ち出し、自分から提供して来た租借地に丸被せしたのだ。実にペテンである。
連中のペテンと言えば後にイラ・カナン社会主義共和国とも、『旧王朝の末裔としての名誉』を辞退させる形で国家として認めることになるのだが……『この地域は旧王朝の正統なる領土である、国家としては認めたのだし、引き渡して出て行くように』と難癖を付けて何十年も後に長い抗争を始めたという。
「ともあれ、これで大陸側は決着がつきますね。防衛部隊が居なければ平然と踏みにじるでしょうが、それさえ警戒しておけば問題がありません。半島での掃討戦が終わり次第に、魔族の島攻略を始めましょう」
「ふむ。北部域に展開していた東部軍の一部を回すか」
戦いと言う物は一つで終了ではなく全体が連携しているものだ。
南部の半島でケリがついた後で次の戦いを想定するのではなく、今の内から準備を始めて戦力と物資を送り込む事になる。イル・カナンに進軍を躊躇させるために一部戦力を残して牽制しておくべきだが、旧イラ・カナン北部と中央部に派遣した戦力をそのまま張り付けておく必要は無い。人間との戦いに使わない精鋭部隊を中心に移動させ、後は二級線の部隊の中でも行儀が良い連中を残して置けば十分だろう。作業用のゴーレムで農地開拓させておけば、それだけで水増しできるしな。
そうやってイラ・カナン社会主義国を起ち上げつつ、引き抜いた戦力を諸島群に集めて魔族の島へと渡るのだ。
「そういえばカナン河をキーエル家の船が航行する話はやはり駄目ですか?」
「少し前までは検討くらはしていたのだがな。お前が島を落したと知ってから『駄目だ』の一点張りだよ。あれは機会があれば連中も残り込んでくる気だろうな」
やはりイル・カナンと揉めているのが、かなり足を引っ張っている。
船を増やせればあれば輸送計画はかなり変わるのだが、現状+@でなんとかする必要があるだろう。こちらは揉めるなどないというのに、好き勝手に操ろうとすることに気が付いたら露骨に制御しようとするのでやり難い。正面から戦えれば別なのだろうが、それをやると魔族が喜ぶだけだしな。諸外国もオロシャの味方というわけではなく、利益を配分しているだけなのでいまいち信用できないのが痛い。
さて、それで泣き寝入りをするわけにはいかないのだが……。
「もう一つ確認しますが勇者や聖女たちは?」
「教皇を説得してこちらが正義だという裁定は引き出せそうだが、それ以上は難しいと手紙には書いてあったな。魔王を討ち取っているのだし、こちらが『魔族の島を切り取るならば、好きに命を懸けてやれば良い。それを黙認するが、特に養護はしないし援軍も出さない』というところだろう。大陸の東はコプト教ではないからな」
勇者や聖女を擁するのは西のコプト教である。
正式には国家ではないのだが、幾つかの小国から主権を預けられているので教国というべきものを構成していた。このコプト教と言うのが独特で、『じゃあ改宗するから協力して』とは言い難いのだ。この世界は神様が実際にいるのだが、『創造神さまこそ最高神であり、他は亜神や使徒でしかない』という教えである。大陸の東は国家ごとに奉じている神様が違うため、他の国の手前もあって下手に改宗できないのだ。
つまるところ、信用できる援軍は期待できないという事だ。
「仕方ありませんね。我が軍の後ろから追随して来るだけなら配分は認めない。危険地帯の何処かを勝手に攻めるなら、囮であることも含めてある程度は認める方針で行きましょう。未知数の土地に将兵の命を懸ける訳には行きません」
「それしかあるまいな。こちらから連中に援軍を求める訳で無し、『魔族との戦い』を理由に勝手に付いてくるだけなら何かを為したとは見なさない扱いとすることを内々に伝えよう」
こうしてオロシャ軍は情勢の推移に合わせて魔族の島へ進行する。
目指すは領地取得というよりも、確実に魔族を殲滅して後の時代に禍根を残さない為だ。これが最後の戦いに案るとはまったく思えないし、そもそも留守居役の魔将が居たら酷い戦いになるのは確定している。せいぜい後から追い掛けて来るかもしれないイル・カナン軍にも役立ってもらおう。
ちなみに他愛のない話だが、諸島群に戻るとヨセフ伯が到着して我が物顔で宴会をしており、貴重な物資を浪費していたという。
イル・カナン政府が気が付いたので半島へ増援を送る事になった。
向こうにも十分な戦力が存在するのだが、イル・カナン軍が旧イラ・カナン中央部になだれ込んで占領地域を広げ始めた為、対抗する形でこちらも動かねば損が出るからだ。もちろんオロシャ国としては関係ないのだが、将来に友好国となる国の土地である。今のうちにできるだけ確保する必要があるだろう。
よって南部軍から一部を割いて中央へ進軍し、代わりの戦力として諸島群から派遣することになったのである。
「ひとまず平野部の中で山に囲まれて守り易い場所を最優先した筈だ。後は可能であれば確保するのだろうが、難しいだろうな」
「それで良いかと思いますよ。イル・カナンも愚かじゃないですしね」
半島部でレオニード伯と合流。水棲種族の援軍を待って一気に攻略する。
代価は相当なものになるが、沿岸各地を同時に落とせる戦力を用意できるのは大きいし、何よりも新生イラ・カナンの正統性を主張できるのが大きい。水棲種族たちの存在はイル・カナン政府も認めているからな。彼らが『イラ・カナンの後継者として認めた』という事実は非常に大きいのだ。
同時にポーセス他、こちら側につく国家の使節におっつけやってくる筈である。
「いま確保しても維持できる兵が居ませんし、将来的には穀倉地帯全土よりも鉱山地帯の資源の方に価値が高まるでしょう。平野は食料を輸入に頼らない程度あれば十分、イザとなれば俺が開拓地を増やしますよ」
「そうだな。ポーセスがこちらに付けば鉄も手に入る。無理に敵対はせんか」
オロシャを始めとして各国がバックに付けば無理には攻めてこないだろう。
その背景として戦力もあるが、鉄鉱や炭を大量に手に入れることが出来る。ポーセスは小国だがその辺りの山が豊かな資源地帯だし、イラ・カナン社会主義共和国となるべき場所もかなり有望な山はある。食料が採れる穀倉地帯は人口に影響するが、将来的には加工販売できるし、質の高い武具を用意できる資源地帯はジワジワ効いてくるはずだった。抑える平野部はその利益を守る為、最低限の畑を確保する為である。
ちなみにこの目論見は図に当たるのだが、俺たちはイル・カナンのしたたかさを舐めていたことを何十年か後に知ることになる。
「旧イラ・カナンの半分以上を向こうが手に入れるので大国化しますが、滅びたカザック国ほかの歳をまとめてカザフ=スタン社会主義共和国をでっちあげます。社会主義連邦を組ませれば、同等の国力になりますからおいそれと手を出せないでしょう」
「まあイザとなれば緩衝地帯を我々が租借地にして借り受ければ良いしな」
この流れ自体は正しかったのだが、イル・カナンはそこに相乗りして来た。
同じ地域をこちらの労をねぎらうと称して、一時的に向こうも数十年ほど租借地として貸出して来たのだ。てっきり俺たちの手で開拓させるつもりかと思ったが、後に『貸した地方を返せ。あの土地だけ? 何を言っている、あの地方そのものが我が国の土地だろう』と平原全体の返却を迫ったのである。しかもご丁寧にこちらが切り取らないと口にした条約を再度持ち出し、自分から提供して来た租借地に丸被せしたのだ。実にペテンである。
連中のペテンと言えば後にイラ・カナン社会主義共和国とも、『旧王朝の末裔としての名誉』を辞退させる形で国家として認めることになるのだが……『この地域は旧王朝の正統なる領土である、国家としては認めたのだし、引き渡して出て行くように』と難癖を付けて何十年も後に長い抗争を始めたという。
「ともあれ、これで大陸側は決着がつきますね。防衛部隊が居なければ平然と踏みにじるでしょうが、それさえ警戒しておけば問題がありません。半島での掃討戦が終わり次第に、魔族の島攻略を始めましょう」
「ふむ。北部域に展開していた東部軍の一部を回すか」
戦いと言う物は一つで終了ではなく全体が連携しているものだ。
南部の半島でケリがついた後で次の戦いを想定するのではなく、今の内から準備を始めて戦力と物資を送り込む事になる。イル・カナンに進軍を躊躇させるために一部戦力を残して牽制しておくべきだが、旧イラ・カナン北部と中央部に派遣した戦力をそのまま張り付けておく必要は無い。人間との戦いに使わない精鋭部隊を中心に移動させ、後は二級線の部隊の中でも行儀が良い連中を残して置けば十分だろう。作業用のゴーレムで農地開拓させておけば、それだけで水増しできるしな。
そうやってイラ・カナン社会主義国を起ち上げつつ、引き抜いた戦力を諸島群に集めて魔族の島へと渡るのだ。
「そういえばカナン河をキーエル家の船が航行する話はやはり駄目ですか?」
「少し前までは検討くらはしていたのだがな。お前が島を落したと知ってから『駄目だ』の一点張りだよ。あれは機会があれば連中も残り込んでくる気だろうな」
やはりイル・カナンと揉めているのが、かなり足を引っ張っている。
船を増やせればあれば輸送計画はかなり変わるのだが、現状+@でなんとかする必要があるだろう。こちらは揉めるなどないというのに、好き勝手に操ろうとすることに気が付いたら露骨に制御しようとするのでやり難い。正面から戦えれば別なのだろうが、それをやると魔族が喜ぶだけだしな。諸外国もオロシャの味方というわけではなく、利益を配分しているだけなのでいまいち信用できないのが痛い。
さて、それで泣き寝入りをするわけにはいかないのだが……。
「もう一つ確認しますが勇者や聖女たちは?」
「教皇を説得してこちらが正義だという裁定は引き出せそうだが、それ以上は難しいと手紙には書いてあったな。魔王を討ち取っているのだし、こちらが『魔族の島を切り取るならば、好きに命を懸けてやれば良い。それを黙認するが、特に養護はしないし援軍も出さない』というところだろう。大陸の東はコプト教ではないからな」
勇者や聖女を擁するのは西のコプト教である。
正式には国家ではないのだが、幾つかの小国から主権を預けられているので教国というべきものを構成していた。このコプト教と言うのが独特で、『じゃあ改宗するから協力して』とは言い難いのだ。この世界は神様が実際にいるのだが、『創造神さまこそ最高神であり、他は亜神や使徒でしかない』という教えである。大陸の東は国家ごとに奉じている神様が違うため、他の国の手前もあって下手に改宗できないのだ。
つまるところ、信用できる援軍は期待できないという事だ。
「仕方ありませんね。我が軍の後ろから追随して来るだけなら配分は認めない。危険地帯の何処かを勝手に攻めるなら、囮であることも含めてある程度は認める方針で行きましょう。未知数の土地に将兵の命を懸ける訳には行きません」
「それしかあるまいな。こちらから連中に援軍を求める訳で無し、『魔族との戦い』を理由に勝手に付いてくるだけなら何かを為したとは見なさない扱いとすることを内々に伝えよう」
こうしてオロシャ軍は情勢の推移に合わせて魔族の島へ進行する。
目指すは領地取得というよりも、確実に魔族を殲滅して後の時代に禍根を残さない為だ。これが最後の戦いに案るとはまったく思えないし、そもそも留守居役の魔将が居たら酷い戦いになるのは確定している。せいぜい後から追い掛けて来るかもしれないイル・カナン軍にも役立ってもらおう。
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