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10 ミサンガ騒動
10ー4 立ち直れない!
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10ー4 立ち直れない!
俺は、アーネストにミサンガの試作品を2つ渡して神殿の方へ掛け合ってもらうことにした。
ちなみに2つ渡したミサンガの内の1つは、アーネストへの貢ぎ物だ。
アーネストの奴が1つくれないと神殿と話し合いに行きたくないとか駄々をこねたんだ。
それで1つアーネストにやることにした。
「その代わり身に付けた感想を聞かせてくれよ!」
言いながらアーネストの左手首にミサンガをつけてやったら、アーネストは、満面の笑顔を浮かべた。
「任せてください!このゼノ様の毛で作られた聖具を装着した感想は、毎日、定期的にお知らせいたします!」
いや。
毎日じゃなくても大丈夫だけどな!
アーネストは、その日の内に神殿へと向かった。
が、3日経っても帰ってこない。
俺がやきもきしていると王宮からお手紙が届いた。
それは、ラーからで。
なんでも話があるからちょっと王宮に来ないか、というような内容だった。
「王宮、かぁ・・」
俺は、そういう堅苦しいところは苦手で。
できたら遠慮したいんだが・・
しかし、俺の周囲は、すごく盛り上がっていた。
「服!服を用意しなくては!」
クロムウェルが騒ぎ出すと、アルフォンスも負けじとわめき出す。
「それより、お招きのお礼にお持ちする手土産を何にするべきか・・いっそ、ミコト様にリボンをつけて差し出しますか?」
はいっ?
俺にリボンをつけて手土産がわりに?
どういうことだよ?
俺がキョトンとしてるとウィルがクスクス笑った。
「ミコト様、気をつけて!陛下のおやつに差し出されちゃいますよ!」
ラーのおやつですと?
俺は、アルフォンスに提案した。
「手土産なんだけど、俺が作っちゃダメかな?」
「ええっ?」
アルフォンスが驚きを隠せない。
「珍しく積極的ですね、ミコト様」
「ほんとに」
クロムウェルがふっと笑いを漏らす。
「いつも、いやいや、言ってるのに」
はぁっ?
俺は、かぁっと顔が熱くなった。
この人たち、聞いてたの?
まさか、覗いたりしてないよね?
俺が思っているとクロムウェルがしれっと告げた。
「安心してください、ミコト様。貴族にとっては、閨での隠し事なんてあり得ませんから」
あり得ないって!
俺は、恥ずかしさのあまり部屋へと駆け戻るとそこにこもってしまった。
あんなことやこんなことも全部、あいつらに聞かれてたの?
恥ずかしすぎる!
もう、ダメだ!
立ち直れない!
俺は、アーネストにミサンガの試作品を2つ渡して神殿の方へ掛け合ってもらうことにした。
ちなみに2つ渡したミサンガの内の1つは、アーネストへの貢ぎ物だ。
アーネストの奴が1つくれないと神殿と話し合いに行きたくないとか駄々をこねたんだ。
それで1つアーネストにやることにした。
「その代わり身に付けた感想を聞かせてくれよ!」
言いながらアーネストの左手首にミサンガをつけてやったら、アーネストは、満面の笑顔を浮かべた。
「任せてください!このゼノ様の毛で作られた聖具を装着した感想は、毎日、定期的にお知らせいたします!」
いや。
毎日じゃなくても大丈夫だけどな!
アーネストは、その日の内に神殿へと向かった。
が、3日経っても帰ってこない。
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それは、ラーからで。
なんでも話があるからちょっと王宮に来ないか、というような内容だった。
「王宮、かぁ・・」
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できたら遠慮したいんだが・・
しかし、俺の周囲は、すごく盛り上がっていた。
「服!服を用意しなくては!」
クロムウェルが騒ぎ出すと、アルフォンスも負けじとわめき出す。
「それより、お招きのお礼にお持ちする手土産を何にするべきか・・いっそ、ミコト様にリボンをつけて差し出しますか?」
はいっ?
俺にリボンをつけて手土産がわりに?
どういうことだよ?
俺がキョトンとしてるとウィルがクスクス笑った。
「ミコト様、気をつけて!陛下のおやつに差し出されちゃいますよ!」
ラーのおやつですと?
俺は、アルフォンスに提案した。
「手土産なんだけど、俺が作っちゃダメかな?」
「ええっ?」
アルフォンスが驚きを隠せない。
「珍しく積極的ですね、ミコト様」
「ほんとに」
クロムウェルがふっと笑いを漏らす。
「いつも、いやいや、言ってるのに」
はぁっ?
俺は、かぁっと顔が熱くなった。
この人たち、聞いてたの?
まさか、覗いたりしてないよね?
俺が思っているとクロムウェルがしれっと告げた。
「安心してください、ミコト様。貴族にとっては、閨での隠し事なんてあり得ませんから」
あり得ないって!
俺は、恥ずかしさのあまり部屋へと駆け戻るとそこにこもってしまった。
あんなことやこんなことも全部、あいつらに聞かれてたの?
恥ずかしすぎる!
もう、ダメだ!
立ち直れない!
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