16世紀のオデュッセイア

尾方佐羽

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第4章 フィガロは広場に行く2 ニコラス・コレーリャ

ミケランジェロと旅をする 1518年 ローマ

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〈ニコラス・コレーリャ、ミケランジェロ・ブォナローティ、教皇レオ10世、ラファエロ・サンティ、マルガリータ・ルティ、セバスティアーノ・デル・ピオンボ、スペイン人の枢機卿〉

 1518年の秋深い時期、ミケランジェロ・ブォナローティとニコラス・コレーリャはローマに向かう。

 ニコラスは10歳の子どもだが、背は父親に似てスラリと高く、やや年長に見える。それでもせいぜい12歳ぐらいにしか見えないのだが。もともと、絵を描かせておけば駄々をこねることもない子どもだったので、旅は何の問題もなく進んだ……と言いたいところだが、ニコラスはいたるところで立ち止まりスケッチをしたそうな素振りをする。ミケランジェロも同業なのでニコラスの気持ちはわからなくもないのだが、この調子では通常の倍も日数がかかってしまうことは火を見るより明らかである。

 そもそもミケランジェロはローマ~フィレンツェ間を何度も往復していて、景色が新鮮ではない。そこで彼はあまり通らない道を選択した。フィレンツェからシエナに出て、リグリア海沿いをローマに進む道である。この道の途中には海路を取る際、ローマの玄関口にあたる港、チヴィタベッキアがある。21世紀の現代でもここは同じ役割を果たしている。
 ニコラスはシエナまでは行ったことがある。しかし、シエナまでである。
 この道を選択したことは、ミケランジェロにとって大きな誤りだったかもしれない。

 ニコラスは海も帆船も見たことがなかったのだ。
 この子どもにそのような風景を与えるとどのようなことになるか容易に想像がつく。毎日毎日、ダヴィデ像のスケッチをして飽くことがなかったのだから。
 ミケランジェロはこの子どもに海を見せてやりたいという気持ちがあってこの道を選んだのだ。しかし、目的地ローマに急ぐつもりがあるならば、心を鬼にするべきだった。
 結局、2人はチヴィタベッキアで宿泊する羽目になるのである。しかも、2泊。

 この頃には人力で漕ぐガレー船はほとんど見られず、何隻かのキャラック船、キャラベル船を程近く、あるいは沖合に望むことができた。(キャラック船とキャラベル船については第1章の第1節『船出を待つ』を参照ください)


 ニコラスは海の風景にひどく興味を持った。それは、生まれて初めて見た光景だからというのもあるだろう。しかし、海には特別な魅力がある。
 紺青が一面に広がる水平線。その向こうにあるだろう世界へ、見る人の想像をかきたてることである。そして、そこに連れていってくれる、船という乗り物の巨大で複雑で、美しい形。

「この海の色が描けないのは悲しいです。でも船の形だけは」とニコラスがつぶやく。道中、本格的に油絵を描くための用意はしていなかった。ミケランジェロは短めのあごひげを撫でながら言う。

「ニコラス、そういうときのために感覚があるんだ。よく見る、聞く、嗅ぐ、触れることだ。めいっぱい感じろ。そうすればそれはきちんと頭に残る。そして、形にすることができる」

 ミケランジェロもこの寄り道を意外と楽しんでいるようだ。

 それでも、親子より歳が離れている二人は予定と大して違わずローマに着くことができた。

 ローマ、永遠の都!

 たびたびこの大都市で仕事をして、多くの作品を捧げているミケランジェロでも、多少は気が引き締まる心地がする。ただし、それを表に出すことはない。彼はこの街でなすべきことがふたつある。
 ひとつは、フィレンツェのサン・ロレンツォ聖堂のファサード(建屋の外装全般)制作について、教皇レオ10世に直談判すること。もっといえば、自分に全て任せるか、自分が降りるかどちらかを選べということである。
 もうひとつは、懇意にしている画家セバスティアーノ・デル・ピオンボに『ラザロの蘇生』の案としてデッサンを数枚手渡すことである。
 この絵についてのいきさつは前回も書いたが、簡単にいえば、ラファエロとピオンボが同じ聖堂にそれぞれ絵を描くことになった。そのピオンボの方にミケランジェロが下絵案としてデッサンを提供することになったのだ。

 ラファエロとミケランジェロの「代理対決」であるとローマでは評判になっている。しかし、当の二人はそんな風には考えていない。
 ライバルより優れたものをーーという考えが全くなかったとは言わない。ラファエロもミケランジェロも、今回俎上に載ったピオンボも優れた画家だ。彩色が担当のピオンボにしても、ミケランジェロの下絵にどう色をのせるかということで、ラファエロに負けないようにしようと思っていただろう。
 ただ、そこにばかり目を向けると本質を見失う。
 あくまでも追求するテーマはそれぞれの、「再生と奇跡」なのである。

 ミケランジェロはまず、ピオンボの邸宅兼工房にデッサンを持っていった。大切な荷物なので真っ先に渡しておきたかったのだ。ニコラスも同行して、のちに教皇庁で役職を得ることになる画家にあいさつをした。ピオンボはまだ子どものニコラスを感心して眺める。そして、ミケランジェロに言う。

「あなたに弟子がいると聞いて驚いていたが、こんなに小さな男の子だとは。相当な腕利きなのでしょうな……」

「そうだな、絵が上手いだけではない。俺と上手く付き合うのは、それ以上の才覚がいる。さらに、俺を出会い頭から大笑いさせた人間となると、これはもう天才だな」とミケランジェロはニヤリとしてニコラスを見る。

「いやはや、そんな芸当ができる人間を私は見たことがない。いったいどうやったんですか? ニコラス」とピオンボは興味深そうにニコラスに聞く。ニコラスはとても恥ずかしそうな顔をする。

「そんなつもりは……師匠が僕のところに来て、自分がダヴィデ像を作ったと言われたので、僕が、『ダヴィデ像に似てないよ』って……」と小さな声でつぶやく。

 ピオンボも、一瞬目を丸くしてから笑う。
「ハハハッ、いや、確かに似てませんな。いやいや、本当に似ていない、まったく」
「何度も言うな。笑いすぎだ」とミケランジェロがピオンボをにらんだ。


 その日二人はピオンボの邸宅に宿を借り、翌日はラファエロの工房に足を向けることになる。

 ラファエロの工房はローマで、いや、他と比べても最も大きな規模のもので、その建屋だけでなく、人の多さが驚異的だった。ざっと見ただけでも50人はいるだろう。そこにミケランジェロが姿を見せると、一同はシンと静まり返る。誰もがこの男のことを知っている。そして工房の主とこの男が今まさに競合していることも知っている。

 そこに、ラファエロ・サンティ本人が現れた。
「あ、ミケランジェロさん? え、本当に?」
「おう」とミケランジェロが無愛想につぶやく。
「ローマに文句を言いに来るって噂は聞きましたけど、ここに来てくれるなんて嬉しいなぁ。さあ、とりあえずこちらへ」

 周囲の少しこわばったような雰囲気の中を大人と子どもの旅人は通り抜けていく。ピオンポの工房との規模の違いに、ニコラスは驚いている。そしてキョロキョロしている。そこらじゅうに置いてある、紙、真新しく張られたキャンバス、画架、絵の具、筆とチョークやペンの山、ぼろきれ……絵を描くのに必要な道具が全て揃っている。そして、それを扱う人間もふんだんに揃っている。

 まるで、絵描きの楽園のようだ。

 応接間兼ラファエロの個室に案内されたふたりはようやく椅子に腰を下ろす。案内したラファエロはにこやかだ。しかし、ミケランジェロは憮然とした表情のまま、工房の主を見る。

「おまえ、痩せたか? 顔色も悪いぞ」

 ラファエロは一瞬思案顔になったが、すぐに明るく返した。
「そうですか? 少し忙しいのかな。でも、大丈夫です。それより、もしかしてきみがニコラスかな?」

「はい、初めまして。ニコラス・コレーリャです。お会いできて光栄です」とニコラスが自己紹介をする。ラファエロはさらに相好を崩す。
「そうか、僕より先にマルガリータの絵を描いた憎らしい子だね。でも、ありがとう。きみのおかげでマルガリータはローマに来る決心がついたと言っていた。彼女は僕の絵より、送ってもらった君の絵を大事にしているよ、まったく……」
「おまえより上手かったんだろう、いろいろと」とミケランジェロが一言はさむと、ラファエロは肩をすくめて首を横に振った。

 ラファエロはマルガリータから、フィレンツェの鍛冶屋に仲のいい友人がいることを聞いていた。その友人がフィレンツェ軍の司令官と恋に落ちて駆け落ちして、またフィレンツェの鍛冶屋に戻るまでの顛末も聞いた。
 なおかつ、友人の子ニコラスは絵描きになるために生まれたような子で、ミケランジェロからじかに声をかけられて弟子になったことも。

「それほどの子なら、僕の工房に誘いたかったな」とラファエロはつぶやく。
「あいにくだな」とミケランジェロはニヤリと笑う。


「ニコラス! ニコラス!本当に来てくれたのね!」と大きな声をあげてマルガリータが入って来る。

「マルガリータさん!」とニコラスが立ち上がったとたんに、マルガリータは駆け寄ってきて少年を抱きしめ、そのほっぺたにキスの雨を降らせた。この段になると、ミケランジェロもラファエロも出る幕がない。ラファエロはミケランジェロに声をかける。

「ミケランジェロさん、僕たちは退散したほうがよさそうです。ちょうどあちらに、『キリストの変容』のデッサンがありますから、ご覧になりますか?」

「見てよいのか分からないが……ここはそうした方がよさそうだ」とミケランジェロも席を立つ。
「かまいせんよ」とラファエロは笑う。


 この頃、まだ『キリストの変容』は彩色されるに至っていない。まだ、ラファエロがデッサンを描いている状況だ。そのうちの何枚かが、ミケランジェロの前に広げられる。
「本当は、ピオンボさんのほうの案を描くミケランジェロさんに、ぜひ見てもらいたいと思っていたんです。今考えているのは、キリストが浮かび上がるのを頂点に下方を循環するように広く見せるか、あるいはもっと描くものを絞って三角形(トリニティ)にするか……」

 ラファエロの真剣なまなざしに、ミケランジェロも襟を正すような心地で真剣な表情になる。

「うむ……俺は奇跡というよりも人間としてのラザロを描いたほうがいいと思っている。人の輪の中に立つイメージだ。構図としては循環だな。生と死は循環だ。あくまでも一人の人間として描くので多少の誇張はするが、中央には置かない。あと、彩色も当時を思い起こさせるよう、沈んだ色合いにしたほうがいいとピオンポには忠告した」

 すらすらと自分のアイデアを話すミケランジェロに、ラファエロは驚きを隠せない。
「そんなに手の内をさらしてしまっていいのですか? 前とずいぶん変わりましたね」

 ミケランジェロはフンと笑う。
「ああ、俺もずいぶん子どもになった。極上の弟子が子どもだからな。それに、まがりなりにも俺とおまえが手掛ける絵が同じ場所に置かれるんだ。2つが調和することで、場がより特別なものになる。俺は下世話な噂でそれを台無しにするほどバカじゃないぞ」

「知っていますよ……でも、ニコラスは美の女神に愛されているのかもしれませんね。僕もその恩恵に預かっているのですから」とラファエロはうなずく。

 二人の偉大な画家が話し込んでいるところに、ニコラスとマルガリータが現れる。
「どうやらニコラスは私に求婚するつもりはないらしいの。もう、絵を描きたくて仕方ないって」

 ミケランジェロは大いにうなずく。
 ラファエロは笑って工房に案内する。ニコラスは嬉々として職人の作業を見て、しきりに質問する。ミケランジェロの弟子は好奇心旺盛な少年だ。職人たちははじめ身構えていたが、熱心に質問するのを聞いてそれが絵描きの視点に立つものであることに気がついた。するとみな、立て板に水のように話し出す。自分の仕事に誇りを持っているからだ。
 それが一段落すると、ラファエロが紙とチョークをニコラスに手渡す。
「ニコラス、僕のマドンナ(聖母)がきみにまた描いてほしいって。描いてやってくれるかい?」

「はい! 喜んで」とニコラスが満面の笑みで言う。

 その晩はマルガリータの家を空けてもらって、ニコラスとミケランジェロはそこに泊まった。マルガリータが食事をこしらえ、ナヴォーナ広場の脇にあるルティのパン屋から焼きたてのパンがたくさん届けられる。
 とびきり上等な夜だった。



 翌日からミケランジェロは面白くもない用事をこなさなければならない。
 教皇レオ10世との折衝である。この旅の最も大きな目的である、フィレンツェのサン・ロレンツォ聖堂のファサード制作の相談だ。相談とは言っても、ミケランジェロは選択肢と結論をもう持っていて、譲歩する気はさらさらない。

 ニコラスはこの時初めて、ティベレ河畔に建つカスタル・サンタンジェロを目にする。広大な平べったい城、教皇庁の城であり要塞。母ソッラも見たことのない、父に縁の深い場所。
 ニコラスの父、ミケーレ・ダ・コレーリア。彼はここで主のチェーザレ・ボルジアに付き栄光と失墜の運命をともにしたのだ。そしてチェーザレ・ボルジアがスペインに追放になったあと、ミケーレはこのカスタル・サンタンジェロの地下牢に幽閉された。母からその話は何度も聞いていた。ニコラスなりに想像もしていた。しかし、目の前にそびえる大きな岩窟のようなその偉容に、ニコラスは圧倒された。

 ミケランジェロはそんなニコラスの様子を静かに見守っている。



 教皇による謁見はこの城内にある謁見の間で行われる。かつてメディチ家でそれなりに近しい関係にあった(とは言っても犬猿の仲ではある)二人と言えども、「よう!」と気軽に会えるわけではないのである。それでも、文句を言いにくると分かっている旧知の人間に謁見を許すレオ10世もそれなりに器が大きくなったのか、巧者になったのか。
 役割が人を作るというのも一面では真理である。贅沢病は治らないが。

 なぜか、随伴したニコラスも教皇に謁見を許された。通常ならば決してありえないことである。これにはミケランジェロも驚くが、当のニコラスはぼうっとするばかりだ。父がこの城で、教皇庁でどのように生きてきたのか想像することに夢中になっている。

 そうこうするうちに、数人の枢機卿(すうききょう、すうきけい)が現れて二人を謁見の場に導く。その中にスペイン人の枢機卿が1人いたが、当の本人たちは気づいていない。

「久しぶりだな、ミケランジェロ・ブォナローティ」

 そして目の前に、教皇レオ10世が現れた。
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