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12話
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そんなこともありながら、ネイトが戻るとすぐに出発しましたわ。
戻ってきたネイトは
「えぇ!?なんか元気そうじゃないですか!」
と驚いていましたが、近くに病院はなかった、ということなので、何もなくてよかったですわ。
このまま順調にいけば今日中に到着する、ということですが...........。
馬車が動き始めて3時間ほど経った頃、ミリアに
「ねぇ、このまま伯父様達に会っても大丈夫かしら?お祖父様とも3年近く会っていないけど........」
と聞いてみましたわ。
ずっと馬車に乗っていた、ということもあって、髪の毛やワンピースが崩れていないか無性に心配になりましたの。
あ、一応家を出るときに動きやすいワンピースはすべて持ってきていましたし、ドレスやアクセサリー、靴も持ってきているので、常に清潔な状態を保つことが出来ていますわ。
それに、途中で湯浴びの出来るところで止まったりしていたので匂いも大丈夫だと思っています。
まぁ、そうは言っても常に馬車の中にいるので、鼻が慣れてしまっている、という可能性も否定できないんですが。
私の質問にミリアが
「昨日の夜にしっかりと綺麗にしているので大丈夫ですよ」
とは言ったものの、やっぱり同じことが気になるみたいで自分の服や髪の毛の匂いを確認していますわね。
そうですわよね。
いくら湯浴びはしても気になるものは気になりますわ。
なんて思っていると、ミリアが自分の匂いを確認したことで、ユーリもディアも自分の匂いを確認し始めてしまいましたわ。
ち、ちょっと余計なことを言ってしまったかもしれませんわね。
3人の様子に思わず苦笑していると
「そろそろ目的の領地の中に入りますよー」
というネイトの声が聞こえてきましたわ。
目的の領地、というのはお母様の実家である『クリストファー公爵家』の領地ですわ。
ここは、お母様の兄の伯父様が当主をしている、と思っていますが、確か私の従兄弟にあたる人が学園を卒業しているはずですわよね?
既に世代交代してしまったかしら?
なんて思いながら外を眺めていると、立派な門が見えてきましたわね。
門の真ん中には、しっかりとクリストファー公爵家の家紋が掘ってありますわ。
その門を眺めながら
「門番にここの当主に用事がある、と話して先に伝えてもらうことって出来ないのかしら?」
と私が呟くと、それを聞いていたユーリが
「うーん......正直徒歩で向かうよりも馬車の方が早いですからね。先に行ってしまった方が早いんじゃないでしょうか?」
そう返してくれましたわ。
まぁ、確かにその通りですわよね。
ただ、当主に話がある、と言ったところで不審者扱いされないかしら?
私が門番の立場だったら、家紋も何もない馬車の人が当主に会いたい、なんて言ったら即疑ってしまいますわよ。
なんて思っていると、
「お嬢様ー、何か身分を証明できるものか何か、ありませんか?」
というネイトの声が聞こえてきましたわ。
あら、いつの間にか門番さんの前に来ていたのね。
何やら不審そうな顔をして、馬車の中を覗き込もうとしてきていますわ。
正直、馬車の中を覗くのはやめて欲しい、というのが本音ですが、怪しい人を疑う、というのも仕事ですものね。
仕方ないですわ。
なんて思いながら、自分が今付けているネックレスを外しました。
戻ってきたネイトは
「えぇ!?なんか元気そうじゃないですか!」
と驚いていましたが、近くに病院はなかった、ということなので、何もなくてよかったですわ。
このまま順調にいけば今日中に到着する、ということですが...........。
馬車が動き始めて3時間ほど経った頃、ミリアに
「ねぇ、このまま伯父様達に会っても大丈夫かしら?お祖父様とも3年近く会っていないけど........」
と聞いてみましたわ。
ずっと馬車に乗っていた、ということもあって、髪の毛やワンピースが崩れていないか無性に心配になりましたの。
あ、一応家を出るときに動きやすいワンピースはすべて持ってきていましたし、ドレスやアクセサリー、靴も持ってきているので、常に清潔な状態を保つことが出来ていますわ。
それに、途中で湯浴びの出来るところで止まったりしていたので匂いも大丈夫だと思っています。
まぁ、そうは言っても常に馬車の中にいるので、鼻が慣れてしまっている、という可能性も否定できないんですが。
私の質問にミリアが
「昨日の夜にしっかりと綺麗にしているので大丈夫ですよ」
とは言ったものの、やっぱり同じことが気になるみたいで自分の服や髪の毛の匂いを確認していますわね。
そうですわよね。
いくら湯浴びはしても気になるものは気になりますわ。
なんて思っていると、ミリアが自分の匂いを確認したことで、ユーリもディアも自分の匂いを確認し始めてしまいましたわ。
ち、ちょっと余計なことを言ってしまったかもしれませんわね。
3人の様子に思わず苦笑していると
「そろそろ目的の領地の中に入りますよー」
というネイトの声が聞こえてきましたわ。
目的の領地、というのはお母様の実家である『クリストファー公爵家』の領地ですわ。
ここは、お母様の兄の伯父様が当主をしている、と思っていますが、確か私の従兄弟にあたる人が学園を卒業しているはずですわよね?
既に世代交代してしまったかしら?
なんて思いながら外を眺めていると、立派な門が見えてきましたわね。
門の真ん中には、しっかりとクリストファー公爵家の家紋が掘ってありますわ。
その門を眺めながら
「門番にここの当主に用事がある、と話して先に伝えてもらうことって出来ないのかしら?」
と私が呟くと、それを聞いていたユーリが
「うーん......正直徒歩で向かうよりも馬車の方が早いですからね。先に行ってしまった方が早いんじゃないでしょうか?」
そう返してくれましたわ。
まぁ、確かにその通りですわよね。
ただ、当主に話がある、と言ったところで不審者扱いされないかしら?
私が門番の立場だったら、家紋も何もない馬車の人が当主に会いたい、なんて言ったら即疑ってしまいますわよ。
なんて思っていると、
「お嬢様ー、何か身分を証明できるものか何か、ありませんか?」
というネイトの声が聞こえてきましたわ。
あら、いつの間にか門番さんの前に来ていたのね。
何やら不審そうな顔をして、馬車の中を覗き込もうとしてきていますわ。
正直、馬車の中を覗くのはやめて欲しい、というのが本音ですが、怪しい人を疑う、というのも仕事ですものね。
仕方ないですわ。
なんて思いながら、自分が今付けているネックレスを外しました。
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