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03.淫紋を付けられています(*_*)
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しかし、これで終わりではなかった。魔族は次々と襲いかかってくる。
「魔王様、オレ、我慢できません!」
「早く私のも飲んでください!」
「ま、待ってくれ。少し休ませて……んぶぅ!?」
魔族達は容赦なく襲い掛かってきた。何人もの魔族から同時に責められる。休む暇などなかった。
「魔王様、美味しいですか?」
「んっ、んぐぅっ……」
口に同時に二本肉棒を突っ込まれる。苦しい。とてもではないが、全部は入り切らない。それでも無理やり突っ込まれていた。
「魔王様、俺達のも触ってくださいよ」
「んんっ!?」
両手にも極太のモノを握らされてしまう。
さらに、胸やお腹にも何本も押し付けられてしまい、全身を使って奉仕させられている気分になった。
「魔王様、出しますぜ……!!」
「んんーッ!?」
口内に大量の精液が流れ込んできて、飲みきれずに吐き出してしまう。
「うぐっ……ごぼっ……」
「あ~あ、零しちゃって……。しょうがないですね、オレたちが綺麗にしてあげますよ」
「うひっ!?や、やめろ……舐めないでくれ……」
「魔王様、遠慮なさらずに」
「遠慮じゃないって……あぁっ!?」
胸元から腹部にかけて舌でなぞられ、思わず声が出る。俺は慌てて口を塞いだ。
「魔王様、気持ちいいんですか?」
「ち、違う……そんなんじゃ……」
否定するが、身体が熱くなっていくのを感じる。気持ち良くなりたくないのに身体が反応してしまうのだ。
その時だった。
「おお!魔王様のお腹に淫紋が!」
「本当だ!なんと素晴らしい……!」
「ふぇ!?何……?」
俺は恐る恐る自分のお腹を見てみる。そこには、ハートマークを象ったようなピンク色の模様が浮かび上がっていた。
「な、なんだこれ……!?」
「この刻印こそが魔王様の証なのです!」
「素晴らしいです!流石我らが魔王様!」
……いやいや、こんな卑猥な魔王の証があってたまるかー!男なのにお腹に淫紋なんて恥ずかしすぎる……。
せめて、もっとカッコイイ模様が良かった。なんかこう、腕にカッコイイ模様が現れて、普段は包帯で隠しておくとかさ。断じて中二病ではないのだが。
「さあ、それでは早速淫紋の力を見せて頂きましょうか!」
「え?どういうこと……?」
「その淫紋は、我々の精子を胎内に注ぐことによって、より強力な力を得ることができるんです」
なるほどなぁ~つまり、魔族達に中出しされたら強くなるというわけか~……って、いやいや、待て待て!
「ちょ、ちょっと待ってくれ!俺は男だぞ!?」
「ご安心ください。魔族と人間の場合は、男の方が妊娠しやすいんですよ」
何も安心できる要素がなかった。恐ろしい言葉が聞こえた気がする。
「待って、妊娠!?いや、無理だよね!?」
「いえ、その淫紋があれば、孕むことが可能です」
「嘘だろおい……」
信じられない展開に言葉を失う。
こんな股間を強調した魔族達に囲まれた世界の時点でおかしいとは思っていたが……。
「魔王様、オレ達全員に中出しされて下さい!」
「我々と子作りしましょう!」
「ま、待て!そういうのは愛し合う者同士でやるべきことだろ!?」
「大丈夫です!みんな魔王様のことを愛しています!」
「お、俺は愛してないからー!!」
必死に抵抗していると、ベルドランが近づいてきた。
「では、最初の相手は魔王様がお選びいただくというのはどうでしょう?」
「えっ!?俺が選ぶのか?」
「はい。それなら安心でしょう」
確かに、自分で選べるのであればマシかもしれない。さっきのボスオークみたいな奴に犯されるくらいなら、小柄な魔族を選びたい。それでも嫌だけど。
「どうぞお選びください。魔王様の処女を奪う大切なお役目です」
「しょ、処女!?」
いきなりとんでもない単語が出てきた。男に処女とか何を言ってるんだ……。
「魔王様、大丈夫ですよ!オレ達もみんな初めてだけど、頑張りますんで!」
「え!?初めてなの!?」
「はい!我々は魔王様にこの身を捧げるべく、日々鍛錬しておりました!」
いや、捧げるっていうなら普通逆じゃね!?魔族が俺にケツを差し出すならともかく……。いや、差し出されても困るけど……。
「っていうか鍛錬って何だよ……」
「はい、1日50回は最低でも射精できるように訓練しています!」
「そ、そんなに!?」
ツッコミすぎて疲れて来た。これから突っ込まれるのに……って、やかましいわ。
――魔族達の話によると、魔族にはオスしかいなく、魔族同士で交わることは無いらしい。
魔王として召喚された人間だけが、子孫を残すことができるのだという。
「そのために、俺が召喚されたというわけか……」
「はい。魔王様、どうか我々の鍛え上げられた強靭な子種をお受け取りください!」
魔王様とか持ち上げられてちょっと喜んでたさっきの自分を殴りたい……。
それに、こいつら全員童貞っていう事実も知りたくなかった。こんな屈強な身体に立派なものを持っているのに……。むしろ、溜まりすぎてて性欲暴走しそうで怖い……。
「魔王様、オレ、我慢できません!」
「早く私のも飲んでください!」
「ま、待ってくれ。少し休ませて……んぶぅ!?」
魔族達は容赦なく襲い掛かってきた。何人もの魔族から同時に責められる。休む暇などなかった。
「魔王様、美味しいですか?」
「んっ、んぐぅっ……」
口に同時に二本肉棒を突っ込まれる。苦しい。とてもではないが、全部は入り切らない。それでも無理やり突っ込まれていた。
「魔王様、俺達のも触ってくださいよ」
「んんっ!?」
両手にも極太のモノを握らされてしまう。
さらに、胸やお腹にも何本も押し付けられてしまい、全身を使って奉仕させられている気分になった。
「魔王様、出しますぜ……!!」
「んんーッ!?」
口内に大量の精液が流れ込んできて、飲みきれずに吐き出してしまう。
「うぐっ……ごぼっ……」
「あ~あ、零しちゃって……。しょうがないですね、オレたちが綺麗にしてあげますよ」
「うひっ!?や、やめろ……舐めないでくれ……」
「魔王様、遠慮なさらずに」
「遠慮じゃないって……あぁっ!?」
胸元から腹部にかけて舌でなぞられ、思わず声が出る。俺は慌てて口を塞いだ。
「魔王様、気持ちいいんですか?」
「ち、違う……そんなんじゃ……」
否定するが、身体が熱くなっていくのを感じる。気持ち良くなりたくないのに身体が反応してしまうのだ。
その時だった。
「おお!魔王様のお腹に淫紋が!」
「本当だ!なんと素晴らしい……!」
「ふぇ!?何……?」
俺は恐る恐る自分のお腹を見てみる。そこには、ハートマークを象ったようなピンク色の模様が浮かび上がっていた。
「な、なんだこれ……!?」
「この刻印こそが魔王様の証なのです!」
「素晴らしいです!流石我らが魔王様!」
……いやいや、こんな卑猥な魔王の証があってたまるかー!男なのにお腹に淫紋なんて恥ずかしすぎる……。
せめて、もっとカッコイイ模様が良かった。なんかこう、腕にカッコイイ模様が現れて、普段は包帯で隠しておくとかさ。断じて中二病ではないのだが。
「さあ、それでは早速淫紋の力を見せて頂きましょうか!」
「え?どういうこと……?」
「その淫紋は、我々の精子を胎内に注ぐことによって、より強力な力を得ることができるんです」
なるほどなぁ~つまり、魔族達に中出しされたら強くなるというわけか~……って、いやいや、待て待て!
「ちょ、ちょっと待ってくれ!俺は男だぞ!?」
「ご安心ください。魔族と人間の場合は、男の方が妊娠しやすいんですよ」
何も安心できる要素がなかった。恐ろしい言葉が聞こえた気がする。
「待って、妊娠!?いや、無理だよね!?」
「いえ、その淫紋があれば、孕むことが可能です」
「嘘だろおい……」
信じられない展開に言葉を失う。
こんな股間を強調した魔族達に囲まれた世界の時点でおかしいとは思っていたが……。
「魔王様、オレ達全員に中出しされて下さい!」
「我々と子作りしましょう!」
「ま、待て!そういうのは愛し合う者同士でやるべきことだろ!?」
「大丈夫です!みんな魔王様のことを愛しています!」
「お、俺は愛してないからー!!」
必死に抵抗していると、ベルドランが近づいてきた。
「では、最初の相手は魔王様がお選びいただくというのはどうでしょう?」
「えっ!?俺が選ぶのか?」
「はい。それなら安心でしょう」
確かに、自分で選べるのであればマシかもしれない。さっきのボスオークみたいな奴に犯されるくらいなら、小柄な魔族を選びたい。それでも嫌だけど。
「どうぞお選びください。魔王様の処女を奪う大切なお役目です」
「しょ、処女!?」
いきなりとんでもない単語が出てきた。男に処女とか何を言ってるんだ……。
「魔王様、大丈夫ですよ!オレ達もみんな初めてだけど、頑張りますんで!」
「え!?初めてなの!?」
「はい!我々は魔王様にこの身を捧げるべく、日々鍛錬しておりました!」
いや、捧げるっていうなら普通逆じゃね!?魔族が俺にケツを差し出すならともかく……。いや、差し出されても困るけど……。
「っていうか鍛錬って何だよ……」
「はい、1日50回は最低でも射精できるように訓練しています!」
「そ、そんなに!?」
ツッコミすぎて疲れて来た。これから突っ込まれるのに……って、やかましいわ。
――魔族達の話によると、魔族にはオスしかいなく、魔族同士で交わることは無いらしい。
魔王として召喚された人間だけが、子孫を残すことができるのだという。
「そのために、俺が召喚されたというわけか……」
「はい。魔王様、どうか我々の鍛え上げられた強靭な子種をお受け取りください!」
魔王様とか持ち上げられてちょっと喜んでたさっきの自分を殴りたい……。
それに、こいつら全員童貞っていう事実も知りたくなかった。こんな屈強な身体に立派なものを持っているのに……。むしろ、溜まりすぎてて性欲暴走しそうで怖い……。
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