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39.元の世界に戻ることになったんですが!?
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「元の世界に帰るって……どういう意味?」
俺は混乱しながら聞いた。
「言葉通りの意味だよ。魔王の能力で、元の世界に戻ることが出来そうなんだ」
「そうなのか……」
「このままこの世界で暮らしても良いんだけど、やっぱり自分の家族とか友達とかに会えないのは辛いし……。魔王を連れて元の世界で一緒に暮らそうかと思って」
「えっ、魔王を連れて帰るのか!?」
「ああ、そのつもりだけど」
「それ……大丈夫なのか?普通の世界に突然魔王が現れたりしたら大変な騒ぎになるんじゃ……」
「そこはなんとかなるんじゃないかな。魔王は人間っぽく姿を変えられるし、まぁなんとか誤魔化せると思うよ」
「そういうものなのか……」
楽観的すぎる気もするが、ソウタが大丈夫と言うと大丈夫な気がしてしまう。
「ミノルは俺と同じ世界から来たんだろ?元の世界に戻る気はないの?」
「えっと……その……」
もう元の世界に未練は無いと思っていたが、帰れるチャンスがあると言われると、心が揺れそうになる。
とはいえ、王子と離れる気は全くなかった。もし、帰るのであれば、ソウタが魔王を連れて帰るように、俺も王子を連れて帰りたい。しかし、それは一国の王子に国を捨てさせることになる。そんなことは出来ない……。
俺が戸惑っていると、王子が俺を引き寄せた。
「ミノル……。私を一人にするつもりなのか……?」
王子が悲しげな顔で俺を見つめてくる。俺が戸惑っていたせいで不安にさせてしまったのだ。
「大丈夫だよ、王子。俺はどこへも行ったりしないから」
俺は王子の頬を両手で包む。
「ミノル……。君が私の前から消えてしまったらと思うだけで、気が狂いそうになる……」
「ごめん……。そんなことは絶対にしないから」
「本当か?」
「うん。俺はずっと王子と一緒にいるって決めているよ」
「良かった……」
王子が嬉しそうに微笑んだ。王子は本当に俺を愛してくれているとしみじみ感じる。
「あ、あの~……、お2人さん?」
ソウタが遠慮がちに声をかけてきた。
「ミノルに何か用か?」
王子は俺を抱きしめたまま離そうとしない。
「ごめん……、俺の言い方が悪かった。元の世界に行っても、またこっちの世界に戻って来れるんだ。そこは魔王としっかり確認してある」
「えっ、そうなの?」
「うん。ただ、膨大な魔力が必要だからそう頻繁には行き来できないと思うけどね」
「なんだ……。それなら最初からそう言ってくれたら良いのに……」
王子と一緒に散々悩んだあげく、イチャイチャしてしまったじゃないか……。
「悪かったよ……。じゃあ、観光って感じでさ、王子も一緒に4人で行くのはどうかな?」
「それはいいな!私もミノルの生まれ育った世界に行ってみたいと思っていたのだ」
王子がとても喜んでいる。
こうして、俺と王子、ソウタと魔王の4人で元の世界に行くことになった。
その後、ソウタは転移魔法具で魔王の元へと帰り、俺は王子と2人で部屋に戻る。
久しぶりの自分たちの部屋だ。
「やっと帰って来れたな!……アルベール」
2人きりになったので、名前で呼ぶ。この部屋で名前を呼ぶのは初めてで、ちょっと照れ臭い。
「ミノル……。さっきはとても嬉しかった。元の世界に戻ることを諦めてまで、私と一緒にいてくれると言ってくれて……」
「不安にさせちゃってごめんね……。でも、俺は絶対にアルベールの傍から離れないから安心して」
俺は王子の頭を撫でながら言う。王子は気持ち良さそうだ。今日の王子はちょっと甘えん坊になっている気がする。
「ああ、約束だからな。もし、私の前からいなくなったりしたら承知しないからな」
「うん。絶対離れないよ」
俺はそう言いながら、そっとキスをした。
「ミノル……もっと……」
「ふふ……アルベール可愛い……」
俺はもう一度王子に口づけをする。何度も何度も繰り返しキスをしているうちに、だんだん激しくなっていく。そして、ベッドに押し倒された。
俺は混乱しながら聞いた。
「言葉通りの意味だよ。魔王の能力で、元の世界に戻ることが出来そうなんだ」
「そうなのか……」
「このままこの世界で暮らしても良いんだけど、やっぱり自分の家族とか友達とかに会えないのは辛いし……。魔王を連れて元の世界で一緒に暮らそうかと思って」
「えっ、魔王を連れて帰るのか!?」
「ああ、そのつもりだけど」
「それ……大丈夫なのか?普通の世界に突然魔王が現れたりしたら大変な騒ぎになるんじゃ……」
「そこはなんとかなるんじゃないかな。魔王は人間っぽく姿を変えられるし、まぁなんとか誤魔化せると思うよ」
「そういうものなのか……」
楽観的すぎる気もするが、ソウタが大丈夫と言うと大丈夫な気がしてしまう。
「ミノルは俺と同じ世界から来たんだろ?元の世界に戻る気はないの?」
「えっと……その……」
もう元の世界に未練は無いと思っていたが、帰れるチャンスがあると言われると、心が揺れそうになる。
とはいえ、王子と離れる気は全くなかった。もし、帰るのであれば、ソウタが魔王を連れて帰るように、俺も王子を連れて帰りたい。しかし、それは一国の王子に国を捨てさせることになる。そんなことは出来ない……。
俺が戸惑っていると、王子が俺を引き寄せた。
「ミノル……。私を一人にするつもりなのか……?」
王子が悲しげな顔で俺を見つめてくる。俺が戸惑っていたせいで不安にさせてしまったのだ。
「大丈夫だよ、王子。俺はどこへも行ったりしないから」
俺は王子の頬を両手で包む。
「ミノル……。君が私の前から消えてしまったらと思うだけで、気が狂いそうになる……」
「ごめん……。そんなことは絶対にしないから」
「本当か?」
「うん。俺はずっと王子と一緒にいるって決めているよ」
「良かった……」
王子が嬉しそうに微笑んだ。王子は本当に俺を愛してくれているとしみじみ感じる。
「あ、あの~……、お2人さん?」
ソウタが遠慮がちに声をかけてきた。
「ミノルに何か用か?」
王子は俺を抱きしめたまま離そうとしない。
「ごめん……、俺の言い方が悪かった。元の世界に行っても、またこっちの世界に戻って来れるんだ。そこは魔王としっかり確認してある」
「えっ、そうなの?」
「うん。ただ、膨大な魔力が必要だからそう頻繁には行き来できないと思うけどね」
「なんだ……。それなら最初からそう言ってくれたら良いのに……」
王子と一緒に散々悩んだあげく、イチャイチャしてしまったじゃないか……。
「悪かったよ……。じゃあ、観光って感じでさ、王子も一緒に4人で行くのはどうかな?」
「それはいいな!私もミノルの生まれ育った世界に行ってみたいと思っていたのだ」
王子がとても喜んでいる。
こうして、俺と王子、ソウタと魔王の4人で元の世界に行くことになった。
その後、ソウタは転移魔法具で魔王の元へと帰り、俺は王子と2人で部屋に戻る。
久しぶりの自分たちの部屋だ。
「やっと帰って来れたな!……アルベール」
2人きりになったので、名前で呼ぶ。この部屋で名前を呼ぶのは初めてで、ちょっと照れ臭い。
「ミノル……。さっきはとても嬉しかった。元の世界に戻ることを諦めてまで、私と一緒にいてくれると言ってくれて……」
「不安にさせちゃってごめんね……。でも、俺は絶対にアルベールの傍から離れないから安心して」
俺は王子の頭を撫でながら言う。王子は気持ち良さそうだ。今日の王子はちょっと甘えん坊になっている気がする。
「ああ、約束だからな。もし、私の前からいなくなったりしたら承知しないからな」
「うん。絶対離れないよ」
俺はそう言いながら、そっとキスをした。
「ミノル……もっと……」
「ふふ……アルベール可愛い……」
俺はもう一度王子に口づけをする。何度も何度も繰り返しキスをしているうちに、だんだん激しくなっていく。そして、ベッドに押し倒された。
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