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この人何もわかってないよ!!
しおりを挟む「なるほど・・・・それはいい提案だな、すぐに手配しよう」
ルミナリアさんの意味不明な提案に即座に頷くコーリアスさんにあたしは慌てて声を掛ける。
「ちょ!!ちょとまった!!」
あたしがそう言うとルミナリアさんが慌てて口を開く。
「あ!勿論教会にも石像は作りますからご安心を」
違う!!あたしは教会にも石像が欲しいとは思わないから!!
「石像なんか作らないでいいから!!ってか作ったらあたしはもうこの国にはいられなくなら!!」
そんなの作られたら恥ずかしくて表歩けなくなっちゃう!!子供達と歩く事も出来なくなって・・・・・・あれ?そう言えばもうあたしもう『使徒様』扱いされるはずだから街を歩けないんじゃ?あれ?だったら石像があっても無くても同じ?ってそうじゃないべ!!
「とにかく石像を作るってのは無しだからね?」
あたしがコーリアスさんとルミナリアさんを見ながらそう言うとしぶしぶと言った感じで2人は頷く。
「でしたら石像ではなく絵はどうでしょうか?それならお許しいただけますか?」
ルミナリアさんが良い事を思いついたとばかり顔を輝かせながらそう言って来た。
「んな訳あるか!!」
わかってない!!この人何もわかってないよ!!
あたしのツッコミに固まるルミナリアさんを見てため息をついた後に口を開く。
「石像とか絵とか関係なくいあたしは嫌なんだよ、だから絶対あたしに関する物は作らないようにね?もし作ったら・・・・・どうなるんだろうね?」
あたしがそう言うとルミナリアさん達全員が顔を真っ青にして何度も頷く。
「レン・・・・今貴女はとても悪い顔をしてるわよ?」
だまらっしゃいアリーヌさん!!これも交渉術の1つです!!
「今回話すべき案件は終わりました」
あたしはその言葉を聞き頷く。
「コーリアスさん、もう教会本部は安全って事でいいのかな?」
あたしがそう聞くとコーリアスさんが難しそうな顔になり口を開く。
「たぶん大丈夫だと思いますがダサーノの命を受けた者がもういないとは言い切れません、ですので用心するに越したことはないかと思います」
その言葉を聞きあたしは頷く。
「ならセイ悪いけどここに残ってコーリアスさん達の護衛を頼んでいいかな?」
あたしがセイに視線を向けながらそう言うとセイは微笑みながら口を開く。
「畏まりました、必ずお三方をお守りいたします」
その言葉を聞きあたしは頷いた後にコーリアスさんに視線を向けて口を開く。
「って事でセイがコーリアスさん達を守ってくれるからね、セイはめっちゃ強いから安心してね」
うちの子達は全員が強いからね!!安心していいよ!と思っていたらコーリアスさんが跪く。
「御心使い感謝します、今の状況で心強い味方が増えるのは本当にありがたく・・・・・感謝します」
あたしは苦笑しながら口を開く。
「大袈裟だよコーリアスさん、でも喜んで貰えて良かったよ、でもセイに無理はさせないようにね?」
そう言うとコーリアスさんが何度も頷く。
「勿論です!我々と一緒に居ていただけるだけでありがたい事ですから」
なら良し!!コーリアスさん達の助けになるのは嬉しいけどセイに負担をかけすぎるのも嫌なんだよね、あたしって我儘だよね。
「レン様、私はレン様の頼みを負担と考えておりませんのでご安心ください」
どうやらセイはあたしの考えを読み取ったのかそう言って来た。
・・・・・・・・・・・・だからなんで皆はあたしが考えてる事がわかるのさ?本当に不思議だべさ!!
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