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持ってる事がバレてる!
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エルスさんとポーラとの話を終えてあたしは自室に戻りベッドにダイブする。
昨日は作業部屋で頑張ったんで今日は家でのんびりするんだ!!
「わっ!」
あたしがベッドで落ち着くとギンガ達があたしに飛び掛かって来てじゃれつき始めた。
「ああ・・・・平和だ」
じゃれついた後に皆で昼寝をして一日を潰すつもりだった。
「レン様、お客様がいらしてます」
扉の向こうからミズキの声が聞こえたので寝転がっていたので起き上がる。
「わかったべ、リビングに行くよ」
「よろしくお願いします」
のんびりしたかったのに!!まあ仕方ないよね。
あたしは身なりを整えてリビングに降りて行った。
「あれ?今日はケインか来たんだ?」
リビングに行くとケインがソファーに座り寛いでいた。
「お邪魔してるぞ」」
紅茶を飲みつつそう言って来るケインの正面のソファーに座り口を開く。
「うん、今日はどうしたのさ?」
「お前に頼み・・・いやお前の従者に頼みがあって来た」
「へ?」
あたしじゃなくてシン達に?
「今度あるバウダック王国の即位式の事は聞いているな?」
「うん」
「その時に俺達・・・現王は参加しないがその血筋である王族が各国から参加することになっているのだがその者達の送迎をどうするかが問題になってな」
確かにバウダック王国までかなりの時間がかかるからね。
「それで俺とアクスの所有する『【転移の腕輪】を使えばいいのでは?』となったのだがそれには俺達は賛同できなくてな」
ん?何でさ?
「貸すだけならいいじゃん?」
あたしの言葉にケインが首を左右に振る。
「部下を信頼していない訳ではないが、もしも腕輪を貸した後に転移で俺達の知らぬ地に転移されたらもう追いようがなくなるのだ、実際お前から腕輪を譲り受けてから腕輪は子供達にも触れさせてはいないのだ、俺しか知らぬ場所に保管し、俺しか取り出せないようにしている」
まあ【転移の腕輪】って使い方次第で良くも悪くもなるからね。
つーか『悪用したらお仕置き!』ってのを守ってそこまで厳重に管理していたのね。
「それで何でうちの子達が出てくるのさ?」
話が繋がらないよ?
「お前の従者やエルスたちも【転移の腕輪】を持っているだろう?流石にエルス達に頼むと狙われそうだがお前の従者ならその心配はないだろう?だからその日にの送迎を頼みたいのだ、勿論給金は出す」
あれ?うちの子達が【転移の腕輪】を持ってる事がバレてる!!あ!エルスさんやカロラが単身で王都や他国に行ったり来たりしてるからバレるか!
「でもそれをいたらうちの子達が【転移の腕輪】を持ってるってバレて此処が狙われる可能性が出てくるよ」
そう言う情報って広まるの早いと思うんだ。
「当日俺とアクスが貸したという話を広めるつもりだ、転移先でも『借りた』と広めてもらうつもりだしな、だからその可能性はないと思う」
まあお祝い事だから協力はしてあげたいけど、決めるのはあたしじゃないんだよね。
「皆どう思う?」
あたしは後ろに控えているシン達に視線を向けながら聞いてみる。
「レン様のお許しが出れば協力したいと思います」
シンがそう言うと他の子達も頷く。
「いいの?」
「レン様のお友達が困っていますので。それにレン様が心置きなくプレシア―ナ様の即位式に参加する為には心配事は無くしておいた方がいいと思います」
あたしの為にやってくれるって事?なんて良い子達だうちの子達は!!
あたしの事を考えてくれていると感じて思わず嬉しくなってしまい、にやけるのを我慢しつつ口を開く。
「ならお願いできるかな?」
「お任せください」
嬉しそうに言うシン達にあたしは頷く。
昨日は作業部屋で頑張ったんで今日は家でのんびりするんだ!!
「わっ!」
あたしがベッドで落ち着くとギンガ達があたしに飛び掛かって来てじゃれつき始めた。
「ああ・・・・平和だ」
じゃれついた後に皆で昼寝をして一日を潰すつもりだった。
「レン様、お客様がいらしてます」
扉の向こうからミズキの声が聞こえたので寝転がっていたので起き上がる。
「わかったべ、リビングに行くよ」
「よろしくお願いします」
のんびりしたかったのに!!まあ仕方ないよね。
あたしは身なりを整えてリビングに降りて行った。
「あれ?今日はケインか来たんだ?」
リビングに行くとケインがソファーに座り寛いでいた。
「お邪魔してるぞ」」
紅茶を飲みつつそう言って来るケインの正面のソファーに座り口を開く。
「うん、今日はどうしたのさ?」
「お前に頼み・・・いやお前の従者に頼みがあって来た」
「へ?」
あたしじゃなくてシン達に?
「今度あるバウダック王国の即位式の事は聞いているな?」
「うん」
「その時に俺達・・・現王は参加しないがその血筋である王族が各国から参加することになっているのだがその者達の送迎をどうするかが問題になってな」
確かにバウダック王国までかなりの時間がかかるからね。
「それで俺とアクスの所有する『【転移の腕輪】を使えばいいのでは?』となったのだがそれには俺達は賛同できなくてな」
ん?何でさ?
「貸すだけならいいじゃん?」
あたしの言葉にケインが首を左右に振る。
「部下を信頼していない訳ではないが、もしも腕輪を貸した後に転移で俺達の知らぬ地に転移されたらもう追いようがなくなるのだ、実際お前から腕輪を譲り受けてから腕輪は子供達にも触れさせてはいないのだ、俺しか知らぬ場所に保管し、俺しか取り出せないようにしている」
まあ【転移の腕輪】って使い方次第で良くも悪くもなるからね。
つーか『悪用したらお仕置き!』ってのを守ってそこまで厳重に管理していたのね。
「それで何でうちの子達が出てくるのさ?」
話が繋がらないよ?
「お前の従者やエルスたちも【転移の腕輪】を持っているだろう?流石にエルス達に頼むと狙われそうだがお前の従者ならその心配はないだろう?だからその日にの送迎を頼みたいのだ、勿論給金は出す」
あれ?うちの子達が【転移の腕輪】を持ってる事がバレてる!!あ!エルスさんやカロラが単身で王都や他国に行ったり来たりしてるからバレるか!
「でもそれをいたらうちの子達が【転移の腕輪】を持ってるってバレて此処が狙われる可能性が出てくるよ」
そう言う情報って広まるの早いと思うんだ。
「当日俺とアクスが貸したという話を広めるつもりだ、転移先でも『借りた』と広めてもらうつもりだしな、だからその可能性はないと思う」
まあお祝い事だから協力はしてあげたいけど、決めるのはあたしじゃないんだよね。
「皆どう思う?」
あたしは後ろに控えているシン達に視線を向けながら聞いてみる。
「レン様のお許しが出れば協力したいと思います」
シンがそう言うと他の子達も頷く。
「いいの?」
「レン様のお友達が困っていますので。それにレン様が心置きなくプレシア―ナ様の即位式に参加する為には心配事は無くしておいた方がいいと思います」
あたしの為にやってくれるって事?なんて良い子達だうちの子達は!!
あたしの事を考えてくれていると感じて思わず嬉しくなってしまい、にやけるのを我慢しつつ口を開く。
「ならお願いできるかな?」
「お任せください」
嬉しそうに言うシン達にあたしは頷く。
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