レディース異世界満喫禄

日の丸

文字の大きさ
900 / 1,656

勝つと思っていたし!!

しおりを挟む
舞台上では槍と双剣使いの攻防が行われている。



「シン、カナデどっちが強いと思う?」



剣と槍を使う二人試合を見ながら聞いて見る。



「おそらくはオーザス選手が強いかと思います」



「私も同感です」



2人供槍使いのオーザス選手推しらしい、戦いを見ていたけど実力は拮抗していると思ったんだけどね。

と思ってみていたら双剣使いのウイット選手が今までで一番早い踏み込みで懐まで入り込み左右のラッシュをかけオーザス選手を責め立て始める。



「速いね・・・・でも全部捌かれてる」



槍と体捌きで全てを躱しいていくオーザス選手を見て感心してしまった。



「2人の実力者を見る目は確かだね」



確かにオーザス選手方が実力は上だね、でもウイット選手は全然諦めておらずラッシュを止めずに続ける。

そしてオーザス選手がウイット選手の振り下ろしを上にはじき上げた後、石突で腹部を突きウイット選手を吹き飛ばした。



「終わったかな」



吹き飛ばされるウイット選手を見てあたしはそう思ったんだけど予想外の事がおきた。

吹き飛ばされた時に宙を舞っていた体を猫のように回転させて着地し、思いっきりオーザス選手に向かい踏み込んだのだ。

勝ったと思っていたオーザス選手がそれを見て槍を構え迎え撃つもりで構えた所にウイット選手がサイドステップを使いオーザス選手の視界から逃れて横からハイキックを放ち頭部にヒットし・・・・オーザス選手が倒れて動かなくなった。



「へえ」



あたしもオーザス選手が勝つと思っていたのにどんでん返しが起きた。



「これだから勝負は油断しちゃダメなんだ」



相手より強かろうが油断一つでひっくり返る。



「これは本当に予想外でした」



シンが真顔でそう言うとカナデも頷く。

まあ二人供オーザス選手推しだったからね、まああたしもオーザス選手が勝つと思っていたし!!



「それまで!!勝者ウイット・ニューストン選手!!」



審判の宣言に会場中が湧き上がる。

それはそうだろう第4試合と違って見ごたえのある試合だった。

しかも負けると思っていたウイット選手が勝ったのだから猶更だ。



「ガイル今の見てたね?」



あたしがガイルにそう聞くとガイルは真剣な表情で頷く。



「これが試合だったから良かったんだよ死なないで済むからね、でも試合じゃなかったら死んでいたんだよ、よく覚えておきな敵対行動してくる奴・・・・まあ盗賊だったとしよう、油断して負けて『ごめんなさい負けたんで許してください』とは言えないべ?」



「はい」



「だからやり合っている時は相手が死ぬまでは決して油断はするな、油断したらアンタが死ぬかもしれないんだから」



「はい」



何度も頷くガイルを見てこの大会に参加させて良かったと心から思う、言葉ではなく実際に見た方が説得力があるからね。

そして第6試合もかなりのレベルの戦いだっがそれ程印象に残る戦いじゃなかった。

そして次の試合・・・・ローブの子・・・レコアさんの試合となった。



司会者の男性が舞台上に上がって口を開く。



「お待たせしました!!続きまして第7試合を始めたいと思います!レコア・ラノア選手VSリクオム・ガス選手の試合を始めたいと思います!!レコア選手は珍しい武器アイレスをリクオム選手は剣を使い戦います!!どの様な戦いになるのでしょうか?楽しみです!!それでは選手の入場です!!」



へ?レコアさんって無手じゃなかったの?って言うかアイレスって何?

と思っていたら専用の出入り口から2人が出て来た。

一人はもちろんレコアさん、もちろんローブ姿のままだ。そしてもう一人が対戦相手であるリクオムさんだ。彼は金髪のフツメンって感じで170位の身長ととても綺麗な装飾が施されたロングソードをもって出て来た。



「レコアさんの本気がやっと見れるのかな?」



予選ではアイレスって武器は使ってなかったからね。

しおりを挟む
感想 1,344

あなたにおすすめの小説

公爵家の末っ子娘は嘲笑う

たくみ
ファンタジー
 圧倒的な力を持つ公爵家に生まれたアリスには優秀を通り越して天才といわれる6人の兄と姉、ちやほやされる同い年の腹違いの姉がいた。  アリスは彼らと比べられ、蔑まれていた。しかし、彼女は公爵家にふさわしい美貌、頭脳、魔力を持っていた。  ではなぜ周囲は彼女を蔑むのか?                        それは彼女がそう振る舞っていたからに他ならない。そう…彼女は見る目のない人たちを陰で嘲笑うのが趣味だった。  自国の皇太子に婚約破棄され、隣国の王子に嫁ぐことになったアリス。王妃の息子たちは彼女を拒否した為、側室の息子に嫁ぐことになった。  このあつかいに笑みがこぼれるアリス。彼女の行動、趣味は国が変わろうと何も変わらない。  それにしても……なぜ人は見せかけの行動でこうも勘違いできるのだろう。 ※小説家になろうさんで投稿始めました

本の知識で、らくらく異世界生活? 〜チート過ぎて、逆にヤバい……けど、とっても役に立つ!〜

あーもんど
ファンタジー
異世界でも、本を読みたい! ミレイのそんな願いにより、生まれた“あらゆる文書を閲覧出来るタブレット” ミレイとしては、『小説や漫画が読めればいい』くらいの感覚だったが、思ったよりチートみたいで? 異世界で知り合った仲間達の窮地を救うキッカケになったり、敵の情報が筒抜けになったりと大変優秀。 チートすぎるがゆえの弊害も多少あるものの、それを鑑みても一家に一台はほしい性能だ。 「────さてと、今日は何を読もうかな」 これはマイペースな主人公ミレイが、タブレット片手に異世界の暮らしを謳歌するお話。 ◆小説家になろう様でも、公開中◆ ◆恋愛要素は、ありません◆

巻き込まれ召喚・途中下車~幼女神の加護でチート?

サクラ近衛将監
ファンタジー
商社勤務の社会人一年生リューマが、偶然、勇者候補のヤンキーな連中の近くに居たことから、一緒に巻き込まれて異世界へ強制的に召喚された。万が一そのまま召喚されれば勇者候補ではないために何の力も与えられず悲惨な結末を迎える恐れが多分にあったのだが、その召喚に気づいた被召喚側世界(地球)の神様と召喚側世界(異世界)の神様である幼女神のお陰で助けられて、一旦狭間の世界に留め置かれ、改めて幼女神の加護等を貰ってから、異世界ではあるものの召喚場所とは異なる場所に無事に転移を果たすことができた。リューマは、幼女神の加護と付与された能力のおかげでチートな成長が促され、紆余曲折はありながらも異世界生活を満喫するために生きて行くことになる。 *この作品は「カクヨム」様にも投稿しています。 **週1(土曜日午後9時)の投稿を予定しています。**

異世界へ行って帰って来た

バルサック
ファンタジー
ダンジョンの出現した日本で、じいさんの形見となった指輪で異世界へ行ってしまった。 そして帰って来た。2つの世界を往来できる力で様々な体験をする神須勇だった。

ひっそり静かに生きていきたい 神様に同情されて異世界へ。頼みの綱はアイテムボックス

於田縫紀
ファンタジー
 雨宿りで立ち寄った神社の神様に境遇を同情され、私は異世界へと転移。  場所は山の中で周囲に村等の気配はない。あるのは木と草と崖、土と空気だけ。でもこれでいい。私は他人が怖いから。

【完結】男爵令嬢は冒険者生活を満喫する

影清
ファンタジー
英雄の両親を持つ男爵令嬢のサラは、十歳の頃から冒険者として活動している。優秀な両親、優秀な兄に恥じない娘であろうと努力するサラの前に、たくさんのメイドや護衛に囲まれた侯爵令嬢が現れた。「卒業イベントまでに、立派な冒険者になっておきたいの」。一人でも生きていけるようにだとか、追放なんてごめんだわなど、意味の分からぬことを言う令嬢と関わりたくないサラだが、同じ学園に入学することになって――。 ※残酷な描写は予告なく出てきます。 ※小説家になろう、アルファポリス、カクヨムに掲載中です。 ※106話完結。

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。

ダンジョンに捨てられた私 奇跡的に不老不死になれたので村を捨てます

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
私の名前はファム 前世は日本人、とても幸せな最期を迎えてこの世界に転生した 記憶を持っていた私はいいように使われて5歳を迎えた 村の代表だった私を拾ったおじさんはダンジョンが枯渇していることに気が付く ダンジョンには栄養、マナが必要。人もそのマナを持っていた そう、おじさんは私を栄養としてダンジョンに捨てた 私は捨てられたので村をすてる

処理中です...