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これは正当防衛になるはず!!
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カナデの言葉にあたしは【エリアサーチ】と【鑑定】と使い目を細め、そしてお茶を飲んでいるディレスさんとアルフィードに声を掛ける。
「ディレスさん、アルフィード、少しいいかな?」
二人はあたしの言葉に真顔になる。
「どうしたレン?」
「何かあったか?」
「探索魔法で盗賊共を見つけた、盗賊共は此処から離れた場所であたし達を見張ってる」
あたしの言葉にディレスさんが考え込み・・・あたしに真顔で聞いて来た。
「その顔、何か考えがあるのだろう?」
さすがに見抜かれてるか。
「見張ってるって事は、まだ襲う気がないって事だよね?多分寝込みを襲う気なんだと思うんだ、だから寝たふりをして油断させておいて、挟撃しようと思う」
蒼天に頼んで姿を消した【暁の光】のメンバーに後ろから攻撃してもらい、あたし達【輝夜】が正面を受け持つ、そして逃がさないようにずっと【エリアサーチ】を使っておく、これがあたしの考えた作戦だ。
そしてあたしの説明を聞いて納得したように頷くディレスさん。
「ならばいつものように過ごすことにしよう、向こうに合わせる必要はないからな」
「そうだね」
そんな訳でお風呂に入ったりのんびり過ごすことにして、いよいよ『寝たふり作戦』を実行する時になった。
「じゃあ蒼天お願いできるかな?」
あたしのお願いに蒼天が『クワッ!』と鳴いた後馬車の中にいる【暁の光】のメンバーの姿が消える。
相変わらずすごいなぁ蒼天は、幻術系の魔法ならだれにも負けないんじゃないのかな?あとでもっと褒めてあげよう!!
ついでにあたしの姿も消してもらい馬車の上に飛び乗り盗賊共が来るのを待つ。
そして30分後、盗賊共が動き出してあたしの目下まで慎重に歩いて来た所で声を張り上げる。
「ようこそいらっしゃいました愚か者共!!」
盗賊共が驚き、アルフィード達が動き始めた。
「女!何のつもりだ!!」
「何のつもりって盗賊退治?」
あたしは腕を組んだまま首をかしげて言ってみると盗賊共が怒りだした。
「俺達が盗賊だと?ふざけるな!!」
「は?」
え?だって寝込みを襲おうとしてたよね?やってる事って盗賊と同じだよね?
「俺達は【グリフォン】だ!!盗賊なんかと一緒にするんじゃねぇ!!」
【グリフォン】?盗賊と何が違うの?まあこいつ等の事を黙らせた後に調べればいいや!!
「【グリフォン】だか盗賊だか知らんがあたし達を襲おうとしてたんだ、覚悟しろよ?」
あたしがにらみを利かせると盗賊共が『ビクッ』とするが気にしない!もう遅いよ!!
「うわっ!!」
盗賊共の後ろに奴が小さな悲鳴を上げて倒れる、そっちを見てみると【暁の光】が後ろから敵を薙ぎたおし始めたようなので、あたし達も参戦する。
「皆行くよ!!」
あたしは馬車から飛び降りその勢いを利用したまま踵落としを先ほどまで話していた男の肩に叩き込む。
「ぐぎゃぁぁぁ!!!」
肩の骨が折れるのではなく肩から5㎝は陥没して足が止まり、男が気絶した。
「・・・・・・・・・・やり過ぎた?」
いやいや!!こっちを殺そうとしたんだ!これは正当防衛になるはず!!って事で30人は居るであろう盗賊共を倒しますよ!!
「このアマ!!」
槍をもったままつっこんでくる 盗賊・・・・・・テレビでよくヤクザが『命とったる!!』みたいな感じで突っ込んでくる盗賊の槍を握って引き寄せて思いっきり殴る。
「ぶべ!!」
一回転して地面に口付けして動かなくなる、盗賊共がそれを見てあたしから距離を取ろうとしてシンやライに鞘付きの剣で切り伏せられる。
「まだ元気なのがいるね、アンタがあたしの相手をしてくれるのかい?」
視線の先には強者の気配を漂わせる男が立っていた。
「ディレスさん、アルフィード、少しいいかな?」
二人はあたしの言葉に真顔になる。
「どうしたレン?」
「何かあったか?」
「探索魔法で盗賊共を見つけた、盗賊共は此処から離れた場所であたし達を見張ってる」
あたしの言葉にディレスさんが考え込み・・・あたしに真顔で聞いて来た。
「その顔、何か考えがあるのだろう?」
さすがに見抜かれてるか。
「見張ってるって事は、まだ襲う気がないって事だよね?多分寝込みを襲う気なんだと思うんだ、だから寝たふりをして油断させておいて、挟撃しようと思う」
蒼天に頼んで姿を消した【暁の光】のメンバーに後ろから攻撃してもらい、あたし達【輝夜】が正面を受け持つ、そして逃がさないようにずっと【エリアサーチ】を使っておく、これがあたしの考えた作戦だ。
そしてあたしの説明を聞いて納得したように頷くディレスさん。
「ならばいつものように過ごすことにしよう、向こうに合わせる必要はないからな」
「そうだね」
そんな訳でお風呂に入ったりのんびり過ごすことにして、いよいよ『寝たふり作戦』を実行する時になった。
「じゃあ蒼天お願いできるかな?」
あたしのお願いに蒼天が『クワッ!』と鳴いた後馬車の中にいる【暁の光】のメンバーの姿が消える。
相変わらずすごいなぁ蒼天は、幻術系の魔法ならだれにも負けないんじゃないのかな?あとでもっと褒めてあげよう!!
ついでにあたしの姿も消してもらい馬車の上に飛び乗り盗賊共が来るのを待つ。
そして30分後、盗賊共が動き出してあたしの目下まで慎重に歩いて来た所で声を張り上げる。
「ようこそいらっしゃいました愚か者共!!」
盗賊共が驚き、アルフィード達が動き始めた。
「女!何のつもりだ!!」
「何のつもりって盗賊退治?」
あたしは腕を組んだまま首をかしげて言ってみると盗賊共が怒りだした。
「俺達が盗賊だと?ふざけるな!!」
「は?」
え?だって寝込みを襲おうとしてたよね?やってる事って盗賊と同じだよね?
「俺達は【グリフォン】だ!!盗賊なんかと一緒にするんじゃねぇ!!」
【グリフォン】?盗賊と何が違うの?まあこいつ等の事を黙らせた後に調べればいいや!!
「【グリフォン】だか盗賊だか知らんがあたし達を襲おうとしてたんだ、覚悟しろよ?」
あたしがにらみを利かせると盗賊共が『ビクッ』とするが気にしない!もう遅いよ!!
「うわっ!!」
盗賊共の後ろに奴が小さな悲鳴を上げて倒れる、そっちを見てみると【暁の光】が後ろから敵を薙ぎたおし始めたようなので、あたし達も参戦する。
「皆行くよ!!」
あたしは馬車から飛び降りその勢いを利用したまま踵落としを先ほどまで話していた男の肩に叩き込む。
「ぐぎゃぁぁぁ!!!」
肩の骨が折れるのではなく肩から5㎝は陥没して足が止まり、男が気絶した。
「・・・・・・・・・・やり過ぎた?」
いやいや!!こっちを殺そうとしたんだ!これは正当防衛になるはず!!って事で30人は居るであろう盗賊共を倒しますよ!!
「このアマ!!」
槍をもったままつっこんでくる 盗賊・・・・・・テレビでよくヤクザが『命とったる!!』みたいな感じで突っ込んでくる盗賊の槍を握って引き寄せて思いっきり殴る。
「ぶべ!!」
一回転して地面に口付けして動かなくなる、盗賊共がそれを見てあたしから距離を取ろうとしてシンやライに鞘付きの剣で切り伏せられる。
「まだ元気なのがいるね、アンタがあたしの相手をしてくれるのかい?」
視線の先には強者の気配を漂わせる男が立っていた。
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