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スパン!!
しおりを挟む「ナイスバスト!」
スパン!!
部屋に入った途端爺さんがセリフを言った後アリアさんに頭をスリッパで思いっきりひっぱたかれる。
「レン様お久しぶりです」
「久しぶりアリアさん、ナイスツッコミだべさ!」
アリアさんに行った後爺さん・・・・グラマスに話を掛ける。
「で?あたしは情報をもらってさっさと潜りたかったんだけど、何か用事があるの?」
「あるぞい・・・と言うか【大地の最奥】に潜るにあたってギルドからの願いじゃな」
爺さんの言葉に首をかしげる。
「まず最新情報じゃが、今の到達してるのは46階までじゃ、これが46階までに確認されている魔物、トラップ、そして試練の門の敵じゃ」
テーブルの上に資料が置かれたので手に取り読んでいく。
「この資料もらってっも?」
「もちろんじゃ」
こういう情報が欲しかったんだ、知らないよりも知っていた方がいいからね。
「それでギルドからの願いなのだが下に降りて新たな階層に行く都度、魔物やトラップ、気になる事を記録して欲しい、後に続く者たちの為に」
「分かったべさ」
さっき貰った情報だって先達者が調べてくれたのだ、あたしもやる事はやろう!!
「それと昔の資料を調べたのじゃが【大地の最奥】は【スタンピード】を起こしていない、じゃからおぬしが持ち帰った情報通りならば【スタンピード】が起こる可能性もある、気を付けて潜ってくれ」
「分かったべさ」
だったら尚更早く最下層に行って確認しておかないとね、気が気じゃないだろうし。
「ギルドの【スタンピード】に対する対策は?」
「もうしてある【大地の最奥】に関することをを調べた時点で『起こる』と想定し商人や職人には声を掛けてるし、王との連絡も一日一度はしている、緊急事には騎士団も動けるようにはしてくれている」
一応この爺さんもグラマスなんだなぁ・・・でもケインもきちんと対応してくれているようで安心した、あたしも出来る事をしよう。
「じゃああたしは行くね」
座っていたソファーから立ち上がり部屋を出ようとして爺さんに止められた。
「依頼しておいて言う事ではないが無理はするでないぞ?引き返すのもまた作戦と考えよ、良いな?それと・・・・・・ナイ」
スパン!!
「レン様お気を付けて行ってらっしやいませ」
爺さんをスリッパでひっぱたいた後アリアさんが深々と頭を下げ見送ってくれた。
あたしは部屋を出てギルドのロビーまで戻ると見知った顔を見つけたので声を掛ける。
「久しぶりウルザ!」
【ムーンライト】の面々がロビーに設置してある椅子に座りおしゃべりしていたのでそこに歩いて行きウルザに声を掛けた。
「久しぶりねレン!一年ぐらい会ってないわね」
「だね?元気してた?」
【ムーンライト】の面々は怪我もなく現役でダンジョンに潜っているようで今日も【大地の最奥】から戻って来た所らしい。
「あたし達も今から【大地の最奥】に行くんだ、ウルザ達は何回まで潜ったの?」
「23階かな?あそこが私達の最高到達階なの今はね」
前に依頼で潜った時は7階までしか降りてないんだよね。
ウルザ達の実力で23階か、かなり厄介そうだなぁ・・・・・・
「言っておくけどもっと下に降りて行く連中は複数のパーティーが組んで降りるのよ、そうしないと食料や見張り、それとずっと戦ってばかりだと後々辛くなっていくからね」
まあうちは大丈夫だろう!と思う・・・・Aランクモンスターやシン達もいるからね。
「じゃああたし達は行くね、【大地の最奥】から帰って来て時間が合うなら呑むべさ」
「いいわね楽しみにしてるわ、だから死なずに戻って来なさいよ?」
「もちろん」
笑顔で見送ってくれる【ムーンライト】の面々を背に【大地の最奥】に向かう。
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