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さすがAランクパーティー!!
しおりを挟む「さて集まってくれた皆!注目!!」
そろそろ【転移】したいのでこれからの予定を話した後腕輪を使って【転移】する予定だ。
「今日は集まってくれてありがとう!あたし達は今からケインに借りた【転移の腕輪】で【バウダック王国】に行きます!そこで行われる【軍】と言う模擬戦、殺し無し、怪我はありに参加してもらいます!敵勢力は二つ!其々100人の軍勢としてフラッグを奪い合う三つ巴戦となります!ちなみにうちの軍勢はあたしとアニマルズ、それとあなた達だけ・・・・総勢23です」
あたしの言葉にアンヌシアさんとソルティさんは何が嬉しいのかとてもいい笑顔になってる。
「まて!姐御!他国でやるなんて聞いてないぞ!!」
あたしの説明に顔をしかめながら文句を言ってきたブロードににっこりと微笑む。
「聞かれなかったもん」
あたしの返事にあ然と固まる【銀の剣】の面々・・・・気が付いた時にはもう遅いのだ!!一緒に戦おうぜぃ!!
「【転移の腕輪】でまずあたしが泊まってる宿に転移します、この人数が移動しても十分な広さのある部屋に【転移】するから安心して、行くよ!!」
「お帰りなさいませレン様」
転移した部屋でエルスさんが待っていた。
そしてアンヌシアさんの存在に気が付きエルスさんがあたしとアンヌシアさんとソルティさんを部屋の端まで連れて行き、声量を押さえながら二人に聞いている。
「アンヌシア様とソルティ様がいらしたのですか?国を空けて大丈夫なのですか?」
さすが元王宮のメイド長!心配すべきところをわかってる!あたしも同意見なんだよ!!
「大丈夫!今は戦時じゃないし他の師団長がいるから」
アンヌシアさんの言葉に頷くエルスさん。
「それと今日はレンの『討伐者』の友達ね?それで通して」
「畏まりました」
良し!これでメイシェル側の打ち合わせは終わり!!って事で部屋の端で端で子供達と話しているしているプレシアを呼ぶ。
「今日来てもらったのはAランクパーティー【銀の剣】とソロの討伐者達なんだけどまとめ役として二人に頼んでるから紹介するね、アンヌシアさんとソルティさんね」
あたしの言葉にプレシアは集まってくれた人達に深々と頭を下げる。
「今日は私の王位継承の儀の為にお力をお貸しくださいましてありがとうございます、今だ未熟な身なれどお礼は必ず致します」
「頭をお上げ下さいプレシア様、私はこの集団のリーダー、アンヌシアと申します、今日は親友のレンの頼みで此処に来ました、微力なれど今日は貴女の為に戦いましょう」
「同じくリーダーのソルティです、王族がそう頭を下げてはなりませんよ?ですが貴女の事を気に入りました、今日は『全力』で戦わせていただきますわ」
・・・・・・最初から本気で行く気だったくせに!!でもまあ師団長二人にはプレシアは合格点はもらえたようだね良かったよ。
と思って話し合ってる三人を見ていたら、右手をブロードに左手をセインにそして背中をカレンに押されながら部屋の端に連れてい行かれた・・・・・・何なのさ!!
「姐御!お前王家は絡んでないって言ったよな!!」
「何なのよ王位継承の儀って!!」
「流石に笑えない」
あ!まあそうなるよね!さてなんて言おうか・・・・・・良し!
「あたしの嘘はついてないよ!『メイシェルの王家は絡んでない』って言ったもん!」
「お前は詐欺師か!!」
ブロードのツッコミに他に何と言えばいいか考えて・・・これだ!!
「頑張ろう!!」
「「「頑張ろうじゃねーよ!!」」」
なかなか鋭いツッコミですよ!さすがAランクパーティー!!
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