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1章
36.研修合宿その4【2つの仕事】
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とあるルートから入手した地図と俺の入念な下見を元に作成した進軍ルート。
重大なトラブルもなく、予定の変更もなく、俺達はとても順調に森の中を進んでいた。
「完璧なルート選択ッスね……何も起こらないッス」
「これもイトーさんの作戦があってこそ、ですね」
カマセイ君の呟きに、同じ部隊の男が反応する。
彼の言う通りこれは前準備があってこその結果。これだけスムーズに事が運べていれば、計画や作戦の重要性というのも理解してくれたことだろう。
「お陰でもう少しで着きそうだぜ」
研修生たちの言う通り、目的地までそう遠くはない位置まで来ている。
後続の為に草木をかき分け、足元を踏み固めながら進んでいる分歩みは遅いがそれでもあと10分もすれば目的地である覗きスポットに辿り着くだろう。
いや…………俺の立場からだと辿り着いてしまう、という表現の方が的確か。
そう、辿り着いてしまうのだ。
だからここが限界のライン。俺は足を止め、後ろへと振り返る。
「どうしたんですか? いきなり立ち止まったりして」
「もしかして何かあったんスか?」
先頭を歩く俺が突然立ち止まったことで、同じ部隊の全員が足を止める。
「別にトラブルではないが……ここから先に進むのは禁止だ」
「……え?」
「進むなって……目的地はすぐそこなんですよ?」
「ああわかっている。だからこの先には進ませない」
なぜなら。
「女風呂への覗きを防ぐ――それが俺の請けた仕事だからな」
そう言った瞬間、4人の表情が驚愕の色に染まった。
「なっ、何を言って……」
「……それはつまりオレ達を裏切ったってことスか?」
研修生たちの問いに俺は首を振り。
「いいや裏切りじゃない。そもそもこの依頼をシエラさんから受けたのは研修が始まる前だからな」
シエラさん曰く、なんでも毎回……とは言わずとも高頻度で男共による女風呂への覗き計画は起こっていることらしい。いつもであれば見張りをしている数人のBランク女性冒険者に蹴散らされて失敗……となるところだが今回は講師として俺がいる。
リースとの一件で俺の能力と仕事に対する情熱を知ってしまったシエラさんは”覗きの協力を仕事として頼まれたら協力してしまうのではないか”と懸念し、その結果「覗きを阻止して欲しい」との依頼を出し先手を打ったのだ。みんなに見せた地図もそのときにシエラさんから貰い受けたものだ。
「だったらなんで俺達に協力したんだよっ!?」
怒号のような問いかけ。
確かに彼の言う通り最初から覗きを阻止する目的を持っていながら、覗きに協力をした俺の行動は不可解なものだろう。
「もしかして俺達を一網打尽にする為の罠……? いやでもそれなら計画をリースさんに伝えるだけで良い筈だ……ここまで回りくどいことをする必要は……」
そして彼の言う通り罠でもない。
俺が協力した理由は。
「これも研修の一環だ。共にこの困難を乗り越えてみせろ」
難しいことを仲間と共に挑戦することで得られる連帯感や仲間意識。俺自らが障害となることで、それを感じ取ってもらう為だ。
覗き行為の阻止という仕事。そして講師としての仕事。
この2つの仕事を同時にこなすため、俺はこの状況を用意した。
「お、俺達との約束よりも仕事を取るんですか……」
「当然だ。俺にとって仕事は何よりも優先される」
そう言い切った瞬間、他の研修生の目つきが変わった。完全に俺を”敵”として認識しているような、そんな目だ。
「くそっ、こうなったらやるしかない……!」
「けど……俺達で勝てるのか? あのイトーさんに」
向こうは4人とはいえ、カマセイ君が最高戦力。リースとの模擬戦を見ていた者や噂を聞いていた者が弱気になってしまうのは仕方のないことだろう。
「アニキは強いッス。けどこういう手でいけば――ッス」
「ふむ……なるほど、そんな手が」
「そうだな……今はその手に賭けるしかないな」
カマセイ君を中心に何か策を練ったらしい。あちらの4人も揃って戦闘態勢を取る。
お互い準備は整った。ではそろそろ始めると――。
「アースバインド!」
って合図もなしにいきなりか!?
だがカマセイ君の拘束魔術はルミエナほど強力ではない。少し気合いを入れただけで解ける。
「はあっ!」
よし、これで動けるようになった。
先手は取られたが今度はこっちから――。
「ってあぶなっ!?」
動き出そうとしたところ、すぐ目の前に火の球みたいなのが迫っていたのを間一髪で避ける。すると今度は別角度から氷の塊みたいなのが飛んできたのでまた避ける。
「その調子ッス! 今のアニキは魔術が使えないッスから遠距離でチクチク攻めるッス!」
今の俺はルミエナ特製の魔術陣が描かれた手甲を付けていない。観察力があるかどうか、そして見抜いた上でどんな作戦を取るかを見るために敢えて外していたのだが、見事に見破ってくれている。
「だが――」
俺は敢えて飛んできた攻撃魔術を避けずに全て受け止める。見た目の派手さほどの痛みはない、チクリとする程度の痛さだ。
「この通り、そんな魔術じゃ俺は倒せないぞ?」
魔術の発動には体力を消耗する。既にカマセイ君以外の術者である2人が肩で息をしているのを見る限り俺に与えるダメージよりも消費体力の方が大きいのだろう。塵も積もれば山となるというが、塵を積もらせる前に力尽きてしまっては意味がない。
「そッスね。けど……そもそもこの戦力でアニキを倒そうなんて大それたこと、思ってないッスよ」
カマセイ君がニヤリと笑った。
一体何を企んで……いや、待て。
カマセイ君以外の術者は2人? ……あと1人はどこへ――そうかっ!
「伝令役かっ!」
視線をカマセイ君達よりも奥へと移すと、戦闘に参加していない1人が森の入口のある方向へと駆けていく姿が見えた。おそらくは後続の部隊に増援を求めに行くのだろう。
「イトーのアニキは攻撃力も防御力も上級ランク冒険者並ッスけど、速さや技術は微妙ッスからね。そこを突かせて貰ったッス」
「なるほど……耳に痛い話だな……」
「試験の日、アニキに負けた時からずっとどうやったらアニキに勝てるかって考えてたッスからね。弱点を突くのは当然ッス」
魔術で足止めをしての増援。
確かに俺に対してとても有効な手であることは間違いなかった。
俺のことをよく見ていた。作戦にも間違いはなかった。
そう、どちらも過去形。以前の俺ならこの状況に持ってきた時点で詰んでいたと思う。
「だが――今の俺にはその作戦も通じないぞ」
そう言って俺はイメージする。この距離から伝令役に追いつくイメージを。
そして一歩踏み出した瞬間。
「――は?」
伝令役として走り続けていた研修生の目の前に到着した。
目が点になるというのはこういうことだろう。予想だにしなかったであろう俺の登場に、伝令役の男は口をぽかんと開けている。
「悪いな。応援呼ばれるのはさすがに困るんだ」
リースとの研修のお陰でそれなりの戦闘技術は身に付けたと自負出来るが、まだ多人数との戦闘をこなせるほどの技量はないので増援を呼ばれると面倒なことになる。
俺は一言謝ったあと、伝令役に攻撃を繰り出しカマセイ君達の方向へとふっ飛ばした。
「さて……どうする? これで頼みの増援は期待出来なくなったぞ」
「やっぱアニキはパないすね…………けど、増援は来てくれるッスよ」
「何を言っているんだ? 伝令役はこの手で止めた。いくらルートが同じとはいえ次が来るまでは時間がある」
大人数での行動を避ける為の時間差を作っての出発。間隔はおよそ10分以上空けているので、増援が来る前に残りの3人を片付けるぐらいは余裕で可能だ。
「いやすぐに来るッスよ。だってほら、音がしてるじゃないスか」
耳を済ませてみる。
確かに遠くから話し声のようなものと、複数の足音が聞こえてきた。
「な、なぜだっ! 出発時間から考えればまだここまで来れる時間じゃない筈だ!」
出発時間を勝手に早めた? それとも俺の知らない合図が使われていた? ……わからない。一体どうしてこんなに早く追いついてきたのか、考えてみてもわからない。
「後からくる人達はオレ達がある程度通りやすくした道を通ってくるッスからね。単にその分速さにも差がでるッス」
な、なんてことだ。言われてみれば当然のことを想定していなかった。
くそっ。俺が前世で始発と終電の時刻と予期せぬトラブルで動かなくなることを想定しておくことさえ抑えておけば、朝のラッシュ帯の混雑率200%超えでもほぼほぼ定刻通りに着く電車通勤ではなく、常に渋滞などの道路状況を加味しなければならない車通勤であれば、移動時間の差も想定しておけたのに……!
しかし悔いても仕方がない。増援が避けられない以上、俺も気合いを入れて臨まなければならない。
小さく深呼吸をし、再び構え直し。
「よし、お前達全員でこの困難を乗り越えてみせろ――」
仕事を全うするため、地を蹴った。
重大なトラブルもなく、予定の変更もなく、俺達はとても順調に森の中を進んでいた。
「完璧なルート選択ッスね……何も起こらないッス」
「これもイトーさんの作戦があってこそ、ですね」
カマセイ君の呟きに、同じ部隊の男が反応する。
彼の言う通りこれは前準備があってこその結果。これだけスムーズに事が運べていれば、計画や作戦の重要性というのも理解してくれたことだろう。
「お陰でもう少しで着きそうだぜ」
研修生たちの言う通り、目的地までそう遠くはない位置まで来ている。
後続の為に草木をかき分け、足元を踏み固めながら進んでいる分歩みは遅いがそれでもあと10分もすれば目的地である覗きスポットに辿り着くだろう。
いや…………俺の立場からだと辿り着いてしまう、という表現の方が的確か。
そう、辿り着いてしまうのだ。
だからここが限界のライン。俺は足を止め、後ろへと振り返る。
「どうしたんですか? いきなり立ち止まったりして」
「もしかして何かあったんスか?」
先頭を歩く俺が突然立ち止まったことで、同じ部隊の全員が足を止める。
「別にトラブルではないが……ここから先に進むのは禁止だ」
「……え?」
「進むなって……目的地はすぐそこなんですよ?」
「ああわかっている。だからこの先には進ませない」
なぜなら。
「女風呂への覗きを防ぐ――それが俺の請けた仕事だからな」
そう言った瞬間、4人の表情が驚愕の色に染まった。
「なっ、何を言って……」
「……それはつまりオレ達を裏切ったってことスか?」
研修生たちの問いに俺は首を振り。
「いいや裏切りじゃない。そもそもこの依頼をシエラさんから受けたのは研修が始まる前だからな」
シエラさん曰く、なんでも毎回……とは言わずとも高頻度で男共による女風呂への覗き計画は起こっていることらしい。いつもであれば見張りをしている数人のBランク女性冒険者に蹴散らされて失敗……となるところだが今回は講師として俺がいる。
リースとの一件で俺の能力と仕事に対する情熱を知ってしまったシエラさんは”覗きの協力を仕事として頼まれたら協力してしまうのではないか”と懸念し、その結果「覗きを阻止して欲しい」との依頼を出し先手を打ったのだ。みんなに見せた地図もそのときにシエラさんから貰い受けたものだ。
「だったらなんで俺達に協力したんだよっ!?」
怒号のような問いかけ。
確かに彼の言う通り最初から覗きを阻止する目的を持っていながら、覗きに協力をした俺の行動は不可解なものだろう。
「もしかして俺達を一網打尽にする為の罠……? いやでもそれなら計画をリースさんに伝えるだけで良い筈だ……ここまで回りくどいことをする必要は……」
そして彼の言う通り罠でもない。
俺が協力した理由は。
「これも研修の一環だ。共にこの困難を乗り越えてみせろ」
難しいことを仲間と共に挑戦することで得られる連帯感や仲間意識。俺自らが障害となることで、それを感じ取ってもらう為だ。
覗き行為の阻止という仕事。そして講師としての仕事。
この2つの仕事を同時にこなすため、俺はこの状況を用意した。
「お、俺達との約束よりも仕事を取るんですか……」
「当然だ。俺にとって仕事は何よりも優先される」
そう言い切った瞬間、他の研修生の目つきが変わった。完全に俺を”敵”として認識しているような、そんな目だ。
「くそっ、こうなったらやるしかない……!」
「けど……俺達で勝てるのか? あのイトーさんに」
向こうは4人とはいえ、カマセイ君が最高戦力。リースとの模擬戦を見ていた者や噂を聞いていた者が弱気になってしまうのは仕方のないことだろう。
「アニキは強いッス。けどこういう手でいけば――ッス」
「ふむ……なるほど、そんな手が」
「そうだな……今はその手に賭けるしかないな」
カマセイ君を中心に何か策を練ったらしい。あちらの4人も揃って戦闘態勢を取る。
お互い準備は整った。ではそろそろ始めると――。
「アースバインド!」
って合図もなしにいきなりか!?
だがカマセイ君の拘束魔術はルミエナほど強力ではない。少し気合いを入れただけで解ける。
「はあっ!」
よし、これで動けるようになった。
先手は取られたが今度はこっちから――。
「ってあぶなっ!?」
動き出そうとしたところ、すぐ目の前に火の球みたいなのが迫っていたのを間一髪で避ける。すると今度は別角度から氷の塊みたいなのが飛んできたのでまた避ける。
「その調子ッス! 今のアニキは魔術が使えないッスから遠距離でチクチク攻めるッス!」
今の俺はルミエナ特製の魔術陣が描かれた手甲を付けていない。観察力があるかどうか、そして見抜いた上でどんな作戦を取るかを見るために敢えて外していたのだが、見事に見破ってくれている。
「だが――」
俺は敢えて飛んできた攻撃魔術を避けずに全て受け止める。見た目の派手さほどの痛みはない、チクリとする程度の痛さだ。
「この通り、そんな魔術じゃ俺は倒せないぞ?」
魔術の発動には体力を消耗する。既にカマセイ君以外の術者である2人が肩で息をしているのを見る限り俺に与えるダメージよりも消費体力の方が大きいのだろう。塵も積もれば山となるというが、塵を積もらせる前に力尽きてしまっては意味がない。
「そッスね。けど……そもそもこの戦力でアニキを倒そうなんて大それたこと、思ってないッスよ」
カマセイ君がニヤリと笑った。
一体何を企んで……いや、待て。
カマセイ君以外の術者は2人? ……あと1人はどこへ――そうかっ!
「伝令役かっ!」
視線をカマセイ君達よりも奥へと移すと、戦闘に参加していない1人が森の入口のある方向へと駆けていく姿が見えた。おそらくは後続の部隊に増援を求めに行くのだろう。
「イトーのアニキは攻撃力も防御力も上級ランク冒険者並ッスけど、速さや技術は微妙ッスからね。そこを突かせて貰ったッス」
「なるほど……耳に痛い話だな……」
「試験の日、アニキに負けた時からずっとどうやったらアニキに勝てるかって考えてたッスからね。弱点を突くのは当然ッス」
魔術で足止めをしての増援。
確かに俺に対してとても有効な手であることは間違いなかった。
俺のことをよく見ていた。作戦にも間違いはなかった。
そう、どちらも過去形。以前の俺ならこの状況に持ってきた時点で詰んでいたと思う。
「だが――今の俺にはその作戦も通じないぞ」
そう言って俺はイメージする。この距離から伝令役に追いつくイメージを。
そして一歩踏み出した瞬間。
「――は?」
伝令役として走り続けていた研修生の目の前に到着した。
目が点になるというのはこういうことだろう。予想だにしなかったであろう俺の登場に、伝令役の男は口をぽかんと開けている。
「悪いな。応援呼ばれるのはさすがに困るんだ」
リースとの研修のお陰でそれなりの戦闘技術は身に付けたと自負出来るが、まだ多人数との戦闘をこなせるほどの技量はないので増援を呼ばれると面倒なことになる。
俺は一言謝ったあと、伝令役に攻撃を繰り出しカマセイ君達の方向へとふっ飛ばした。
「さて……どうする? これで頼みの増援は期待出来なくなったぞ」
「やっぱアニキはパないすね…………けど、増援は来てくれるッスよ」
「何を言っているんだ? 伝令役はこの手で止めた。いくらルートが同じとはいえ次が来るまでは時間がある」
大人数での行動を避ける為の時間差を作っての出発。間隔はおよそ10分以上空けているので、増援が来る前に残りの3人を片付けるぐらいは余裕で可能だ。
「いやすぐに来るッスよ。だってほら、音がしてるじゃないスか」
耳を済ませてみる。
確かに遠くから話し声のようなものと、複数の足音が聞こえてきた。
「な、なぜだっ! 出発時間から考えればまだここまで来れる時間じゃない筈だ!」
出発時間を勝手に早めた? それとも俺の知らない合図が使われていた? ……わからない。一体どうしてこんなに早く追いついてきたのか、考えてみてもわからない。
「後からくる人達はオレ達がある程度通りやすくした道を通ってくるッスからね。単にその分速さにも差がでるッス」
な、なんてことだ。言われてみれば当然のことを想定していなかった。
くそっ。俺が前世で始発と終電の時刻と予期せぬトラブルで動かなくなることを想定しておくことさえ抑えておけば、朝のラッシュ帯の混雑率200%超えでもほぼほぼ定刻通りに着く電車通勤ではなく、常に渋滞などの道路状況を加味しなければならない車通勤であれば、移動時間の差も想定しておけたのに……!
しかし悔いても仕方がない。増援が避けられない以上、俺も気合いを入れて臨まなければならない。
小さく深呼吸をし、再び構え直し。
「よし、お前達全員でこの困難を乗り越えてみせろ――」
仕事を全うするため、地を蹴った。
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