神の枝葉

 西空に赤焼けた雲がある。その下に、手を広げて、大きな蜘蛛が陣取っている。すると、馬が走ってきてその蜘蛛を一刀両断、真っ二つにして駆けていった。非常に胸のすくシーンだったが、すぐにそこに訪れた空虚が、決して快感をだけ残したのではないことを示した。
24h.ポイント 0pt
0
小説 186,134 位 / 186,134件 ファンタジー 42,783 位 / 42,783件

処理中です...