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十章
家庭料理教室、1
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それからは自然と、話題は昴へ移って行った。
「昴は私と違って、プレゼンの採点に時間を全然かけないの。微動だにせずプレゼンを見つめて、見終ったら点数とコメントをサラサラっと書いて、それで終わり。内容も配慮も完璧なコメントを三十秒足らずで綴る昴を見ていたら、一人に十分もかける自分が情けなくなっちゃって」
溜息を吐き、輝夜さんは肩を落とす。けど情けながっているのは肩だけで、昴の能力を褒めていた時と寸分変わらないニコニコ顔を、輝夜さんは浮かべていた。それがどれほど僕と酷似しているかを示すべく、北斗の採点方法とそれについての感想を輝夜さんに話していった。
「北斗は採点に、そもそも時間を掛けないんだ。微動だにせず凝視するのは昴と同じでも中盤辺りから指が高速で動き出し、プレゼンが終了すると同時に採点もコメントも終わっている。僕と猛のコメントだけでも読ませてよと頼んだら、冒頭のお笑いに百文字で研究に百文字の、二百文字のコメントを見せられてさ。しかもそれ、序論本論結論に則ったれっきとした論文であると同時に、お笑い要素も含むプレゼンとしても書かれているんだよ。そのまま読むだけで高品質のプレゼン原稿になるコメントを同時進行で書き上げるコイツの頭はどうなっているんだろうって、僕はもう、呆れるやら呆れるやらになっちゃったよ」
呆れるやらしか言ってないのに顔は全然呆れてないよ眠留くんと、輝夜さんはコロコロ笑った。この「何々やら云々やら」に同じ言葉を使うのは輝夜さんの十八番で、それに「何々やらしか言ってないよ」とツッコミを入れるのは僕の十八番だったから、両者の心を繋ぐ不可視の橋が架かる。その橋を介し、互いが同じ気持ちを抱いていることを確認し合った僕と輝夜さんは、昴の苦悩を口にした。
「私、昴のプレゼンを見るのがつらくてたまらなかった。安全上の理由により、世界に冠たる冷凍食品の開発者という自分を隠さなければならない昴は、全力を出した五分プレゼンを発表できない。けど優しく豊かな心を持つ昴は、プレゼンにかけるクラスメイトの情熱を、自分の事のように感じられる。だから昴は全力を出せない環境で、懸命に全力を尽くそうとするの。それが陰としてにじみ出てしまい、十二項目のどれにも満点をつけられないなんて、わたし悲しすぎて」
輝夜さんは言葉を幾度も詰まらせながらも想いを吐き切り、唇を固く結んだ。一番つらいのは昴なのに私が負けてなるものかと歯を食いしばる輝夜さんを助けるべく、選択授業の家庭料理教室で学んだことを僕は話した。
「美鈴が湖校で好きなことを好きなだけできるよう、僕は選択授業に家庭料理教室を選んだ。あれから九か月が過ぎ、ほんの少しとはいえ料理ができるようになった今、僕は美鈴のためにも、そして昴のためにもあの授業を選んで良かったって心底思っている。昴の料理技術の神髄を理解するのは僕には一生無理でも、昴がどれほど想いを込めて料理を作って来たのかなら、授業を通じて垣間見ることができた。それは何かの偶然で空の彼方に映し出された天上の景色を、雲の切れ間から覗くに似た一瞬の出来事だったけど、それでも僕はその瞬間、料理に込めた昴の想いをはっきり知覚した。幼馴染の偉大さと、そしてその料理を食べてこられた幸せを教えてくれたあの授業に、僕は心から感謝しているんだ」
輝夜さんは一層硬く口を結び目をギュッと瞑るも、呼吸一回分の時間が過ぎたのち開かれた目には、同意と感謝の光が煌々と灯っていた。僕らは頷き合い、家庭料理教室で学んだことへ、思いを馳せて行った。
入学して間もない、四月半ば。
お試しではない、正式な家庭料理教室の授業に初めて出席した日のことは、今でも鮮明に覚えている。授業を受け持つのは、強固な意志の持ち主であることが一目で窺える、豊川という名の女性の先生だった。貴子さんの妹のような、姐御的雰囲気のある豊川先生は挨拶もそこそこ、AIカートが学食から運んで来た使用済みのお鍋やフライパンを指さし、生徒に命じた。
「食器洗浄機を使わず、手でこれらを洗いなさい」
怪訝な表情を若干しつつも、生徒達は命じられたまま手でそれらを洗った。すると大半の生徒は、怪訝顔を改め納得顔になって行った。皆、気づいたのだ。冷凍食品に頼り過ぎたせいで料理を作らなくなったように、食器洗浄機に頼り過ぎたせいで、食器を洗うことも自分はできなくなっていたのだと。
しかしそれは、いわゆる一知半解というやつだった。生徒達が調理用具を洗う様子を見て回っていた先生は、
「食器洗いを中断し、私に付いてきなさい」
そう言い放ち、教室を出て行ってしまったのだ。僕らは大慌てで手についた洗剤をすすぎ、先生の後を追った。先生が向かったのは、学食の厨房だった。その道すがら、挨拶はお辞儀だけで済ませるよう言い含められていた僕らは、お辞儀だけして厨房に足を踏み入れた。足音を極力立てず歩を進め行きついたのは、六畳間ほどもある洗い場だった。その隅で一人の調理師さんが、黙々と調理用具を洗っていた。僕と、隣にいた輝夜さんは胸を打たれた。お鍋やフライパンに敬意をそそぎ、優しく大切に洗う姿が、昴とピッタリ重なったのである。僕と輝夜さんを除く皆も何かを感じたのか、感慨深げな眼差しを調理師さんへ向けていた。そんな僕ら一人一人を注視していた先生が、この場を離れる身振りをする。足を踏み入れた時とは心構えの異なるお辞儀をして、僕らは厨房を後にした。
厨房を出るなり、先生は生徒達を一列に並ばせ、教室で調理用具を洗う僕らの映像を空中に映し出した。半数の生徒が恥じ入る表情を浮かべた。並んでいたのになぜ僕がそれを知ったかと言うと、映像を見終ったあと先生が生徒達を二つのグループに分け、そして僕と輝夜さんが振り分けられた方のグループの皆が、自分を恥じる空気をまとっていたからである。先生は双方のグループから一人ずつを呼び出し、暫定ペアを作って、「教室に戻り残りの調理器具を洗いなさい」と言った。
僕と暫定ペアになったのは、白鳥美麗さんという女の子だった。美容ファッション部のエースを務め、またトップ5美少女の一人でもある白鳥さんは、長身でスタイルの良いゴージャスな感じの女の子だ。けどそれを知ったのは後々の事でしかなく、僕はその時、それをまったく意識していなかった。輝夜さんほど綺麗でなく昴ほど印象深くなく美鈴ほど神々しくもない、これと言った特徴のない少しばかり見目の良い女の子だった事に加え、厨房で見た調理師さんの姿が目に焼き付いていた僕は、調理器具をより一層丁寧に、かつ敬意を込めて洗う事しか頭になかったのである。自分で言うのもなんだが、これと思い定めたモノに対してだけは集中力を発揮できる僕は、目の前の調理器具とその汚れと、そして心を注ぎ入れることのみが世界の全てを占める時間を過ごしていた。すると不意に、
「猫将軍、合格。残り時間は、AIの指示に従いなさい」
先生が後ろから僕の肩を叩いた。
「昴は私と違って、プレゼンの採点に時間を全然かけないの。微動だにせずプレゼンを見つめて、見終ったら点数とコメントをサラサラっと書いて、それで終わり。内容も配慮も完璧なコメントを三十秒足らずで綴る昴を見ていたら、一人に十分もかける自分が情けなくなっちゃって」
溜息を吐き、輝夜さんは肩を落とす。けど情けながっているのは肩だけで、昴の能力を褒めていた時と寸分変わらないニコニコ顔を、輝夜さんは浮かべていた。それがどれほど僕と酷似しているかを示すべく、北斗の採点方法とそれについての感想を輝夜さんに話していった。
「北斗は採点に、そもそも時間を掛けないんだ。微動だにせず凝視するのは昴と同じでも中盤辺りから指が高速で動き出し、プレゼンが終了すると同時に採点もコメントも終わっている。僕と猛のコメントだけでも読ませてよと頼んだら、冒頭のお笑いに百文字で研究に百文字の、二百文字のコメントを見せられてさ。しかもそれ、序論本論結論に則ったれっきとした論文であると同時に、お笑い要素も含むプレゼンとしても書かれているんだよ。そのまま読むだけで高品質のプレゼン原稿になるコメントを同時進行で書き上げるコイツの頭はどうなっているんだろうって、僕はもう、呆れるやら呆れるやらになっちゃったよ」
呆れるやらしか言ってないのに顔は全然呆れてないよ眠留くんと、輝夜さんはコロコロ笑った。この「何々やら云々やら」に同じ言葉を使うのは輝夜さんの十八番で、それに「何々やらしか言ってないよ」とツッコミを入れるのは僕の十八番だったから、両者の心を繋ぐ不可視の橋が架かる。その橋を介し、互いが同じ気持ちを抱いていることを確認し合った僕と輝夜さんは、昴の苦悩を口にした。
「私、昴のプレゼンを見るのがつらくてたまらなかった。安全上の理由により、世界に冠たる冷凍食品の開発者という自分を隠さなければならない昴は、全力を出した五分プレゼンを発表できない。けど優しく豊かな心を持つ昴は、プレゼンにかけるクラスメイトの情熱を、自分の事のように感じられる。だから昴は全力を出せない環境で、懸命に全力を尽くそうとするの。それが陰としてにじみ出てしまい、十二項目のどれにも満点をつけられないなんて、わたし悲しすぎて」
輝夜さんは言葉を幾度も詰まらせながらも想いを吐き切り、唇を固く結んだ。一番つらいのは昴なのに私が負けてなるものかと歯を食いしばる輝夜さんを助けるべく、選択授業の家庭料理教室で学んだことを僕は話した。
「美鈴が湖校で好きなことを好きなだけできるよう、僕は選択授業に家庭料理教室を選んだ。あれから九か月が過ぎ、ほんの少しとはいえ料理ができるようになった今、僕は美鈴のためにも、そして昴のためにもあの授業を選んで良かったって心底思っている。昴の料理技術の神髄を理解するのは僕には一生無理でも、昴がどれほど想いを込めて料理を作って来たのかなら、授業を通じて垣間見ることができた。それは何かの偶然で空の彼方に映し出された天上の景色を、雲の切れ間から覗くに似た一瞬の出来事だったけど、それでも僕はその瞬間、料理に込めた昴の想いをはっきり知覚した。幼馴染の偉大さと、そしてその料理を食べてこられた幸せを教えてくれたあの授業に、僕は心から感謝しているんだ」
輝夜さんは一層硬く口を結び目をギュッと瞑るも、呼吸一回分の時間が過ぎたのち開かれた目には、同意と感謝の光が煌々と灯っていた。僕らは頷き合い、家庭料理教室で学んだことへ、思いを馳せて行った。
入学して間もない、四月半ば。
お試しではない、正式な家庭料理教室の授業に初めて出席した日のことは、今でも鮮明に覚えている。授業を受け持つのは、強固な意志の持ち主であることが一目で窺える、豊川という名の女性の先生だった。貴子さんの妹のような、姐御的雰囲気のある豊川先生は挨拶もそこそこ、AIカートが学食から運んで来た使用済みのお鍋やフライパンを指さし、生徒に命じた。
「食器洗浄機を使わず、手でこれらを洗いなさい」
怪訝な表情を若干しつつも、生徒達は命じられたまま手でそれらを洗った。すると大半の生徒は、怪訝顔を改め納得顔になって行った。皆、気づいたのだ。冷凍食品に頼り過ぎたせいで料理を作らなくなったように、食器洗浄機に頼り過ぎたせいで、食器を洗うことも自分はできなくなっていたのだと。
しかしそれは、いわゆる一知半解というやつだった。生徒達が調理用具を洗う様子を見て回っていた先生は、
「食器洗いを中断し、私に付いてきなさい」
そう言い放ち、教室を出て行ってしまったのだ。僕らは大慌てで手についた洗剤をすすぎ、先生の後を追った。先生が向かったのは、学食の厨房だった。その道すがら、挨拶はお辞儀だけで済ませるよう言い含められていた僕らは、お辞儀だけして厨房に足を踏み入れた。足音を極力立てず歩を進め行きついたのは、六畳間ほどもある洗い場だった。その隅で一人の調理師さんが、黙々と調理用具を洗っていた。僕と、隣にいた輝夜さんは胸を打たれた。お鍋やフライパンに敬意をそそぎ、優しく大切に洗う姿が、昴とピッタリ重なったのである。僕と輝夜さんを除く皆も何かを感じたのか、感慨深げな眼差しを調理師さんへ向けていた。そんな僕ら一人一人を注視していた先生が、この場を離れる身振りをする。足を踏み入れた時とは心構えの異なるお辞儀をして、僕らは厨房を後にした。
厨房を出るなり、先生は生徒達を一列に並ばせ、教室で調理用具を洗う僕らの映像を空中に映し出した。半数の生徒が恥じ入る表情を浮かべた。並んでいたのになぜ僕がそれを知ったかと言うと、映像を見終ったあと先生が生徒達を二つのグループに分け、そして僕と輝夜さんが振り分けられた方のグループの皆が、自分を恥じる空気をまとっていたからである。先生は双方のグループから一人ずつを呼び出し、暫定ペアを作って、「教室に戻り残りの調理器具を洗いなさい」と言った。
僕と暫定ペアになったのは、白鳥美麗さんという女の子だった。美容ファッション部のエースを務め、またトップ5美少女の一人でもある白鳥さんは、長身でスタイルの良いゴージャスな感じの女の子だ。けどそれを知ったのは後々の事でしかなく、僕はその時、それをまったく意識していなかった。輝夜さんほど綺麗でなく昴ほど印象深くなく美鈴ほど神々しくもない、これと言った特徴のない少しばかり見目の良い女の子だった事に加え、厨房で見た調理師さんの姿が目に焼き付いていた僕は、調理器具をより一層丁寧に、かつ敬意を込めて洗う事しか頭になかったのである。自分で言うのもなんだが、これと思い定めたモノに対してだけは集中力を発揮できる僕は、目の前の調理器具とその汚れと、そして心を注ぎ入れることのみが世界の全てを占める時間を過ごしていた。すると不意に、
「猫将軍、合格。残り時間は、AIの指示に従いなさい」
先生が後ろから僕の肩を叩いた。
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