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十章
社会に出る準備、1
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二日後の月曜日、午後十二時二十分。
キーンコーンカーンコーン
四限終了のチャイムが教室に響いた。
けど実際に聞こえるのは最初の一音だけで、それ以降の「ンコーンカーンコーン」は、湧き起る喧騒に打ち消されるのが常だった。四限終了と昼休み開始の両方を兼ねるこのチャイムが耳に届くや、成長期まっ盛りの一年生達は、痛いほどの空腹を覚えるものだからである。持参したお弁当を大急ぎで取り出す者、廊下のAI台車からお弁当を受け取る者、脇目もふらず学食を目指す者、机を寄せ合い仲良しグループの即席テーブルを作る者と様々だが、その全員に「お昼ご飯を食べるため」という共通の目的があった。級友達は方法こそ違えど、待望の昼食にありつくべく迅速に行動していた。
とはいえ、どんな場面にも例外はあるもの。十組を構成する四十二人のうち六人はお昼ご飯以外の目的を掲げ、チャイムが鳴るなり行動していた。その一人の僕もすぐさま体を左へ向け、
「ごめん輝夜さん、今日も会議棟に行くね」
いつも昼食を共にしている輝夜さんへ断りを入れる。すると今日も、
「行ってらっしゃい眠留くん、会議がつつがなく進行しますように」
隣席のお姫様は、まばゆい笑みで僕を励ましてくれた。しかも、
「掃除の時間に一秒でも遅れたら、眠留くんの分も私が終わらせちゃうからね」
などと茶目っ気たっぷりに言うものだから、会議への意気込みは天井知らずで跳ね上がってゆく。その勢いのまま立ち上がり、
「直ちに会議棟へ向かい、パワーランチを開始し、定刻に帰って来ることをここに誓います!」
新忍道の敬礼を、僕は姫君へ捧げた。そして、
「じゃあまた!」
「またね!」
踵を返し教室の出口へ向かう。その途中、出口に向かっていた五人の同僚と合流し、僕ら六人は足並み揃えて教室を後にしたのだった。
のだけど、
「じゃあまた!」
「またね!」
教室を出るや、僕らは四人と二人に別れて手を振り合った。一年のプレゼン委員長である芹沢さんとそのフォローを務める青木さんが、三階の大会議室で開かれる代表会議に出席すべく、階段を上って行ったのである。芹沢さんは計画を成就し、一年生のプレゼン委員長になっていたのだ。僕はリズミカルに歩を進めつつ、五日前の出来事を思い出していた。
五日前。
初会合を開いた翌日の、お昼休み。
プレゼン委員六人に、北斗と真山を加えた計八人は、「芹沢さん委員長就任計画」についての会合を持った。会議室に、高い声と低い声を調和させた不思議な声が広がる。
「さあどうしよう。まずは、芹沢さんの意見を聴くかな? それとも、湖校きっての策略家の意見を聴くかな?」
真山の問いかけに、出席メンバーの幾人かが慌てて口を押えた。湖校きっての策略家の箇所で、数人がご飯を吹き出しかけたのである。もちろん僕もその一人だったから発言できなかったが、話題に上った二人はたった一度の目配せで合意に達したらしい。
「私は、北斗君の意見を聴きたいです」
僕は咳きこみかけた喉をお茶で労わりつつ、いやはや流石だなあと胸中つぶやいた。芹沢さんに直接関わることだから、まずは本人が意見を述べることを北斗は望んだ。然るに芹沢さんはそれを叶えた上で、北斗の意見を聴きたいと本音を述べたのである。二人が水面下で交わしたこのやり取りを、腹で理解するのが十組というもの。期待に満ちた全員の眼差しを一身に浴び、北斗は応えた。
「わかった。ならば最初に確認しよう。俺の案は、芹沢さんと青木さんに重労働を強いる。よって俺は問う。二人はもちろん、皆にもその覚悟はあるか?」
北斗を除く全員が、お弁当とお箸をテーブルに置き背筋を伸ばし、力強く頷いた。それを受け、近ごろ富に太く心地よくなった声で北斗は続ける。
「プレゼン委員の役目は、級友の研究発表を助けることだ。だが一人だけ、それに縛られない委員がいる。湖校創設以来一度も試みられていないが、八百四十人の中にたった一人、クラスの枠を超えて同級生全員を助けられる委員がいる。それが、俺の案の根幹だ」
物心つく前から猫に親しんできた僕にはその時、皆が猫に見えた。芹沢さんと青木さんは、毛を逆立てた猫。猛と真山は興奮に武者震いする猫で、三島と香取さんは、獲物を見つけて眼光を鋭くする猫といった感じに見えたのである。けど一人だけ猫ではなく、哀れなロバのように項垂れている者がいた。それは、僕だった。僕だけは北斗の案に、推測を一つも立てられなかったのだ。そんな僕を、助けてくれたのだと思う。青木さんが芹沢さんに問いかけた。
「猫将軍君は、かよわい女性を守るのは得意でも、奇襲のようなゲリラ戦は苦手なの?」
才女の二人がそのさい交わしたやり取りに、みんな目を見張った。かよわい女性の箇所で、青木さんは見せつけるように嫣然と髪を梳き、それを受け芹沢さんも女王様のように髪を梳いて「そのどこがかよわい女性なのよ」とツッコミを入れたのである。笑いが爆発し、それに助けられロバがいなくなった頃合いを計り、北斗がフォローしてくれた。
「文化祭で新忍道サークルの戦闘を見てもらったように、眠留はサークルの切り込み役を担っている。ずば抜けた度胸でどんな強敵にも先陣を切って挑み、そして抜群の戦闘センスで勝利のきっかけを創造するのが、切り込み役の眠留の仕事。一方俺は作戦立案が仕事で、俺が作戦を説明する際、眠留はいつも心を真っさらにしてそれを聴いている。俺と京馬が作戦の細部を詰めている時も黙っているが、作戦が開始されてからの眠留に、俺らが驚かなかったことは無い。行程が幾つもある複雑な作戦を、眠留は一陣の風のように吹き抜けてゆくんだよ。その風になるため、眠留は今も推測や先回りをせず、俺の話を聴いているんだな」
これが北斗じゃなかったら買い被りだよと訂正したはずだが、北斗ではどんな抵抗も無駄。僕は何も言えず何もできず、ただポリポリ頬を掻いていた。その僕の背中を、
「だとよ」
「だってさ」
猛と真山が両側から威勢よく叩いた。そのとたん、脳の中心から閃きの光がほとばしり、僕は北斗の案を一瞬で理解できてしまった。今振り返るとあの閃きは、脊髄を経由し脳に届けられた、猛と真山の生命力だったのかもしれない。
ともあれ、僕は話した。
「ひょっとして北斗は、委員長に立候補する芹沢さんの、公約の話をしているとか」
プレゼン大会に限らず委員長に立候補した生徒は、自分が委員長になったら実行することを、公約として発表できる。例えば体育祭の委員長なら「応援合戦の順位もクラスの得点に加算する」等の具体的な公約ができるので、それは委員長選挙の重要要素になることが知られていた。しかしプレゼン大会では「プレゼンの質を向上させる」的な内容しか話せず、公約は重視されていないのだそうだ。よってそれを逆手に取り、「委員長に就任したら一年生の代表として、一年生全員のプレゼンの相談にのります」という、湖校初の公約を掲げてみてはどうか。みたいな感じのことを北斗は言いたいのかな、と僕は話したのである。それは仲間達と開く昼食会では日常的な光景だったから、僕としてはお馴染みの事をしたつもりだったのだけど、青木さんと三島と香取さんにとっては予想外の出来事だったらしい。
「へ~」「ふ~ん」「ほ~」
と、内容に感心しているのか僕が発言したことに感心しているのか判断つきかねる声を、三人はしきりと上げていた。それにいたたまれなくなり、僕がまたもや項垂れロバになりかけたところで、再び青木さんが助けてくれた。
「違う違う、私は純粋に感心しているの。北斗君の話に私が想像したのは、委員長はクラスの制約を免れる事までで、それを公約として逆手に取ることは考えが及ばなかったのよ」
青木さんの発言に、三島と香取さんも「逆手は俺も無理だった」「私も思いつかなかった」と即座に同意したので、僕は項垂れかけていた背筋を元に戻した。そんな僕ら四人のやり取りに頬をほころばせていた芹沢さんが、虚飾のない素直な声を青木さんに届ける。
「クラスを超えて相談を受ける事に、私は五分の自信しか持てないの。あなたはどう?」
対して青木さんは、何をほざいてるのよアンタとばかりに上から目線になったのだから、やはり驚愕級の才女なのだ。
「ならその五分に私の五分も加えれば、ピッタリ100%ね。委員長選挙は今日の放課後だから、それまでに公約の原稿を完成させて、後顧の憂いを断ちましょう。それともあなた、一時間半じゃ原稿を書けないなんて、よもや言わないわよね」
キーンコーンカーンコーン
四限終了のチャイムが教室に響いた。
けど実際に聞こえるのは最初の一音だけで、それ以降の「ンコーンカーンコーン」は、湧き起る喧騒に打ち消されるのが常だった。四限終了と昼休み開始の両方を兼ねるこのチャイムが耳に届くや、成長期まっ盛りの一年生達は、痛いほどの空腹を覚えるものだからである。持参したお弁当を大急ぎで取り出す者、廊下のAI台車からお弁当を受け取る者、脇目もふらず学食を目指す者、机を寄せ合い仲良しグループの即席テーブルを作る者と様々だが、その全員に「お昼ご飯を食べるため」という共通の目的があった。級友達は方法こそ違えど、待望の昼食にありつくべく迅速に行動していた。
とはいえ、どんな場面にも例外はあるもの。十組を構成する四十二人のうち六人はお昼ご飯以外の目的を掲げ、チャイムが鳴るなり行動していた。その一人の僕もすぐさま体を左へ向け、
「ごめん輝夜さん、今日も会議棟に行くね」
いつも昼食を共にしている輝夜さんへ断りを入れる。すると今日も、
「行ってらっしゃい眠留くん、会議がつつがなく進行しますように」
隣席のお姫様は、まばゆい笑みで僕を励ましてくれた。しかも、
「掃除の時間に一秒でも遅れたら、眠留くんの分も私が終わらせちゃうからね」
などと茶目っ気たっぷりに言うものだから、会議への意気込みは天井知らずで跳ね上がってゆく。その勢いのまま立ち上がり、
「直ちに会議棟へ向かい、パワーランチを開始し、定刻に帰って来ることをここに誓います!」
新忍道の敬礼を、僕は姫君へ捧げた。そして、
「じゃあまた!」
「またね!」
踵を返し教室の出口へ向かう。その途中、出口に向かっていた五人の同僚と合流し、僕ら六人は足並み揃えて教室を後にしたのだった。
のだけど、
「じゃあまた!」
「またね!」
教室を出るや、僕らは四人と二人に別れて手を振り合った。一年のプレゼン委員長である芹沢さんとそのフォローを務める青木さんが、三階の大会議室で開かれる代表会議に出席すべく、階段を上って行ったのである。芹沢さんは計画を成就し、一年生のプレゼン委員長になっていたのだ。僕はリズミカルに歩を進めつつ、五日前の出来事を思い出していた。
五日前。
初会合を開いた翌日の、お昼休み。
プレゼン委員六人に、北斗と真山を加えた計八人は、「芹沢さん委員長就任計画」についての会合を持った。会議室に、高い声と低い声を調和させた不思議な声が広がる。
「さあどうしよう。まずは、芹沢さんの意見を聴くかな? それとも、湖校きっての策略家の意見を聴くかな?」
真山の問いかけに、出席メンバーの幾人かが慌てて口を押えた。湖校きっての策略家の箇所で、数人がご飯を吹き出しかけたのである。もちろん僕もその一人だったから発言できなかったが、話題に上った二人はたった一度の目配せで合意に達したらしい。
「私は、北斗君の意見を聴きたいです」
僕は咳きこみかけた喉をお茶で労わりつつ、いやはや流石だなあと胸中つぶやいた。芹沢さんに直接関わることだから、まずは本人が意見を述べることを北斗は望んだ。然るに芹沢さんはそれを叶えた上で、北斗の意見を聴きたいと本音を述べたのである。二人が水面下で交わしたこのやり取りを、腹で理解するのが十組というもの。期待に満ちた全員の眼差しを一身に浴び、北斗は応えた。
「わかった。ならば最初に確認しよう。俺の案は、芹沢さんと青木さんに重労働を強いる。よって俺は問う。二人はもちろん、皆にもその覚悟はあるか?」
北斗を除く全員が、お弁当とお箸をテーブルに置き背筋を伸ばし、力強く頷いた。それを受け、近ごろ富に太く心地よくなった声で北斗は続ける。
「プレゼン委員の役目は、級友の研究発表を助けることだ。だが一人だけ、それに縛られない委員がいる。湖校創設以来一度も試みられていないが、八百四十人の中にたった一人、クラスの枠を超えて同級生全員を助けられる委員がいる。それが、俺の案の根幹だ」
物心つく前から猫に親しんできた僕にはその時、皆が猫に見えた。芹沢さんと青木さんは、毛を逆立てた猫。猛と真山は興奮に武者震いする猫で、三島と香取さんは、獲物を見つけて眼光を鋭くする猫といった感じに見えたのである。けど一人だけ猫ではなく、哀れなロバのように項垂れている者がいた。それは、僕だった。僕だけは北斗の案に、推測を一つも立てられなかったのだ。そんな僕を、助けてくれたのだと思う。青木さんが芹沢さんに問いかけた。
「猫将軍君は、かよわい女性を守るのは得意でも、奇襲のようなゲリラ戦は苦手なの?」
才女の二人がそのさい交わしたやり取りに、みんな目を見張った。かよわい女性の箇所で、青木さんは見せつけるように嫣然と髪を梳き、それを受け芹沢さんも女王様のように髪を梳いて「そのどこがかよわい女性なのよ」とツッコミを入れたのである。笑いが爆発し、それに助けられロバがいなくなった頃合いを計り、北斗がフォローしてくれた。
「文化祭で新忍道サークルの戦闘を見てもらったように、眠留はサークルの切り込み役を担っている。ずば抜けた度胸でどんな強敵にも先陣を切って挑み、そして抜群の戦闘センスで勝利のきっかけを創造するのが、切り込み役の眠留の仕事。一方俺は作戦立案が仕事で、俺が作戦を説明する際、眠留はいつも心を真っさらにしてそれを聴いている。俺と京馬が作戦の細部を詰めている時も黙っているが、作戦が開始されてからの眠留に、俺らが驚かなかったことは無い。行程が幾つもある複雑な作戦を、眠留は一陣の風のように吹き抜けてゆくんだよ。その風になるため、眠留は今も推測や先回りをせず、俺の話を聴いているんだな」
これが北斗じゃなかったら買い被りだよと訂正したはずだが、北斗ではどんな抵抗も無駄。僕は何も言えず何もできず、ただポリポリ頬を掻いていた。その僕の背中を、
「だとよ」
「だってさ」
猛と真山が両側から威勢よく叩いた。そのとたん、脳の中心から閃きの光がほとばしり、僕は北斗の案を一瞬で理解できてしまった。今振り返るとあの閃きは、脊髄を経由し脳に届けられた、猛と真山の生命力だったのかもしれない。
ともあれ、僕は話した。
「ひょっとして北斗は、委員長に立候補する芹沢さんの、公約の話をしているとか」
プレゼン大会に限らず委員長に立候補した生徒は、自分が委員長になったら実行することを、公約として発表できる。例えば体育祭の委員長なら「応援合戦の順位もクラスの得点に加算する」等の具体的な公約ができるので、それは委員長選挙の重要要素になることが知られていた。しかしプレゼン大会では「プレゼンの質を向上させる」的な内容しか話せず、公約は重視されていないのだそうだ。よってそれを逆手に取り、「委員長に就任したら一年生の代表として、一年生全員のプレゼンの相談にのります」という、湖校初の公約を掲げてみてはどうか。みたいな感じのことを北斗は言いたいのかな、と僕は話したのである。それは仲間達と開く昼食会では日常的な光景だったから、僕としてはお馴染みの事をしたつもりだったのだけど、青木さんと三島と香取さんにとっては予想外の出来事だったらしい。
「へ~」「ふ~ん」「ほ~」
と、内容に感心しているのか僕が発言したことに感心しているのか判断つきかねる声を、三人はしきりと上げていた。それにいたたまれなくなり、僕がまたもや項垂れロバになりかけたところで、再び青木さんが助けてくれた。
「違う違う、私は純粋に感心しているの。北斗君の話に私が想像したのは、委員長はクラスの制約を免れる事までで、それを公約として逆手に取ることは考えが及ばなかったのよ」
青木さんの発言に、三島と香取さんも「逆手は俺も無理だった」「私も思いつかなかった」と即座に同意したので、僕は項垂れかけていた背筋を元に戻した。そんな僕ら四人のやり取りに頬をほころばせていた芹沢さんが、虚飾のない素直な声を青木さんに届ける。
「クラスを超えて相談を受ける事に、私は五分の自信しか持てないの。あなたはどう?」
対して青木さんは、何をほざいてるのよアンタとばかりに上から目線になったのだから、やはり驚愕級の才女なのだ。
「ならその五分に私の五分も加えれば、ピッタリ100%ね。委員長選挙は今日の放課後だから、それまでに公約の原稿を完成させて、後顧の憂いを断ちましょう。それともあなた、一時間半じゃ原稿を書けないなんて、よもや言わないわよね」
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