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28.散々な初夜*
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しばらくするとエドワードが内扉をノックしたので、ユージェニーは『塗りましたのでどうぞ』と答えた。すると内扉が開いて、寝間着のズボンの前を持ち上がらせたエドワードが入ってきた。それを見たユージェニーは、閨の授業を思い出してこれから起きることに思いを馳せて赤面すると同時に下半身が疼くのを感じた。
「寝台の上に仰向けになって脚を開いて下さい」
ユージェニーが仰向けになって腕で胸を隠しながら夜着の前をはだけようとすると、エドワードはそのままでいいと制止した。ユージェニーは夜着の下に下着を着けていないので、脚を開いたら丈の短い夜着では秘所がエドワードに丸見えになってしまうから、脚を開けなかった。でも秘所が潤滑剤以外の自分の体液で濡れ始めたのをユージェニーは感じ、下半身が疼いて太腿をこすり合わせた。エドワードはすまないと謝ってユージェニーの脚を手で開き、彼女の股の間に入り込んだ。彼は寝間着のズボンから陰茎を出して蜜口に当てたが、男根は既に萎え始めていた。それでも根元を押さえて挿入しようとしたが、力を失った男根は蜜壺に入らなかった。というよりも、エドワードがそれ以上したくなかったのかもしれない。
「すみません、できない・・・」
ユージェニーはショックを受けたが、エドワードの男の沽券にかかわるだろうと思って責める言葉を口に出せなかった。エドワードはナイトテーブルの引出しからナイフを出して指の腹に当て、血と残りの潤滑剤を混ぜてシーツに垂らした。
「これで初夜が行われたという証拠にはなるでしょう」
何代も前には、王族の初夜に王室と教会の代表が臨席して事が無事に行われるか観察したものだが、今はその習慣はさすがに廃止されて初夜のシーツが教会に提出されることになっていた。
「ユージェニー、本当に申し訳ありませんが、できなかったことに私自身もショックなんです。今日は自分の寝室で寝ることを許して下さい」
エドワードは自分の寝室に戻ると、下半身に熱と疼きを感じた。寝間着のズボンを見ると、再びテントを張っており、男根を取り出して扱き始めた。脳裏に浮かぶのは、頬や額にキスをした時の蕩けるようなステファニーの顔だった。するとすぐに透明な先走り汁が鈴口から溢れてきて陰茎を扱く度にぬちゃぬちゃと淫靡な音がしてエドワードの興奮を高めた。
「ああっ、ステフィー、ああっ、もうすぐイくよっ!あああっ、うううっ!くっ!」
頭のてっぺんまでビリビリとした絶頂が到達してエドワードの男根は左手の中に白濁をどくどくと吐き出した。
一方、ユージェニーも夫が自分でできなかったことにショックを受け、動揺していたが、エドワードもショックなんだと思うと別室で就寝することを許すしかなかった。夫婦の寝室に独り残されたユージェニーは悲しみの涙なのか、悔し涙なのか、両目から水が溢れ、顔が火照ってきた。でも顔が熱くなってきたのは涙のせいではないようだった。その熱は全身に駆け回り、下半身に集中しだした。すると、エドワードの陰茎が蜜口に触れた感触がよみがえり、手が自然に潤滑剤と愛液で濡れた秘部に伸びて秘裂をこすった。
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・ああっ!ああっ!」
隣の部屋のエドワードに聞こえないように声を抑えようとしたが、それが余計にユージェニーの興奮を高めた。ユージェニーは、媚薬を初めて飲んだ上に自慰も初めてだったので、すぐに達してしまった。
ユージェニーは冷静になると、隣の部屋からかすかに聞こえる声が気になり、内扉に耳をそっと押し付けた。ユージェニーが聞いたのは、エドワードがステファニーの名前を呼びながら自慰している喘ぎ声だった。
(どうして?私とはできなかったのに?!私を妃として尊重するのではなかったの?!これが!これが尊重するっていうことなの?!)
ユージェニーは惨めで悲しい感情の中に静かに怒りの感情も顔を出しつつあるのを自覚した。
「寝台の上に仰向けになって脚を開いて下さい」
ユージェニーが仰向けになって腕で胸を隠しながら夜着の前をはだけようとすると、エドワードはそのままでいいと制止した。ユージェニーは夜着の下に下着を着けていないので、脚を開いたら丈の短い夜着では秘所がエドワードに丸見えになってしまうから、脚を開けなかった。でも秘所が潤滑剤以外の自分の体液で濡れ始めたのをユージェニーは感じ、下半身が疼いて太腿をこすり合わせた。エドワードはすまないと謝ってユージェニーの脚を手で開き、彼女の股の間に入り込んだ。彼は寝間着のズボンから陰茎を出して蜜口に当てたが、男根は既に萎え始めていた。それでも根元を押さえて挿入しようとしたが、力を失った男根は蜜壺に入らなかった。というよりも、エドワードがそれ以上したくなかったのかもしれない。
「すみません、できない・・・」
ユージェニーはショックを受けたが、エドワードの男の沽券にかかわるだろうと思って責める言葉を口に出せなかった。エドワードはナイトテーブルの引出しからナイフを出して指の腹に当て、血と残りの潤滑剤を混ぜてシーツに垂らした。
「これで初夜が行われたという証拠にはなるでしょう」
何代も前には、王族の初夜に王室と教会の代表が臨席して事が無事に行われるか観察したものだが、今はその習慣はさすがに廃止されて初夜のシーツが教会に提出されることになっていた。
「ユージェニー、本当に申し訳ありませんが、できなかったことに私自身もショックなんです。今日は自分の寝室で寝ることを許して下さい」
エドワードは自分の寝室に戻ると、下半身に熱と疼きを感じた。寝間着のズボンを見ると、再びテントを張っており、男根を取り出して扱き始めた。脳裏に浮かぶのは、頬や額にキスをした時の蕩けるようなステファニーの顔だった。するとすぐに透明な先走り汁が鈴口から溢れてきて陰茎を扱く度にぬちゃぬちゃと淫靡な音がしてエドワードの興奮を高めた。
「ああっ、ステフィー、ああっ、もうすぐイくよっ!あああっ、うううっ!くっ!」
頭のてっぺんまでビリビリとした絶頂が到達してエドワードの男根は左手の中に白濁をどくどくと吐き出した。
一方、ユージェニーも夫が自分でできなかったことにショックを受け、動揺していたが、エドワードもショックなんだと思うと別室で就寝することを許すしかなかった。夫婦の寝室に独り残されたユージェニーは悲しみの涙なのか、悔し涙なのか、両目から水が溢れ、顔が火照ってきた。でも顔が熱くなってきたのは涙のせいではないようだった。その熱は全身に駆け回り、下半身に集中しだした。すると、エドワードの陰茎が蜜口に触れた感触がよみがえり、手が自然に潤滑剤と愛液で濡れた秘部に伸びて秘裂をこすった。
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・ああっ!ああっ!」
隣の部屋のエドワードに聞こえないように声を抑えようとしたが、それが余計にユージェニーの興奮を高めた。ユージェニーは、媚薬を初めて飲んだ上に自慰も初めてだったので、すぐに達してしまった。
ユージェニーは冷静になると、隣の部屋からかすかに聞こえる声が気になり、内扉に耳をそっと押し付けた。ユージェニーが聞いたのは、エドワードがステファニーの名前を呼びながら自慰している喘ぎ声だった。
(どうして?私とはできなかったのに?!私を妃として尊重するのではなかったの?!これが!これが尊重するっていうことなの?!)
ユージェニーは惨めで悲しい感情の中に静かに怒りの感情も顔を出しつつあるのを自覚した。
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