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第三章 奈落のマリオネット
08 サプライズ
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「ちょっとトイレに行ってくる。その足でスタジオに入るから心配しないでいいよ」
時計を確認してから、ペトスは秘書とボディガードの二人にそう言って、上機嫌にゲーム内での人気キャラクターの衣装を羽織って二人にウインクをした。
また悪い癖が始まったと呆れる二人を残して、ペトスは使用禁止のトイレの中に素早く入り、置いてあった脚立に乗せてあった袋からヘルメット状のモノを取り出した。
ブラックギアだ!
それを被りスイッチを入れてから脚立に乗って、開いてあった排気口に入って行った。
収録開始直前、金城と緑川はステージの裾で待っていた。しかし、ペトスは現れない。心配になった金城は、隣にいたアナウンサーの川辺に聞く。
「ペトス氏はどうしました?」
「何やら、ディレクターとサプライズの打ち合わせをしていましたので、後から登場ということになりそうです」小声でそう教えてくれる。
「まあ、楽しい対談になった方が僕らもいいですけどね」金城と緑川は笑い合った。
ペトスは陽気な人物らしく楽しい対談になりそうだった。
ペトスを抜きにして、とりあえず収録は開始される。電脳の二人もペトスの秘書やボディガード、局のスタッフの人たちと一緒に探しているようだ。
その後すぐに事件は起こった。
時計を確認してから、ペトスは秘書とボディガードの二人にそう言って、上機嫌にゲーム内での人気キャラクターの衣装を羽織って二人にウインクをした。
また悪い癖が始まったと呆れる二人を残して、ペトスは使用禁止のトイレの中に素早く入り、置いてあった脚立に乗せてあった袋からヘルメット状のモノを取り出した。
ブラックギアだ!
それを被りスイッチを入れてから脚立に乗って、開いてあった排気口に入って行った。
収録開始直前、金城と緑川はステージの裾で待っていた。しかし、ペトスは現れない。心配になった金城は、隣にいたアナウンサーの川辺に聞く。
「ペトス氏はどうしました?」
「何やら、ディレクターとサプライズの打ち合わせをしていましたので、後から登場ということになりそうです」小声でそう教えてくれる。
「まあ、楽しい対談になった方が僕らもいいですけどね」金城と緑川は笑い合った。
ペトスは陽気な人物らしく楽しい対談になりそうだった。
ペトスを抜きにして、とりあえず収録は開始される。電脳の二人もペトスの秘書やボディガード、局のスタッフの人たちと一緒に探しているようだ。
その後すぐに事件は起こった。
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