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まさかな申し出。
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陽平side
波打ち際で遊ぶ女の子たちをパラソルを立てながら見ていた俺は、航太たちに見られてることに気がついた。
ふり返ると、3人がニヤニヤしながら俺を見てる。
「・・・なんだよ。」
俺の言葉に、3人はチラッと海を見た。
そこには自分たちの彼女を始め、夏目さんもいる。
「彼女だろ?お前が一目惚れした女の子。」
「は!?」
「隠すなって。バレてるから。」
「え!?」
「お前が『喫茶店にかわいい子がいた』って言った時からバレてるよ。ただ航太の彼女の友達とは思わなかったけどな。」
「~~~~~っ。」
バーベキューの時に、俺が一目惚れした女の子が夏目さんであることに気がついた3人は、今回も誘うことに決めていたらしい。
俺には内緒にしておいて、反応を見て確信を持ちたかったらしいのだ。
「で?どうすんだ?」
「どうすんだって・・・そりゃできれば・・・って思うけど・・。」
どうしたって前の『浮気事件』が頭をよぎってしまう。
彼女は21歳でまだ若いし、ずっと一緒にいてくれるかどうかが不安なのだ。
(まぁ、そもそも俺を気にしてくれるのかってのもあるんだけど・・・。)
そんなことを考えながら波打ち際ではしゃぐ彼女を見てると、航太が俺の肩をぽんぽんっと叩いた。
「今日、チャンスだな。」
「・・・まぁ、そうだな。」
結構な頻度で喫茶店で会ってはいるけど、向こうは仕事中。
いくら過疎な喫茶店と言っても、客商売だから話なんてできないときが大半なのだ。
(振り向かせる・・とは言えないけど、もう少し近づきたい・・・。)
そんなことを考えながら、俺たちは彼女たちのところへ向かった。
「涼子さん、順番に荷物番したいから俺とパラソルで休まない?」
「いいわよ?」
司が彼女を誘い、砂浜に戻って行った。
ある程度の時間ごとに交代で荷物番をすれば、休憩もできるし遊べるしで一石二鳥なのだ。
「じゃあ俺たちは何して遊ぶ?とりあえず泳ぐ?」
迅の言葉に女の子たちが海に入っていった。
どうやら泳ぐ気満々みたいだ。
「美香は泳ぎが得意じゃないだろ?俺の側から離れるなよ?」
「里美は俺と一緒に少し沖まで行こうよ。泳げるだろ?」
そう言って二人は自分の彼女を連れて離れていってしまった。
残された俺と夏目さんは呆然と4人を見送ってしまう。
「えっと・・・夏目さんは泳げる?」
「少しなら泳げますー。」
「ならちょっと泳ごうか。危なくなったら助けるから。」
俺たちも泳ぐことにして少し深いところに足を進めた。
俺は余裕で足がついてる深さでも夏目さんは届かないようで、あぷあぷしながら必死に手足を動かしてる姿がまたかわいい。
「大丈夫?」
少し心配になって聞くと、彼女は嬉しそうに笑いながら言った。
「大丈夫ですっ・・気持ちいいですーっ。」
「ははっ、それならよかった。」
夏目さんの様子を見ながら俺も海を楽しんだ。
見上げれば真っ青な空が広がっていて、熱い太陽が海を照らしてる。
この夏初めての海は冷たくて気持ちがよく、日々の疲れが癒されていくようだった。
(・・・熱中症に注意だな。)
そんなことを考えながら俺たちは海を楽しみ、しばらくしてからパラソルのところに戻ることにした。
交代で荷物番をしたいことを夏目さんに伝えると、彼女は快くオーケーしてくれた。
こういうところも惹かれてしまう俺がいる。
「司、代わるよ。」
パラソルの下で荷物番をしながら寝転がってる司と彼女に声をかけた。
司に腕枕をしてもらいながら身体を寄せてる彼女の姿を見て、少し目のやり場に困りそうだ。
「おー・・もういいのか?」
司と彼女は身体を起こし、軽く伸びをした。
「涼子さん、宮下さん、荷物見てもらってありがとうございますー。」
夏目さんは二人に軽く頭を下げてくれた。
「じゃあ少し遊んでくるねー。」
そう言って手を振りながら海に向かって行く二人を見送り、俺たちはパラソルの下に座った。
「ちょっと喉が渇いたんで飲み物買ってきていいですか?」
夏目さんが自分の鞄の中から財布を取り出して言った。
「いいよ?行っといで?」
「ありがとうございますー。すぐ戻りますー。」
彼女は薄いピンクの財布を持って、売店が建ち並ぶエリアに歩いて行った。
それを視線で追いかける。
(水着、すっげぇかわいいんだけど・・・。)
白い肌に黄色い生地の向日葵の柄が、よく似合っていた。
肩までのふわふわした髪の毛はサイドに全部集められてて小さなお団子になっていて、後ろ姿から見えるうなじの後れ毛がまた、女の子らしくて視線が外せない。
(知り合って2カ月くらいだけど、ほんと性格もいいんだよな・・・。)
喫茶店でのやりとりしかないけど、いつも笑顔で接客してくれ、他のお客とも仲良さげに話す姿をよく見ていた。
今日、司たちの彼女とも仲良さげに話していたところを考えても、誰とでも喋れるタイプなのだろう。
現に俺とも初対面の時、気さくに話してくれた事実があった。
(あの笑顔が消えるような時があるなら・・・その時、俺が側にいたい。)
彼女の笑顔を守りたい。
ずっと笑っていて欲しい。
そう思い始めたら・・・もう止まれない自分になってしまっていた。
(振り向いてくれるだろうか・・・。)
そんなことを考えながら彼女を見てると、ちょうど飲み物を買ったところだった。
両手にカップを持って足元を見ながら一歩ずつ歩き始め、ふらふらした足取りで周りを見回してる。
このパラソルの場所がわからなくなったのかと思って手を振ると、俺に気がついたのか彼女は笑顔になった。
一直線にこっちに向かって歩いて来る。
「一瞬迷子になってしまって・・・すみません。これ、よかったらどうぞ。」
そう言って彼女はカップを一つ、俺に差し出して来た。
「え?」
「ブラックです。自信なかったんで一応これももらってきたんですけど・・・。」
彼女は器用にも、カップを持っていた手の指の間にシロップとクリームを挟んでいた。
「え!?俺の分!?」
「そうですー。お邪魔じゃなければもらってください。」
そう言われ、俺は自分の鞄から財布を取り出した。
「払う払う・・!」
「いつも来店していただいてますのでお礼です。」
彼女は俺の前にコーヒーを差し出してくれた。
好意を無下にすることもできず、仕方なくそれを受け取る。
「じゃあ・・ありがとう。」
今度何か別のものでお返ししようと決めながら、俺は受け取ったコーヒーを口に運んだ。
冷たさが喉を潤していく。
隣では夏目さんが自分の鞄からパーカーを取り出して羽織っていた。
「よいしょっ・・・。」
真っ白で大きめのパーカーは彼女の手を殆ど覆った。
袖口から少しだけ出てる指でアイスコーヒーのカップを持ってる姿もかわいい。
「それ、ラテ?」
ブラックコーヒーとは少し違う色合いが透明なカップから見えていた。
「違いますー、カフェオレなんです。基本的に苦いのがあまり・・・」
夏目さんは甘い物が好きらしく、休みの日はお気に入りのケーキ屋さんに足を運んでることを話してくれた。
どのケーキを買うのかを悩むのも楽しいのだとか。
「クリームの気分でもチョコレートのツヤツヤな表面を見ちゃうとつられちゃいますし・・・シュークリームも好きですし・・・。」
少し上を見ながら話す彼女の頭上にはたくさんの種類のケーキが見えてるようだった。
嬉しそうに話す彼女を見てると、こっちも自然と頬が緩む。
「ははっ、ほんとにケーキ好きなんだな。」
「はいっ。・・・高森さんはケーキとかお好きじゃないんですか?」
「ケーキは・・あまり食べる機会がないかな?」
「そうなんですか?」
「甘い物は結構好きなんだけど・・・クッキーとか?」
ケーキ自体は好きだけど、男が一人でケーキ屋に足を運ぶのもどうかと思って行けないのだ。
一人暮らしをしてるからそんなに数も買えないのも理由の一つだ。
「クッキーお好きなんですか?マドレーヌとか?」
「好き好き。仕事の合間に食べれるからネットで頼んだりしてる。賞味期限も結構長いから助かるんだよ。」
決まった時間に食事を取ることが難しい俺たちは、食べれるときに食べることが多い。
その時に口に入れる甘い物は疲れを癒してくれ、次の出動の活力になるのだ。
「あいつらも好きだよ?よく大量に買って、共有の机に置いてある。」
「共有の机?」
「他人の机の物は触らないルールなんだけど、共有の机っていうのが一つあってさ、そこに置いてあるものは誰が使っても構わないんだよ。」
机にあるものは文房具や食べ物が多いけど、コーヒーなんかもそこにある。
飲みたいやつが勝手に湯を沸かして淹れるスタイルを取ってるのだ。
「へぇー、そうなんですか。」
「そうそう。」
そんな話をしながら手に持ってるコーヒーを一口飲んだ時、彼女が驚くことを言った。
「・・・じゃあ今度、クッキー作って差し入れに持って行ってもいいですか?」
波打ち際で遊ぶ女の子たちをパラソルを立てながら見ていた俺は、航太たちに見られてることに気がついた。
ふり返ると、3人がニヤニヤしながら俺を見てる。
「・・・なんだよ。」
俺の言葉に、3人はチラッと海を見た。
そこには自分たちの彼女を始め、夏目さんもいる。
「彼女だろ?お前が一目惚れした女の子。」
「は!?」
「隠すなって。バレてるから。」
「え!?」
「お前が『喫茶店にかわいい子がいた』って言った時からバレてるよ。ただ航太の彼女の友達とは思わなかったけどな。」
「~~~~~っ。」
バーベキューの時に、俺が一目惚れした女の子が夏目さんであることに気がついた3人は、今回も誘うことに決めていたらしい。
俺には内緒にしておいて、反応を見て確信を持ちたかったらしいのだ。
「で?どうすんだ?」
「どうすんだって・・・そりゃできれば・・・って思うけど・・。」
どうしたって前の『浮気事件』が頭をよぎってしまう。
彼女は21歳でまだ若いし、ずっと一緒にいてくれるかどうかが不安なのだ。
(まぁ、そもそも俺を気にしてくれるのかってのもあるんだけど・・・。)
そんなことを考えながら波打ち際ではしゃぐ彼女を見てると、航太が俺の肩をぽんぽんっと叩いた。
「今日、チャンスだな。」
「・・・まぁ、そうだな。」
結構な頻度で喫茶店で会ってはいるけど、向こうは仕事中。
いくら過疎な喫茶店と言っても、客商売だから話なんてできないときが大半なのだ。
(振り向かせる・・とは言えないけど、もう少し近づきたい・・・。)
そんなことを考えながら、俺たちは彼女たちのところへ向かった。
「涼子さん、順番に荷物番したいから俺とパラソルで休まない?」
「いいわよ?」
司が彼女を誘い、砂浜に戻って行った。
ある程度の時間ごとに交代で荷物番をすれば、休憩もできるし遊べるしで一石二鳥なのだ。
「じゃあ俺たちは何して遊ぶ?とりあえず泳ぐ?」
迅の言葉に女の子たちが海に入っていった。
どうやら泳ぐ気満々みたいだ。
「美香は泳ぎが得意じゃないだろ?俺の側から離れるなよ?」
「里美は俺と一緒に少し沖まで行こうよ。泳げるだろ?」
そう言って二人は自分の彼女を連れて離れていってしまった。
残された俺と夏目さんは呆然と4人を見送ってしまう。
「えっと・・・夏目さんは泳げる?」
「少しなら泳げますー。」
「ならちょっと泳ごうか。危なくなったら助けるから。」
俺たちも泳ぐことにして少し深いところに足を進めた。
俺は余裕で足がついてる深さでも夏目さんは届かないようで、あぷあぷしながら必死に手足を動かしてる姿がまたかわいい。
「大丈夫?」
少し心配になって聞くと、彼女は嬉しそうに笑いながら言った。
「大丈夫ですっ・・気持ちいいですーっ。」
「ははっ、それならよかった。」
夏目さんの様子を見ながら俺も海を楽しんだ。
見上げれば真っ青な空が広がっていて、熱い太陽が海を照らしてる。
この夏初めての海は冷たくて気持ちがよく、日々の疲れが癒されていくようだった。
(・・・熱中症に注意だな。)
そんなことを考えながら俺たちは海を楽しみ、しばらくしてからパラソルのところに戻ることにした。
交代で荷物番をしたいことを夏目さんに伝えると、彼女は快くオーケーしてくれた。
こういうところも惹かれてしまう俺がいる。
「司、代わるよ。」
パラソルの下で荷物番をしながら寝転がってる司と彼女に声をかけた。
司に腕枕をしてもらいながら身体を寄せてる彼女の姿を見て、少し目のやり場に困りそうだ。
「おー・・もういいのか?」
司と彼女は身体を起こし、軽く伸びをした。
「涼子さん、宮下さん、荷物見てもらってありがとうございますー。」
夏目さんは二人に軽く頭を下げてくれた。
「じゃあ少し遊んでくるねー。」
そう言って手を振りながら海に向かって行く二人を見送り、俺たちはパラソルの下に座った。
「ちょっと喉が渇いたんで飲み物買ってきていいですか?」
夏目さんが自分の鞄の中から財布を取り出して言った。
「いいよ?行っといで?」
「ありがとうございますー。すぐ戻りますー。」
彼女は薄いピンクの財布を持って、売店が建ち並ぶエリアに歩いて行った。
それを視線で追いかける。
(水着、すっげぇかわいいんだけど・・・。)
白い肌に黄色い生地の向日葵の柄が、よく似合っていた。
肩までのふわふわした髪の毛はサイドに全部集められてて小さなお団子になっていて、後ろ姿から見えるうなじの後れ毛がまた、女の子らしくて視線が外せない。
(知り合って2カ月くらいだけど、ほんと性格もいいんだよな・・・。)
喫茶店でのやりとりしかないけど、いつも笑顔で接客してくれ、他のお客とも仲良さげに話す姿をよく見ていた。
今日、司たちの彼女とも仲良さげに話していたところを考えても、誰とでも喋れるタイプなのだろう。
現に俺とも初対面の時、気さくに話してくれた事実があった。
(あの笑顔が消えるような時があるなら・・・その時、俺が側にいたい。)
彼女の笑顔を守りたい。
ずっと笑っていて欲しい。
そう思い始めたら・・・もう止まれない自分になってしまっていた。
(振り向いてくれるだろうか・・・。)
そんなことを考えながら彼女を見てると、ちょうど飲み物を買ったところだった。
両手にカップを持って足元を見ながら一歩ずつ歩き始め、ふらふらした足取りで周りを見回してる。
このパラソルの場所がわからなくなったのかと思って手を振ると、俺に気がついたのか彼女は笑顔になった。
一直線にこっちに向かって歩いて来る。
「一瞬迷子になってしまって・・・すみません。これ、よかったらどうぞ。」
そう言って彼女はカップを一つ、俺に差し出して来た。
「え?」
「ブラックです。自信なかったんで一応これももらってきたんですけど・・・。」
彼女は器用にも、カップを持っていた手の指の間にシロップとクリームを挟んでいた。
「え!?俺の分!?」
「そうですー。お邪魔じゃなければもらってください。」
そう言われ、俺は自分の鞄から財布を取り出した。
「払う払う・・!」
「いつも来店していただいてますのでお礼です。」
彼女は俺の前にコーヒーを差し出してくれた。
好意を無下にすることもできず、仕方なくそれを受け取る。
「じゃあ・・ありがとう。」
今度何か別のものでお返ししようと決めながら、俺は受け取ったコーヒーを口に運んだ。
冷たさが喉を潤していく。
隣では夏目さんが自分の鞄からパーカーを取り出して羽織っていた。
「よいしょっ・・・。」
真っ白で大きめのパーカーは彼女の手を殆ど覆った。
袖口から少しだけ出てる指でアイスコーヒーのカップを持ってる姿もかわいい。
「それ、ラテ?」
ブラックコーヒーとは少し違う色合いが透明なカップから見えていた。
「違いますー、カフェオレなんです。基本的に苦いのがあまり・・・」
夏目さんは甘い物が好きらしく、休みの日はお気に入りのケーキ屋さんに足を運んでることを話してくれた。
どのケーキを買うのかを悩むのも楽しいのだとか。
「クリームの気分でもチョコレートのツヤツヤな表面を見ちゃうとつられちゃいますし・・・シュークリームも好きですし・・・。」
少し上を見ながら話す彼女の頭上にはたくさんの種類のケーキが見えてるようだった。
嬉しそうに話す彼女を見てると、こっちも自然と頬が緩む。
「ははっ、ほんとにケーキ好きなんだな。」
「はいっ。・・・高森さんはケーキとかお好きじゃないんですか?」
「ケーキは・・あまり食べる機会がないかな?」
「そうなんですか?」
「甘い物は結構好きなんだけど・・・クッキーとか?」
ケーキ自体は好きだけど、男が一人でケーキ屋に足を運ぶのもどうかと思って行けないのだ。
一人暮らしをしてるからそんなに数も買えないのも理由の一つだ。
「クッキーお好きなんですか?マドレーヌとか?」
「好き好き。仕事の合間に食べれるからネットで頼んだりしてる。賞味期限も結構長いから助かるんだよ。」
決まった時間に食事を取ることが難しい俺たちは、食べれるときに食べることが多い。
その時に口に入れる甘い物は疲れを癒してくれ、次の出動の活力になるのだ。
「あいつらも好きだよ?よく大量に買って、共有の机に置いてある。」
「共有の机?」
「他人の机の物は触らないルールなんだけど、共有の机っていうのが一つあってさ、そこに置いてあるものは誰が使っても構わないんだよ。」
机にあるものは文房具や食べ物が多いけど、コーヒーなんかもそこにある。
飲みたいやつが勝手に湯を沸かして淹れるスタイルを取ってるのだ。
「へぇー、そうなんですか。」
「そうそう。」
そんな話をしながら手に持ってるコーヒーを一口飲んだ時、彼女が驚くことを言った。
「・・・じゃあ今度、クッキー作って差し入れに持って行ってもいいですか?」
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