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「おい!磐長姫!」
めんどくさいのが、入ってきたわねえ…
「なによ」
「お前のやたら強い結界でここに入ってくるの遅くなったじゃねぇか!!!」
当たり前でしょ、変なもの入れたくないもの
「今、人間の時でどんだけの時間がかかったと思ってるんだ!」
あら…アマテラスかツクヨミだと思ったのだけれどスクナなのね
「全く…アマテラスとツクヨミが対応しているから、そこまで大事にはなっていないが……」
「それで?」
だからいないのね
「取り敢えず、月華を戻せ」
「嫌よ」
「休息には十分な時間だったろう?!
それに、月華を休ませるのは別の時にって神の間で話してたんだぞ?!」
そうなのね、でもそんなの知らないわ
こちらにも理由があるもの
私が特に何も言わないでいたらスクナが、月華を見つけたわ
最悪だわ
「月華~起きろー。磐長姫!なんか呪いかけただろ」
私が解くまで月華ちゃんは起きないわ
でも、人の時ではどれくらい経ったのかしら?
「おい…もう季節は夏に入るぞ」
「そうなのね」
「〝そうなのね〟じゃなくて!!もういい、無理矢理でも起こす」
「はぁ、うるさいわね、解呪するわよ」
こんなにうるさかったかしら?スクナ
「ん、ぅ~。んにゃー?」
きゃあ!月華ちゃん可愛い!!
「すくにゃがいる~どうしたのー?」
「月華、帰るぞ」
「んにゃ~?」
スクナが問答無用で、誘拐しようとしてるわね
まぁ、いいわ。
すぐにでも、会えると思うしね。
私じゃなくても別の神達が……
「またね、月華ちゃん」
そう言うと、スクナは一瞬驚いたような顔をして、月華を連れて外へ出たわ。
私がすぐに月華ちゃんを解放したのを、驚いたのかしら
久しぶりに、月華ちゃんと2人でいれて良かったわ~
月華ちゃんの休息にもなっただろうし、それに、長い間眠らせたから悪いことは忘れているわ。
解呪はしたけど、しばらくふわふわして意識が覚醒するのは遅めになると思うし
月華ちゃんは、何も知らないで、笑っていて欲しいー!って思うのは、私のわがままかしら
めんどくさいのが、入ってきたわねえ…
「なによ」
「お前のやたら強い結界でここに入ってくるの遅くなったじゃねぇか!!!」
当たり前でしょ、変なもの入れたくないもの
「今、人間の時でどんだけの時間がかかったと思ってるんだ!」
あら…アマテラスかツクヨミだと思ったのだけれどスクナなのね
「全く…アマテラスとツクヨミが対応しているから、そこまで大事にはなっていないが……」
「それで?」
だからいないのね
「取り敢えず、月華を戻せ」
「嫌よ」
「休息には十分な時間だったろう?!
それに、月華を休ませるのは別の時にって神の間で話してたんだぞ?!」
そうなのね、でもそんなの知らないわ
こちらにも理由があるもの
私が特に何も言わないでいたらスクナが、月華を見つけたわ
最悪だわ
「月華~起きろー。磐長姫!なんか呪いかけただろ」
私が解くまで月華ちゃんは起きないわ
でも、人の時ではどれくらい経ったのかしら?
「おい…もう季節は夏に入るぞ」
「そうなのね」
「〝そうなのね〟じゃなくて!!もういい、無理矢理でも起こす」
「はぁ、うるさいわね、解呪するわよ」
こんなにうるさかったかしら?スクナ
「ん、ぅ~。んにゃー?」
きゃあ!月華ちゃん可愛い!!
「すくにゃがいる~どうしたのー?」
「月華、帰るぞ」
「んにゃ~?」
スクナが問答無用で、誘拐しようとしてるわね
まぁ、いいわ。
すぐにでも、会えると思うしね。
私じゃなくても別の神達が……
「またね、月華ちゃん」
そう言うと、スクナは一瞬驚いたような顔をして、月華を連れて外へ出たわ。
私がすぐに月華ちゃんを解放したのを、驚いたのかしら
久しぶりに、月華ちゃんと2人でいれて良かったわ~
月華ちゃんの休息にもなっただろうし、それに、長い間眠らせたから悪いことは忘れているわ。
解呪はしたけど、しばらくふわふわして意識が覚醒するのは遅めになると思うし
月華ちゃんは、何も知らないで、笑っていて欲しいー!って思うのは、私のわがままかしら
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