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今日は入学式だ。月華の母が再婚したらしく、月華の苗字が終夜から幻中になったおかげで俺の隣には月華がいる!今までは流衣の方にいたからな~
月華の顔色がすっげぇ悪い。真っ白?真っ青?取り敢えずすげぇ悪い。大丈夫かどうか聞くと途切れ途切れに「大丈夫」と言った。ダメなやつだな…
おし。先生に伝えに行くか
「さくちー」
中学の時からの担任のあだ名だ。明智 桜だから、さくちー。
「どうした?式中だぞ?しかもお前背、高けぇから目立ってんぞ」
「月華、挨拶む「やっぱな」」
最後まで言ってねぇんだけど
「それなら大丈夫だ。そんなこともあろうと次席に頼んでおいた」
「次席?」
「外部の女子だ」
別にどうでもいい
「なんつぅか、あんま関わりたくない感じの女だった」
「へー」
帰ってきたら月華は辛そうだった
月華を気遣いながら来賓のおっさんの長ぇ話を聞いてる時だった。隣から大きな音がして、見ると月華が腹を抑えてうずくまっていた。
保健室に運ぼうと、月華を抱き上げると先生たちが駆けつけてきた。了承を得て保健室に運んでた。その時、月華がすげぇ小さな声で謝ってきた。別にこれくらい大したことねぇのに…
「大丈夫だから、目ぇ閉じてろ」
月華の顔色がすっげぇ悪い。真っ白?真っ青?取り敢えずすげぇ悪い。大丈夫かどうか聞くと途切れ途切れに「大丈夫」と言った。ダメなやつだな…
おし。先生に伝えに行くか
「さくちー」
中学の時からの担任のあだ名だ。明智 桜だから、さくちー。
「どうした?式中だぞ?しかもお前背、高けぇから目立ってんぞ」
「月華、挨拶む「やっぱな」」
最後まで言ってねぇんだけど
「それなら大丈夫だ。そんなこともあろうと次席に頼んでおいた」
「次席?」
「外部の女子だ」
別にどうでもいい
「なんつぅか、あんま関わりたくない感じの女だった」
「へー」
帰ってきたら月華は辛そうだった
月華を気遣いながら来賓のおっさんの長ぇ話を聞いてる時だった。隣から大きな音がして、見ると月華が腹を抑えてうずくまっていた。
保健室に運ぼうと、月華を抱き上げると先生たちが駆けつけてきた。了承を得て保健室に運んでた。その時、月華がすげぇ小さな声で謝ってきた。別にこれくらい大したことねぇのに…
「大丈夫だから、目ぇ閉じてろ」
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