壁穴屋

番外・マルスケスの街

番外・マルスケスの街 １１

先生の秘蕾は、熱く潤んでいたが、とても狭かった。
指と指の間に舌を入れると指が拡がり、秘蕾がゆっくりと口を開いていく。
ああ、なんて狭い穴だろう。
早くこの中に雄槍を、根元までおさめてしまいたい。

「ん゛ぃっ、お゛ッ、お゛う゛っ、ん゛う゛う゛う゛っ」

指の間から、ちろちろと直接先生の胎内ナカを舐め、唾液を注ぎ込んで、たっぷりと濡らしていく。
もちろん、雄槍を咥えさせた喉奥を突くことも忘れない。
塞がれた喉で甘く啼く先生を、逃がすつもりはまったくなかった。

「お゛ぉお゛お゛……っ、ん゛ぃい゛い゛い゛ぃ」

下から聞こえてくる声がさらに蕩けてくると、先生は誘うようにくねくねと尻を揺らしはじめた。
ジョシュアは、丁寧に丁寧に先生の中を濡らし続ける。
指と舌を入れられた秘蕾が、物欲しそうにひくひくと震え、中がねだるようにうねり出すと咥えさせた指と舌がきゅうっと締め付けられた。
きゅうきゅうと快感をねだるいやらしい秘蕾は、たっぷりと注ぎ込んだ唾液を絡めた指を深く挿し入れ、ぷっくりと膨れたしこりをこりこりと引っ掻いてなだめてやる。
雄槍を咥えさせた喉が、きゅうきゅうと切なく締まり、ジョシュアの子種を搾り取ろうと蠢いていた。

「ん゛お゛ぉお゛ぉお゛お゛ぉん゛ん゛っ」

「大丈夫です。僕は、先生がいいと言ってくれるまで、我慢出来ます。早くいいと言ってもらえるように頑張りますから」

ジョシュアは、しこりを丁寧に丁寧に揉みほぐした。
先生のしこりは、やわらかくなることはなく、こりこりとした触感が指先を楽しませてくれる。
時々、先生はびくんっと震えて逃げようとするので、ジョシュアはしっかりと押さえ付け、口の中におさめた双珠へ何度も何度も罰も与えなければならなかった。
ふと見下ろした先生の雄槍がだらだらとよだれを垂らしているのを見て、ジョシュアは空いている手で悦ばせてあげることにした。

「ん゛っ、ん゛ぉお゛お゛ぉん゛っ」

秘蕾がさらにきつく締まる。
狂ったように暴れ出した先生は、雄槍からびしゃびしゃと白濁を垂れ流していた。
秘蕾をほぐそうとしていたジョシュアは、焦った。
雄槍をおさめるためにゆるめさせていたのに、締められてしまったらこれまでの努力の意味がなくなってしまう。
急な締め付けは、白濁を垂れ流しにしているせいかと雄槍を、きつく握り締めて止めさせる。
垂れ流された白濁がねっとりしているのを見て、掬い上げて秘蕾へと塗り込んだ。
やはり、白濁は唾液よりもはるかにねっとりとしていて、指のすべりがよくなるのがわかった。

「先生、ちゃんと淫乱まんこを拡げてください。こんなに狭くしたら、僕のちんぽが入らないじゃないですか」

ぬちゅちゅちゅちゅっと先生のしこりを素早く引っ掻き、狭く震える喉奥に雄槍を強く突き入れた。
ジョシュアは、こんなにも先生の中に入りたいと思っているのに、先生はまだ僕を欲しがってくれないなんて。
悲しくて悲しくて、指も腰も止まらなかった。
手の中で震える雄槍をよだれも垂らせないくらいしっかりと握り、口の中に入れ直した双珠をぢゅるぢゅると舐めしゃぶった。
ジョシュアが、どれだけ先生を欲しがっているのか、理解してもらうために全力で奉仕し続けた。

先生がジョシュアを受け入れてくれるつもりになっていても、喉奥まで雄槍を入れた状態では何も言えないと気が付いたのは、その熱くて狭い喉奥に雄槍が白濁を搾り取られた時だった。

「ああっ、せんせっ、でるっ、でちゃいますぅっ、あっ、ああっ、イくっ、イくぅううっ」

ジョシュアは、たっぷりと白濁を注ぎ込んだあと、先生の様子を伺った。
もしかしたら、もう三本目を入れてもいいと、言ってくれるかもしれないと期待して。
だが、ジョシュアの雄槍の形をした喉を震わせた先生が言葉を発することはなく、小さく呻きながら痙攣を繰り返すだけだった。
飲み込みきれなかったのか、白濁がこぷりとこぼれ落ちていくのが見えた。

「先生、もっと練習しないとダメですか？　僕じゃ、ダメなんですか……」

先生の手がふらりと彷徨うように揺れ、先生の雄槍を握っていたジョシュアの手をがしりと掴んだ。
ずびっと鼻を啜る音がして、雄槍が喉奥に締め付けられる。

「あぅっ、せんせ……ぇっ」

ジョシュアの手を掴んだ先生は、さらにその中から人差し指だけを掴みなおすと自分の秘蕾へと導いた。

「せん、せ……？」

「ん゛っ、ん゛ん゛っ」

そう、この時になって、ようやくジョシュアは先生が話せないことに気が付いた。
ジョシュアが恐る恐る雄槍を引き抜くと、先生は鼻から白濁をこぼしながら、けふりと雄臭い息を吐いた。
それから、蕩けた目でジョシュアを見つめ、甘く潤んだ声で三本目をねだってくれた。

「じょひゅ、も……ぉ、いれへぇ……っ」

「はい、先生っ」

ジョシュアは三本目の指を、躊躇うことなく先生の秘蕾へずぶりと挿入した。
二本と一本、左右から指を挿し入れ、三本になった指でぐちょぐちょとかき混ぜる。
甘い蕩けるような先生の声を聞きながら、ジョシュアは先生の秘蕾をぐぽぐぽと拡げていった。

「もぉ、っ」

このくらいでいいだろうかと思った時には、先生はぐずぐずと泣き出していた。

「先生、どうしました。もしかして、痛かったのでしょうか？　乱暴過ぎましたか？」

「ばかぁっ、はやくぅ、ゆびらなくてぇ、もっと、ふといのちょうらいっ、おあずけ、つらいぃいいっ、ちんぽが、ほしいよぉっ」

その時、辛うじて残っていたジョシュアの最後の理性は、いやらしくねだる先生に引きちぎられてしまった。