壁穴屋

うしお

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エルデラの街

エルデラの街 25

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激しくもぎこちない腰使いで突き上げられるケツ穴は、軽くイくほど気持ちいいのに、いつまでもおあずけされているみたいにずくずくと疼く。
マルコはまだ慣れていないからか、俺が欲しいところをピンポイントでぶち当てられる時もあれば、まったく掠めてもくれない時もあって、イったり焦らされたりを繰り返している。
それでも、止まることなく突かれ続けたら、逃げ場を失った小さな快感はたまりにたまって行くわけで。

「あ゛っ、あう゛っ、きっ、きもぢぃっ、きもぢぃのにぃいいっ」

上から覆い被さるマルコに、じゅぷじゅぷと奥の壁を突き上げられ、身動きのできない俺はどんどん追い上げられていく。
交尾する犬のように、俺の上に乗り上げて、へこへこと腰だけを振り続けているマルコもすでに快感に蕩けている。

「まっ、まっでっ、い゛っでるっ、おれ゛っ、い゛っでるから゛ぁあ゛あ゛っ、どま゛っ、どま゛っ、でぇえ゛え゛え゛っ」

「やっ、やだっ、いぐっ、おれもい゛ぐのっ」

「ら゛め゛っ、あ゛あ゛っ、い゛ぐっ、い゛ぐう゛っ、い゛ぐい゛ぐい゛ぐぅう゛う゛う゛っ」

「ずるいぃいっ、おれもっ、おれもぉっ」

もう何度目の絶頂かもわからない。
小さい絶頂なら数えきれないほどしたし、大きい絶頂もそれなりにしている。
けれどちんぽは相変わらず、不感症になったのではと疑いたくなるくらい大人しい。

「あ゛っ、ひっ、ひぁっ、や、ら゛っ、や゛ら゛や゛ら゛っ、ま゛ら゛っ、ま゛ら゛、ぐる゛う゛っ、ぎでる゛ぅっ、い゛ぐい゛ぐい゛ぐっ、も゛、ゆ゛る゛ひれ゛っ、い゛ぎら゛ぐな゛、あ゛あ゛あ゛あ゛っ」

「い゛ぎだい゛い゛ぎだい゛い゛ぎだい゛い゛ぎだい゛……」

何度も何度もイかされて、イかされている最中もケツ穴を突かれ続けて、降りられないほど高いところまで追い上げられる。
若さって最高だ、なんて、のんきに喜んでいられたのは、最初の方だけだった。

「ひぃぁあ゛あ゛あ゛あ゛っ」

奥に擦り付けるのが気持ちいいと、ほぼ真上からちん先をぐりぐりと押し当てられているうちに、奥の壁は簡単に極太ちんぽの侵入を許してしまった。
腕を突っ込まれて油も流し込まれたし、直接揉んでほぐされたから、簡単に入るのは当然と言えば当然なんだが。
油でたっぷりと濡らされた肉襞を、極太ちんぽでずっちゅんずっちゅん掻き混ぜられ、奥の壁をずぷずぷと出入りされるのは気持ちよかった。
だけど、一突きごとにイくほど気持ちいいのに、ケツ穴が抱える疼きはいつまでもおさまる気配がない。
俺のケツ穴はすでに絶頂しているのに、もっともっととちんぽを締め付け、さらに奥へ来てとねだるように誘いこんでいる。
それでも、まだまだ物足りないと、俺のケツ穴は疼いていた。

最初、ケツ穴から壁までは、肉襞としこりを捏ね回される気持ちよさに、喘ぎながらでもマルコを煽る余裕があった。
ちょっとわざとらしいと思わなくもないが、されて気持ちいいことをぐちゃぐちゃになりながらでも口にすれば、相手の興奮を煽れたりする。
もちろん、相手だけじゃなくて、口にしてる自分も興奮するのでよく使う方法だ。
マルコの童貞ちんぽには、恐らく効果覿面だったと思う。
奥の壁に押し付けられていたがちがちちんぽが、さらに硬くなった。

その結果が、奥の壁の貫通なのだ。
きたきたっと悦んだのは、ほんの一瞬。
すぐに、本気で絶叫するはめになった。
穴開きまんこにしてとねだったのは俺なので、望みが叶ったと言えば叶っているわけだが、マルコのちんぽは予想以上にでかくてよく引っかかるちんぽだったのだ。
ずどんっと一気に押し込まれて、壁の向こう側まで突き抜けたちんぽは、ぎゅうっと絡み付いた奥の穴をがっつりと引っかけて外へと出てきた。
音で表現するならぶるんだろうか?

「あ゛っ、ひぁあ゛っ、め゛ぐれ゛りゅっ、ぢんぽれ゛っ、ん゛ひぃん゛っ、ぢっ、ぢんぽっ、ま゛っ、ま゛ら゛っ、ま゛ら゛、ぎら゛っ、んぎっ、ん゛ぐゅっ、め゛ぐっ、れ゛、りゅっ、め゛ぐれ゛れ゛、い゛ぎゅっ、い゛ぎゅぅう゛う゛っ」

「お、お゛ぐっ、すげっ、ぎもぢい゛い゛っ、えろまんこ、ついてくるっ、もうい゛っがい゛っ、ん゛っ、ん゛ん゛っ、あ゛っ、あ゛あ゛っ、むっ、むりっ、やめらんねえっ、これっ、とまんねぇっ」

奥の穴まで極太ちんぽに貫通され、そのまま休みなしでぐぽっぶるんと壁を引っかけられながら掻き混ぜられる。
マルコはちんぽを突っ込むことしか考えられなくなっていて、がっちり拘束されていて少しも動けない俺は突っ込まれることしかできない。
そして、俺のケツ穴と言えば、ちんぽを突っ込まれたら、大悦びで絶頂する淫乱なメス穴なわけで。
突っ込まれてめくられて、突っ込まれてめくられて、出ていってもすぐに戻ってくる極太ちんぽに逆らえるわけもなく、腹の中にぎゅんぎゅんと快感を詰めこまれて、どーんと一気に絶頂した。
すべての指先をぴんとのばし、仰け反って舌を突き出しながらの、眩暈がするような激しい絶頂。
目の前は何度も真っ白になり、ちかちかと火花のようなものが飛ぶようになっても、マルコの腰は止まらなかった。

ユリウスの番まで、もつのだろうか?
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