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2章 オダ郡を一つにまとめる
39話 マルケス商会への来訪
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サブロー・ハインリッヒは、マルケス商会に向かう途中、過去を振り返っていた。
あれは確かワシがまだ3歳の頃だったな。
市場で、子供を買う老人を見たのは。
父にあの老人が何をしていたのか聞いたら奴隷を買ったのだと教えてくれたな。
奴隷と聞いたワシは、買われた奴隷の女の子がどうなるのか心配で跡をつけた。
そこでワシが見たのは。
「やはりここだったかマルケス商会」
過去の記憶にカチリと当て嵌まる商屋があった。
「若、知ってらしたのですか?」
「昔にな」
出迎えの中にあの時見た老人の姿を見たサブローは確信する。
「うぬがセーバス・マルケス殿だな?」
「あっだったら何なんだよ!ハインリッヒ家のクソガキが何の用だ!」
「レオ、止めるのです!」
「止めるな兄者!恨み言ぐらい言わせてくれ」
しかしレオは、それ以上何も言えなかった。
いや、この場にいた全員がサブローの行動に、呆然と固まってしまった。
サブローは、セーバスの前で、膝をついて手を付き頭を下げたのだ。
「セーバス殿、父の数々の無礼、平に御容赦願いたい。その上で御礼を述べさせてもらう。これだけ多くの子供達が奴隷とならずに済んだこと心より感謝申し上げる。貴殿こそオダ郡の良心だ。是非、若輩者で右も左もわからぬワシに力を貸して貰いたい」
「そ、そ、そ、そのようなサブロー様に頭を下げてもらうことなどしておりませぬ。ワシが勝手にやっただけのこと」
「いや、セーバス殿がおらねばこの子供たちは、父に使い潰されていた。誤って許されることではないが領主が領民を奴隷にするなどあってはならない事だ」
「おい、お前、本当にあのクソ領主の子供か?」
「クソ領主か。お前、面白いことを言うな。確か名はレオと申したか?」
「おっおぅ。って、何で知ってんだ!?」
「先程、そこの博識そうな青年が飛び出したお前にそう呼びかけていたのでな」
「そう言えばそうだったな。おぅ。俺の名は、レオ・マルケスだ」
「マルケスか。成程。セーバス殿は、子供を守るために養子にするか。己の子供ですら育てるのが大変なのにこれだけ多くの他人の子を育てるなどワシには到底できん」
「サブロー様は、不思議な御方じゃ。まるで、歳の近い人間と話しているような心待ちになりますわい」
「セーバス殿は、鋭いな」
「若?」
「いや、何でもない」
ワシが死んだのは48歳よ。
後2日で誕生日を迎えて49になるところではあったがな。
そこからこちらに来て8歳を足せば、56年生きている計算じゃ。
目の前にいるセーバスの歳は、さっきの言葉から推測すると50~60の間といったところか。
「サブロー様、私は大変驚いています。てっきり子供ばっかり買っている養父上のことを奴隷商人として罰しに来たのかと思っていました」
「確かに褒められた事ではないがワシは何よりも結果を重視する。それに今日、ここに来て確信に変わったのだ。やはりワシの目に狂いはなかったとな」
「それはどういう意味でしょうか?」
「ワシは、3歳の時、セーバス殿を見かけている。あの時、買われていたのは、9歳の少女だったかな?」
「!?ルミナのことですね。隠れてないで、出てきなさい」
「はい。養父上様」
何もないところからにゃるりと出てきた少女は、やはりあの時に見た少女だ。
「一体どこから!?」
ローが驚き戸惑う。
「これは珍しいですね。空間魔法の使い手ですか」
負けじと何もないところからマリーが現れた。
「おっお姉さん、す、すっご~い。今、どうやったの?ねぇねぇ。どうやったの?」
「簡単ですよ。こうして、空間と空間の間に裂け目を作って、潜んで中から閉じれば、竜人族ならすぐにこれぐらいできるようになりますよ」
「竜人族?何いってんだ!ルミナはルミナだ。変なことを言うなよ女」
「レオよ隠す必要はあるまい。マジカル王国の人間ですらこれほど高度な魔法は使えん。ということは、この女性もまた亜人という事じゃ」
「マリー、術を解いてやれ」
「若様、良いのですか?まだ味方になると言質を頂いておりませんが」
「構わぬ」
「それでは」
人間に擬態していた身体が色白で長い耳と金髪に青い瞳、エルフの姿となるマリー。
「ブハッ」
布の面積の小さい服、この世のものとは思えない美しさにレオは鼻血を出して倒れた。
「こっこれは、美しいですね。レオが倒れてしまうのも。ハフッ」
ルカもタラタラタラと鼻血を流して倒れた。
「若い2人には刺激が強すぎたか。もう良いマリー」
「かしこまりました若様」
マリーは、再び、肌色の肌に眼鏡と黒い目の黒髪の女性になる。
「成程、これが噂に聞くエルフの変身魔法ですな。それにしてもサブロー様がエルフを抱えているとは、とするとやはりあのハザマオカでの噂は?」
「魔法だ」
「やはり、そうでしたか」
マリーの変身魔法を見て、ルミナが近寄って来る。
「ねぇねぇ。お姉ちゃん、私も私もそれ使ってみたい!」
「はいはい。今、教えてあげますからね」
「わーい!」
このやりとりを見ていたローがサブローに小声で話す。
「若、マリーが何だか嬉しそうなのは気のせいですかな?」
「いや、己と違う別の亜人種に会えて、色々と世話を焼きたいのかも知れんな」
「いつも若に世話を焼いているようにですか?」
「いや、あれは食い意地が勝ってるだけであろう」
「そういうことにしておきますか」
一連のやりとりを見ていたセーバスは決心する。
「サブロー様!セーバス・マルケス、お願いがございます。この老骨で良ければ、サブロー様のお力となりたく」
「感謝する。こちらこそ、右も左もわからぬ若輩者に教えていただきたい」
「養父上、共々、世話になります」
「仕方ねぇな。ハインリッヒ家は、気に食わねぇがお前は別だ。手を貸してやるよ」
「レオ!素直に謝ってもらって嬉しかったんだろう?」
「あっ兄者!何言ってやがんだ!そ、そ、そ、そんなんじゃねぇよ」
「ほんと素直じゃないですねレオは」
ルミナがサブローのところにやってきた。
「ねぇねぇ。この甘いの領主様が作ってるの?」
「あぁ。金平糖だな」
「ねぇねぇ、もっとある?ねぇねぇ、もっとある?」
「待て、今はない。帰れば」
「じゃあ付いてく。もっとマリーねぇねぇに魔法教えてもらいたいし、レオにぃの代わりに監視する」
「いや、しかし」
「構いませぬ。ルミナは、ここに居ても誰も魔法の扱い方を教えてやれませんのでな」
「寧ろ、マリーさんと居られる方がよほど良いかと」
「って、誰の代わりに監視だ!ルミナ、サブロー様に迷惑かけんじゃねぇぞ」
「レオにぃに言われたくない」
「ほんと可愛くねぇ!」
こうして、サブローは、新たな仲間ルミナを加え、マルケス商会の協力を取り付ける事に成功するのだった。
あれは確かワシがまだ3歳の頃だったな。
市場で、子供を買う老人を見たのは。
父にあの老人が何をしていたのか聞いたら奴隷を買ったのだと教えてくれたな。
奴隷と聞いたワシは、買われた奴隷の女の子がどうなるのか心配で跡をつけた。
そこでワシが見たのは。
「やはりここだったかマルケス商会」
過去の記憶にカチリと当て嵌まる商屋があった。
「若、知ってらしたのですか?」
「昔にな」
出迎えの中にあの時見た老人の姿を見たサブローは確信する。
「うぬがセーバス・マルケス殿だな?」
「あっだったら何なんだよ!ハインリッヒ家のクソガキが何の用だ!」
「レオ、止めるのです!」
「止めるな兄者!恨み言ぐらい言わせてくれ」
しかしレオは、それ以上何も言えなかった。
いや、この場にいた全員がサブローの行動に、呆然と固まってしまった。
サブローは、セーバスの前で、膝をついて手を付き頭を下げたのだ。
「セーバス殿、父の数々の無礼、平に御容赦願いたい。その上で御礼を述べさせてもらう。これだけ多くの子供達が奴隷とならずに済んだこと心より感謝申し上げる。貴殿こそオダ郡の良心だ。是非、若輩者で右も左もわからぬワシに力を貸して貰いたい」
「そ、そ、そ、そのようなサブロー様に頭を下げてもらうことなどしておりませぬ。ワシが勝手にやっただけのこと」
「いや、セーバス殿がおらねばこの子供たちは、父に使い潰されていた。誤って許されることではないが領主が領民を奴隷にするなどあってはならない事だ」
「おい、お前、本当にあのクソ領主の子供か?」
「クソ領主か。お前、面白いことを言うな。確か名はレオと申したか?」
「おっおぅ。って、何で知ってんだ!?」
「先程、そこの博識そうな青年が飛び出したお前にそう呼びかけていたのでな」
「そう言えばそうだったな。おぅ。俺の名は、レオ・マルケスだ」
「マルケスか。成程。セーバス殿は、子供を守るために養子にするか。己の子供ですら育てるのが大変なのにこれだけ多くの他人の子を育てるなどワシには到底できん」
「サブロー様は、不思議な御方じゃ。まるで、歳の近い人間と話しているような心待ちになりますわい」
「セーバス殿は、鋭いな」
「若?」
「いや、何でもない」
ワシが死んだのは48歳よ。
後2日で誕生日を迎えて49になるところではあったがな。
そこからこちらに来て8歳を足せば、56年生きている計算じゃ。
目の前にいるセーバスの歳は、さっきの言葉から推測すると50~60の間といったところか。
「サブロー様、私は大変驚いています。てっきり子供ばっかり買っている養父上のことを奴隷商人として罰しに来たのかと思っていました」
「確かに褒められた事ではないがワシは何よりも結果を重視する。それに今日、ここに来て確信に変わったのだ。やはりワシの目に狂いはなかったとな」
「それはどういう意味でしょうか?」
「ワシは、3歳の時、セーバス殿を見かけている。あの時、買われていたのは、9歳の少女だったかな?」
「!?ルミナのことですね。隠れてないで、出てきなさい」
「はい。養父上様」
何もないところからにゃるりと出てきた少女は、やはりあの時に見た少女だ。
「一体どこから!?」
ローが驚き戸惑う。
「これは珍しいですね。空間魔法の使い手ですか」
負けじと何もないところからマリーが現れた。
「おっお姉さん、す、すっご~い。今、どうやったの?ねぇねぇ。どうやったの?」
「簡単ですよ。こうして、空間と空間の間に裂け目を作って、潜んで中から閉じれば、竜人族ならすぐにこれぐらいできるようになりますよ」
「竜人族?何いってんだ!ルミナはルミナだ。変なことを言うなよ女」
「レオよ隠す必要はあるまい。マジカル王国の人間ですらこれほど高度な魔法は使えん。ということは、この女性もまた亜人という事じゃ」
「マリー、術を解いてやれ」
「若様、良いのですか?まだ味方になると言質を頂いておりませんが」
「構わぬ」
「それでは」
人間に擬態していた身体が色白で長い耳と金髪に青い瞳、エルフの姿となるマリー。
「ブハッ」
布の面積の小さい服、この世のものとは思えない美しさにレオは鼻血を出して倒れた。
「こっこれは、美しいですね。レオが倒れてしまうのも。ハフッ」
ルカもタラタラタラと鼻血を流して倒れた。
「若い2人には刺激が強すぎたか。もう良いマリー」
「かしこまりました若様」
マリーは、再び、肌色の肌に眼鏡と黒い目の黒髪の女性になる。
「成程、これが噂に聞くエルフの変身魔法ですな。それにしてもサブロー様がエルフを抱えているとは、とするとやはりあのハザマオカでの噂は?」
「魔法だ」
「やはり、そうでしたか」
マリーの変身魔法を見て、ルミナが近寄って来る。
「ねぇねぇ。お姉ちゃん、私も私もそれ使ってみたい!」
「はいはい。今、教えてあげますからね」
「わーい!」
このやりとりを見ていたローがサブローに小声で話す。
「若、マリーが何だか嬉しそうなのは気のせいですかな?」
「いや、己と違う別の亜人種に会えて、色々と世話を焼きたいのかも知れんな」
「いつも若に世話を焼いているようにですか?」
「いや、あれは食い意地が勝ってるだけであろう」
「そういうことにしておきますか」
一連のやりとりを見ていたセーバスは決心する。
「サブロー様!セーバス・マルケス、お願いがございます。この老骨で良ければ、サブロー様のお力となりたく」
「感謝する。こちらこそ、右も左もわからぬ若輩者に教えていただきたい」
「養父上、共々、世話になります」
「仕方ねぇな。ハインリッヒ家は、気に食わねぇがお前は別だ。手を貸してやるよ」
「レオ!素直に謝ってもらって嬉しかったんだろう?」
「あっ兄者!何言ってやがんだ!そ、そ、そ、そんなんじゃねぇよ」
「ほんと素直じゃないですねレオは」
ルミナがサブローのところにやってきた。
「ねぇねぇ。この甘いの領主様が作ってるの?」
「あぁ。金平糖だな」
「ねぇねぇ、もっとある?ねぇねぇ、もっとある?」
「待て、今はない。帰れば」
「じゃあ付いてく。もっとマリーねぇねぇに魔法教えてもらいたいし、レオにぃの代わりに監視する」
「いや、しかし」
「構いませぬ。ルミナは、ここに居ても誰も魔法の扱い方を教えてやれませんのでな」
「寧ろ、マリーさんと居られる方がよほど良いかと」
「って、誰の代わりに監視だ!ルミナ、サブロー様に迷惑かけんじゃねぇぞ」
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