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第二章 本部編
42 病気!?
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パスカルも湯船に浸かったところで疑問に思っていたことを問いただす。
「おいパスカル、お前昨日俺の魔力がなくなりかけてるのに気づいてたんじゃ無いのか?」
「なんだ急に、どうだったかな?眠くて覚えてにゃい……ぶくぶく」
こいつ、絶対わかってて黙ってただろ!
「嘘をつけ! おかげで俺は今日ぶっ倒れたんだぞ!」
「でもレオが助けたんだろう」
「うっ……そうだけど」
「なら別に問題ないだろ」
見事にパスカルに論破され言葉を詰まらせる。もしやこいつ、そこまで読んでいたのか?計算高いのは知っているが、まさか今日のことを全て見通していたんだとすると、このショタエルフ末恐ろしい。
「あと! 昨日の魔力の識別できる話に、獣人が入っていなかった!」
「そうだったか?うっかりしていた、すまないな」
「くっ……」
今度は反論することなく満面の笑みで素直に謝ってきて、呆れて何も言えなくなってしまう。
口論でパスカルに勝つことは無謀なのかもしれない。今日はレオにも散々馬鹿にされ弄ばれてメンタルボロボロなのに、ここへ来てのパスカルによる追い討ちはダメージがでかい。
叫んだせいで頭に血が昇りのぼせそうになった俺は、まだパスカルに聞きたいことがあったが、とりあえず浴場から出て頭を冷やすことにした。
湯船から出て浴場を出ようとした俺にパスカルが声をかける。
「なんだもう上がるのか?」
「別にいいだろ」
「構わんが、その身体、他の奴に見られないように気をつけるんだぞ」
「は? 何言ってるんだよ」
よくわからないことを言ったパスカルに首を傾げながら浴場を出た俺だったが、脱衣所にある鏡を見て今日一番の大声を出した。
「なんじゃこりゃ!!!!」
慌てて今出てきたばかりの浴場の扉を開け、パスカルに助けを求める。
「パスカル! どうしよう俺病気なのかな!身体中に赤い発疹が!?」
勢いよく扉を開け慌てふためく俺に笑っていたパスカルだが、俺の発言に目玉が飛び出るぐらい驚いていた。やっぱり病気なのか……死ぬのかな。
「マジか……ピュアにもほどがあるぞサタローよ」
「何がだよ……どうしよう」
今にも泣きそうな声でパスカルに助けを求める。
そんな俺を見てため息を吐いたパスカルは湯船から上がり、パニックになっている俺の横を通り過ぎ、タオルで身体を拭き始める。
他人事だと思ってのんびりしやがって!俺はパスカルの元へ行き泣きつく。
「無視するなよー! 死ぬかもしれないんだぞ!」
「そんなので死ぬわけないだろ、裸で引っ付くな」
「わかんないだろ……あぁ! 背中まで発疹が」
もう一度鏡の前に立ち全身を隈なくチェックする。鎖骨や首筋だけでなく背中や内腿など至る所に赤い発疹ができていた。
──もしかして、俺猫アレルギーなのか
死ぬわけがないということは、一時的なものなのだろう。原因があるとすればレオしかいない。ライオンはネコ科だからそれに反応したとか?しかしこの発疹痛くも痒くもないのが不思議だ。それに今まで動物でアレルギー反応なんて起こったことはなかった。
一人で騒いでいる俺を尻目にパスカルはさっさと服を着て、脱衣所を出ようとする。それを無理やり引き止めて症状の原因を聞き出す。
「ちょっと待て、なんなんだよこれは! 軍医なら教えろよ!」
「はぁー、たくっ、腕出してみろ」
「? なんだよ、ほら」
腕をパスカルの前に出すと、その腕を掴みそのまま俺の腕に口づけをする。しかしただの口づけではなくチクッとした痛みがあった。この感じそういえばレオとしている途中で何度か感じたような気がする。
パスカルが唇を離すとそこには、身体中に散らばる発疹と同じような赤いキスマークができていた。
「わかっただろ、お前の身体のは全部これだ」
「あぁ、なんだ病気じゃないのかならよかったよ…………って、よくねー!!! どうなってんだよ! どんだけつけてんだよレオの奴、どうすんだよ首とか」
「ワイシャツ着てれば見えないだろ」
「……そうだけど」
私服はワイシャツを着るからいいのだが、お風呂あがりに持ってきたのは寝巻きのTシャツだった。これでは綺麗に首元と鎖骨のキスマークが見えてしまう。この後ついでに食堂寄って夕飯でも食べようと思ってたのに、どうしてくれるんだ。
「とりあえずタオルでも巻いておけ」
「あ、うん、ありがと」
パスカルに渡された白いタオルを首に巻く。これならなんとかキスマークは隠せそうだ。農家のおじさんみたいになってるけど、背に腹はかえられない。
それにしてもなんでこんなにつけまくったんだ……俺への嫌がらせかなんかだろうか。
「獣のマーキングみたいなものだから気にするな」
気にするなって言われても……気になるだろ。特に周りからの目が。
「へぷしっ!」
風呂から上がってから全裸でギャーギャー騒いでいたので、体が冷えきってしまったようだ。俺は急いでTシャツを着てパスカルの後を追った。
食堂までの道すがらパスカルが魔法で髪を乾かしてくれた。ほんと便利だよな、俺も使えたらいいのに。
食堂へ着くとメニューを選ぶ、今日は疲れたので肉料理を頼むとデニスさんが驚いて、理由を聞いてきたので久しぶりに運動して疲れたと言っておいた。間違ってはいないはずだ。
パスカルと向かい合う形で座り二人で夕飯を食べ始めた。
「おいパスカル、お前昨日俺の魔力がなくなりかけてるのに気づいてたんじゃ無いのか?」
「なんだ急に、どうだったかな?眠くて覚えてにゃい……ぶくぶく」
こいつ、絶対わかってて黙ってただろ!
「嘘をつけ! おかげで俺は今日ぶっ倒れたんだぞ!」
「でもレオが助けたんだろう」
「うっ……そうだけど」
「なら別に問題ないだろ」
見事にパスカルに論破され言葉を詰まらせる。もしやこいつ、そこまで読んでいたのか?計算高いのは知っているが、まさか今日のことを全て見通していたんだとすると、このショタエルフ末恐ろしい。
「あと! 昨日の魔力の識別できる話に、獣人が入っていなかった!」
「そうだったか?うっかりしていた、すまないな」
「くっ……」
今度は反論することなく満面の笑みで素直に謝ってきて、呆れて何も言えなくなってしまう。
口論でパスカルに勝つことは無謀なのかもしれない。今日はレオにも散々馬鹿にされ弄ばれてメンタルボロボロなのに、ここへ来てのパスカルによる追い討ちはダメージがでかい。
叫んだせいで頭に血が昇りのぼせそうになった俺は、まだパスカルに聞きたいことがあったが、とりあえず浴場から出て頭を冷やすことにした。
湯船から出て浴場を出ようとした俺にパスカルが声をかける。
「なんだもう上がるのか?」
「別にいいだろ」
「構わんが、その身体、他の奴に見られないように気をつけるんだぞ」
「は? 何言ってるんだよ」
よくわからないことを言ったパスカルに首を傾げながら浴場を出た俺だったが、脱衣所にある鏡を見て今日一番の大声を出した。
「なんじゃこりゃ!!!!」
慌てて今出てきたばかりの浴場の扉を開け、パスカルに助けを求める。
「パスカル! どうしよう俺病気なのかな!身体中に赤い発疹が!?」
勢いよく扉を開け慌てふためく俺に笑っていたパスカルだが、俺の発言に目玉が飛び出るぐらい驚いていた。やっぱり病気なのか……死ぬのかな。
「マジか……ピュアにもほどがあるぞサタローよ」
「何がだよ……どうしよう」
今にも泣きそうな声でパスカルに助けを求める。
そんな俺を見てため息を吐いたパスカルは湯船から上がり、パニックになっている俺の横を通り過ぎ、タオルで身体を拭き始める。
他人事だと思ってのんびりしやがって!俺はパスカルの元へ行き泣きつく。
「無視するなよー! 死ぬかもしれないんだぞ!」
「そんなので死ぬわけないだろ、裸で引っ付くな」
「わかんないだろ……あぁ! 背中まで発疹が」
もう一度鏡の前に立ち全身を隈なくチェックする。鎖骨や首筋だけでなく背中や内腿など至る所に赤い発疹ができていた。
──もしかして、俺猫アレルギーなのか
死ぬわけがないということは、一時的なものなのだろう。原因があるとすればレオしかいない。ライオンはネコ科だからそれに反応したとか?しかしこの発疹痛くも痒くもないのが不思議だ。それに今まで動物でアレルギー反応なんて起こったことはなかった。
一人で騒いでいる俺を尻目にパスカルはさっさと服を着て、脱衣所を出ようとする。それを無理やり引き止めて症状の原因を聞き出す。
「ちょっと待て、なんなんだよこれは! 軍医なら教えろよ!」
「はぁー、たくっ、腕出してみろ」
「? なんだよ、ほら」
腕をパスカルの前に出すと、その腕を掴みそのまま俺の腕に口づけをする。しかしただの口づけではなくチクッとした痛みがあった。この感じそういえばレオとしている途中で何度か感じたような気がする。
パスカルが唇を離すとそこには、身体中に散らばる発疹と同じような赤いキスマークができていた。
「わかっただろ、お前の身体のは全部これだ」
「あぁ、なんだ病気じゃないのかならよかったよ…………って、よくねー!!! どうなってんだよ! どんだけつけてんだよレオの奴、どうすんだよ首とか」
「ワイシャツ着てれば見えないだろ」
「……そうだけど」
私服はワイシャツを着るからいいのだが、お風呂あがりに持ってきたのは寝巻きのTシャツだった。これでは綺麗に首元と鎖骨のキスマークが見えてしまう。この後ついでに食堂寄って夕飯でも食べようと思ってたのに、どうしてくれるんだ。
「とりあえずタオルでも巻いておけ」
「あ、うん、ありがと」
パスカルに渡された白いタオルを首に巻く。これならなんとかキスマークは隠せそうだ。農家のおじさんみたいになってるけど、背に腹はかえられない。
それにしてもなんでこんなにつけまくったんだ……俺への嫌がらせかなんかだろうか。
「獣のマーキングみたいなものだから気にするな」
気にするなって言われても……気になるだろ。特に周りからの目が。
「へぷしっ!」
風呂から上がってから全裸でギャーギャー騒いでいたので、体が冷えきってしまったようだ。俺は急いでTシャツを着てパスカルの後を追った。
食堂までの道すがらパスカルが魔法で髪を乾かしてくれた。ほんと便利だよな、俺も使えたらいいのに。
食堂へ着くとメニューを選ぶ、今日は疲れたので肉料理を頼むとデニスさんが驚いて、理由を聞いてきたので久しぶりに運動して疲れたと言っておいた。間違ってはいないはずだ。
パスカルと向かい合う形で座り二人で夕飯を食べ始めた。
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